2019年07月02日

「いただきます」の効用

 『きのう何食べた?』の最終回を観る。 驚くのはもう三か月たってしまったのか、ということだ。
 しかしその間、このドラマの話をあたしは何人かとしており・・・他のドラマよりも明らかに多いのである。 まぁ相手はあたしの友人だというバイアスがかかっているせいもあるだろうが、こんなに周囲と盛り上がるのは、やはり珍しい。

  きのう何食べた?ドラマ7.jpg 相手の実家へのご挨拶なんて・・・緊張するよねぇ。 ケンジ、トレンチコート似合ってない!、というのも衝撃(内野さんなら着こなせるのに、そこはケンジだ!)。
 原作を読んでいる身からだと、「きっと最終回はあのエピソードだよねぇ」というのはわかっていたけど・・・「前言撤回」を使わなかったんだ!、と驚く。 まぁ、あのドラマ世界の空間に罵詈雑言を浴びせる若者の存在は似つかわしくないから、そこは原作通りにしなくていいところなのかもしれない(原作発表時とは時間がたっているし、ということもあり)。 むしろシロさんにああ答えさせたことで、ケンジへのプロポーズにも聞こえる!
 原作はずっと続いているものだから淡々と、非ドラマティックを貫いているが、ドラマはやはり終わりがあるので、もともとのキャラよりも全体的に熱量が高い。 だから物語も盛り上がりができてしまう。 それはやはり二次元と三次元の違いだし、どんなに原作に寄せようとしても違いは出てしまうのだから、その違いをどう面白くして盛り上げるかに力を入れた方がいい。
 それがわかるから、視聴者はこんなに熱狂したのではないだろうか。 前半はケンジの、内野さんのキュートさにどうしても目が行ってしまうが、後半になるにつれシロさん、西島さんのうまさがじわじわ染みてきた。 むしろ、こういう西島さんが観たかった!、という感じ。ちょっと間が抜けているというか、「ハンサムなのに残念なキャラ」のほうが似合うのに!、と前々から思っていたのだ(なのに『MOZU』とかのイメージが・・・)。 シロさんにはまるのが西島さんというよりも、西島さんに合う役がちょうどシロさんだった、という感じか。 だからあたしの中では原作とドラマは微妙に切り離されているのかもしれない。
 それにしても西島さんは何きっかけでブレイクした人なのか。 あたしは2000年前後のインディ映画に3〜6番手ぐらいで出ていたイメージがあり、世間的には「顔は見たことがあるが名前は知らない」感じらしいと思っていた・・・『サヨナライツカ』にはひそかに西島ファンが行ってたという噂は聞いてたけど、世間的にそこまでではなかったような(今だったらどれだけ評判になったことか)。 『ストロベリーナイト』なのかしら?(そういえば菊やんもちょっとかわいいところがあった)

  きのう何食べた?ドラマ6.jpg 4人の食卓、楽しすぎ。
 小日向さんとジルベールのカップルも減殺の基本を踏襲しながら独自変化を遂げている。 これはこれであり!、と思えるのは原作(というか演じる人物本人への)敬意、リスペクトがあるからだろう。 特にジルベール・ワタル、育てがいのありそうなキャラだし。
 あぁ、これは是非、定期的に帰ってきてもらって、「リアルタイムに生きているシロさんとケンジ、その他のみなさま」を見せていただかないと!、と切に感じるのであります。

ラベル:ドラマ
posted by かしこん at 03:43| Comment(0) | テレビ・テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする