2017年06月09日

今日は12冊(その1)。

 ついに梅雨に入ってしまいました。 あたしの苦手な季節、更に到来。
 今のところは朝晩の風はいい感じではあるものの、これからどんどん風が湿気を含んできて、本によろしくなくなる・・・。 本棚に入りきれない本の置き場所を本気で考えないといけないわ。 なのにまた本を買っている・・・。

  その犬の歩むところ.jpeg その犬の歩むところ/ボストン・テラン
 ボストン・テランの新作が出ると聞いて・・・「あぁ、『音もなく少女は』も読まないとなぁ」と思ったのですがなんと品切れ重版未定! 当然のように『神は銃弾』もありませんでした。
 あれだけ話題になった作品でも、数年で手に入らなくなるのは翻訳小説あるあるですが、まさか『音もなく少女は』までとは。 あと何年かしたらルメートルの『その女アレックス』もなくなるんだろうなぁ・・・。 というわけで、これは買っておく。 犬の話みたいだし、しかも珍しく薄い(でもこの薄さで820円はちょっと納得がいかない)。
 『神は銃弾』と『音もなく少女は』は図書館にオーダー入れました。

  トオリヌケキンシ文庫.jpg トオリヌケ キンシ/加納朋子
 単行本時に図書館から借りて読んだけど、「文庫になったら買う!」と思ったのでその約束を果たす。
 表紙イラストは丹地陽子さんです。 また新たなタッチに出会っちゃいましたよ。

  義経号、.jpg 義経号、北溟を疾る/辻真先
 『よしつねごう。ほくめいをはしる』と読んでください。
 時代は明治。 天皇が北海道に行幸し、義経号に乗車することに。 だが、北海道大開拓使・黒田清隆に恨みをもつ屯田兵が列車妨害を企てていた・・・という著者お得意ジャンル歴史&鉄道のミックスもの。 1%の史実があればあとはいくらでも風呂敷広げちゃえます。
 書き下ろしがバンバン出るのは、シリーズ作品は書かないと決めたからですかね。 あたしは筆者の歴史鉄道もの、好きです。

  砕かれた少女.jpg 砕かれた少女/カリン・スローター
 『三連の殺意』につぐ、ウィル・トレントシリーズ2作目。 3作目の『ハンティング』が図書館から来るまでに読んでおきたい。
 なんだか更にウィルがひどい目に遭いそうで、つらい(前作なみに分厚いし)。
 しかしそれにしてもこの表紙、怖すぎる。 読み終わったら即刻図書館に寄贈予定。

  スノウブラインド.jpeg 雪盲−SNOW BLIND/ラグナル・ヨナソン
 北欧系かなと思ったら、アイスランドだった!
 アイスランドといえばアーナルデュル・インドリダソンだが、アイスランド語から訳せる翻訳家は日本にはいないはず、と思ったら英語版からの翻訳だった! せめてアイスランド語にいちばん近いといわれるスウェーデン語版から訳そう。
 とはいえ新人作家ラグナル・ヨナソンを仕掛けたのはヘニング・マンケルのエージェントをしていた人だという・・・英語版を出すことが世界に広まるいちばんの近道だと知っているからだろうか。 でもなんだが、いろいろ切ない。

  ちゃんぽん食べたか1.jpegちゃんぽん食べたか2.jpeg ちゃんぽん食べたかっ!/さだまさし
 市川での下宿生活から始まる<自伝的小説>。 かつてさだまさしのコンサート(ライヴではない、コンサートである)に行ったことのある者やアルバムのライナーノーツを読んだ者、『噺歌集』シリーズを読んだことのある者なら多分ほとんどのエピソードを知っているのではないだろうか。 ただ、それが時系列に並んでいる。
 最近、さださん<自伝的小説>多くないですか? あたしは『はかぼんさん』みたいな風土記シリーズが読みたいんですけども・・・と思ったのだけれど、ふと気づいた。 昔からのファンは知っていることでも、小説という形でまとめたものはない。 時代が変わって「こんなこと、もうないだろう」という内容だからこそ、あえて残したかったのでは。 自分を狂言回しにして、その当時知り合った愛すべき人々の姿を多くの人に知ってほしかったのかも。
 解説は又吉くんが書いてます。 そのことにちょっと驚きました。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする