2018年10月13日

今日は8冊。

 なんか10月って前半にドカンとくる印象、9月後半もだけどさ。 年末のランキングのせいか・・・(締め切り間際のほうが記憶が鮮明だから?)。

  黒後家蜘蛛の会4文庫新版.jpg 黒後家蜘蛛の会 4【新版】/アイザック・アシモフ
 リニューアルされた『黒後家蜘蛛の会』もついに4巻目。 残すはあと一冊、年内に終わらせる作戦ですね。
 今回の解説は鮎川哲也で、「あ、これあたしの持ってるやつに載ってたのと同じ!」と懐かしさを覚えました。 さすがに新版にしてもこの解説は変えられないってことね・・・。

  六つの航跡1.jpg六つの航跡2.jpg 六つの航跡/ムア・ラファティ
 もろSF!のビジュアルですが、どうもSFミステリらしい!、のウワサ。 というかこの表紙、加藤直之さんでしょ? それだけでなんか盛り上がるわ! ← あたしはそういう世代です・・・。
 上下にまたがるカバーは魅力的なんだけど、一冊が思いのほか薄い。 これ、東京創元社の文庫なら一冊にできるよね・・・最近SF文庫にこの傾向が目立つんだけど、表紙デザインのためなの? 単価を上げるためなの? 新刊を文庫で出してもらえるならまぁどっちでもいいんですけど(会社の経営健全化のほうが優先)、微妙にもやっとする気持ちもないわけではない。
 ただ、最近増えてきている革や布のブックカバーはあまり厚い本を想定していないところがあるので、それも時代の要請なんですかね。 あたしは仕事場の余った紙(重要な情報などは書かれていないやつ)にマステでデコレート(?)したりとか、100円ショップで買ったA4サイズのラッピング用紙などを折って使っています。 革や布のブックカバー、憧れる!

  緋の堕胎 文庫新版.png 緋の堕胎 ミステリ短編傑作選/戸川昌子
 これはタイトルが怖いんですけど・・・。
 編者解説曰く、「戸川昌子が作家であったことを知る人は少ない」とのこと。 そうなんだ! シャンソン歌手であることは知っていたけど、あたしはあまり歌っているところを見たことがなく、むしろ乱歩賞作家だからその印象が強かったんですが・・・年齢的なモノでしょうか。 乱歩賞作品は一通り読む、のが普通の時代だったからな・・・『華やかな死体』、覚えてます。
 でも確かに短編の意識はなかった。

  ミステリと言う勿れ3.jpg ミステリと言う勿れ 3/田村由美
 整くん、帰還。 とはいえまだ広島に行きっぱなし。
 そういえば今回、なんか変だと思っていたら・・・整くん、カレー食べてないじゃん! 自分の好きな味のカレーを、自分で作るのが彼のポリシーなのかな? おいしい店のカレーを食べるよりも(潔癖症みたいだしな・・・)。
 広島編、終わらず、次巻へ持ち越し。 早く整くんがカレーをおいしく食べられる日常に戻るといいね。

  神は細部に宿るのよ5.jpg 神は細部に宿るのよ 5/久世番子
 コミックス、3年振りだそうで・・・ファッション川下住民にも5巻で取り上げられている内容がちょっと古いのがわかるよ! 2016年〜17年の連載分なのですが、それでも若干古いというか、今はまだわかるけど今後も残るのかな・・・と感じさせるものが。 そう考えるとファッション(特に衣服関係)の流行やトレンドはこまめに動いているのですね。

  ゆりあ先生の赤い糸02.jpg ゆりあ先生の赤い糸 2/入江喜和
 まだまだ話がごたごたして腰を落ち着けられない感じ。 今回、ワイド版除くコミックスを3冊まとめて買いましたが、総じて一冊が薄くなってる! だから勢いに飲み込まれる前に終わってしまうような・・・この2巻までが1冊だったなら、だいぶ読みごたえはある気がする。 でも決して面白くないわけじゃなく・・・増ページでもっとじっくり読みたいなぁ、と思うのです。

  七つ屋08.jpg 七つ屋志のぶの宝石匣 8/二ノ宮知子
 これも8巻になり、だいぶおおもとの謎に切り込んできたような・・・でもここから登場の新キャラが(名前は前から出ていたのだが)いるので、まだまだ話は続くのかな。
 石にまつわるエピソードは好きなので、そっちも並行して続けてほしいなぁ。 志のぶちゃんのオカルトネタがあまり大事にならないことを願いつつ。

ラベル:マンガ 新刊
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2018年10月12日

ミレニアム5 復讐の炎を吐く女/ダヴィド・ラーゲルクランツ

 『ミレニアム』、5作目、図書館からやっと来た。
 予約を待っている人がいるので早々に読み始めたが・・・冒頭からいまいち入り込めなくて。 4作目は作者が変わったことに対する覚悟ができていたからであろうか、それとも作者が気を遣ってオリジナルのテイストに寄せていたからだろうか。 つまり本作はもう寄せていない、ダヴィド・ラーゲルクランツが独自性を出してきたのだけれど、それがあたしには慣れてない、ということ?
 微妙な気持ちになってしまった。

  ミレニアム5−1.jpgミレニアム5−2.jpg 前作もそうだったが、表紙にもっと工夫ができないものだろうか・・・。

 前作の事件のため、リスベット・サランデルは短期ながら有期刑となり女子刑務所に収監されている。 ジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィストらは緊急避難や正当防衛を叫んだが、リスベットは意に介さず刑務所生活を送っている。 ある日、リスベットの後見人であった弁護士のホルゲル・パルムグレンが面会に来て、その会話からリスベットがかつてある組織による双子対象の人体実験に利用されていたことを知る。 さらにその女子刑務所内では一人の囚人の殺害計画が進んでおり、それを知ったリスベットは主犯格ベニートを半殺しにするが・・・という話。

 <リスベットのドラゴン・タトゥーの秘密がついに明かされる衝撃作!>ということですが・・・個人的にはそんなに“秘密”だとは思ってなかったのでそこにそんなにこだわりはなくて。
 最初の三部作のメインキャラクターが登場してくれるのはうれしいんだけど、ミカちゃん(ミカエル・ブルムクヴィストをあたしはそう呼んでいる)ってこんなに使えない人だったっけ?、とか、リスベットがそんな手抜かりを!、とか、いや、パルムグレンに対してそんな!、とか。 結果的にスティーグ・ラーソンがそうしてもあたしは「ひどい!」と言うだろうけど、違う作者にされるとよりいきどおりを覚えてしまうよ・・・だからあたしは新しい『グイン・サーガ』が読めないのかしら。
 これも最初は「どうしよう、読めないかもしれない」と思ったけど、上巻1/3ぐらいから勢いがついてきた。 謎の組織というでっかい話にもなっているのだけれど、読み手に迫るのは個人にかかわる悲劇のほうで。 イスラム原理主義に苦しめられる女性(名誉の殺人も含む)についてだけでなく、同じムスリムでも原理主義はやりすぎだとする人々が出てきてブブランスキー警部も対処に苦慮している描写が出てくるのも、スウェーデンの現状なのであろう。
 抑圧された人々の苦しみ、というのは<ミレニアム>の大きなテーマの一つである。 ここさえ外さなければ、シリーズとしては問題ないのかもしれないが・・・やっぱりキャラクターの放つ熱量がなー、なんか足りない気がしてしまう。 ミカちゃんのうっかりも増え、女性にフラフラするようにもなったんだけど、そのうっかりの種類は違うんじゃない?、と。 勝手だぜ、自分。
 とはいえ、「消えた誰かを探し求めている人はたくさんいる」という一節には胸を突かれる思いでしたよ。

ラベル:海外ミステリ
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2018年10月11日

プーと大人になった僕/CHRISTOPHER ROBIN

 うーん、個人的に『くまのプーさん』にはそこまで思い入れはないんだけど・・・ユアン・マクレガーが好きなのと、『ピーターラビット』実写版が思いのほか面白かったので、まぁいいか、と(日本語吹替版はユアンの役が堺雅人だそうだが、ユアンの顔にはどうなんだろうか。 それともクリストファー・ロビンとして、か。 ま、あたしは字幕観るけど)。

  プーと大人になった僕P.jpg 親友のプーがロンドンにやってきた。僕が忘れた「大切なモノ」を届けるために――

 クリストファー・ロビンは“100エイカーの森”でくまのプーやピグレット、ティガー、イーヨーらと一緒に過ごす楽しい日々を送っていたが、寄宿学校に入るために森と仲間たちに別れを告げる。 それから数十年後、クリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)は家庭を持ち、企業戦士(?)になっていた。 そんなクリストファーのもとにプーが不意に現れ、「森の仲間たちいなくなっちゃってので一緒に探してくれないか」と頼むのだが・・・という話。

  プーと大人になった僕1.jpg そんなこと言われても、急に困っちゃうよね。
 オープニングで、“100エーカーの森”を出てからのクリストファー・ロビンの人生(寄宿学校になかなかなじめなかった、父親の死、素敵な彼女と出会った、戦争に行った、戻ってきて結婚して子供も生まれた)が絵本をめくるように示される。 だからクリストファー・ロビンが否応なく大人にならなければならなかったこと、森の思い出に浸る暇もなかったことがしみじみと伝わってきて、「そうよね、生活するって大変よね」という気持ちにさせられて・・・だからプーさんと出会ってびっくりするクリストファー・ロビンの意識が現実から離れないのを同じような大人の観客は批判することはできない。

  プーと大人になった僕2.jpg 「ぬいぐるみのふりしててくれよ!」だが、プーさんがそんなことを理解しているわけがない。
 そんな感じでほぼ一人芝居の多いクリストファー・ロビンを誰がやるのか・・・となったら、確かにユアン・マクレガー以外思い浮かばないすごさですよ。 本気のプーさんとのやり取り、つい笑ってしまいます。
 仕事人間思考になっても、クリストファー・ロビンはプーさんの存在を否定しない。 その本質が変わらないから、かたくなな態度の(プーさんにつれない)クリストファー・ロビンもお茶目に見える微笑ましさ。 でもこぼれたハチミツは拭き取ろう! 
 あとは予想通りの展開ですが・・・それが心地よい!
 そしてあたしはイーヨーが好きです。 つかみどころのない(無自覚に心に突き刺さることを言う)プーさんよりも、イーヨーのほうが話が通じそうだから。 でも幼少時のクリストファー・ロビンにとっては、プーさんのそういうところがよかったんだろうし、その気持ちは一生変わらないんだね!
 ほのぼのと、いい鑑賞後の気持ちでした。

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2018年10月08日

輝ける人生/FINDING YOUR FEET

 ハリウッド大作を続けて観ていると、イギリス映画の地味さ加減が恋しくなる。 いや、イギリス映画じゃなくてもいいんだけどさ。
 <『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』のリチャード・ロンクレイン監督最新作>というコピーにつられてみました。 監督はハリウッドでも仕事をしているけれど、今回のキャスティングはどう見てもイギリスなんだもの。

  輝ける人生P.jpg 泣いて、笑って、恋をして。踊りましょう、幸せのステップで

 ロンドンから少し離れた郊外の屋敷に住むサンドラ(イメルダ・スタウントン)は専業主婦だが、娘も結婚して孫がいて、ついに夫のマイク(ジョン・セッションズ)はナイトの称号を与えられることになり、自分も“レディ”と呼ばれる身になるのだとサンドラは人生の頂点にいる気持ちに。 しかしそのパーティーの場で、マイクと自分の親友の浮気現場を目撃してしまう。 「君を傷つけるつもりはなかった。 わかるだろ?」と謝罪しているのかどうかわからないマイクの言葉を背に家を飛び出したサンドラは、ロンドンの団地で気楽な一人暮らしをしている姉のビフ(セリア・イムリー)のもとに転がり込む。 生活環境が全然違い、会うのも久し振りな姉妹だが、ビフは仕方ないわねとサンドラとの同居を受け入れるのだが・・・という話。

  輝ける人生4.jpg いかにも上流なパーティー。
 しかしそんな人目のある場所で泣き叫んじゃうサンドラ、よほどショックだったのでしょう。 しかしそんな彼女に「場をわきまえろ」と言っちゃうマイク、「お前こそ場をわきまえろ!(自分が主役のパーティーで、隅っこに隠れて愛人とイチャイチャするな!)」と観客全員からつっこまれるであろうこいつは言動が確実にモラ夫で、「いくらお金があってもこんな夫はイヤだよー」と思わせてくれるのではあるが、サンドラ世代にとってはそうとも言い切れないのであろう。 まして子供もいるし、これまでの積み重ねの年月もあるし。
 でもそれはサンドラの都合であって、自由人のビフにそれを理解してもらおうというのは難しい話。 <お上流>が抜けないサンドラと、マイペースすぎるビフに妥協点はあるのかとちょっとざわざわする。 でもそれを救うのはダンス。 日々飲んだくれてくだを巻くをサンドラを見かねてビフが通うダンス教室(まぁそんな真面目な感じじゃなくて、時間の合う人が集まって楽しく踊るのがいちばんの目的、みたいな)へ誘うのだ。

  輝ける人生6.jpg ティモシー・スポール、ポスト:ビル・ナイか!
 ま、いろいろあるんだけど、そこでダンス教室の仲間であるチャーリー(ティモシー・スポール)がいい味を!
 癖のある役が多かったティモシー・スポールが普通にコメディの普通の人っぽい役で出ていることに(そして違和感のないことに)オドロキ! でもすごくいい感じだった〜。 実直だったり皮肉屋だったり、華麗にステップを踏んでは真面目に人生や愛を語る。 いろいろおいそがしいビル・ナイがやりそうな役を今後は彼もするのではないかという気すらした。

  輝ける人生3.jpg ダンスシーンはキレッキレ!
 シニアの方々中心ながら、なかなかみなさんお見事なもので(ダンスの先生は若いから?)。 後半、大きなステージで踊る場面もあるのだけれど、あたしはこのストリートでのダンスシーンのほうが好きだった。
 で、またダンス教室に通っているそれぞれの人生がまた・・・多くは語らなくても、みんな何かを背負っている。 サンドラは自分の悲しみで全然まわりが見えていなかったけれど、若いうちならともかくある程度以上生きていたらみんな何かあるよね、ということがやんわりと伝えられてきて、あたし自身も「なんかすみません」みたいな気持ちに・・・。
 そう、やんわりなのだ。 説明台詞はほとんどないんだけれど、「こういうことなんだろうなぁ」というのがだいたい伝わる。 だから次のシーンの描写や展開がすんなり受け入れられて、むしろ納得する。 過剰に丁寧というわけでもないのに、ちゃんとわかるのがすごい。 よくある流れだからかしら・・・と思っても、類型的なワンパターンだとも感じない。 『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』もそうだったけど、適度にスパイスがきいているからかしら。 あ、役者のみなさんがみんなうまいからか。

  輝ける人生1.jpg イメルダ・スタウントンは『ヴェラ・ドレイク』とはまるで別人だし。
 サンドラの居丈高な感じっぷりに、最初あたしはサンドラのほうが姉だと思ったよ・・・全然妹っぽくないんだもの。 そんなかわいげのない人が次第にチャーミングになっていく(いや、もともとはそういう人だったんだろうけど)過程がとても自然でキュートだ。 それに一役買うチャーリーもすっごくチャーミング。 高齢化時代への、シニア世代の身の処し方として一つの回答と言える内容でした。 まだその域まで行っていないあたしとしては、頭の固い老人になってはいけないという教訓でしたかね。 世間的には「そういう年齢だから」と見られても、本人たちにとってはそういう意識があまりないというのは、どの年代にも言えることだよなぁ。

  輝ける人生5.jpg でもいちばんの見どころは、姉と妹との交流なのです。
 性格が全然違う二人、それぞれがお互いをうらやんでいたり、かなわないと思って嫌ったり。 だけど「一緒に育った」という共通の過去は変えられず、むしろ年齢を重ねたからこそわかりあえる。 マイペースと自由を履き違えがちのビフもサンドラを見て自分を見つめ直したし、サンドラも名誉とか建前を大事にしていたけれどそこには表面上のものしかないと気づいたし。
 そう、いくつになっても人は成長できるのだ!、といういい話でしたよ。
 ほのぼのできて、よかった。

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2018年10月07日

ブレーメンU/川原泉

 何年かぶりくらいで、人に貸していた本が戻ってきた。
 すでに何回も読んでいるのだけれど、久し振りだと思っちゃうとついまた読んじゃうものですね。 他にも読む本がいっぱいたまっているのですが・・・まぁ、マンガは読むの早いんで。

  ブレーメンU1.jpg ブレーメンU/川原泉 【白泉社文庫版】
 ジェッツコミック版も持っているのですが・・・引っ越すタイミングで1巻しか出ていなくて、多分家に置いてきた。 その後、こちらで続きを買っていたのですが、文庫化に際してついでに購入(解説ついてるし)。 
 あの当時は『アンドロイドはミスティ・ブルーの夢を見るか?』の続編、ということでニヤつき、「ダンテ君、ダンテ君、ダンテ君、三回呼ばれるとイヤだろ?」に「川原泉、シティボーイズライヴ観てるよ!」と盛り上がり、なつかしの王道SFの流れに「ほほう、やっぱり大事なのはSFマインドだよな!」と思い、絵が変わりつつあることに「?」と感じながらも台詞は変わらない川原節なのでやっぱりニヤニヤしていた。 で、うっかりと泣いてしまったり・・・ラストが駆け足な感じでちょっともったいない、と思っていた。

  ブレーメンU 4.jpg 文庫では全4巻、<川原泉史上最長作品>とのこと。
 あらためて今回、読み返してみて・・・びっくりするほど胸に刺さってしまった。
 あぁ、ヘイトであふれるこの世の中に、これほど必要な作品が他にあるだろうか!
 まぁ、それもジャパン・エリア出身の人間だからそう思っちゃうのかもしれないんだけどさ・・・宗教に対するキモチが程よく薄い・慣習というものに縛られすぎない感覚があるからさらっとこの物語の設定を普通に受け入れられちゃうんだろうけど。
 それでも、これを読んだ世界中の人の感想を知りたい。
 寛容とか赦しとか、そういうことじゃなくて、人間が人間として生きている意味のもっと根源的なモノ。 大きいことを描いているけれど、つきつめれば個人的なことに帰するってこと。 いや、個人的なことは普遍的なことに通じるんですよ。
 キラ・ナルセのような人にあたしはなりたい。

ラベル:SF マンガ
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2018年10月06日

今日は、7冊。

 あぁ、10月に入ったのに、まだ暑いとはどういうことか。

  地下道の鳩 ジョン・ル・カレ回想録.jpg 地下道の鳩 ジョン・ル・カレ回想録/ジョン・ル・カレ
 ハードカバーで出たときは「高くて絶対買えない」と思っていたのに・・・もう文庫化ですか、それだけ時間がたっちゃいましたか。
 そもそもジョン・ル・カレが元スパイであるとはよく知られたことではあるんだけど、いかに現役ではないとはいえ「元スパイが回想録なんて出して大丈夫なのか?」という心配はある(やばいことは語れないだろうし、語れないことをはずしていったら面白くないのでは、的な)。 それとも何を語っても誰も手出しができないほどジョン・ル・カレは大物なのか?
 帯コメントを手嶋龍一さんが書いてますよ・・・マジ路線か。

  無痛の子.jpg 無痛の子/リサ・ガードナー
 <『棺の女』の前日譚>、とあるけど、それってただ単にシリーズ前作ということでは・・・(シリーズだけど全部訳されていません)。 『棺の女』に関係あることがあるのかと思ってしまったじゃないか、紛らわしいぞ。 まぁ、一作が脚光を浴びてシリーズが訳されるのだとしたらうれしいことですが。 『その女アレックス』のように、発掘してもらえるのなら順不同もやむなしである。

  十二人の死にたい子どもたち文庫.jpg 十二人の死にたい子どもたち/冲方丁
 なんかこのタイトルに記憶があるな、と思っていたら、単行本時に直木賞候補になってたからですかね。 時代小説に行ったかと思いきや、『マルドゥックスクランブル』以降変わらず<傷を背負わされた子供たち>を描き続けていることがちょっとうれしいじゃないか。
 しかし帯によると<映画化決定!>らしいのですよ。 大丈夫なんですかね・・・。

  ガンルージュ.jpg ガンルージュ/月村了衛
 『槐』同様女性主人公によるハードアクション、しかもバディもの!、とのことで。
 改めて考えるに、「今は主婦です」とにっこり笑う人の過去になにがあるのか、その可能性は無限だよな・・・、と。 何故世間的に「主婦は世間知らずで何もできない・何も知らない」というイメージが残っているんだろう、もはやそんな時代ではないのにね。

  町山さんUSA語録4.jpg トランプがローリングストーンズでやってきた【USA語録4】/町村智浩
 町山さんのコラム、2015年〜16年あたりをまとめたもの。 そう、あの頃は「まさか本当にトランプがアメリカ大統領になるなんて思っていなかった」時期ですよ! それを遡るのも一興、というか、自分の曖昧な記憶を鮮明にさせてくれますね。 2・3年前のことなのか5・6年前のことなのかわからなくなってきてるからな・・・。

  ソウナンですか?3.jpg ソウナンですか? 3/作画:さがら梨々 原作:岡本健太郎
 サバイバル、より佳境へ。 むしろサバイバルさせるのがメインだから救出されたら話が終わっちゃうよね・・・ほまれさんのお父さんも登場しましたけど、ソウナンがより困難になるだけで解決への筋道は遠い。

  死に山.jpg 死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相/ドニー・アイカー
 結局買ってしまいましたよ・・・。
 超常現象の類は結構好きなのだけど、<ディアトロフ峠事件>を知ったのはWOWOWで映画『ディアトロフ・インシデント』を観たときで、かなり最近。 「えーっ、そんなもとになる実話があったのか」ぐらいの感覚だったのだけれど・・・世界ではこの謎にとらわれた人たちが沢山いるのね!
 でも『死に山』ってタイトル、微妙に語感がよろしくないような・・・『死の山』ではあまりにベタ過ぎるから?

ラベル:新刊 マンガ
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2018年10月03日

死霊館のシスター/THE NUN

 『死霊館』シリーズのスピンオフふたつ目(『アナベル』は一個と数えていいでしょ!)。
 もともと『死霊館』は実在の霊能力者ウォーレン夫妻のことを描いたものだったし、監督ジェームズ・ワンが目当てだったから個人的にスピンオフにそんなに興味はなかったのですが、あの<悪魔のシスター>(『死霊館 エンフィールド事件』にて大暴れしたやつ、名前はあえて言わない)について描いたものと言われれば気になるし! しかもメインキャストにタイッサ・ファーミガ(ウォーレン夫人役のヴェラ・ファーミガの実妹)と聞けば、実はウォーレン夫人と血縁あり的な因縁?、とか期待しちゃうじゃないか。

  死霊館のシスターP2.jpg 呪え。 祈れ。

 はじまりは1952年のルーマニア。 人里離れたある修道院で、一人のシスターが首を吊る。 カトリックでは自殺は許されていないため、ヴァチカンは事実関係調査のためにバーク神父(デミアン・ビチル)とシスター見習いのアイリーン(タイッサ・ファーミガ)をその修道院に派遣することを決める。 バーク神父は悪魔祓いキャリアのある人物で、さまざまな調査に出向くことが多かったが、見習いであるアイリーンが何故選ばれたのかわからなかった。 現地に入り、修道院に食料を届けていたフレンチ(ジョナ・ブロケ)に案内を頼んで修道院を訪れるが、その修道院には人の気配がなく、すべてが何かおかしかった・・・という話。
 歴史的背景はつけているけど、実話ではないという自由さ故か、じわじわ来る怖さよりも音で驚かすほうが多かった気が。

  死霊館のシスター1.jpg とりあえず、いる。
 じわじわ来るJホラーテイストは完全に世界のホラーの潮流に取り入れられたな、と思った。 それに加えて更にどうするか、という方向にいっている。 ユニバース展開もその一環なのかもしれない。 この映画だけでなく、『死霊館』・『死霊館 エンフィールド事件』を観ている人のほうがより楽しめる仕掛けをバンバン入れてくる。 事前に復習していかなかったので、壁にかけられた十字架がぐるっと逆さになるシーンで「おおっ!」と思い出してきました(そういう人を想定しているのか、ご親切に二作からフッテージが使われている)。
 しかし経験豊かなはずの神父がまったく使えない、むしろ自分の過去の悔恨のためにあっさりあっち側に引きずり込まれちゃうのにはドキドキハラハラするどころかがっかりである。 ダメじゃん! <早すぎる埋葬>のシーンはスピーディーで面白かったけどね!
 となると頼りになるのはアイリーンということになるわけで、でも彼女については特に言及があるわけではない・・・予知能力のようなものを持っている感じですが、なんでそれをヴァチカンが知ってる?!、今回の件に利用できると何故わかっている?! ヴァチカンの能力すごいなぁ。
 アイリーン、最初はそんなにウォーレン夫人に似ている感じがしないのですが(むしろ『記憶探偵と鍵の掛かった少女』を観たときに「激似!」と思いましたよ、そのときは姉妹だと知らなかったのに)、髪をおろしてちょっと俯く感じの角度になると「あぁ、すごい似てる!」となりました。 だからアイリーンにもウォーレン夫人と同じようなチカラがあるのね、と納得できてしまうところがある。

  死霊館のシスター2.jpg やたら背後に、いる。
 しかもこれ、鏡に映ってるから! ゆっくりと振り返ると、背後にはもちろんいない。
 なんでそんなにゆっくり振り返れるのかなぁ、そのほうが逆に怖くない? 無意識的に振り返る・後ろを見るということをこの映画の登場人物たちは絶対しないのは、当時のヨーロッパ的習慣とか価値観なんですかね?
 雰囲気ある修道院という舞台装置、美人揃いのシスターとホラー映画としてのおいしいところをきちんと意識し、しかも「ホラーの登場人物はあまり多くないほうがいい」法則もちゃんと守って(これは予算の都合という問題からきていると思われるが、過去の名作にもその傾向あるから)、正統派路線でがんばりました!、という感じがすごくする。
 最後でちゃんと(?)、『死霊館』につなげていく手法にはちょっとした強引さと懐かしさを覚えましたよ。 こういう感じ、一時期あったよね〜、みたいな。 はじめはアイリーンはフレンチと結婚して、その子供がウォーレン夫人と血縁関係あり?、とか思ったのですが、『死霊館』2作は70年代が舞台だから52年じゃもう生まれてるよね?、という疑問に強引な答えをくれた・・・。
 でも家系を辿っていくと接点あるんじゃないか、とつい思ってしまう。
 だけど、この<悪魔のシスター>がのちに現れるわけだから、話としてはつながってるけどアイリーンの力はまだまだだってことで、脱力感に見舞われる。 悪霊との闘いは、終わらないんだわ〜。

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2018年10月02日

なんて素敵にジャパネスク【復刻版】/氷室冴子

 あぁ、なつかしい。
 ほぼリアルタイムで読んだんだっけ? 新刊として初めて読んだ氷室作品がこれだったっけ? 『シンデレラ迷宮』はすでに出ていて、のちに『シンデレラ・ミステリー』が出たときは確かリアルタイムだった。 『なぎさボーイ』・『多恵子ガール』は友だちの家で回し読みをしていた記憶が。 でもなんだかんだ言って、<ジャパネスク>シリーズは全部追いかけて新刊出るのを待って買っていたような・・・。
 と、いろんな記憶が芋蔓式に出てくる・・・。
 それだけ、なつかしい!、ということであります。 一気読みしちまったぜ。

  なんて素敵にジャパネスク復刻版.jpg 大人向けとはいえ、もう少し表紙に工夫ができなかったものか。
 というか、一冊に2・3冊分をまとめて入れてくれないものか。 11月に出る『2』には『アンコール!』2冊分も入れてくれるとありがたい(どうも電子書籍では『ジャパネスク・アンコール』と『続ジャパネスク・アンコール』が外伝扱いになっているようで、全10巻中の位置がおかしい。 『アンコール』は語り手が変わっているけれども、時間軸的には『2』のあと・『3』の前のはず)。
 それに、仮に全巻復刻してもらったとして、10冊は多いのよ・・・厚めにしていいから巻数は半分にしてほしい!

 いやー、瑠璃さんも高彬も若いなー!
 それを言うなら融も小萩も、鷹男すらも若いんですがね。 なにしろ読んでたあたしも若かったよ!
 でも「雑色(使用人)」とか、わかりやすい言いかえ、してあったんですね〜。 多分知ってたからあまり気にしていなかったけど・・・多分、それも一つの言葉に対して出てくるのは一回ぐらいで、読者を信用していたんだなぁ、と感じる。 今だったら、出てくるたびにかっこがつくか、注釈になるかな?
 そういう、当時の言葉をじゃんじゃん使っておきながら、「お前って子は、そんなエゴイストだったの?!」的な台詞もポンポンと・・・でも数はそれほど多くないし、「確かにここは<利己主義者>よりは<エゴイスト>のほうが理解が深まるしテンポも崩れないわ・・・」と感心する。 最初読んでた頃はまったく気にしてなかったし違和感もなかったけど、言葉選びのセンスが絶妙だから平安時代を舞台にコメディができたんだ、しかも少女小説として、と納得。
 だから再び、最後まで読みたいのですよね・・・帥の宮に瑠璃さんがどう言ったのか、具体的に覚えてないからさ。

ラベル:国内文学
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2018年10月01日

ザ・プレデター/THE PREDATOR

 あ、プレデター帰ってくるんだ、と映画館ロビーで流されていた予告的映像を見てぼやっと思っていた。 そののち、チラシを見てジェイコブ・トレンブレイくんが出ると知り・・・天才子役がプレデターシリーズに出ちゃダメでしょ!、と。 もっと仕事選ぼうよ、それともすごくいいアプローチなわけ?、と気になって。 まぁ、結局、好きなんですよ、こういうジャンル。

  ザ・プレデターP.jpg 一番強いヤツは、どこだ。

 宇宙から、地球に“彼ら”がやってきた。 海軍特殊部隊員のマッケナ(ボイド・ホルブルック)はテロ組織の大物暗殺狙撃にために森に潜んでいたが、そこへ“彼ら”の宇宙船が墜落し、その存在を見てしまう。 知ってはいけないものを知ってしまった、と本能的に感じ取ったマッケナは、“彼ら”のマスクと腕にはめるものをもぐりの運び屋(?)を使ってアメリカに送らせる。 軍からの取り調べがあったときに何も知らないと言い張りつつも証拠を押さえておくために。
 一方の軍は“彼ら”について独自の研究をしており、<プレデター>と名付けて研究対策チームが作られていた。 現在トレーガー(スターリング・K・ブラウン)が指揮を執り、ひとつの権力となっている。 新たなプレデター飛来に伴い、異種交配が専門のドクター・ブラケット(オリヴィア・マン)を招こうとするが・・・という話。
 『プレデター』シリーズの時間軸はどうなっているんですかね。 『プレデターズ』のときは『プレデター2』がなかったことになってたけど、本作は『2』からの地続きのようで無茶な感じがより押し進められています。

  ザ・プレデター6.jpg ジェイコブくん、成長してる!
 『ワンダー 君は太陽』のときは顔面すべて特殊メイクだったので顔がさっぱりわかりませんでしたが(その分ナレーションが多かったので声は同じとわかりました)、「えっ、こんな大きくなった!?」とびっくり。 『ルーム』のときより身長もぐっと伸びているし、しっかりオトコノコになっているじゃないか! もしかして、撮影中も成長した?、と思いたくなるくらいシーンによっては「あれ?」となった。 基本、物語は数日間の出来事なのでね。 また「自閉症スペクトラム? サヴァン症候群?」と聞きたくなってしまうほど、マッケナの息子ローリーくん(ジェイコブ・トレンブレイ)は登場した瞬間からコミュニケーションに問題ありそうな天才少年で、なるほど、天才子役を必要とした意味がわかりましたよ・・・(しかしそれがジェイコブくんのキャリアにプラスになるかどうかはわからないよ)。

  ザ・プレデター4.jpg 軍に幽閉されたマッケナ、研究所でのごたごたの際に逃走。
 勿論、ごたごたとは目覚めたプレデターが暴れたからなんですけどね。 容赦のない殺戮具合はむしろ爽快感さえありますよ。 『MEG』での不完全燃焼感をここで取り返した!、というくらい(でもこっちのほうがR+15なので・・・もうこの手のジャンルではレーティングなしの映画なんて物足りなくて当たり前、ということになるのかも)。
 で、バスに乗っているのはマッケナだけではなく、各地の戦場や任務でなんかやらかしたりして心に傷を負った困ったちゃん兵士の寄せ集め。 同じく軍人であるという共通項があるせいなのか、バス移動の間になんやかんや交流があったのか(マッケナだけいちばん最後に乗せられたので新参者扱いだったが)、はぐれ者たちがチームとして成長(?)していく過程もちょっと見どころでした。 いや、こういう方向に盛り上がるとプレデター描写が薄まってしまう不安もあるんだけど。

  ザ・プレデター3.jpg あ、『ニュースルーム』の人だ〜。
 学者だというのに、銃も扱い慣れている感じもしないのに、つい立ち向かってしまうブラケット博士、本質的に戦っちゃう人ですか?
 まぁこういう映画の特徴であるご都合主義を踏襲しながら、かなり笑いの方向に舵を切ったのは英断というか、時代の要請? 登場人物バンバン死ぬけど、<生と死は紙一重>の状況で笑える会話ができるってすごい精神力だよ。 そりゃ、プレデターも戦う相手に選びたくなるよね(プレデターの<サムライ要素>、なんか扱いが微妙な感じがしたが)。
 そう、対人間(マッケナ側VS軍の秘密研究側)の争いが結構多くて、「そんなことをしている場合か! 協力しないとプレデターにやられるぞ!」と言いたくて仕方ない・・・。 トレーガー役の人、見たことあるんだけどなぁ、と思っていたら『THIS IS US 36歳、これから』の三兄弟のひとりではないか! ギョロ目強調の悪役顔つくってたからわからなかったよ! テレビドラマで見たことがある人が映画に、ってほんとに増えたわ〜。

  ザ・プレデター5.jpg 負け犬たちが協力して戦う、それも一つの王道。
 あたしの中ではもう彼らがメインになってしまっていたんだけれども・・・彼らはなんだかまるで、“戦争”で背負った傷・PTSDをこの闘いを通じて自己治療をしているかのようだった。 それにうっかり泣きそうになってしまったじゃないか。
 特にマッケナとネブラスカ(トレヴァンテ・ローズ)との友情・相棒的感覚にはしみじみ。 互いに分かり合うのに必要なのって時間じゃないな!、っていう好例というか。 そしてネブラスカ役の人は『ムーンライト』で青年期をやった人だったよ! マッケナ役の人がいちばん見覚えがなかった・・・。 いやいや、それだけ役者の層が厚いってことで!

  ザ・プレデター2.jpg で、肝心のプレデターですが。
 いつものプレデターも出てくるのですが、後半、進化した(?)プレデターも出てきて・・・こいつが身長3.3mとかでなんかバランス悪い。 能力は増大しているようなのだが、人間相手に意外と苦戦しているよ(いや、それは人間側ががんばっているということでもあるんですが)。 もともとのプレデターも2m越えではありますが、宇宙船とかどうしてんの? イスの大きさとかも変わるよね?、とか細かいことが気になった・・・昆虫なんかと違って、このサイズの場合、大きくなることがいいことになるかは微妙な感じがして。
 というわけでプレデター的には物足りない!、のですが、物理法則を無視したアクションが、あたかも<実写版『未来少年コナン』>のようで逆に爽快でした。 なんとなく80年代アクション映画の雰囲気全開。 また露骨に続編ありますよ的な終わり方もまたベタだけどここまでやるならよし!、的な。
 『MEG』よりもあとに観たせいですかね・・・エンドロールではかなり満足感に浸れましたよ。 順番を逆にしなくてよかった。 でもジェイコブくんの今後が気がかり(もし続編あるなら出ないとダメじゃない?)。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする