2018年10月11日

プーと大人になった僕/CHRISTOPHER ROBIN

 うーん、個人的に『くまのプーさん』にはそこまで思い入れはないんだけど・・・ユアン・マクレガーが好きなのと、『ピーターラビット』実写版が思いのほか面白かったので、まぁいいか、と(日本語吹替版はユアンの役が堺雅人だそうだが、ユアンの顔にはどうなんだろうか。 それともクリストファー・ロビンとして、か。 ま、あたしは字幕観るけど)。

  プーと大人になった僕P.jpg 親友のプーがロンドンにやってきた。僕が忘れた「大切なモノ」を届けるために――

 クリストファー・ロビンは“100エイカーの森”でくまのプーやピグレット、ティガー、イーヨーらと一緒に過ごす楽しい日々を送っていたが、寄宿学校に入るために森と仲間たちに別れを告げる。 それから数十年後、クリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)は家庭を持ち、企業戦士(?)になっていた。 そんなクリストファーのもとにプーが不意に現れ、「森の仲間たちいなくなっちゃってので一緒に探してくれないか」と頼むのだが・・・という話。

  プーと大人になった僕1.jpg そんなこと言われても、急に困っちゃうよね。
 オープニングで、“100エーカーの森”を出てからのクリストファー・ロビンの人生(寄宿学校になかなかなじめなかった、父親の死、素敵な彼女と出会った、戦争に行った、戻ってきて結婚して子供も生まれた)が絵本をめくるように示される。 だからクリストファー・ロビンが否応なく大人にならなければならなかったこと、森の思い出に浸る暇もなかったことがしみじみと伝わってきて、「そうよね、生活するって大変よね」という気持ちにさせられて・・・だからプーさんと出会ってびっくりするクリストファー・ロビンの意識が現実から離れないのを同じような大人の観客は批判することはできない。

  プーと大人になった僕2.jpg 「ぬいぐるみのふりしててくれよ!」だが、プーさんがそんなことを理解しているわけがない。
 そんな感じでほぼ一人芝居の多いクリストファー・ロビンを誰がやるのか・・・となったら、確かにユアン・マクレガー以外思い浮かばないすごさですよ。 本気のプーさんとのやり取り、つい笑ってしまいます。
 仕事人間思考になっても、クリストファー・ロビンはプーさんの存在を否定しない。 その本質が変わらないから、かたくなな態度の(プーさんにつれない)クリストファー・ロビンもお茶目に見える微笑ましさ。 でもこぼれたハチミツは拭き取ろう! 
 あとは予想通りの展開ですが・・・それが心地よい!
 そしてあたしはイーヨーが好きです。 つかみどころのない(無自覚に心に突き刺さることを言う)プーさんよりも、イーヨーのほうが話が通じそうだから。 でも幼少時のクリストファー・ロビンにとっては、プーさんのそういうところがよかったんだろうし、その気持ちは一生変わらないんだね!
 ほのぼのと、いい鑑賞後の気持ちでした。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする