2016年03月16日

今日は9冊 (その3)。

 引き続き、東京創元社の文庫新作から3冊。

  暁の死線.jpeg 暁の死線【新版】/ウィリアム・アイリッシュ
 『幻の女』の興奮もさめやらぬうちに(?)、長らく品切れだった本書が新カバー&新解説で登場(新訳版ではありません)。 そうか、死線って“dead line”なんだなぁ、と妙なところで感心(というか、直訳だったんだね!)。
 こちらもまた、タイムリミット・サスペンスのようです。 展開を想像するだけでドキドキだ!

  愚者たちの棺.jpg 愚者たちの棺/コリン・ワトスン
 1940年・50年代に出版された作品が、最近相次いで復刻もしくは初邦訳という流れ、多いです。 この著者コリン・ワトスンも過去に短編が3つ翻訳されただけ(アンソロジー収録?)、今回初めての長編邦訳(今後は長編を順次邦訳してもらえるようです)。
 <D・M・ディヴァインに匹敵する巧者の第一長編にして代表作>なんてコピーつけられちゃったら、素通りなんてできません。
 この時代のミステリは(知名度や安定性という意味ではどうしてもクリスティやクイーンの時期よりも後だから地味目ではありますが)、それでもやはり面白い!と思う。 現代ではもう後戻りできない時代のことだから。

  マロリー08ウィンター家の少女.jpeg ウィンター家の少女/キャロル・オコンネル
 “氷の天使”こと美貌の天才女刑事キャシー・マロリーシリーズ8作目。 うむ、邦訳、順調順調。
 ここは一応<現代枠>なのですが(とはいえ原著は2004年刊)。
 キャロル・オコンネル作品全体に言えることかもしれませんが、あまりはっきりと時代がわからないのが特徴というか(何十年か前の事件や出来事が絡んでくるせいもあるかも)、だからこそ独特の雰囲気なのかなぁ、と。
 はまったらどっぷり、なのですが、それ故に足を踏み入れるのにまずちょっとした覚悟が必要。 しかしその覚悟もまた楽し!

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする