2016年02月13日

ジョルジョ・モランディ―終わりなき変奏@兵庫県立美術館

 あ、1月中に駆け込んで観に行っていたことを、すっかり忘れていた〜(観に行ったことを忘れていたわけではなくて、まだ会期あるから記事にしなくてもいいか、という油断のほうである)。 そしたら14日までだった!
 「まだ先がある」と思っているといつの間にか終わってしまう、それでこれまでいくつの展覧会を見逃してきたことか・・・近いと思うから、余計にですかね。
 ほんとはこれの前の『パウル・クレー展』にも行きたかったんですよね・・・気がついたら終わってたけど。 だからこそ今度は、見逃したくなかった、というのはあります。

  モランディP2.jpg きっかけは、ジュンク堂のレジのところに置いてある、しおりに適当な割引券で。

 静物画は結構好きなんです。 でも「壜しか描かない」というのもなかなか特徴的なこと。
 このポスターにあるようなやわらかな色合いに惹かれました。
 でも会場に入ってすぐの一枚目は、静物画だけどものすごく写実的で、また光の加減もかなりダークで、ぐっと心をつかまれる(写実も好きなもんで)。 でも同じ傾向なのはそれ一枚。 エッチングなどからはエッシャーばりの精密さを感じるものの、あの一枚を観てしまったがために他の絵はぼんやりしたものに思えてしまった・・・。 ちょっと残念。
 気を取り直してかなり顔を近づけて見ると、背景などが相当厚塗りされていることに気づく(油彩です)。 で、そのまま何歩か下がると、ぼんやりしていた輪郭線がそうでもなく見えてくる。 一見、何事もなく並べられたような壜たちだけど、厚塗りのせいで奥行きと立体感が出てるんですね!
 そんなわけで、出品作の8割くらいが壜だったような・・・あとは風景画が数枚、花瓶と花でワンコーナー、しかも最後に。 “壜だけ”に見慣れて満足してくると、なんだか花が過剰に見えてきてしまい、これまた残念なことに(花の絵だけ見たらまた違ってくるんだろうけど)。
 同傾向の絵ばかりだとあれだから、という気づかいなんだろうけど、展覧会の配置順って重要だわ、と改めて実感した次第。
 一枚目の絵がポストカードになっていたので、それを2枚と他何点かを購入。
 うっ、美術館で買うポストカードも、高くなったものだわ!

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台・演劇・芸術・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする