2017年04月29日

今日も5冊で

 4月最後の新刊購入です!

  楽園キャンディスフォックス.jpg 楽園 シドニー州都警察殺人捜査課/キャンディス・フォックス
 オーストラリアミステリ。 『邂逅』に続くシリーズ2作目。
 前作よりはるかに分厚くなっている! 北欧ミステリのようにブランド化できるか、勝負の時期かもしれないですね。 でもイギリスの影響下にあったから、ミステリの伝統も引き継がれているのかもしれないし、でも大陸特有のおおらかさが厳密な本格ミステリには向かないのかも・・・となると、警察小説やハードボイルド系になってしまうのかな。
 どちらにせよ、面白い作品が翻訳されていくことはよろこばしいことです。 知らない世界のことが、また少しわかるし。

  海岸の女たち.jpg 海岸の女たち/トーヴェ・アルステルダール
 こちらは、まごうことなき北欧、スウェーデンミステリ。 作者の名前を見ただけで北欧だとわかるようになったあたしですが、すらすらと発音するのは難しい。
 が、この物語、舞台のほとんどはヨーロッパ各地に飛び、スウェーデンはほとんど出てこないらしい・・・でも北欧ミステリが<北欧ミステリ>たるのは、舞台ではなくて深いテーマ性。 読み手の心を抉りかねない現実とシンクロする重さ。
 これまた、それにふさわしい分厚さです。

  夜の夢見の川.jpg 夜の夢見の川 12の奇妙な物語/アンソロジー
 <奇妙な味>作品集。 編者曰く、「読んだ後モヤモヤした気持ちに襲われる作品」ばかり集めたとのこと。
 個人的にアンソロジーはあまり得意ではないのだが、知っている作家・知らない作家が混在しつつ、各作品の表題裏に、作者の略歴や編者による紹介文が平等についているのが楽しい。 本邦初訳とすでに手に入りにくい作品ばかりだというのも、アンソロジーの意義ですよね。

  ダークタワー3荒地1.jpgダークタワー3荒地2.jpg ダークタワーV 荒地/スティーヴン・キング
 当初は3月末発売とのことでしたが・・・よくわからないけど一カ月遅れ。
 加筆・修正されたスティーヴン・キングの超大作の決定版だというのに、やっぱり装丁が哀しい・・・。 新潮文庫版と比べると軽いというか重厚さがないというか・・・物語に漂う絶望感がまったく伝わってこないんですけど。
 新潮社はなんで権利を手放したのか。 角川はいっそのこと、版権と一緒に装丁の権利も全部譲り受ければよかったのに。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする