2017年02月21日

今日は4冊。

 ぎゃー、もう2月も十分すぎるほど後半なんですけど!
 なにやっているんだろう、あたし・・・するべきことはちゃんとできているのか。 全然だなぁ。
 ということを、なんか新刊を見つけるたびに思ってしまう。

  悪魔の星1.jpg悪魔の星2.jpg 悪魔の星/ジョー・ネスボ
 ノルウェーの警察小説、<ハリー・ホーレ>シリーズの日本における最新刊。
 でも実際の刊行順序はバラバラで、これはシリーズ5作目(すでに発売されている『スノーマン』は7作目、『メネシス 復讐の女神』は4作目、『ザ・バット 神話の殺人』は1作目です)。
 3作目『コマドリの賭け』は他の出版社から出たけどとうに絶版。 ここはおいそがしいでしょうが戸田さんに訳し直してもらって、集英社は版権を取り直すべきだ!、と思う。
 しかし次はシリーズ第6作目を訳出中とのことで・・・できたらシリーズは順番通り読みたいあたしとしては大変困った事態となっております(だから全部持ってるけど、『ザ・バット』しか読んでいないという・・・)。 2作目はそんなにいまいちな出来なんですか?!
 図書館で『コマドリの賭け』、探しちゃうぞ!

  トレント最後の事件.jpg トレント最後の事件/E・C・ベントリー
 これまた日本の海外ミステリ史上において燦然と輝く傑作、と名高いんだけど実際にあたしは見たことのない代物。
 帯にも「江戸川乱歩激賞!」とありますし・・・まさにあの時代の方々が日本に入れてくれたもの。
 でも、『トレント最後の事件』しか有名じゃないというか・・・トレント最初の事件とかはないの?、と思ってました。
 実は、なかったのです!
 この長編に至るまでの短編集とか、この事件の後の話もあるらしいんですが、「出来は凡庸」とか(それはそれでひどい)。 本職が別にあって、小説を書くのは作者にとって余技に過ぎなかったという事情もありましょうが、これ一冊で事実上伝説というか、ミステリ史に残ってしまうんだからすごい!
 多分今読んだらそんなに新鮮ではないのでしょうが・・・これから影響を受けたのであろう作品群が、沢山思い浮かんできてしまいそうです。

  吉野朔実のシネマガイド.jpg シネコン111 吉野朔実のシネマガイド/吉野朔実
 新装復刊なので、吉野朔実の映画コラム全部を集めたものではないです。
 前にもどこかで書いたかもしれませんが、『羊たちの沈黙』に対するコラムがピンポイントであたしに刺さり、「この人の好み、あたしに近い!」とその昔勝手に感じて追いかけていました。 この本のオリジナルは2008年1月発売なので、収録されている映画は2000年〜2007年公開のものが中心。 当然『羊たちの沈黙』は収録されていませんが、目次の映画のタイトルを眺めただけで「あ、あたしも観たやつ結構ある!」と盛り上がる・・・。
 ハリウッド映画もだけど、むしろ単館系映画のほうをより好んでしまうというか、彼女の好みはフラットに全世界に開かれているのだけれど、日本の映画配給事情のためにそう区切られてしまうだけ、というか・・・吉野朔美さんはほんとに映画が好きなんだなぁ、としみじみ実感。
 あたしも批評家ではなくて、ただ映画が好きなだけなんだと(細かくわければ俳優さんだったり監督さんだったりにも話題は及ぶわけですが)、映画館に行って予告見てチラシ見てわくわくするのが子供の頃から好きで、今もその延長にいるにすぎないのだと、そうできるのは幸運なことなのだと、思い知りました。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする