2017年04月02日

AUTOMATON/Jamiroquai

 「ジャミロクワイが帰ってきた!」ということで、予約していたCDを受け取る。
 歌詞・対訳つき、ボーナストラック1曲つきの日本盤を購入。 例のシルエットが描かれたステッカーがついてきました。
 今回のアルバムは7年振りとのこと・・・え、もうそんなになるんですか、と思ってしまった。

  ジャミロクワイオートマトン.jpg <スペースカウボーイの帰還>とコピーにいつも書かれる。
 <オートマトン>とは「機械的の行動する人、ロボット的」という意味らしい。

 “Traveling Without Moving”をリアルタイムに知っているためそのイメージがどうしても強いのですが(いま聴いてもまったく古くなっていない名盤であるし)、ついジャミロクワイの新作と聞けば、それ以上のものを求めてしまっていることに気づく。
 好きだけど、大ファンというわけでもないあたしでもそう思ってしまうのだから、彼らのプレッシャーはそれ以上なわけで。
 でもできる限り先入観なく聴いてみた(先行シングルもまったく聴いていないので、予断の持ちようもないのだが)。
 一回目、かなりポップ寄りというか、エレクトロ強めな印象。 むしろディスコサウンド的?
 アシッド・ジャズというジャンルをメジャーにしたことを忘れ去ったかのようなふっきれぶりは気持ちいいほどポップです。
 これは、踊れる。 かなり、踊れる。
 でも二回目聴いてみると・・・ビートも強いしやっぱりエレクトロではあるんだけれど、その奥にはジャズ的要素がちゃんと残ってる!
 それは「電子楽器と生演奏の融合」というお手軽な言葉で表現できるレベルのものではなくて・・・つまりタイトルはとても逆説的なものに感じるのです。
 なによりも、ヴォーカルのジェイ・ケイのいつにもまして力強い歌声。 一時期、「ヴォーカル弱い」というときがあったので余計に、サウンドの先頭を切って走るような歌声が心地よくて。 成熟しつつも、あの頃が戻ってきたようにも感じられて。
 アルバム後半はエレクトロが弱めに思えてきたりして、ちょっとした部分でボビー・コールドウェルを思い出してみたり。 AORというジャンルもやはり広いんだなとか、ポップスは永遠だな、とか感じてしまったりしています。 
 オザケンの帰還も<事件>だったけど、ジャミロクワイの新作もこういう仕上がりなのならば、世界が求めているのは多幸感あふれるポップスなのでは、という気がしてきたり。 つまりそれだけ世界はより荒廃してきている、ということなのですが。

ラベル:洋楽
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Music! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする