5月も残りあと一週である。
でもなんだかもう暑いので・・・もう6月以降のような気もするし、大型連休もかなり前のことのようにも感じるし、「まだ5月下旬なんだ」と改めて驚くことも。 いや、まだ暑くならなくていいんだよ!
佐藤亜紀新刊。 とはいえ2年前に単行本として出たものの文庫化だが・・・加筆修正されているとのこと。
1939年、ナチス政権化のドイツ・ハンブルグにて、頽廃音楽と呼ばれる”スウィング”に熱狂していた若者たちの物語。 思想ではなく、音楽と自分の好みのために戦うやつらを佐藤亜紀が描く、というだけで楽しみ。
しかも角川なんだよね・・・意外。 講談社は『吸血鬼』を早く文庫にしてください。
「いいタイトル!」と思う。 私立探偵・柚木草平シリーズ新作。
いつも以上に美女がいっぱい出てくるらしい・・・。
リアルタイムで知っている人(勿論、個人的には知り合いではないし、あたしが知っているのも彼女の後半生でしかないのだが)の評伝が出る、というのは不思議な気分だ。 とても一冊では足りないことはわかってる、あたしの知っている時期のことはきっと物足りないだろうな、という予感もありつつ・・・それでも単行本を買ってしまったのは、<没後10年>というこの時期に読む意味があるからだ。
ラベル:新刊