2016年02月14日

今日は5冊。

 おっと、気がつけばもう2月も半ばではないか!
 土曜の夜〜日曜にかけての暴風雨ですっかり偏頭痛&身体のだるさでいまいち動ききれないあたしは、金曜日になんとか買って帰ってこれた本の表紙をなでて過ごしている。

  シーラッハ罪悪.jpg 罪悪/フェルディナント・フォン・シーラッハ
 『犯罪』に次ぐシーラッハの第二短編集。 前作よりも収録話数は多いのにページは薄い、という削ぎ落とすだけ削ぎ落としつつも、語らないことで多くを語るというシーラッハ節が確立された感がある。
 こういうのを読むと、さすがドイツは「ニーチェとヘッセの国」と自慢したくなるのもむベなるかな、である。 とりあえず日常生活は怖くなるけれども。

  証言拒否1.jpg証言拒否2.jpg 証言拒否<リンカーン弁護士>/マイクル・コナリー
 コナリーの<リンカーン弁護士>シリーズももう4作目。
 ミッキー・ハラーの性格には困ったもんだが、ボッシュほどではない、というところが読みやすいところかも。 いま、カーの『ユダの窓』も読んでいますが、法廷内作法とその裏事情が似て非なるところはアメリカとイギリスという違いではなく、完全に時代のせいでもあるように思われる。
 弁護士という職業の複雑性は、現代のほうがはるかにひどい。 勿論刑事さんも大変だが・・・あたしはそれを、マイクル・コナリーから学んでいるような気がする。
 そして古沢さんの<訳者あとがき>は、ここ最近同様相変わらずマイクル・コナリーにまつわる現時点での最新情報と、翻訳予定情報で埋まっており・・・こういうリアルタイム感、好きです。

  雪花の虎02.jpg 雪花の虎 2/東村アキコ
 歴史オンチ・東村アキコによる「上杉謙信・女性説」を説得力をもって語る渾身の歴史物、第2弾。 比較的早いペースでのリリースなので、行き詰ってはいない・ある程度話が出来上がっているとみた。 “彼女”の最期まで描くとなれば結構長くなるのではないかしら。
 まだ<歴史のうねり>というか、それを前にした人間のちっぽけさを描くまでは進んでいないものの、作者の登場人物たち(それはつまり歴史上に存在した人物たちのことでもあるのだが)への愛情が強くて、今のところはその熱量で読者としては十分です。

  おんなの窓文庫1.jpg おんなの窓 (文庫版)<そうなの独身、まさかの結婚篇>/伊藤理佐
 『おかあさんの扉』は買っておりますが、『おんなの窓』シリーズは図書館で読んでしまっていたあたし。 文庫になるとタイムラグを埋めるための書き下ろしとか入るだろうし、『おかあさんの扉』を読んでからまた読み返すと面白いかなぁ、と思って。

ラベル:新刊 マンガ
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする