2017年01月31日

いつの間にやら15冊(その1)。

 最近は本屋さんに行っている時間がない! というか予定がわからん!
 ということで通販を利用。 ほぼ予約扱いのため、入荷してからバラバラに送られる・・・でも届く日は一緒だったりそうじゃなかったり、みたいな。
 そういうときはまとめて送ってくれてもいいのになぁ、と思うけど、発売日があまりに離れているとつい「分割発送」を選んでしまうあたしが問題か。 できるかぎり「一括発送」にしたいと思いつつ、そうすると受け取るのが土曜か日曜の夜ということになり・・・分割でポスト投函してもらった方が楽なのかと思えたり。 あぁ、やっぱり本屋に買いに行くのがいちばんいいなぁ・・・。
 ではとりあえずマンガから。

  王妃マルゴ05.jpg 王妃マルゴ 5/萩尾望都
 待ってました! ついに5巻、表紙の人物も一巡ということでしょうか。
 とはいえ、いま人に1〜4巻まで貸し出し中なので振り返れない・・・。
 勿論、読んだら思い出すんだろうけれど、こういう作品は集中してしっかり読みたいのです(それでなくともこの作品、1ページに含まれる情報量が半端じゃないので)。
 ということで、自分の体力回復を待つ所存。 ま、一冊出るまで一年前後かかるから、「読むのなんだかもったいない!」という気持ちがあるのも事実。

  ランド04.jpg ランド 4/山下和美
 気づけば『ランド』もあっという間に4巻。 ペースが速い気がするけど、1巻の分厚さを思うと巻を重ねるごとに薄くなってきているのでそう錯覚しているだけかも。 しかし物語は加速度的に進んでいるっぽい。 これまたあたしに余裕がないので開く心の準備ができていない。

  宇宙兄弟30.jpg 宇宙兄弟 30/小山宙哉
 エディに唐突に訪れた危機で終わった前巻を受けて、ドキドキしながら読み始めたものの・・・意外と月活動部分に割かれているスペースは小さい(なんとなく映画『オデッセイ』の影響を感じるのは、読者の側かもしれない)。 むしろ、再起動し出した日々人の生活のほうに重点が置かれているような気がして、31巻以降しばらくはそっちになるのかな、なんて思ったり。

  ベルサイユのばら13.jpg ベルサイユのばら 13/池田理代子
 復活して3冊目になる番外編・エピソード集(正確には10巻も番外編でしたが、描かれた時期が違うので)。
 満を持して登場!、といった感じのオスカル編とマリー・アントワネット編収録!、とのことでしたが・・・オスカル編は残念なダイジェスト版。 つまりは本編で、オスカルの人生についてはある程度語り尽くされてしまったということか・・・。 それこそ『グイン・サーガ』の外伝における<アルド・ナリスの事件簿>のようなまったく違う話にすればよかったのにな。
 その点、マリー・アントワネット編はまだよかった。

  明日も未解決.jpg 明日も未解決/桑田乃梨子
 『おそろしくて言えない』再び!、みたいな紹介のされ方をしていましたが、幽霊が出てくるだけで中身は<へっぽこ男子高校生物語・抒情編>といった趣。 いつもの桑田節炸裂ですが、あえて静かなトーンで来た感じ。
 実際に男子高校生にこんなキャラがどれくらいいるかはわかりませんが、ある一定数はいてほしいな、その方がなんか平和だし、と思わせてくれる。 女子から見たら「男子ってそんなことに今頃気づいてんの?!」とつっこみたくなること必至ですが、そこもまた男子のおバカで愛すべきところなのです。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 03:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月29日

ラスト・ウィンター・マーダー/バリー・ライガ

 <『さよなら、シリアルキラー』三部作>の完結編。
 これもまた前作『殺人者たちの王』からの続き。
 ジャズ対ビリー・デントの最後の戦いが待ちうけているのであろう予測された展開は、前2作にあった青春小説色を薄くし、シリアス度を高めてしまいました。 しかしそれが「大人になる」ということなのかもなぁ・・・せつないわ。 なのでコニーやハウイーの出番も些か少なめ。 その分、ジャズの人生にフォーカスしてしまったから。

  ラストウィンターマーダー.jpg 誰にとっての「最後の殺人」なのだろう・・・。

 あたしはてっきり、○○○○さんと△△さんが同一人物だと思ってしまっていたので、その二人が違う人物だとわかったときの驚きといったら! むしろそっちの方がジャズにとって救いがないじゃないか!、と憤ったりもするものの、どっちにしろ彼にとって負担というかトラウマであることは変わりないので・・・なんだかもう痛々しいです。
 更に残酷描写もヒートアップ。 「これ、ほんとにYA小説か?!」と言いたくなるほどグロ展開です(たとえるならば・・・小説の方の『羊たちの沈黙』のあとに『ハンニバル』に辿り着いてしまったかのような。 内容は違いますけど、ダークさの流れ加減が)。
 これが課せられた宿命だというのなら、なんでジャズはこんな重みを背負わなければならない羽目になったのか。 そう思うと「神なんていないよな」という結論に達してしまいそうです(そもそもシリアルキラー:人を殺すことが快感、それ故に理由もなく誰でもよく人を殺す存在がい続けることがまた問題なわけですが)。
 とはいえ、ジャズはまだ若い。 コニーのお父さんが差し伸べてくれた手は大人として果たすべき義務とはいえかっこよいものだし、保安官G・ウィリアムスの存在も心強い。 この先、彼がこの宿命をどう受け入れ、どう乗り越えていくのか、いい方向に進むことを願うしかないのですが。
 そう考えればやはり、これは青春小説だったのかもしれず。

 ただ、エピローグ。 これはあった方がいいのかなかった方がよかったのか・・・。
 ハッピーエンドとも取れるしバッドエンドとも取れるし、なによりこの先が気になってしまう!
 やはりこれはサイコホラーだったのかもしれない。

ラベル:海外ミステリ
posted by かしこん at 10:05| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

低空飛行に戻りたい

 またちょっと、体調を崩し気味でございます。
 寒いなら寒い、天気悪いなら悪いで安定してくれている方があたしとしては楽なのですが(北東北出身者の方々にはわかってもらえるかと)、一日で気温が急に変動したり、雪じゃなくて雨とか、ほんとやめてほしいです。
 そう、気圧や湿度の変化に弱いあたし。
 まだ完全に副鼻腔炎が治っていないのに、「なんか鼻炎の症状も出てきたよ。 仕事場でインフルとか風邪の人いる?」とドクターに聞かれ、 「インフルはいないと思いますが・・・盛大に咳してるのにマスクをしていない人が」と答え、ヤツへの殺意がめらめらと燃え上がる(ちなみに、みな迷惑がっているのだが、その人は大概の人の嫌われているため誰も注意しないという・・・)。 まぁ、あたしの場合通勤電車内で、という可能性もあるかと思います。 あたし自身はマスクをしていますけど、やはり完全ではないわけで。 抵抗力が低いため、些細なものにも感染してしまうようです。
 「インフルエンザの予防接種、しておいた方がいいですか?」と問えば、「うーん、この体調だと副作用とか出ちゃう可能性のほうが高いから、今はやめておいた方がいいかな」と断られる。
 インフルエンザの予防接種もある程度の健康体じゃないと受けられない!
 ・・・なにもかもに見離されているような気持ち。

 ちょっと動くとすぐ息が切れるし(運動不足とか衰えのせいではありませんよ!)。
 思った通りに身体が動かないのがこんなにしんどいとは。
 普段からめちゃめちゃ健康体ではないのですが、今回は久し振りにちょっと終わりが見えない感じなので、別なつかれが出てきているようでございます(一日の中で体温が上がったり下がったりするのもやめてほしい。 上は37℃前半から、下は35℃台まで。 慣れてきたけど、これも結構しんどかったり。 ちなみにあたしの平熱は35℃台です)。
 あぁ、はやく「いつもの感じ」に戻りたい。
 低空飛行でいいのです、無理のないしんどさ程度ならば。 今はアップダウンが激しすぎる。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 体調 好不調の波 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月24日

第89回アカデミー賞ノミネーション

 WOWOWにて、例年通りノミネーション速報を見ました。
 しかし例によって日本で公開されている作品が少ないので、よくわからないんだけど。
 しかも発表の10日ぐらい前に突然、いつも通りプレゼンター呼んで生でノミネーションを発表するのではなく、全世界同時にネットスクリーミング配信にしますと言われ・・・LAに行くはずだったWOWOW取材班も大混乱だったと思います。
 アカデミー協会も「初の試み」ということでいろいろトラブルがあったようですが、それは「初めてのことだから仕方ないよね」なのか、「初めてやるからこそ徹底した準備とミスのなさを目指すべき」なのか、どっちだったんでしょう。
 ともあれ、今回のノミネーションは以下の通り。

<作品賞>
   『メッセージ』   『Fences(原題)』
   『Hacksaw Ridge(原題)』   『最後の追跡』
   『Hidden Figures(原題)』   『ラ・ラ・ランド』
   『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』
   『マンチェスター・バイ・ザ・シー』    『ムーンライト』
 『メッセージ』はテッド・チャンの『あなたの人生の物語』の映画化。 原作は短編なので、かなり内容を膨らましているとみた。 エイミー・アダムス&ドゥニ・ヴィルヌーヴのコンビ再び(『ボーダーライン』で組んでますから)!、と日本公開を待ち望んでいるあたし。
 あ、結局『沈黙―サイレンス―』はかすりもしてなかったのね。 あと一枠あるのに。

 <監督賞>
   ドゥニ・ヴィルヌーヴ    (『メッセージ』)
   メル・ギブソン    (『Hacksaw Ridge』)
   デイミアン・チャゼル    (『ラ・ラ・ランド』)
   ケネス・ロナーガン    (『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)
   バリー・ジェンキンス    (『ムーンライト』)
 ううっ、ついにドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がやっとアカデミー賞に評価されたよぉ。 『プリズナーズ』で候補にしてもよかったとあたしは思っていますけど!(『灼熱の魂』で外国語映画賞の候補になっていたような気もするけど、そのあと結構英語の作品撮ってますよ)。

 <主演男優賞>
   ケイシー・アフレック  (『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)
   アンドリュー・ガーフィールド  (『Hacksaw Ridge』)
   ライアン・ゴズリング  (『ラ・ラ・ランド』)
   ヴィゴ・モーテンセン  (『はじまりへの旅』)
   デンゼル・ワシントン  (『Fences』)
 きゃー!、ヴィゴ! 邦題があるってことはすでに公開されてるわけ?(あたしの出没エリアではチラシもポスターも見たことないんだけど!) ライアン・ゴズリングとデンゼル・ワシントンの中では難しいかと思うけど、でも授賞式でヴィゴが見られるのね!
 それにしてもアンドリュー・ガーフィールドは『沈黙』にも出ている。 いつの間に賞レース作品にガンガン出てくるようになったの?

 <主演女優賞>
   イザベル・ユペール   (『Elle(原題)』)
   ルース・ネッガ  (『ラビング 愛という名前のふたり』)
   ナタリー・ポートマン  (『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』)
   エマ・ストーン   (『ラ・ラ・ランド』)
   メリル・ストリープ  (『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』)
 あー、ナタリー・ポートマンは入ると思ったなぁ。 なにしろジャクリーン・ケネディの役だし。 それにしてもメリル・ストリープは専用枠でもあるのか。 彼女を評価するならヒューさまも評価してほしかったよ(でもこの映画、観そびれたから・・・)。
 イザベル・ユペールの『アスファルト』と『母の残像』も見逃してるのよね・・・。
 しかし『ゾンビランド』のメインキャストでで唯一知名度のなかったエマ・ストーンが最有力候補とは・・・時の流れは速いし、才能ある人はどんどんチャンスを手に入れる、ということなんだね。

 <助演男優賞>
   マハーシャラ・アリ  (『ムーンライト』)
   ジェフ・ブリッジス  (『最後の追跡』)
   ルーカス・ヘッジス  (『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)
   デヴ・パテル  (『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』)
   マイケル・シャノン  (『Nocturnal Animals(原題)』)
 えっ、デヴ・パテルくん助演なの? 予告を見た感じでは主演だと思っていたけど・・・。
 いつも激戦区のこのカテゴリーだけど(というか、あたしの好きな俳優さんがここに入ることが多い)、あたしはマイケル・シャノンを推すよ!


 <助演女優賞>
   ヴィオラ・デイヴィス   (『Fences』)
   ナオミ・ハリス   (『ムーンライト』)
   ニコール・キッドマン  (『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』)
   オクタヴィア・スペンサー  (『Hidden Figures』)
   ミシェル・ウィリアムズ   (『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)
 ヴィオラ・デイヴィスさん、大好きです!(アメリカ発音的にはヴァイオラみたいだけど) 彼女が映画に出ていると、その姿をずっと観ていたくなる。 『完全なる報復』の頃、まだ無名だったとはほんとに信じられないなぁ。
 なに、『Hidden Figures』の主演はタラジ・P・ヘンソンじゃなかったっけ(彼女も好きです)。 彼女がノミネートされてないなんて、なんかずるい! やはりそこはメリルさん、譲ろう。

 <外国語映画賞>
   『ヒトラーの忘れもの』  (デンマーク)
   『幸せなひとりぼっち』  (スウェーデン)
   『セールスマン』  (イラン)
   『タンナ』  (オーストラリア)
   『ありがとう、トニ・エルドマン』  (ドイツ)
 はっ、カナダ代表の『たかが世界の終わり』が入ってない! グザヴィエ・ドランはアカデミー賞のウケが悪いのか・・・。
 あぁ、『幸せなひとりぼっち』、観に行きそびれた。 『ヒトラーの忘れ物』はなんとか観に行きたい。 あとは神戸での公開予定がまだわかりません。

 <長編ドキュメンタリー賞>
   『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』
   『I Am Not Your Negro(原題)』
   『ぼくと魔法の言葉たち』
   『O.J.: Made in America(原題)』
   『13th―憲法修正第13条―』
 長編ドキュメンタリーもかつてに比べれば公開される数は増えてきました(でも今のところ、神戸で公開が決まっているのは『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』のみ)。 タイトルだけでは内容がよくわからないのがドキュメンタリーの難点だったりする。 チラシ読みたい。

 <短編ドキュメンタリー賞>
  『最期の祈り』
  『4.1 Miles(原題)』
  『Joe's Violin(原題)』
  『Watani: My Homeland(原題)』
  『ホワイト・ヘルメット ―シリアの民間防衛隊―』
 短編だと更に内容がよくわからない。 また公開されることもまれなので困る。 ショートフィルムフェスティバルで事前に発掘するしかないのか(それは短編映画全般に言えることですが)。 WOWOWがたまに特集してくれるので、それに期待しよう。

 <長編アニメーション賞>
  『Kubo and the Two Strings(原題)』
  『モアナと伝説の海』
  『My Life as a Zucchini(原題)』
  『レッドタートル ある島の物語』
  『ズートピア』
 日本では「『君の名は。』、ノミネーション逃す!」報道が先走っておりますが、マーケットの大きい北米公開が今年の4月。 焦ってノミネーション資格取るために一週間限定公開するよりも、来年のノミネートを狙ったほうがよかったのでは、と思います(ここは東宝が焦った巻がありますね)。 それでなくとも『ズートピア』という強敵がいるのに。
 『Kubo and the Two Strings(原題)』は日本の民話を題材に取った物語で、レトロな映像表現といい、観てみたいなぁ。
 それにしてもハリウッドにおけるジブリブランド強し!

 <短編アニメーション賞>
  『Blind Vaysha(原題)』
  『Borrowed Time(原題)』
  『Pear Cider and Cigarettes(原題)』
  『Pearl(原題)』
  『Piper(原題)』
 短編アニメも見たら結構面白かったり、実験的なものが多かったりといろいろなんですが、いかんせん公開される機会が・・・これもまたショートフィルムフェスティバルに(後略)。 のちに長編化されたけど、短編の『eight』の衝撃は今も鮮烈です。

 <短編実写映画賞>
  『Ennemis interieurs(原題)』
  『La femme et le TGV(原題)』
  『Silent Nights(原題)』 
  『Sing(英題)』
  『Timecode(原題)』

 <脚本賞>
  テイラー・シェリダン  (『最後の追跡』)
  デイミアン・チャゼル  (『ラ・ラ・ランド』)
  ヨルゴス・ランティモス&エフティミス・フィリップ  (『ロブスター』)
  ケネス・ロナーガン  (『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)
  マイク・ミルズ  (『20センチュリー・ウーマン』)
 えっ、『ロブスター』ってあの『ロブスター』か?! ・・・確かに、あの独特すぎる世界観は誰にも真似できない。
 マイク・ミルズの名前を見るのもちょっと久し振りな気が(ただ単に神戸で公開されてないだけ、あたしが気付いてないだけかも)。
 やっぱりデイミアン・チャゼル監督は自分で描いた脚本は自分で映画化するべき人なのかもしれず(彼が監督したヴァージョンの『グランドピアノ〜狙われた黒鍵』を観てみたい今日此頃)。

 <脚色賞>
  エリック・ハイセラー  (『メッセージ』)
  オーガスト・ウィルソン  (『Fences』)
  アリソン・シュレーダー&テオドール・メルフィ  (『Hidden Figures』)
  ルーク・デイヴィーズ  (『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』)
  バリー・ジェンキンス&タレル・アルバン・マクレイニー  (『ムーンライト』)
 だいたい、脚本賞と脚色賞を獲った中から作品賞が選ばれる傾向にあるので、そういう意味では順当な選出ですかね。
 SF映画はなんとなく冷遇される傾向にあるので(ミステリ・サスペンス系も『羊たちの沈黙』までは冷たい扱いをされていた)、『メッセージ』にがんばってほしい!

 <撮影賞>
  『メッセージ』     『ラ・ラ・ランド』 
  『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』
  『ムーンライト』   『沈黙−サイレンス−』
 結局、『沈黙』のノミネートはここだけだったのね。 でも「アカデミー賞最有力!」と予告で謳ってかすりもしてない『ニュートン・ナイト』などの立場を考えるとちょっと切ない・・・。

 <編集賞>
  『メッセージ』   『Hacksaw Ridge』  『最後の追跡』
  『ラ・ラ・ランド』   『ムーンライト』

 <作曲賞>
  ミカ・レヴィ (『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』)
  ジャスティン・ハーウィッツ  (『ラ・ラ・ランド』)
  ダスティン・オハロラン&ハウシュカ (『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』)
  ニコラス・ブリテル  (『ムーンライト』)
  トーマス・ニューマン  (『パッセンジャー』)

 <歌曲賞>
  Audition (The Fools Who Dream)  (『ラ・ラ・ランド』)
  Can't Stop The Feeling!  (『Trolls(原題)』)
  City of Stars  (『ラ・ラ・ランド』)
  The Empty Chair  (『Jim: The James Foley Story(原題)』
  How Far I'll Go  (『モアナと伝説の海』)

 <視覚効果賞>
  『バーニング・オーシャン』   『ドクター・ストレンジ』
  『ジャングル・ブック』  『Kubo and the Two Strings』
  『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
 ん?、『バーニング・オーシャン』って『海は燃えている』のことかな? それともまた違う映画?

 <衣装デザイン賞>
  『マリアンヌ』    『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
  『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
  『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』  『ラ・ラ・ランド』

 <メイキャップ&ヘアスタイリング賞>
  『幸せなひとりぼっち』    『スター・トレック BEYOND』
  『スーサイド・スクワッド』

 <美術賞>
  『メッセージ』   『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
  『ヘイル、シーザー!』   『ラ・ラ・ランド』   『パッセンジャー』

 <音響編集賞>
  『メッセージ』   『バーニング・オーシャン』   『Hacksaw Ridge』
  『ラ・ラ・ランド』    『ハドソン川の奇跡』

 <録音賞>
  『メッセージ』    『Hacksaw Ridge』    『ラ・ラ・ランド』
  『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
  『13時間 ベンガジの秘密の兵士』

 全体的に、『ラ・ラ・ランド』の流れっぽい感じではありますが、それでもあたしは『メッセージ』を推したいよ!(どっちもまだ観てないですが・・・)
 発表は日本時間2月27日月曜日。 今年こそは仕事を休んで、衛星生中継で授賞式を見るのだ!

ラベル:アカデミー賞
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月22日

顔のない男<刑事ファビアン・リスク>/ステファン・アーンヘム

 いやー、長かった。 海外、特に北欧ミステリは全体的に長い傾向にあるものの、初めて読む作家で650ページ越えはさすがに厚かった。 通勤電車で最初のほうは調子よく読んでいたのだが、自分の体調悪化とともに電車で本が読めなくなり(下を向くからか、なんか酔う感じで、黙って車窓を見ることがこのところ多くて)、そのせいで余計長く感じたのかも。 読了までのトータルの読書時間はそんなにかかっていない気がする。 なにしろ次から次へと事件が起こるんでね!

  顔のない男.jpg <刑事ファビアン・リスク>は4部作の予定とのことです。
 ファビアン・リスクはストックホルム警察に勤務していたが、都会の勤務と繰り返し見る悪夢とに耐えられず、妻と子供二人を連れて故郷のヘルシンボリ警察に異動してきた。 これで静かな生活を送れると思ったのも束の間、ファビアンの基礎学校9年生(日本なら中学3年生)のときの同級生が惨殺され、クラスの集合写真の被害者にバツ印がつけられていた、という事件が起こる。 これはクラス全員を殺すという予告なのか? 休暇中で正式な異動はまだ先のファビアン・リスクだが、見過ごすわけにはいかない。 殺されたのがクラスのいじめっ子だったことから、いじめられっ子であった人物を犯人と考えるが、本人を見つけることができない。 そのうち、第2・第3の事件が起きて・・・という話。

 おいおい、いくらなんでもスタンドプレーが過ぎるんじゃないか。 警察の捜査は基本的にはチームプレイでしょう?、と何度も言いたくなるファビアン・リスクの不可解すぎる独断専行に首をひねる。 どうやらストックホルム時代にもなにかあったようなのだが、詳細は語られず(シリーズの今後で明らかになるのでしょう)。 ヘニング・マンケルのヴァランダー警部もダメ男ではあるが、彼はチームを信頼していたし、なにか伝え忘れるのは「うっかり」だったのに対してファビアン・リスクは明らかに意図的に情報を流さない。 違う方向のダメ男である(また、本当は自分はダメ男だと思っていないところが余計腹が立つ)。 だから犯人の罠に簡単に落ちるし、同僚の刑事たちにも迷惑をかけてしまうのである。
 で、北欧ミステリはわりと社会派の一面も多く持ち合せるのだが、今作はいじめ問題と、結局解決できない大人が描かれているんだけれど、あまり深く扱われていない感じがして、それもちょっと物足りないかな。 デンマーク警察の女性刑事と協力する場面はドラマ『THE BRIDGE/ブリッジ』を思い出してニヤリとするけれど(あ、彼女が上司からハラスメントを受ける様は『ミレニアム』を思い出させるけれど、そこまで正面から取り組んでいるわけでもない)。 いろんな作品の影響を感じるが、後味の悪さは間違いなく北欧ミステリでした。
 とはいえ、続きが出れば買って読んでしまうんだろうな、という気がします。

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2017年01月20日

こころに剣士を/MIEKKAILIJA(THE FENCER)

 2017年、今年最初の映画はこれにしました(と書いたところで、2016年の映画を振り返っていないことに気づく。 あとで手帳を見直します)。
 フィンランド映画『ヤコブへの手紙』のクラウス・ハロ監督最新作。

  こころに剣士をP.jpg 勇気の先に未来がある

 舞台は1950年代はじめ頃のソ連統治下のエストニア。 レニングラードから移ってきたエンデル(マルト・アヴァンディ)は、エストニアの小さな田舎町で体育教師の職を得る。 実はエンデルはドイツの有名なフェンシング選手なのだが、ナチス政権崩壊後はソ連の秘密警察に追われている身だった。
 いろんな意味で厳しそうな校長から「生徒たちの課外活動に運動部を」と言われ、理不尽な紆余曲折を経てフェンシング部をつくることになったエンデル。 落ちている木切れで即席の剣をつくり、子供たちに教えるエンデルだがもともと教員経験があるわけではなく、子供が苦手な自覚もある彼は、フェンシングに対して手を抜くことができず厳しく指導してしまう。 それが生徒たちから反感を買うことになるが、エンデルの精一杯さを知っている少女マルタ(リーサ・コッペル)と、旧友から中古のフェンシング練習キットが届いたことで盛り上がり、生徒たちはひたすらフェンシングに打ち込むように。 そして、レニングラードで行われる学校別フェンシング選手権に子供たちが出たいと言い出し、しかしエンデルはレニングラードに戻れば身の保証はない。 みんなはまだ試合に出られるレベルではないと説得するエンデルだが・・・という話。

  こころに剣士を4.jpg どうせやるなら本格的な道具、ほしいですよね。
 全体的に説明は少ないのだが、流れでだんだんわかっていく構成。 実話ベースということなので『ヤコブへの手紙』のような謎を残すアクロバットな仕掛けはしなかった模様。 物語は予想通りの展開を辿るけれども、決して退屈ではない。 不器用なエンデルさんもいい味を出している。
 そして『この世界の片隅に』のように、スターリン圧政下なのだけれども絶対的な悪人が出てこない、というのもなにか共通するものがあるのだろうか(ソ連の秘密警察は登場するが、それはあくまで記号としてしか描かれない)。 いじわるな校長だって所詮は小物というか、スターリニズムに反するものは排除しなければ、という思い込みで動いているだけだし。

  こころに剣士を1.jpg マルタ、気の強そうな感じがなんともかわいい。
 むしろ態度から雄弁に語るのは子供たちである。 エンデルに対して警戒心や反感を持ってもそれを表に出さないのは、親たちがどんどん秘密警察に捕らえられているからだし(なのできょうだいの上の方は下の方の世話をするのが当たり前)、フェンシングに出会って楽しいと思っても、最初はなかなかはしゃいだりしない。 一生懸命、自分たちの感情を抑えている。 それが次第に普通の子っぽくなっていく様が、本作のいちばんの見どころではないかと。 エストニアの冬の光景が、いつの間にか明るい夏に変わっていくように。 多くの親を奪われている子供たちにとって、エンデルとの関係は疑似親子のようになっていく。 それが切ない〜。
 基本的に静かな映画なので、試合の場面では意外にも躍動感を覚えてしまう。 王道の流れなのになんだかハラハラしちゃいました。
 ・・・思いのほか、よかったなぁ。
 一年の最初に観るにふさわしい映画だったかも。

ラベル:映画館 外国映画
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月18日

今日は5冊。

 寒くなってきておりますなぁ。
 夏は涼を求めて雪山遭難本など好んで読んでしまうのですが、実は時期関係なくそういうの読むのが好きです。

  ドキュメント単独行遭難.jpg ドキュメント 単独行遭難/羽根田治
 <ドキュメント ○○遭難>シリーズは結構読んでいたつもりでしたが、これは読んでいなかったので早速手に取る。 帯や裏表紙の説明によれば、「単独行での遭難死亡事故は2人以上のパーティーの2倍以上発生している」とのこと。 そりゃそうだよね、一人なら助けを求めることがまずできないし、そもそも遭難したことを知らせることも難しい。 でもそれがわかっていても、一人が好きな人は行っちゃうんだろうけど。

  東京タラレバ娘07.jpg 東京タラレバ娘 7/東村アキコ
 やはりドラマ放送に合わせて新刊を出してきたか。 やっぱり薄いぞ!(5巻までは4話収録だったのに、6・7巻は時期を合わせるためか3話収録になっている)。 それも戦略なんだろうけど、なんかずるいぞ!、という気が否めない。

  雪花の虎04.jpg 雪花の虎 4/東村アキコ
 タラレバもよいが、個人的にはこっちの方が楽しみだったりしている。 時代モノをこのペースで刊行してくるなんてすごいなぁ。 ていうか何本連載を抱えているのだ・・・そりゃ主婦の友だちが朝から手づくりパンを焼いて子供に食べさせているの図を見てかたまっちゃいますよね(これだけ仕事してたら自分にはそんな余裕はあるまい)。 

  謀略の都1.jpg謀略の都2.jpg 謀略の都<1919年三部作1>/ロバート・ゴダード
 ついにロバート・ゴダードまでも歴史物トリロジーを書くとは!
 しかもスパイもの路線っぽいんですけど! 結構意外な展開に、手に取って驚いてしまいました。 だってゴダードがジョン・ル・カレのような作品を書くとは思えない・・・きっと非情な世界を扱いながらも、どこか叙情的なんだろうな、ということを期待。

ラベル:新刊
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2017年01月15日

今回は4冊。

 土日は気温が下がってくれたおかげであたしはすっかり冬眠モード。
 寝た・・・とにかく寝た。 
 久し振りに咳に悩まされずにぐっすりと。
 起きてお風呂に入ったら熱は上がっていたのだけれど、気分的にちょっと楽な感じに。
 ・・・もう、しんどい状態に飽きているあたしです。

  すばらしい新世界【新訳版】.jpg すばらしき新世界【新訳版】/オルダス・ハクスリー
 この2月3日に映画『虐殺器官』の公開をついに控え、ハヤカワでは<ディストピア小説フェア>を開催中! そんなわけで既刊を含め、3冊の新刊がラインナップ。 これもその一冊。
 “BRAVE NEW WORLD”ってよく聞く表現だなぁと感じていたけれど、ここから来たものだったのかしら!

  破壊された男【新版】.jpg 破壊された男【新版】/アルフレッド・ベスター
 もっと抽象表現で来るかと思ったので、あまりにグロテスク系な表紙に絶句。
 これもあたしは「名前というか存在は知っていたけれども、読んだことのない作品」なので、ありがたく拾わせていただきます(ほんとにSFってそういう作品ばっかりだわ・・・)。

  動物農場【新訳版】.jpg 動物農場【新訳版】/ジョージ・オーウェル
 『動物農場』は短い話だし、ネット上にフリーの文章が(原文・邦訳含め)そこここに転がっているから別にいいかなぁ、と思ったのだけれど、この新訳は山形浩生!、ということでチェック! ジョージ・オーウェルによる序文案など資料もついてるし、なによりこの表紙のブタ! この表情がなんともいえず。

  人形デュ・モーリア傑作選.jpg 人形 デュ・モーリア傑作選/ダフネ・デュ・モーリア
 ハヤカワのあとは創元推理文庫から。
 デュ・モーリア初期傑作短編集とのことですが、初期といってもほんとの初期、デビュー前に書きためていた作品群らしく。 それでも味わいは十分に、むしろ全然キャラクターの違う<レベッカ>という人物が登場していたり、創作過程というかどのようにして大作へと辿りついたのか、作家としての成長がわかるかもしれないところが面白い。

ラベル:新刊
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2017年01月14日

ごあいさつ

 はじめまして、かしこんと申します。
 J:com運営のBLOGariサービス廃止に伴い、過去記事ともどもこちらに引っ越してまいりました。
 主に観た映画や読んだ(手に入れた)本のことなどを書いておりますが、特にまとまりはありません。
 自分の為の備忘録というのがはじめたときの目的でしたが、時間がたってくるとほんとにその役割を果たしてくれていて自分で驚いています。

 改行おかしい、写真がないなど過去記事の修正が間に合っておりませんが、ちょこちょこ直していく所存です。
 こんな私ではございますが、よろしくお願いいたします。

2017年01月13日

あ、雪

 仕事からの帰り道、最寄駅に降り立って家路を辿れば・・・ふと、視界に白いものが落ちてきたのに気づく。
 どこかから綿ぼこり?、と一瞬思ってしまったのが哀しいのだが、雪だった。
 勿論、積もる量じゃない。 手のひらに触れたらすぐ溶けてしまうような、視界を遮るほどもない、ほんの少しの雪。 けれど街灯の光にきらめいて十分確認できるだけの、雪。
 おお、と心の中がどよめく。 テンションが上がる。

 わーい! 雪だ!!

 そしてここ最近、自分がどれだけうつむき加減で歩いていたか、ということに気づかされたのだった。 まっすぐよりも少し上を見ながら歩くことの気持ちよさとともに。
 そんな雪の舞はほんの数分間、ほんとに2・3分の出来事だったけれど、いろいろ悩んでいた(ずっと体調不良が治らないので、仕事を辞めて近場に転職しようかなとか、いっそのこと少し休もうかとか思ったりしていた)あたしの背中を押してくれたような気がした。
 しかも、SLTの“My Desire〜冬を越えて〜”が不意に頭をよぎったりして。

  ♪ 辛ささえ ただ 優しさにして 贈れるように 歩いて
    胸の吹雪なんて やがて 晴れるから
    I've got desire 雪の眩しさも 行く宛を 照らせるように
    I've got desire 風の激しさも 此の背中 後押すように ♪

 かつてこの曲が出たとき(当時、シングルカットされた)、「とても冬の曲とは思えないんですけど」とTOKYOFMのパーソナリティーさんに言われていたんだけれど、北東北の人間なら納得なんですけどね。
 冬は立ち向かうもの、そして乗り越えるもの。
 なんか、元気になりました。
 やはりあたしは雪の国の人間だ。
 センター試験を受ける方々には気の毒ですが(毎年センター試験の時期って大荒れだよな・・・でも大幅に試験改革しないと日程ずらせないもんね)、あたしはこの大寒波に助けられたみたいです。

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2017年01月11日

去年最後の10冊(その2)。

 引き続き、文庫を5冊。

  運のいい日.jpeg 運のいい日/バリー・ライガ
 <『さよなら、シリアルキラー』三部作>の番外編(前日譚)、日本オリジナル編集の短編集。 高校生それぞれ三人が主役の話と、保安官G・ウィリアムスの物語。
 こういうのが出るってことは、人気があった(そこそこ売れた)ってことですよね、よかった。

  細い線【新訳版】.jpg 細い線【新訳版】/エドワード・アタイヤ

 「江戸川乱歩激賞!」とか書いてあるあたりに時代を感じますが、多分これも「タイトル聞いたことあるけど全然見たことない」シリーズ。 サスペンスのお手本みたいな内容とのこと、『幻の女』みたいな古典?!、ということで。
 そういえばNHK−BSでドラマになっているようですが・・・もう放送はじまっちゃったかな?また出遅れました(BSオリジナルドラマは時間帯があたしの生活習慣とかみ合わないので忘れがちです)。

  クリフトン6−1機は熟せり.jpgクリフトン6−2機は熟せり.jpg 機は熟せり<クリフトン年代記>/ジェフリー・アーチャー

 <クリフトン年代記>ももう第6部。 一応第7部で完結予定とのことなので、フィナーレまであと一歩。 でも予定は未定だからな・・・完結してからまとめて読もうと思っているので、早くまとまってほしいような、でも終わってほしくないような、微妙な心境。

  感傷コンパス文庫版.jpg 感傷コンパス/多島斗志之
 多島斗志之にしては珍しい、純文学テイストの佳品。 でもこれがあったから、のちの『黒百合』に繋がるのかな、という気もする。
 文庫になるまで何年待たせるんだよ!、という気持ちと、でも文庫が出てくれてありがたいという気持ちと、ファンとしては愛憎(?)入り混じっております。
 この勢いで『離愁』(単行本時のタイトルは『汚名』)の文庫版復刻もしていただきたいところです。 電子書籍だけ出して知らんぷり、というのはひどいぜ。 もしくは東京創元社が再び<多島斗志之コレクション>を新たな形で出してくれるか。
 新作が出ないことは覚悟してるけれど、その分過去作品にこだわる。
 ファンは同時に執念深いものでもあるのですよ。

ラベル:新刊
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2017年01月09日

去年最後の10冊(その1)。

 去年のうちに買っていたのですが、映画の記事優先と自分の体調不良のせいで記事が書けていませんでした・・・。
 まずはマンガから。

  レベレーション2.jpg レベレーション―啓示― 2/山岸涼子
 <山岸涼子、ジャンヌ・ダルクを描く>、第2弾。
 しかしこの表紙からは1巻の力強さは感じられず、一瞬バレエマンガかと・・・。
 でも読んだらまた印象が変わるんだろうな(実はまだ読めておりません・・・)。

  やじきたF02.jpg やじきた学園道中記F 2/市東亮子
 津軽の謎を引っ張ってくれるのはありがたいが、登場人物が多くなりすぎてちょっと交通整理の必要性も感じてきちゃった。 肝心の主役お二人の出番が少ないよぉ。

  駅から5分1.jpg駅から5分2.jpg 駅から5分/くらもちふさこ
 これはコミックス1巻が出たときから微妙に気になっていたのだけれど、刊行時期が謎(『海街diary』みたいに長く続くのか、そして次の巻が出るのに一年以上かかってしまうのか、など)だったので躊躇しているうちに忘れてしまった。 そしたら今回、文庫版全2巻同時発売ということで・・・なんだ、そんなに長く続いたわけじゃなかったのか、と肩すかし。
 しかしこれもまたまだ読めておりません・・・文庫は厚いし字もコマも小さくなるから、もうちょっと健康体になってから。

  嘘解きレトリック07.jpg 嘘解きレトリック 7/都戸利津
 6巻から少し時間があいての刊行故、6巻を読み返そうかなぁと思って探しているうちに何故か和田慎二『少女鮫』を全巻読んでしまったという不思議。
 だからマンガはおそろしい。

ラベル:新刊
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2017年01月08日

再発、そして悪化でした

 病院が6日からはじまったので、仕事帰りに滑り込みセーフで受付に間に合う。
 とても込んでいた・・・一時間以上待たされた。
 で、ドクターの診断結果は、「急性副鼻腔炎が治っていない、むしろひどくなっている」というものでした。
 呼吸をするとき、ひゅーひゅー・ごぼごぼ音がしていたので気管支ぜんそくとかになっていたらどうしよう、と心の中で焦っていたあたしは、とりあえずひと安心(そしてそれを伝えたときに「それはちょっとやばいぞ」と焦っていたドクターも、「ひどくはなっているけど思っていたよりひどくはなっていないな、よかった」と安心してくれ、「(病院が)休みだったもんな、しんどかったやろう」とねぎらってくれたのでした)。

 咳が治らないのはのどからくるパターンがほとんどだったので、「鼻からも咳が来るのか・・・」と今更ながら新鮮な驚き。
 で、抗生物質のパワーはすごいな、やはり。
 咳は勿論いきなりゼロにはならないけど、結構沈静化。
 久し振りに熟睡できた感。 おなかの筋肉痛を感じる余裕も出てきました。
 この3連休である程度落ち着いてくれたらいいのだけれど(でも、今日はもう日曜日だわ)。
 なにもしていないのに、時間だけが過ぎていってしまう感じがする。

 特に今日は雨だからか、朝もずっと暗く、全然起きれなかった。

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2017年01月03日

文字通り、寝正月。

 実は、大晦日の夜から大幅に体調を崩していた。
 前日(30日のこと)、どうも咳がひどくなってないか?、という懸念はあったものの・・・29日に友だちと会うので街中に出かけたから、そのときあまりよろしくない空気を吸ったせいかと思っていたのである(もしくは、まだ本調子ではなかったのに出かけて無理をしちゃったのかな、と)。
 が、31日夜にあたしを襲ったのは寒気と頭痛とじわじわと熱の上がりそうな気配。
 この段階で早速熱を測ったところ、37.1℃(ちなみにあたしの平熱は35℃台である)。 これはまずいと29日に会った友達二人に速攻メール。
 あたしはこんな感じですが二人とも大丈夫ですか?
 早速来た返信によれば、二人ともびくともしていないというか、ぴんぴんしていた。
 それはよかったが、何故あたしだけ。 やはりまだ免疫力・抵抗力が低いせいで余計な物を拾ってきてしまったか?

 結局、熱は38.4℃まで上昇(測ったときの値)。 このまましばらく熱で体内の免疫機構にがんばってもらった方がいいのではないかと思ったが(平熱の低いあたしは36℃後半から37℃前半がしんどく、38℃を越えるとむしろナチュラルハイになり、かえって身体が楽になる気がするので――多分麻痺しているんだと思うが)、なにせ免疫力弱いのでギブアップも早かった。

 ロキソニンをのむことにする(のどの炎症が広がって気管が狭まっている感じがしたので、手持ちの薬でのんでよさげなのはこれしかない。 基本、医師の処方薬しかのんでいないので、総合感冒薬的なものは持っていないのだ)。
 あと、体表面に熱がたまっている感じがあったので、部屋気を着替えて前のものは全部洗濯、その間にシャワーを浴びる。 急激に熱が上がったときはシャワーを浴びると一時的に熱は下がるものの、あとでまた上がることは経験上わかっていたものの、すっきり感がほしかったんですね。 新しい部屋着に着替えて、横になりつつ海外ドラマの録画を見ていたら、少し眠ってしまったようです。

 すると熱は35.8℃。 平熱ですが、一気に下がりすぎ!
 あわてて布団に場所を移して寝なおすと・・・普段と違って眠れるものですね。
 でもまぁこれで安心、と思ったあたしは甘かった(ロキソニンで熱下がったし、関節は痛くないのでインフルエンザではないことはわかったし)。
 しかし途中で「寒い・・・」と目が覚める。 寒いのは布団や毛布が足りないのではなく、また熱が上がってきて悪寒がしてたから(37.7℃に上がっていました)。
 水分とビタミン補給、薬をのむためになにか食べる、そして寝る、の繰り返しで今度は「暑い・・・」と布団を蹴飛ばすように。 汗をかいているのがわかったら肌着から全部取り換え。 咳のしすぎで頭も痛いが、なんだか腹筋が鍛えられたような気がする(そこだけおなかがへこんでいる感じが)。
 咳が止まらない、というのは結構体力を消耗するものなのだろうか。 ちょっと動くと息が切れているあたしです。
 それを繰り返し、現在体温は36℃後半で安定。 しかし家から一歩も出る気になれない。
 あぁ、今年の仕事、初出は5日でよかった(ほんとは5日もやばい気がしている)。
 しかし行きつけ、じゃなかったかかりつけの耳鼻咽喉科は5日までお休みなので、6日に行くしかない。

 あぁ、3日・4日と予定があったのに・・・(といっても、映画に行くとか買い物するとかのレベルですけど)。
 計画、すべてがパーである。
 横になってばかりだから本でも読み進めたいところなのであるが、文章が頭に入ってこない。 横になりながらできる、とイラストロジックをやっていたら、升目を数え間違える。 海外ドラマや映画を観ていたら、途中で寝てしまう(10〜15分ほど、ふっと意識がなくなる程度ですけど)。
 結局、何もできない・・・。
 これがほんとの<寝正月>というやつであろう。
 4日、計画も全部捨てて一日おとなしくしているので(ほんとはのど飴やマスクも底がつきかけているので買いに行きたいのだが、まじ出かける気力なし)、なんとか5日には仕事に行かせてもらえませんかね。 そうすればそのときに、必要なものを買い込めるから。

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2017年01月01日

2017年 新春

 あけましておめでとうございます。
 昨年中も大変お世話になり、ありがとうございました。

  2017門松.JPG 

 それでは、自分含むみなさまの新たなる門出を祝って。
 どうぞよい年でありますように。

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