2016年10月12日

今日の11冊(その2)。

 続きます。

  われらが背きし者.jpg われらが背きし者/ジョン・ル・カレ
 えーっと、ハヤカワじゃないのなら出版社はどこ?、と調べましたら、なんと岩波!
 まさか岩波書店がジョン・ル・カレを出すなんて・・・衝撃(しかも訳者さんもあまり馴染みのないお名前なのであった)。 ル・カレワールド的に大丈夫ですか?、とちょっと不安が。 いつも通りにハヤカワに版権とらせておけば、こんなとまどいはなかったのに。
 でも出版社にもそれぞれの事情があるのでしょう。

  氷の双子.jpeg 氷の双子/S・K・トレメイン
 こちらはたまに気の抜けない小学館文庫から。
 <今年度最高のホラー>だそうでして・・・サイコホラーで双子ネタってある意味、基本。
その常識からいかに裏切られたものが出てくるか、気になりました。

  竜との舞踏文庫2.jpg 竜との舞踏 中<氷と炎の歌D>/ジョージ・R・R・マーティン
 シャレにならないほど分厚い中巻(いや、上も下も同じような厚さだが)。
 表紙を見て、「あ、ブラン、まだ生きてる〜」と安心してしまう奇妙さ。 もうほんとにこのシリーズは容赦ない、誰が死ぬのか本当にわからない。
 しかしそんな過酷さがこの作品の魅力のひとつなのだから不思議である。

  聖の青春.jpg 聖の青春/大崎善生
 実は小説家としての大崎善生が、あたしは苦手(といっても『パイロットフィッシュ』『アジアンタムブルー』しか読んでいないが、「同じ話じゃないか!」という印象だったので。 多分読んだときに自分の年齢のせいもあろうが、主人公にとってあまりに都合のいい女性の描かれ方が許せなかったのも大きい)。
 でもこれはノンフィクションだし、もともと将棋雑誌の編集をしていた人だから<都合のよい話>を書くわけにはいかないだろう。 実は映画の予告を観て、「『3月のライオン』に登場する棋士たちに特定のモデルはいないが、唯一いるとしたら二階堂は村山聖八段」という監修している方の言葉を思い出し・・・映画では松ケンだが、あたしの脳内では二階堂くんに変換されてしまうであろう。

  ミズーラ.jpg ミズーラ 名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度/ジョン・クラカワー
 基本、文庫しか買わない主義のあたしですが、最近基準がどんどん揺らぐ・・・。
 ジョン・クラカワーの新作は当然ノンフィクション。
 アメリカでは有名なジャーナリストだが、日本ではそれほどでもないから邦訳が出るだけでもありがたいのではあるが、亜紀書房というあまり馴染みのない出版社からの発売で、ここはまだ自社文庫を持っていないから文庫になるかどうかわからない・・・(前作『信仰が人を殺すとき』も文庫化まで何年かかったか・・・同じ出版社だったのに約9年である)。
 なのでハードカバーだが、買うしかないのである。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする