海外も含めてドラマをいっぱい観ていますが、結構ため込んでしまったり、「前のシーズンまた観終わってないのに、もう次のシーズン来ちゃった!」ということもあり、つねにHDDの容量を圧迫しています。 だから今期は最初に何話か見て、録画の続きをするしないを判断するつもりなのに・・・思ったより進まない。 「うーん、話はいまいちだけど好きな役者さん出てる」となると切るには忍びない・・・あたしの優柔不断な性格が出るよ!
しかし、今期、比較的高画質で録画して、リアルタイムも観ちゃう(時によってはPCで見逃し配信まで観ちゃう)ほど楽しみにしているのが『きのう何食べた?』ですよ。
それがもう6話、半分まで過ぎてしまったことに焦る。 4月から、もう一か月半がたったのかと・・・。
第6話はついにジルベール登場!、で盛り上がってしまいますが、自意識過剰すぎるシロさんのやっちまい方があまり笑えないあたしだが(なんでそんなにも自意識過剰なのかがよくわからない・・・ゲイだとばれたくないからなのか、イケメンで周囲からもてて当然扱いされているけど実際はそうではないことは自分でわかっているはず。 そこはやはりシロさんが男性だからなのか?)、コメディ要素が強い回であるが故に医療訴訟の和解を勧める場面がよりしみじみしてしまうじゃないか。
鶏手羽先ってそんなふうに食べるの?!(丸ごと口に入れて、骨に対して縦に引っ張るの!)、と新鮮に感じた今日此頃。
あぁ、雑炊がねばついてしまうのは、お米を洗う手間をあたしが省いてしまっているからか・・・でもぶわぶわとだしを吸い込んで膨張するごはんも好きなんですよ。 油断すると水分を全部とられて焦げ付きそうになりますが。
第5話では、ついケンジのサッポロ一番味噌ラーメンに盛り上がりすぎてしまうけど、あの回でいちばん心が動くところは、シロさんの「孫の代わりに、お隣の子供たちをかわいがることに決めたのか」ではないかと思う。 自分が子供を持ちたいと思ったことがないシロさんだが、両親が孫を欲しがる気持ちに対して折り合いをつけていることに気づくというのは、多分大きなことだったよね〜。
ケンジに怒られたせいもあるけど、シロさんの気持ちがより明確に「他人を気遣う」方向にベクトルが向かったのはこのあたりからだし、同性愛者じゃなくても子供を持たないことを自分の親にどう言うかでもやもやする人、結構いるし。
それにしても、原作マンガでは不愛想&クールで表情があまり動かないシロさんが、地の文でさらっと流されてしまう部分も映像化されたことで「ケンジと一緒にいて楽しそうなシロさん」が見られたのはなんかうれしいよ! そこはやっぱり西島さんの存在だよね。 原作では最初のほうケンジがちょっと不憫だったけど、こういう過程があるなら納得だよ・・・みたいな。
二次元のマンガでもこちらの想像を追加して読んでいるけれど、いい役者がキャラクターを体現してくれるすごさは「こちらの想像を超えてくる」ところ。 小日向さんの山本耕史もビジュアルだけ並べたら違うけど、普段喋るときは悠然と低い声、でもワタルくんの前ではほぼ別人のリアクションで甲斐甲斐しく尽くすタイプというのが両立しちゃってるところが素晴らしい。
当たり前だけど、いい話にいい役者がそろえば、当然いいものができるってことよね〜。
でも、「俺は小動物か!」とあきれるシロさんに、「でもいま中の人、ピカチュウですよね」と思わずつっこんでしまったあたし。 まぁ、確かピカチュウは電撃を発するから、そう簡単にやられはしないでしょうけど。