2017年07月09日

今日は9冊(その1)。

 なんやかんやと、7月はいろいろ新刊が出る!
 お盆休み前に出しておこうという作戦だろうか・・・(印刷所も休まないとね)。

  バーナム効果であるあるがある.jpeg バーナム効果であるあるがある/川原泉
 <川原泉、6年振りの新刊!>と帯に文字が躍っています。
 え、あれからもう6年もたつわけ?!、と一瞬絶句。 『コメットさんにも華がある』(2011年6月刊)の裏帯に「『〜がある』シリーズ、絶賛連載中!」とか書いてあった記憶があるんだけど、完結するまで時間がかかったの? 一冊にするには足りなかったの?
 で、初出見て謎が解けました・・・表題作『バーナム効果であるあるがある』は2011年8月から連載してるけど、完結まで一年かかってる(そんなに長くない話なのに<扉絵ギャラリー>が沢山あるのはそのせい)。
 収録されているもう一編『これから私は武士になる』にいたっては完結していない・・・(しかも2013年発表分ぐらいまではそこそこ続いていたが、2014年以降は連載ペースもぱったり。 2015年は一回しか連載がなくて、収録分それが最後)。 だったらもっと早く単行本出せたじゃない! でも編集部も、ギリギリまで待ったんだろうなぁ。 完結してから出版したい気持ちは誰しも同じ。
 巻末のおまけエッセイで右手首を骨折したとあったけど、それは2016年の出来事ですから! → でもそれ以降、カラー原稿もデジタル移行したらしい。
 『レナード現象には理由がある』はすごくおもしろかったけど、『コメットさんにも華がある』もよかったけど・・・なんか『バーナム効果で―』はキャラが立っていないというか、絵の描き分けがちゃんとできてない感がなきにしもあらず。 というか火星人出してきちゃったらそっち中心になっちゃうじゃん!(おかげで『ブレーメンU』とは話が繋がりましたが)。
 なんか消化不良だ。 続きはちゃんと出てくれるのだろうか、不安。

  ワタシの川原泉5.jpeg ワタシの川原泉X 笑う大天使/川原泉
 そんなわけでこの表紙が、初めてデジタルで描いたカラー原稿だそうです。
 <愛蔵版>と銘打ち、過去のカラー表紙・口絵全部収録。 コミックスだけにつく(文庫版ではカットされた)1/4コーナーも復活。 自己作解説的なインタビューも付き、「あぁ、これこそあたしが思うところの愛蔵版に近いもの」としみじみ。
 そして内容は・・・説明不要の傑作(まぁこれに後日談3編がつくからだけど)。
 これと中途半端な新作を同時に出してしまうとは・・・なんて勇気のある。

ラベル:新刊 マンガ
posted by かしこん at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする