2016年09月03日

今日は3冊

 あ、復刻されている! 表紙もかわいくなっている!
 海外ものの新訳だけでなく、20年くらい前の国内作品の復刻も相次いでいるように感じる今日此頃。 出版業界にとっては20年で約一周なのか? それともかつての若き読者がもういい歳になっているであろうという時間差?

  螺旋階段のアリス.jpg 螺旋階段のアリス【新版】/加納朋子
 かつてあたしはこれを図書館から借りて読んだのだが・・・表紙・装丁が「かわいい」とはかなりかけ離れていて、その印象のせいなのか内容自体も加納朋子的世界には珍しく、どこか冷たく一線を引いたような読後感、だった記憶が。 なのに今回の新版の帯には「ハートウォーミング」という単語が。 当時のあたしの読解力に問題があったのか? 単なる記憶違いか? 試してみなくてはならない。
 ちなみにシリーズ続巻『虹の家のアリス』も来月復刻予定とのこと。

  ささやく真実.jpg ささやく真実/ヘレン・マクロイ
 なんとなく、ヘレン・マクロイは創元推理文庫から出てくれた方がしっくりくる。 装丁の統一性のせいもあるだろうか。
 ウィリング博士シリーズ第3作目とのこと、ギゼラはまだ博士の恋人です。
 こういう、人間関係の変化くらいなら、シリーズの順番は気にならないんだけどなぁ・・・。

  少女地獄.jpg 少女地獄 夢野久作傑作選/夢野久作
 <夢野久作、ベスト・オブ・ベスト>と書いてあったりするのがうまいよねぇ。
 夢野文学の入門書にふさわしいものとして四編、『死後の恋』『瓶詰の地獄』『氷の涯』・そして少女の三人を主人公にしたオムニバス『少女地獄』を収録。
 確かに『ドグラ・マグラ』をいきなり読むのはハードル高い場合には、ベストな選択といえるかも。 しかしいちいちタイトルがかっこいいというかなんというか、時代も感じさせつつ美しい!
 が、せっかくの夢野世界であるが、まだ暑さに負けているあたしには読むべきふさわしい時期ではないような気がする(まぁ、どれも以前読んだことはあるのですが、この順番は初めて)。 いろんな意味で、気持ちに余裕ができるのをちょっと待ちたい。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする