2019年02月20日

今日は、5冊。

 2月も下旬に入ってまいりました。 早いな。
 そしてついに、<天冥の標>最終巻がやってきた。
 早川の新刊案内に、「2009年9月の刊行開始から10年、ついにメニー・メニー・シープの人類の運命が決着します。万感の最終巻、よろしくお願いします。」とあるのですが・・・「よろしくお願いします」と書かれた本なんて今まであった?

  天冥の標10−3.jpg 天冥の標] 青葉よ、豊かなれ Part3/小川一水
 多分、担当の方とか編集者の気持ちとしてはそうなるんだろうなぁ。 裏表紙の<あらすじ>を見れば、これまでのサブタイトルを全部詰め込んでの作品紹介。 これは編集者、前からその傾向はあったけど楽しんでますね!
 開始から10年。 新刊が出るたび「ここで買った」というのを覚えている(『メニー・メニー・シープ』を買った本屋さんはもうなくなった)。 長く続いた物語を同時代に見て(しかも日本語で書かれたもので)、完結に立ち会えるというのは・・・意外に少ないのかも。
 万感、胸に迫るとはこういうことを言うのか。 ちょっと泣きそうです。

  地下道の少女.jpg 地下道の少女/アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム
 未訳だった<グレーンズ警部シリーズ>の4作目、ついに本邦初訳で登場! めでたい!
 でも5作目の『三秒間の死角』の版権を角川は手放さないようだ・・・6作目以降の権利を早川で取ってもらえるのだろうか。
 めでたさと心配が入り混じるのも翻訳シリーズ物には実はありがちなこと。 版権がひとつの出版社にあるのならまだいいのですが、複数かんでいたり、その中に信頼できない出版社がいると心配度が増すのだ・・・。
 がんばってください、早川書房!

  クロイドン発12時30分【新訳版】.jpg クロイドン発12時30分/F・W・クロフツ
 クロフツといえば『樽』、その次が『クロイドン発12時30分』。 なのであたしは中学生?の頃『樽』を読みましたが・・・子供には地味だったのですかね、『クロイドン発12時30分』に進めませんでした。 そのうち、本が手に入らなくなりました。
 そんな作品についに新訳版が! しかもあらすじ見れば10歳の孫視点の部分があるようではないか! 『樽』ではなくこちらを先に読んだほうがよかったんじゃないの、昔のあたし!

  沼の王の娘.jpg 沼の王の娘カレン・ディオンヌ
 バリー賞受賞作。 ハーパーブックス(文庫)は目次がほとんどないことが多く、本編に行くまでのページ構成がちょっと物足りないのであまり多く買いたくないのですが、ピンポイントで面白そうなやつが出るから困るのよ(しかも一か月に出す点数はそれほど多くないのに)。
 これは父と娘版『さよなら、シリアルキラー』という趣。 あとこの表紙の雰囲気にやられちゃいました。

  ついには誰もがすべてを忘れる.jpg ついには誰もがすべてを忘れるフェリシア・ヤップ
 これもハーパーブックス、今回出る二冊を両方買う、あたしとしては初めてのパターン。
 <新型記憶ミステリー登場! 被害者、容疑者、容疑者の妻、刑事。殺人事件の手掛かりは、4人の穴だらけの記憶――。>というコピーにやられました。 しかも原題は“YESTERDAY”なんですよ! 記憶ものは興味深いですが、なんだかこれはまったく新しい価値観で書かれているように感じて・・・そうなると、読みたくなりますよね。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする