2016年12月18日

今日は7冊(その1)。

 土曜日ほとんど寝込んでいたので、だいぶ体調はよくなりました。
 やっぱり睡眠と休養は大事ですね(今更・・・)。

  パタリロ!097.jpg パタリロ! 97/魔夜峰央
 ついに100巻までのカウントダウンに入った感じ。 昨今更なるマンネリが指摘されていますが・・・あたしは今回読んでみて、「もしかして、マリネラ宮殿という限られたスペース、パタリロとタマネギたちという限られた登場人物で会話だけで物語を成立させようという<マンガでやる小さな落語>を今は目指しているのかな・・・と思いました(一時期、4コマだけで話を成立させられるかという実験的手法にも挑戦していたこともあるし)。
 でもミーちゃん(作者本人投影の劇中キャラ)ネタはあまりに内輪受け過ぎるかな〜。
 初期は名作が多かっただけに、中期もそれなりに安定していただけに、長年のファンの目は厳しいのでしょう(だってずっと単行本買ってるってことはそういうことだもんね)。

  あなたのお背中流したい01.jpg あなたのお背中、流したい。 1/山口美由紀
 山口美由紀新作。 表紙だけ見て「三助さんの話?!」と『神の舌を持つ男』のことが一瞬頭をよぎったけど、いつも通りのハートフル日常ファンタジーでした。
 “お風呂 = リラックスする場所 = 心が解放されるが故に不思議なことを自然に受け入れられる”、という日本人ならではの感覚というのでしょうか。
 なんとなくトラブルメーカーっぽい女の子と、不器用で不愛想だけど実はいいやつという組み合わせも王道。 ほっこり楽しめる物語なので、続きを期待しています。

  贅沢貧乏のお洒落帖.jpg 贅沢貧乏のお洒落帖/森茉莉
 ちくまから引き続く、森茉莉のエッセイ復刊(新編集)。 今回は黒柳徹子が解説を書いていて、「あぁ、そういう時代だったんだ」ということを改めて実感。

  花闇.jpg 花闇/皆川博子
 こちらも長らく品切れ状態だった作品の再文庫化。 皆川博子の再評価が進むのは大変うれしいのだけれど、まだまだ出回っていないものもあるんですよ・・・。
 実在した伝説の江戸歌舞伎役者、三代目澤村田之助の壮絶な生涯を弟子の視点から描くという筆者の好みやこだわりの詰まり具合が半端でない気配濃厚。 それ故に、表紙をもっと美しくしてほしかった・・・なんか美も闇も足りない、中途半端な印象になっているのが残念かな(あたしの個人的な感想ですが)。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする