2018年02月01日

今日は6冊。

 2月になってしまいましたよ。 1月の新刊、残りを入手。

  タラント氏の事件簿 完全版.jpg タラント氏の事件簿【完全版】/C・デイリー・キング
 【完全版】とかされると弱い。 しかもエラリー・クイーン激賞!、だという。
 ここで探偵役を演じるタラント氏は日本人執事のカトーを従えているという。 そういう時代の作品か! となると押さえておくべきですよね。 すごく気に入っちゃったら、これ一冊でシリーズ終わりってことで哀しいんですけど・・・でもそういう潔さもまた、いいんですよ。

  流れ舟は帰らず.jpg 流れ舟は帰らず 木枯し紋次郎ミステリ傑作選/笹沢佐保
 あ、そうだった、『木枯し紋次郎』ってドラマのイメージが強いけど(といってもあたしは通して見たことはないが)、笹沢佐保が原作だったんだよなぁ。 ドラマ化の前に小説として成立していたんだよなぁ。 ミステリ作家だと思っていたけど時代劇も書くんだ!、と認識が止まっていましたが、時代劇設定のミステリだったのだと思うと納得だ!

  音量を上げろタコ!.jpg 音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!/三木聡
 三木聡って、あの三木聡!? ついに小説も書く?!
 と思ったら次の映画のために書いたもの、らしい。 一ページ目を読んだらなんだか森雅裕っぽいんですけど!
 でも超薄いです・・・これをシナリオにしたら90分強の映画になるのかしら。 となると小説を原作に映画をつくる、というのはどれだけの要素を削って再構築しなければならないかがよくわかりますね。

  フードワゴンミステリー死を呼ぶカニグラタン.jpg フードワゴン・ミステリー 死を呼ぶカニグラタン/ペニー・パイク
 角川文庫でコージーミステリが出るってちょっと珍しくない? というか『死を呼ぶカニグラタン』というタイトルとカニと目が合う表紙イラストにやられてしまいました。 特にカニグラタンが好きというわけではないのですが(でも基本、グラタンは好きです)。
 新聞社でグルメ欄を担当していたけれど、リストラでクビになり、叔母さんがやっているフードワゴンを手伝うことになった主人公(料理はまったくできないが、舌には自信あり)の一人称で進む、というコージーの王道っぽい感じ。 シリーズ第一作だそうなので、とりあえずこれ読んでみて、面白かったら次も買います。 って、次も出ますよね?

  われら ザミャーチン.jpg われら/エヴゲーニイ・ザミャーチン
 作者の名前が見ながらでないと発音できません・・・。
 <1920年代ロシアのディストピア小説の先駆的名作>、とのこと、悩みましたが最近ディストピア小説の古典と呼ばれる作品が軒並み新訳で出たので、どうせならついでにこれも、と思った次第。 新訳ではないものの、訳者の小笠原豊樹氏はブラッドベリの訳でもおなじみ、格調高い日本語を紡ぐ人のイメージ。 新訳にしなかったのはきっと小笠原訳の完成度が高いからと、今から改めて訳すとなると難解だから、かもしれない。
 『1984年』や『素晴らしき新世界』よりも早く(というかこの作品の影響でこれらが生まれた)ディストピア小説が旧ソ連で生まれた・・・というのは、妙に納得できる気がしてしまう。

  もものききかじり1.jpg もものききかじり 上/今日マチ子
 この人のカラー絵には弱いあたし、これは本文もほぼカラーです! でも薄いのにお値段高い・・・。
 小さな劇団で女優の夢を追いながら、パートで事務員として働くももが主人公。 自分や、友達や周囲の人々との日々を描いたもの。 この時代に夢を追うってすごく大変だけど、必ずそこには生活があって・・・という地に足のついた部分をなおざりにしないところが好き。 地味かもしれないけど、それが今のリアルでありファンタジーでもあると思う。

ラベル:新刊 マンガ
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする