2017年12月15日

死もまた我等なり<クリフトン年代記2>/ジェフリー・アーチャー

 第一部が「うおぉ!」というところで終わったので、即座に第二部に入りました。
 もう、あらすじを言うだけでネタバレになるんじゃないか、という気がします。 だって、登場人物それぞれがどんな人生を歩んでいくのか、という話だからさ。

  クリフトン2−1.jpgクリフトン2−2.jpg 戦争がはじまりました。

 『死もまた我等なり』はかなり意訳。 現代を直訳すれば『父親の罪』だけど、キリスト教的意味合いが含まれているから日本人にはわかりにくいからだろう。 SINが複数形になってるしね。
 理不尽な投獄と刑務所暮らし、の描写は、作者本人が刑務所に入れられて以降は必ずと言っていいほど入っている。 ちょっと『誇りと報酬』を思い出します。 でもそこが主眼ではないので・・・刑務所生活はハリーに作家として立つだけの準備と時間をくれたもの、という解釈ですかね、今のところ。
 しかし、むしろ急成長を遂げるのはハリーの母親メイジーのほうである。
 彼女は若くして結婚し、ハリーを産んだ。 読み書きができないことをずっと隠しながら働き続けていた。 なんかもうその部分だけで、ぐっとくるじゃないですか!(でも、ただ「耐えるだけの女性」ではないことがメイジーの強さである)
 『ケインとアベル』の頃に比べてぐっと変わったのは、それぞれに魅力的な女性たちが増えたことかもしれない。 男性陣のタイプはそんなに変わってない印象ではあるけれど、一生懸命働く・努力を惜しまない・知識や教養の大切さを知ることで、時代的に立場の弱い女性たちが輝いていくのはうれしいことです(そうじゃない女性もいるけどさ・・・)。
 第二部のラストは、第一部ほど「おいっ!」という感じではない。 続くは続くけど、まぁ次の展開は想像がつくので「いったん、小休止」という場所になっている気がする。 人によっては「ここで終わってもいいかも」と考えるかも。
 でもあたしはまだ読みますよ!
 ただ・・・第四部〜第六部が行方不明だ・・・いや、どっかにはあるんだけど、どこに置いたかがすぐわからない。
 とりあえず、本を整理してから第三部に入ろうかな! この小休止を利用して。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする