2017年03月27日

今日は4冊。

 気がつけばもう3月も終わりが見えてきた。 今月買う本はこれが最後だな。

  マルティンベックバルコニーの男.jpg バルコニーの男【刑事マルティン・ベック】/マイ・シュヴァール&ペール・ヴァールー
 マルティン・ベックシリーズ、新訳4冊目にしてシリーズ第3弾。
 なにを隠そう(隠してないけど)、あたしがかつてマルティン・ベックシリーズを読んだいちばん最初の作品がこれだった。 当時は英語版からの翻訳で、しかも本屋に普通にもう売ってなくて、図書館の検索機能から探し出し、角川文庫のコード番号がいちばん早いのがこれだったから。 でもそれは日本での刊行順であってシリーズの順番じゃなかったんだよね! そのあと、シリーズ一作目『ロゼアンナ』(新訳版では『ロセアンナ』)を読むことになるのですが、あたしにとってはこれが<マルティン・ベックシリーズ>の一作目なんです。
 今回、スウェーデン語版の解説が<ヨー・ネスボー>氏によって書かれており・・・はっ、“ジョー・ネスボ”はやっぱり英語読みなんだ!、ということを理解した。

  国のない男.jpg 国のない男/カート・ヴォネガット
 帯によれば、<ヴォネガット没後10年、緊急出版>とのこと・・・彼がなくなってもう10年もたったのかい!、と驚愕。
 ブラッドベリが「SF界の詩人」ならば、ヴォネガットは「SF界の哲学者」ですかね。 アメリカは歴史が浅いことがコンプレックスみたいなことをよく聞くけれど、このふたりがいることをもっと誇っていいと思う!
 本書はヴォネガットからの若い世代のメッセージ的エッセイ集。 どうやらその内容は、刊行当時よりも今のほうがより刺さるみたいです。

  痛みかたみ妬み.jpg 痛みかたみ妬み【小泉喜美子傑作短編集】/小泉喜美子
 ついに中公文庫(中央公論出版社)からも小泉喜美子本が復刊!
 いろんな出版社から出てくると、「ブームも本物」と実感できます。 しかも帯には「イヤミスの元祖」とか書かれちゃっているという・・・。
 なんと、集英社コバルト文庫からも一冊本を出していたという小泉喜美子、あたしが読んでいた頃とちょっとすれ違いだったのか、全然覚えてない! でも今回その作品群がこれに収録。 解説の日下三蔵氏曰く「最も手に入りにくい作品たちが入った」とのこと。
 しかし日下三蔵氏も謎なのでいる。 一体何者なのか・・・あたしのイメージは「中島河太郎の弟子」だったんだけれど・・・生年みれば「えっ! 40代?!」みたいな。 多分本職は編集者とかなんでしょうけど、戦前からの日本のミステリの歴史をすべて網羅しているみたいな感じとお名前のせいで、あたしの中では年齢不詳でした。

  星へ行く船5そして、星へ行く船.jpg そして、星へ行く船【星へ行く船新装版5】/新井素子
 そして『星へ行く船』加筆修正決定版も、ついに最終巻が刊行の運びとなりました。
 読み始めたら一気なんですよ、つい先日『カレンダー・ガール』まで一気に読んでしまいました(それまであとがき以外には全然手をつけていなかったというのに)。
 なんか、みんな若いな! それは読者であったあたしも同じことなんだけれど。
 なにしろ、一作目『星へ行く船』で初登場時、太一郎さんは22歳だという・・・28歳くらいのイメージでしたよ(汗)。
 まぁ、最終作ではそれくらいの年齢に近づいているので、あたしのイメージも大きく外れていたわけではないのですが。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする