2016年03月21日

2016年冬ドラマまとめ、一応

 気がついたらいろいろドラマが終わっている。
 録画しているがまだ観れていないものもあるのだが・・・いまのところの感想として。

相棒14
 もはやあたしは次のシーズンの“相棒”が誰なのかより、米沢さんが鑑識じゃなくなったことのほうが気になる! 途中で「冠城さんは杉下警部の相棒ですか?」と何度か訊いていたから、鑑識を一旦離れるのは米沢さんが自分で決めたことなのかと思っていたけど、最終回での言葉のかぎりではそうではなさそうだし!
 常に安住しない、動き続けるのが『相棒』とはいえ・・・暇課長さんが言っていた通り、「俺には米沢の代わりはできんぞ」なわけで・・・もし米沢さんが今後出てこないというのであれば、右京さんの半アームチェア・ディテクティヴ的推理は成立しなくなる。
 この穴をどう埋めるのだろう。

  ドラマ相棒S14.jpg 反町隆史は冠城亘というキャラクターを浮ついていないちゃらさでがんばって自然体で表現していたと思うが(「右京さん」と呼ぶのはちょっと早いんじゃないかという気はしたが)。
 峯秋さんもいまいち活かしきれていなかった感があるし、せっかく榎木孝明出てきたのに微妙な扱いだったし、トータルとしてなんかもったいなかったなぁ!
 むしろ、夕方に再放送していたシーズン9(神戸くん時代)のほうが楽しめてしまったのは何故?

ヒガンバナ
 これはなんとなく流し見。 女性をめぐる事件、捜査するのも女性(全体的にスタッフも女性が多かった感じがした)、なのに、なんか結局のところ類型的な女性の姿にばかりなってしまっているような気がするのが残念・・・。

スペシャリスト
 2時間ドラマ時代のは半分くらい見ていますが・・・なんか今回はこっちのほうが事件の種類や世界観的が『相棒』っぽかった。 新しく盛り上げたいドラマにベテラン脚本家を、ある程度固定客がいる安定枠で新人脚本家を修行させる、というのは長い目で見て確かに正しい戦略だが・・・。
 戸田山脚本にありがちな(それは君塚脚本もそうだし、わりと多いのだけれど)、名もなき“ネット上の悪意”がそのまま不特定多数の個人の行動に直結する、という展開はまだ今の日本ではいささか安易というか、どうしても浮世離れした感じになってしまうのが残念で(というか世間的にはこのままであってほしいが)。
 ドラマとしては引き続き続いてほしい気はします。

臨床犯罪学者・火村英生の推理
 これは窪田くん目当てで(彼がアリスなのはかわいすぎるだろ!、と思いつつ)。
 有栖川有栖の原作は初期の頃のはほとんど読んでいるのだけれど、アリスくんが作家に、火村先輩が学者になってからのはあまり読んでいなくて、その読んでいない範囲の作品が中心にドラマになっていたから見てもいい気になったのかも。

  ドラマ火村英生の推理.jpg BBCの『Sherlock』にかなりオマージュを捧げた、見目よろしい男子のバディ物はある種の女子にアピールすることを狙った作品でしたかね(原作のイメージに比べて、やっぱりドラマにしてしまうと雰囲気が軽くなるのは否めない)。
 何故二人が大学生時代の作品は読んでいるのに、その後はあまり読んでいないんだろう、と考えてみるに、どうもあたしの中で誤差が生じたからかもしれない。
 『月光ゲーム』から始まる作品群はアリスくんたちが遭遇した実話で、二人が社会人になってからの作品はベースが体験談かもしれないけれど、基本的には作家アリスの創作物なのかもしれないと感じるようになって(勿論、逆もあるかも。 もしそのへん、ファンの方には常識だったらすみません)。 火村先輩の微妙なキャラの違いが、その当時学生であったあたしにはすんなり納得できなかったみたいで。
 でも今回のドラマをきっかけに、また有栖川有栖作品を読んでみようかな、と思ってみた。
 そういう意味では、ドラマ化した意義がある、ということかもしれない。

家族ノカタチ
 あたしは結構面白いと思っていたけれど・・・視聴率いまいちと報道されていてかわいそう(『下町ロケット』と比較されてもね・・・)。
 他人としてみるといい人だけど、それが自分の家族だったらすごく鬱陶しい、というのはよくある話で、なんだかんだありつつも結局のところ情や絆は断ち切れない、という非常にまっとうな形にまとめたのはイヤミスなどが盛り上がる中、心温まる話ですね(というか、それは絆が残っていればの話)。 現実はもっと殺伐としていたり、そんなに優しくなかったりするから。
 血の繋がりよりも自分が「家族」と感じられる相手なのかどうかの方が重要で、そうなればむしろ恋愛感情も飛び越える、という。 感情としては普遍的な要素だと思うんだけど、そういう多様性を当たり前と描くのは時代が進んできた証拠ですかね。 
 悪い人が誰も出てこない、フツーだけどある種のファンタジーとしてあたしは受け止めた。
 そう考えてしまうのは、あたしが成熟していないということなのかもな・・・。

 海外ドラマについてはもっと話し出すと止まらないのですが、とりあえずどうしても、ひとつだけ言いたいことが!
NCIS:ニューオーリンズ
 『NCIS:ネイビー犯罪捜査官』のスピンオフですが・・・あたしが気づいたのはそこじゃなくて、レギュラーの若い捜査官がルーカス・ブラックだ、ということ!(ちなみに初回では全然わからず、4・5話目あたりで気づいたという・・・)

  NCISニューオーリンズ.jpg 向かって右端の人。
 あのかつての天才子役が結構いい歳のにーちゃんになっているというこの驚き!
 『ワイルド・スピード』3作目では高校生として出ていたけれど、あの時も高校生よりぐっと年上だったはず。 そしてそのときよりも更に老けているというか、落ち着いている。
 確か彼は南部の出身だったから(だからあたしはその昔、ロバート・R・マキャモンの『少年時代』をドラマ化するなら主役は彼!、と思ったものだ)、ニューオーリンズを舞台にしたこのドラマにしっくりはまるということもありましょう。 バイユーなど南部独特の風景も、いろいろ小説や映画で見てきたことと繋がって、ひとつの都市を舞台にしたドラマとは実は観光案内以上にその町のことを教えてくれるんだな、と実感。

ラベル:ドラマ
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ・テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする