いつのまにやら8月になってしまった・・・。
そりゃ暑いはずよね・・・残暑も考えたらまだまだ暑い時期は続くわよね・・・。
季節感が北東北のあたしには、関西の気候はまだ慣れない。 朝、誰かがずっと水を撒いているなぁ、と毎年のことなのに思ってしまう(正解はセミの鳴き声)。
そんな暑さに負けっぱなしのあたしではあるが、テンションの上がる瞬間もある。
アオスジアゲハですかね。
北東北ではキアゲハぐらいしか見かけない。 青いチョウはそれこそルリタテハぐらい(しかも結構山のほうに行かないと見れない)。
なので神戸に来て、駅までの道すがらにひらひら飛んでる姿を見たときは、度肝を抜かれてとても感動した。 またこの青も、エメラルドグリーンぽいのから水色に近いものまで個体差が大きいのにもいちいちときめく。
青いチョウといえばモルフォだが、あの鮮やかさはファンタジーの世界だ。 見慣れないから、あたしはアオスジアゲハで十分ドキドキできる。
こっちの人は、「え、そのへん、よく飛んでるけど」と、あたしの感動に驚かれるが、だってそれまであたしの身近にはいなかったんですもの!
常に新鮮な驚きなんです。
ちなみに、クマゼミに体当たりされることにもまだ慣れない・・・。
こういう感覚って、子供の頃に形成されてしまうのかもしれない(Gに対する恐怖もないしな・・・今はわからないけど、北東北の個人住宅にGはいなかったので、あたしが初めてGを見たのは夜の元町商店街通路であった。 見たことない虫がいる、と思ってまじまじ見たら、「それ、チャバネだよ」と教えてもらったのであった。 「これが噂の!」と、これもある意味感動した)。
日本って南北に長いなぁ、と感じる瞬間でもある。
アオスジアゲハは、あたしの苦手な季節において、唯一やすらぐ存在かも。
ラベル:季節もの