引き続きの残り5冊です。
なんとなく『星籠の海』が消化不良だったので。
シリーズ番外編というか、御手洗ファン向けの編成って感じがしなくもなく・・・ま、石岡君がその後どうなっているのかあたしも知りたいので、それはそれでよし。
著者による9日間のエストニア旅行の紀行文。
そう、エッセイではなく紀行文というところが近頃では懐かしい感じが(逆に、受験国語を思い出すけど・・・)。
隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件/清水潔
以前、ハードカバーで読みましたが、文庫版には絶対<文庫版あとがき>やその後のことが記載されるので絶対読みたいですよね!、ということで。
あの後も、この事件について表立った報道は出ない。 この文庫化をきっかけに、なにか動きが出ればいいですね。 というか出てほしいよ!
タイトルの“千年都市”とはこの場合、イスタンブールのこと。
近未来のイスタンブールはナノテク革命と低炭素経済がもたらす活況に沸いていて、しかしかつての名残りというか伝統的ともいえる混沌も残っているらしい。
「突如起こった、犠牲者ゼロの奇妙な自爆テロ」という設定に惹かれ裏表紙のあらすじを読めば群像劇でもあるらしい。 SFでそれは珍しいのでは!、と思って。
仕事場にて『月刊フラワーズ』7月号が完売でした、とこっそり報告。
恐るべし、『ポーの一族』! 恐るべし、萩尾望都!、というのがみなさんの見解でした。
ラベル:新刊