2019年01月10日

Amazon Music Unlimited をためしてみる

 年末年始期間に、「Amazon Music Unlimitedを3か月99円でおためし」というキャンペーンをやっていて、ちょっと悩んだが「まぁ、99円ならね」と思って(勿論、解約方法をきちんと確認の上)、申し込んでみた。
 しばらく使ってみた感想は・・・。
 まず、すべての曲が聴けるわけではない(たとえば、米津玄師はない)。
 かといって全部チェックできるような量ではない。
 おすすめプレイリストやテーマによって選曲されたものはありますが・・・目的がないと道に迷うよ。
 でもこうやって配信で定額で音楽が聴けてしまうのならば、確かにCD買う必要はなくなるもんね・・・ということを実感。
 というわけであたしはクイーンと、聴きなじみのある90〜2000年代の洋楽、ミュージカルソングのプレイリストをつくったら、結局そればかり聴いてしまう(といっても自分のWindows Media Playerでも音楽は聴くし、WOWOWのオンデマンドサービスも使っているからアマゾンオンリーにはなれないのだが)。
 時期がきたら解約だな、今の感じでは。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | Music! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月08日

マイ・サンシャイン/KINGS

 くしくもこの映画も、ロス暴動を描いていた。
 ロドニー・キング事件に先がけた<ラターシャ・ハーリンス射殺事件>からはじまる。

  マイ・サンシャインP.jpg ただ家族が一緒にいられれば良かった。――あの日までは。1992年、サウスセントラル。実在の事件をもとに描かれる、胸を揺さぶる感動作。

 映画の冒頭で1991年3月16日に起きた<ラターシャ・ハーリンス射殺事件>について描かれる。 韓国人の経営する個人商店でオレンジジュースを万引きしようとしたと店員のトウ・スンジャに見とがめられたラターシャは逃げ出そうとしたところを背後から撃たれた。 武器を持っていない子供を背後から撃ったということでトウ・スンジャは裁判にかけられるが、万引き事件が絶えない・言葉がよく通じない等で情状酌量(?)され、釈放される。 ラターシャが黒人だからか!、と街の空気がすさんでいく。
 そんなロサンゼルスのサウスセントラルで、ミリー(ハル・ベリー)は、諸事情により実の家族と暮らせない子供たちを引き取り、一緒に暮らしていた。 情緒不安定気味の隣人オビー(ダニエル・クレイグ)と時折言い争いをしつつ、それでもオビーはオビーなりに子供たちのことを気にかけていた。 だがついに<ロドニー・キング殴打事件>の判決が出たことがきっかけで暴動が起こる。 そのただなかにいた彼らは・・・という話。

  マイ・サンシャイン2.jpg ミリーは子供たちを愛している。
 でもそれは、働くお父さんがたまの休みに「遊ぶぞ!」と子供たちを引っ張りまわして楽しんで満足する愛・・・にも似ている。 彼らの生活費を稼がなければいけないのだから、ミリーが働くのは当然で、となると日常の子供たちの世話は子供たちの中でいちばん年上のジェシー(ラマー・ジョンソン)にかかってくるわけで。 同年代のウィリアム(カーラン・KR・ウォーカー)が加わってからも「最古参で最年長、ミリーの気持ちがわかる」ジェシーの負担は減らない。 ニコール(レイチェル・ヒルソン)という気になる同級生がいて、同年代の友達と遊ぶようになったからといってジェシーのことは責められない。 そのことに気づかないミリーの問題であろう。 いや、ハル・ベリー主演のように見せるポスターが間違いで、主役はジェシーである、と思ったほうがよいのかも。
 『裸足の季節』のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督らしく、おさない子供たち中心の描写はキラキラしているが、大人の世界はそうではない。 大人の入り口手前にいるジェシーたちの世界も、また。

  マイ・サンシャイン3.jpg よくわからないが、白人の警官に文句言ったり突っかかったり、大声を上げた黒人はみな逮捕。
 それで「連れて行くな!」とパトカーを追いかけたり投石したり・・・というのが暴動のはじまりだったんだろうか。
 ジェシーが連れていかれたかも、と探すミリーだが、その間他の子供たちはどうするのか・・・テレビで中継される暴動の様子を見て「なんか楽しそう」と出かけてしまう・・・かわいがるのも大事だが、危険なところにはいかないようにという教育は足りていなかったようだ。
 とはいえ、ミリーも隣人オビーを見て欲求不満全開の夢を見てしまうのだから(このためのダニエル・クレイグ配役か、と思うと微妙に引くわ)、いかに彼女が<博愛の人>のように見られていたとて子供を手元に置き続けるのも彼女のあふれてしまう愛情の向ける先として必要だから、ということですよね・・・。
 ミリーに関しては「自業自得」と言えましょう。 でもジェシーにそれを言うのは酷すぎる。

  マイ・サンシャイン1.jpg 口は悪いが頼れる男、オビー。
 暴動は攻撃的で悲惨だが、その陰にはあとあと笑って済ませられる出来事もある、ということを描いた意味はあると思うが・・・全体的にせつないというか、非常にやるせない感情がつきまとう。 『マイ・サンシャイン』などと希望があるような邦題をつけたのは誰だ! 原題は“KINGS”で、これはロドニー・キングとキング牧師のことだろうか。
 冒頭のカンパニーマークで中国系のものがあったような気がして、「こういう単館系の映画にも出資するのか」と驚いたけど、<ラターシャ・ハーリンス射殺事件>で被害者は黒人少女だが加害者はアジア系、この時期中国人が切り盛りする個人商店も多かった。 黒人だけでなくアジア人もまた差別されていたという“歴史”を入れておきたかったのかな、と感じてしまったじゃないか。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月07日

アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件

 年末年始の間にたまった録画を観ようと思いつつ、その時期にやるスペシャル番組などもあり、なかなか進まなかった。 観ている間に別のものを録る、みたいな感じになっており、結果的に容量は変わっていないのでは・・・。
 海外ドラマも録画された順にいくつもの番組を一話ずつ見ていたらなかなか観終われないということに気づき(気づくのが遅い)、とりあえず連続ものを一気に観るべきでは!、と方向転換し、『O・J・シンプソン事件』をセレクト。 スーパードラマTVで放送されてたやつを録画してました、全10話。

  OJシンプソン事件1.jpg あっ、この手袋!
 1994年6月13日午前0時10分、LAの高級住宅地ブレントウッドにて、女性と男性の刺殺遺体が発見された。 被害者はニコール・ブラウン・シンプソンと彼女の友人のロナルド・ゴールドマン。 ニコールの元夫は有名プロフットボール選手だったO・J・シンプソンだった。 ニコールの死を電話でシンプソンに伝えた刑事は、「どうして死んだのか」といった質問を彼がしなかったことに違和感を覚える。 警察の捜査の結果、二人の死亡推定時刻のあと、シンプソンがLAからシカゴに移動したことがわかる。 シンプソンの車から被害者の血痕が検出され、現場の靴跡や残された手袋など次々と発見される証拠から容疑者はシンプソンと断定、警察は逮捕に踏み切ることにするが・・・という話。

 リアルタイムで事件のニュースを見ていましたが、なにぶん日本なもので・・・「とにかくすごいことになっていた」という大雑把な印象に詳細を示してくれるドラマでした(そういえばそんなこと言ってたなぁ!、といろいろ思い出す)。
 アメリカはちょっとしたことですぐ暴動を起こす、というイメージがこちらからするとありますが、ロドニー・キング事件からはじまるロス暴動は特にアメリカの深い傷になっているんだな、ということを知る。

  OJシンプソン事件2.jpg O・J(キューバ・グッティング・ジュニア)を囲む弁護団。
 セレブ御用達の弁護士として登場するのがバート・シャピロ(ジョン・トラボルタ)。 でもシャピロだけでは心もとないと、ジョニー・コクラン(コートニー・B・ヴァンス)、シンプソンの友人でもあるロバート・カーダシアン(デヴィッド・シュワイマー)、F・リー・ベイリー(ネイサン・レイン)と全部タイプの違うおじさまごっそり出演! 特にデヴィッド・シュワイマー(写真左から二人目)は『フレンズ』のロスの人だと気づくのにしばらくかかった・・・キョーバ・グッティング・ジュニアはそんなに印象変わってなかったけど。

  OJシンプソン事件3.jpg 検察側。
 検察官はマーシャ・クラーク(サラ・ポールソン)とクリストファー・ダーデン(スターリング・K・ブラウン)。 そして地区検事にはブルース・グリーンウッド、というこれまた豪華キャスト。 見覚えのある人たちが多かったので<事実をもとにしたフィクション>だとより強く感じられたけど・・・終始「マジか!」な出来事が続く。 いや、人種問題的なことは日本人には理解が難しいからだけど(表向きそのような問題は存在しないので、日本人はその点鈍感なのであろう)、裁判で問われている本質よりも些末に注意がいってどんどん話題の中心がずれていく、というのは現在でもよくあることではないか・・・今は個人でも情報を発信できるようになってしまったから他者を誹謗中傷するような内容は避けようという意識は働くようになったが、それはやってしまう人がいるからだもんね。
 裁判はテレビ中継されていたので、マーシャ・クラークも話題の人になって服装や髪形を批判されたり(この写真はいろいろ試行錯誤の上に辿り着いた最終形)、果ては以前の夫にヌード写真流出されたりとひどい目に遭う。 マーシャは陰で泣きながら「私は女優じゃないのに」と言うのだけれど、じゃあ女優ならそうされても耐えろというのか? 法に関係する職業の女性でもこういう意識だったのか、と感じるのが悲しい。
 そう、24年程前の出来事である。 それでも変わらないこととこんなに古いと感じることがあるか!、と驚く。
 実録ドラマの意味はそのあたりにあるのかもしれない。
 丁寧なつくり、キャストの熱演で全10話があっという間でした。
 関係者の中で唯一手記を発表していないというイトー判事(ケネス・チョイ)の心意気にはしびれます。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月06日

クロストーク/コニー・ウィリス

 このサイズの本(ハヤカワのポケミスサイズ)はちょっと読みづらいが・・・慣れてきたような気がする。 で、コニー・ウィリス作品はどんなに長かろうがテンポにのってしまってどんどん先まで読んでしまう危険性がある。 5年半ぶりの新作だからできるだけゆっくり読みたい、でもそれは無理らしい、と最初の数ページで思い知る。
 あぁ、このノリ。 何の話をしているかよくわからないんだけど、がんがんとまくしたてられる会話の応酬に、なんとなく状況が見えてきてしまったらもう読者はこの世界に巻き込まれている。 700ページ二段組の『クロストーク』を結局2日ほどで読んでしまったではないか。
 コニー・ウィリスの力技、すごい。 SFとしてはワンアイディアでの勝負だというのに、ここまで読ませてしまうのだから。

  クロストーク コニー・ウィリス.jpg イラストの人が変わりましたね。
 脳外科手術EEDを受けることで、指定した相手と感情を直接伝えあうことができるようになった現代。 携帯電話会社コムスパンで働くブリディは社内恋愛の恋人トレントとEEDを受けることになるが、アイルランド人であることに誇りを持つ親族たちに手術を猛反対される。 様々な妨害をかいくぐってEEDを受けたブレディだが、その結果とんでもないことに・・・という話。

 帯で『航路』に触れていたが、訳者あとがきで大森さんも書いていたように『航路』を思い出させるものがすごく多い。 でも『航路』がシリアスな方向に収束していったのに対してこの『クロストーク』はドタバタラブコメ路線をキープ。 だから途中のシリアス度の高い部分が非常に引き立つのだが・・・個人的には『航路』のほうが好きかなぁ。
 だからって面白くないということではないのだ!
 キャラクターはわかりやすいからこそ感情移入しやすく、ブリディの思い込みの激しさと早々に結論を出しちゃう感じにはイライラする前に過去の自分はどうだったか(いや、今もそういうところはあるかもしれない)とつい反省。 同僚のCBの人のよさにほのぼのし、姪のメイヴのおきゃんな子供描写には「あぁ、これぞコニー・ウィリス」とニヤリとする。 お節介を通り越した過度な干渉をする親族とか、階段がいっぱい出てくるとか、すれ違いが多いとか、お約束が多すぎてむしろすごいと思う!
 図書館の位置づけと本を読んでいる人たちの描写にはジーンときた。
 人の心の中がわかればいいのに、と思ってしまうことはあるけど、それは自分の都合のいいことだけが知りたいというだけであって、すべてがわかったら絶対耐えられない、というのが過去のSF作品から学んだこと。 携帯電話やネットワークサービスが普及したためにいつでも連絡が取れてしまう時代だからこそ、コミュニケーションのこれからはどうなるのかを描いているというべきか。 道具は増えても(増えるから?)、人の欲求は変わらない・もしくは多くなるということか。
 日本ではメールやショートメッセージが広まって、特に若い人の間では通話が減っていると聞いているが・・・本作ではメールだけでなく通話もいっぱい使っている(なかなかつながらずに留守電になったり誰かに伝言頼んでるけど)。 アメリカではそうなのかしら。
 あ、前半ではかなりミュージカルソングが出てきて、「あぁ、この曲、知ってる!」と思えたのはうれしいことだった。 シンクロニシティ?

ラベル:ラブコメ SF
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月05日

ボヘミアン・ラプソディ 応援上映

 ついに『ボヘミアン・ラプソディ』の応援上映に行ってきてしまいました!
 OSミント神戸にて、「あ、まだ席が残っているではないか!」ということで急遽参加決定。 レイトショー枠、20:30〜だから人が少ないのだろうか(あたしはネットで3日前に予約、その時点では埋まっているのは半分くらいだった)。 しかし当日、現地に行ってみれば<△:残席わずか>だったのである・・・。 4日から仕事の人もいるから事前の予定がわかりづらかったのかも(翌週の金〜祝・月実施のOSシネマズハーバーランドでは、応援上映の回は昨年のうちに完売していた)。
 続々と埋まっていく席を見て、「レイトショーでこんなにお客さんが入っているのは、『This Is It』以来ではないか」と思い出す。
 コスプレOKでしたが、神戸のお客さんはそんなことはしないのか、仕事帰りという事情もあるのか、コスプレしている人はいませんでした。 映画館によってルールは違いますが、ここでは他に、発声OK・拍手OK・サイリウムOKでした。

  ボヘミアン・ラプソディP.jpg でも、ロビーで入場開始を待っている間、予告編を流している大型モニターに、この映画の15秒スポット(TVで年末あたりから流れているやつと同じ)が不意に出現。
 近くにいた人は足を止め、全然違う方向を見ていた人たちは歌声がどこから来るのか首をぐるぐる回して探し、身体の向きを変える。 そのあたりにいた人が全員釘付けになる、という光景を見てしまい(そして15秒スポットが終わったらまた各々の動作に戻っていく)、それで<胸アツ>になってしまいました。
 冒頭の、20世紀FOXのカンパニーマークのファンファーレから、拍手が巻き起こる。
 あ、そういうノリで、いいんですね!

 <応援上映>が<通常上映>と何が違うかといえば、歌の歌詞が英語で出ます。 曲が流れ始める少し前に、スクリーン左肩に曲名が映って「準備してください」と言ってくる感じで。 英語の歌詞で通常の字幕スペースを使うので、歌詞の日本語対訳が出なくなります。 そのかわり、役者さんたちのセリフは通常より高い位置に表示されてました。
 追加された英語歌詞のテロップ・・・これ、作った人たちも楽しんでいたのではないか、と感じてしまうほど歌詞の出てくる・去るタイミング、歌に合わせて変化する色合いなど、いちいち細かいところまで作り込んである。 フォントも丸い太字ながら読みやすいものだったし。
 でも、全部の曲に歌詞がつくわけではなかった。 比較的長く流れる曲・ライブがらみの曲にはつくことが多い。 例えば“Somebody To Love”や“Keep Yourself Alive”には歌詞が出るけど、“Doing All Right”や“Killer Queen”には出ない、というように。
 絶対やりたいところの一つ、“We Will Rock You”の「ドンドンパッ」はブライアンが「ちょっとみんな前に出てきてくれ」の練習モードのところから観客みんなも参加。 やっぱり、みなさんもやりたかったのですね。 ここは一回芝居の流れで曲が止まるんだけど、みなさんそこでピタッと止まり、誰ひとりとして行き過ぎる人がいなかった・・・。 みなさん、1回以上は観ている人たちだね!、とそこで強い連帯感のようなものを覚え、またも<胸アツ>。
 だからこそ、笑いどころでは笑い声もひときわ大きく。
 そして、辿り着いてしまいました、<ライヴ・エイド>のところに。
 ここは全曲英語の歌詞が出ますが・・・さすがに、というわけか対訳が右縦に。 応援上映を一回目に選ぶ人は少ないと思うけど、もし仮に初見であってもかなりの部分映画の本質を理解できるようにはなっていたのではないか。 さすがにシングアロング部分の対訳がないので、英語力に自信のない人はそのニュアンスを掬い取れるかどうかわからない。 で、英語の歌詞が出ちゃうとやっぱり読んでしまうんですよ。 なので画面の他にある情報・台詞等、見逃してしまうことがあるかも。 やはり一回目の人は通常上映のほうがいいと思います(もう、複数回観に行くことを前提であたしも話しているが)。
 しかし<ライヴ・エイド>は・・・英語の歌詞が出ているのも、対訳が出ているのもわかるんだけれど、フレディの熱演ぶり、ブライアン、ロジャー、ジョンとメンバーの演奏姿に自然とフォーカスしてしまい、文字を読まなかった・・・。 それだけ、ライヴの躍動感に引き込まれてしまった、ということでしょう。
 ジム・ビーチと一緒に“Radio Ga Ga”の手の振りができてうれしかった! もうすでに泣いておりましたが、泣きながら歌って、手拍子して、両手を挙げて左右に振って“We Are The Champions”まで走り抜ける。

  ボヘミアン・ラプソディ1.jpg ここのストップモーションには更に涙が。
 もう終わっちゃうんですか〜!!(涙)
 20分はあるはずなのに、体感では5分もなかったような・・・。
 ・・・それにしても、こちら側の観客の拍手が、<ライヴ・エイド>のお客さんとほぼ同じ呼吸。
 そのまま“Don't Stop Me Now”になだれ込むので拍手と手拍子も最高潮! 手拍子しながら、泣きながら、歌いました!
 最後まで、拍手はやまず。 コンサートならばアンコールに突入するはずの。
 客電がつくのが、いつもより少し遅かったように感じられたのは、余韻を少しでも楽しんでくださいという映画館からの配慮であろうか。
 あぁ、また泣いちゃったよ、と帰ろうとすると、グループで観に来ていた方たちが「YouTubeでライヴ・エイド、何回も観ちゃったよ〜」と報告し合う姿・・・この応援上映のためにしっかり予習してきた人たちがいたのか(だから拍手の盛り上がりとか一緒だったの?)。
 しかし<ライヴ・エイド>の映像を観たのは『ボヘミアン・ラプソディ』の復習としてだろうし・・・何が予習で復習か、もう訳がわからない。 が、はっきりしているのは熱量。 ここにかけるパワー。
 異次元興行とまで言われてしまったこの映画、社会現象と化した原因は、観た人が感じた強い熱量を他者にも伝染させようとするパワーなのだ(自分も含めてだが)。 こうなったら、2018年公開映画の興行成績一位になり、更に興収100億円超えもしてもらい、日本人の記憶だけでなく記録にも残してもらいたい!
 となると興収を支えるために、あたしもまた観に行かねば!

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月03日

SHOCK WAVE‐ショックウェイブ‐爆弾処理班/拆弾専家(SHOCK WAVE)

 今年の初映画は、新開地の二番館・シネマKOBEでございます。
 ちなみにこの『ショックウェイブ』と『M:I/フォールアウト』の二本立て、入れ替えなしの一般1300円・女性1000円という大変お得なところ。 時間が合わなくてなかなか来れなかったんですが、久し振りに来てみたら新開地駅からの道程も微妙に変わっていたりして。
 そしてお正月休みだからなのか、ラインナップのせいなのかお客の数が8割り増しぐらい多い! そして女性客も増えてる! あたしの以前の記憶では、男性客が8割以上だったですが、今回は女性客は3割くらいいた気がする(男女ペアも多く、更に女性一人客も)。
 NHK−BSの<年越し映画マラソン>で『M:I』シリーズ一挙5作品放送をやっていたから、その流れで6作目を観に来る人いるかもとは思ってましたが・・・ここまで人が多いとは。 思わずどこに座ったらいいのか考えちゃったもんね。
 二本立てですが、あたしが入ったときはこの映画からの時間で。 アンディ・ラウ、映画館で観るの久し振り!、です。

  ショックウェイブ爆弾処理班P.jpg 香港はテロリストの人質になった!
  トンネルに仕掛けられた1000キロ爆弾、爆発までタイムリミット48時間!!

 爆弾を使って強盗などを働く犯罪組織を解体するため、香港警察の爆弾処理班(EOD)のトップであるチョン・チョイサン(アンディ・ラウ)は自ら潜入捜査官として組織に入る。 グループのリーダーであるホン・ガイパン(チアン・ウー)に見込まれ、爆弾を任されて銀行強盗に向かうことになるが、香港警察に情報は行っていて一斉逮捕に動き出すが、右腕である弟は捕まえたが、ホン・ガイパンの逃走を許してしまう。 7年後、チョンへの復讐を誓うホンは準備をしっかり整えて再び香港に戻ってくる・・・という話。
 いやー、序盤からがんがん爆発。 車に仕掛けた爆弾が爆発して、その勢いで高架道路も崩壊しちゃうくらいでつい道路建設における手抜き工事が心配されますが、それは勿論にぎやかしですよね〜。 ド派手で華々しくて新年にふさわしいですよね〜。

  ショックウェイブ爆弾処理班1.jpg こんな格好してこそ、爆弾処理班。
 しかし冒頭から「あれ、アンディ・ラウってこんな顔だったっけ?」という不安がつきまとっており・・・もっと顔が整っていたイメージがあったんだけど、髪型? あたしが思ってる人が違う? もしかして、老けた?、と物語とは全然違うところでドキドキしていた。 ある場面のある角度によっては「あっ!」と思ったりもするのだが、『欲望の翼』やら『インファナル・アフェア』って何年前なの?、とつい考えてしまう(多分あたしの記憶でいちばん古いのは、『七福星』ではないかと)。
 そんなふうに考えごとに沈みがちでも、問題なく話にはついていける。

  ショックウェイブ爆弾処理班2.jpg そう来たらそうなりますよね、というフラグ満載。
 手榴弾に関する講義、工事現場から見つかった不発弾の解除など、ディティールは大変興味深くて面白く、緊張感も漂っているのだが・・・全体としていろんなものからの寄せ集め感が。 警察対犯人の知恵比べ的爆弾サスペンス・過去を背負った女性との悲恋?もの・警官同士の友情もの・警官としての使命に生きる美学のようなものがいろいろ混在しております。 正直、彼女のことはいらなかったような気が(出てきた瞬間、この女は犯人側からの罠か、もしくは捕まって足手まといになるかどっちかだよなと思うしかないし。 それともやっぱりアンディ・ラウにはラブロマンスがないといけないのか?)。
 まぁツッコミどころは多々どころではなくあるのですが、そんなことを言っていたら香港映画は観ていられない。 その大味具合こそ映画香港らしさ!
 でも犯人グループが使う車が全部日本車ってことに微妙に傷つくわ・・・。

  ショックウェイブ爆弾処理班4.jpg 爆弾ベストも登場。 メインはC4。
 香港島から九龍半島へつながる海底トンネルが後半の舞台で、きっと香港に行ったことがある人にはいろいろ見覚えのある光景がいっぱいなんだろうな、と。 あたしはマイクル・コナリーの『ナイン・ドラゴンズ』などを思い浮かべましたが。
 犯人側はテロリスト呼ばわりなんだけど特に主義主張はなくて(目的はお金と個人的復讐)、「テロリストの定義とはなんだ」と考えさせられる。 ホンがチョンに言う、「目の前で弟を助けられなかった俺の気持ちがこれでわかっただろ」的な言葉に「いやいや、それでも弟は生きてるけどね」と口の中でごにょごにょ言いそうになりながら『パトリオットゲーム』のショーン・ビーンの役をつい思い出す。 あれは大義を掲げていながらも結局肉親を失ったことの悲しみや怒りのほうが勝ってしまったパターンだが、こっちのほうは最初から自分中心だしなぁ。 どんどん人間は自分勝手な方向になってきているのか、とむなしくなってくる。 だから自分の信じることに対して命を懸ける人々の美しさを描きたくなるのかもしれませんが。
 おかげで感動の押し付け感が半端ない。 そのへんも盛りだくさんってことで、いろいろにぎやかでした。
 そのせいか、『M:I/フォールアウト』の伏線の張り具合がすごく細かいと感じられたのは爽快でした。 どっちも盛りだくさんなことは一緒なんだけど、笑いどころがあるかないかも大きい。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月02日

2018年の映画を振り返る

 すみません、ここ2年程「この一年観た映画」の振り返りをさぼっていました・・・。
 順番を決めるのが苦手なのです。 でもきちんと振り返りをしないと、記憶や印象が曖昧になるのも確かで。
 それに2018年は、頭一つぐっと抜けた作品が2つあったから!

  グレイテスト・ショーマンP.jpgボヘミアン・ラプソディP.jpg
 『グレイテスト・ショーマン』『ボヘミアン・ラプソディ』
 いやー、この2本にはほんとに(いい意味で)心揺さぶられました。 プラス方向の感動。 そして音楽の力をあらためて感じさせてもらった、ということで(『グレイテスト・ショーマン』のおかげであたしのミュージカル苦手感も薄まってるし)。
 で、それ以外の映画は全然ダメかというと、勿論そんなことはなくて。
 いろんな意味で盛り上がった作品を順不同で列挙。

 『ボルグ/マッケンロー』
 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』
 『ウインド・リバー』
 『ファントム・スレッド』
 『ワンダーストラック』
 『ロープ/戦場の生命線』
 『ラブレス』
 『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
 『ダンガル きっと、つよくなる』
 『女は二度、決断する』
 『ピーターラビット』
 『ワンダー 君は太陽』
 『M:I/フォールアウト』

 あぁ、あたしの雑多な好みがもろに出ている・・・。
 『ボルグ/マッケンロー』のように「なんとなく知ってる実話ベースもの」って記憶も刺激されるし、「実はそうだったんだ!」という驚きもあって“熱狂”が引き起こされやすい(『ボヘミアン・ラプソディ』もその路線かも・・・)。 でもこの映画はほんとに盛り上がったわ、テニスにもまた手を出すようになっちゃったし。
 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』はシリーズものだから前作の繋がりで盛り上がるということもあるけど、『ウインド・リバー』もすごくよかったので(打ちのめされますけど)、どっちの脚本も書いてるテイラー・シェリダンが好きなのかな。
 ホラー映画、去年もたくさんありましたが、いちばんホラーを感じたのは『ファントム・スレッド』・・・。 『ラブレス』も『女は二度、決断する』も怖かった。 怖いのは怨霊や謎の生命体よりも人間です。
 そんな中、人間のよさを感じた『ワンダーストラック』・『ダンガル』・『ワンダー 君は太陽』には心を温めていただきましたよ。
 更に新しい価値観を教えてもらった『ロープ/戦場の生命線』と『ザ・スクエア 思いやりの聖域』も地味ながら忘れがたい。
 『ピーターラビット』は自分でも意外ですが、面白かった! 実写化作品いろいろあったけど、いちばんの成功では。
 力技具合では、やはり『ミッション・インポッシブル/フォールアウト』をはずせない。 トム・クルーズの心意気、今後も観るよ!
 そんなわけでアメリカ・ヨーロッパ・ロシア・インドと幅広く観られたこともよかった。 充実した一年でした。
 あ、でも謎解きメインのミステリ映画は少なかったかも・・・個人的には『サーチ』と『ザ・アウトロー』、『告白小説、その結末』ぐらいしか。 ミステリは小説のほうに当たりが多かっただけに(小説のほうが強いジャンルではありますけど)、映画にもがんばっていただきたい。

 邦画では、
  教誨師P.jpg
 『教誨師』
 『日日是好日』
 『生きてるだけで、愛』
 を、トップ3にしようかな。 あ、『カメラを止めるな!』もありましたね。 世間一般的にも映画が話題の一年だったなぁ。
 70〜80年代作品のリマスター版、というのも今後も続くジャンルになるかも。
 今年はどんな作品に出会えるか、楽しみです。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | 映画関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月01日

謹賀新年 2019

 あけましておめでとうございます。
 昨年中はいろいろとお世話になりまして、ありがとうございました。
 本年も、よろしくお願いいたします。

 とはいえ、特に目標など掲げておりません。 やれることをやるのみ!
 「平成最後の」といわれても「あと何か月かは平成なのでは・・・」とちょっと思ってしまい(新元号が発表になるのは4月だし)、あたしの中ではまだそこまで感慨深くない・・・。
 新しい元号がわかったら、感じるのかもしれませんけど。

  ショートケーキNYカット.JPG 新年にふさわしい写真がない・・・。
 大きな赤い苺に、めでたさを込めまして、今年もいろいろおいしいもの食べます表明。

 今年もまた映画を観て、本を読んで、音楽を聴き、友と語らい、気に入ったカバンなどに出会ったら買い、おいしいものを食べたり飲んだりします!
 それ、去年と変わらないぞ・・・ですが、現状維持もまた大事なことかと。 好きな人たち・者たちにかける情熱も、ある程度体力がないと果たせませんから!

 どうぞみなさまにも、今年がよい年でありますように。

posted by かしこん at 04:14| Comment(2) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする