2016年07月24日

吉野朔実は本が大好き ALL IN ONE/吉野朔実

 『本の雑誌』に連載していた<吉野朔実劇場>の本が全部まとめて一冊で発売、ということで、ネットで注文していましたが予定よりも結構遅れて到着。
 それだけ需要があったのか、それとも刷った冊数が少なかったのか・・・(でもあたしのは初版だわ)。 シリーズ全8作プラス単行本未収録作品収録で本体価格3000円というのはお買い得だと思うの。

  吉野朔実は本が大好き.jpg でもその分、分厚いわ・・・。

 本をめぐる吉野朔実の日常をマンガで綴ったエッセイ集。
 なんというか、職業柄ということもありましょうが、本の話を日常的にできる人たちが周囲に沢山いる環境、うらやましい。
 あたしもゼロではないけど・・・すぐ近くにいるわけじゃないしそうマメに会えるわけじゃないから。 大学生の延長みたいな精神(?)でいることが許されるおばちゃんは世の中には意外と少ない、と思い知らされるばかり(少女心を持っている人はいっぱいいるんだけど、家族いたり子供いたりという生活環境では彼女たちは自分の好みを優先させられない)。 子供の手が離れて、もう少し歳をとったらまた変わっていくのかなぁ・・・。
 実はすでにこの本、1/6くらい読んでしまい、「いかん、この勢いだとすぐ読み終わってしまう! それはもったいない!」とちょっと封印。
 ちなみに連載一回目のお題はトマス・ハリス『羊たちの沈黙』で、個人的にも懐かしさひとしおです。 映画の方のコラムで、『羊たちの沈黙』のクロフォード捜査官役のスコット・グレンのことを「ハリウッド一の美中年」とかつて表現していて、それに全面的に賛成してしまったかつてのあたしは、それ以来「この人とは好みが結構似てるかも」と勝手に思い込んでます。
 だからか、「あ、なんかわかる!」というポイントがちょっと読んだなかでも結構あった。
 この一冊は、<ヴァーチャル本読みともだち>として活躍してくれそう。
 で、またこれに影響を受けて買う本も出てきたりするんだろうな・・・それもまたよし!

posted by かしこん at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする