2017年12月05日

ダブルファッジブラウニーは震えている/ジョン・フルーク

 <お菓子探偵ハンナ>シリーズ第18弾!
 前作でのっぴきならない事情に陥ったハンナ、そこ後どうなる!、とひっぱられたのに、その続きであるこの本は、ハンナの母親の結婚式騒動で前半の半分を使ってしまう。 そうだった、このシリーズはこういう感じだった・・・。
 そしてハンナはそこでこれからの人生を変える出会いをし、シリーズは大きな転換期を迎えるようです。

  ハンナ18.jpg 今回もレシピ充実! ブラウニー食べたい。

 ラスベガスから戻ってきたら、ハンナは「自分が陥った苦境」に向き合うことになるのだけれど、その流れで例によって例のごとく死体を発見、事件解決のために動きます・・・という話。
 ノーマンとマイク、ハンナに同時に求婚した正反対の男性二人のどちらかを選ぶことができずに以前断ったハンナですが、二人との友情はその後も続いていて。 あたしはノーマン派ではありますが、「選べないということはこの二人ではないのでは? まったく別の人との出会いがあるのでは?」と思ってもいたのですが・・・まさかそういう展開になろうとは。
 いつも自分のペースを大事にしているハンナが、恋に落ちておたおたしている姿は微笑ましくもあり、でもいつものハンナらしくなくてちょっと寂しくもあり。
 でも、かつては「完全無欠のマイク」と思われていた彼が、今作では「食べ物を準備すると必ず現れる(下手すると足りないと催促する)マイク」と笑いの対象になっていることは痛快! あたしはずっと前からそう思っていたよ!
 となると問題はノーマンのほうですよね・・・でも、「ハンナが幸せならそれでいい」となりそうな人のよさがノーマンなので、あまり心配はしてないけど(一人で落ち込むことはどうしようもないけれど)。
 ハンナとアンドリア、ミシェルの三姉妹の絆もより強くなり、ハンナの親友でビジネスパートナーのリサもどんどんたくましくなり、女性たちのパワフルさがこのシリーズを支えているな、ということを改めて実感。

ラベル:海外ミステリ
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする