2016年01月18日

第88回アカデミー賞ノミネーション

 うっかりしておりましたが、アカデミーショーのノミネーションが発表されました。
 今回初めてWOWOWがノミネーション発表の模様を生中継!、ということで(あたしはリアルタイムでは見られなかったので番組を録画してましたが)、でも同時通訳や字幕等まったく準備していない感が逆にリアルだったのかしら(ノミネーション発表はハイスピードで進むので準備してても意味なかったかも)。
 全ジャンルご紹介すると長くなるので、あたしの興味ある部門をピックアップします。

<作品賞>
  『マネー・ショート 華麗なる大逆転』/The Big Short
  『ブリッジ・オブ・スパイ』/Bridge of Spies
  『ブルックリン』/Brooklyn
  『マッドマックス 怒りのデス・ロード』/Mad Max:Fury Road
  『オデッセイ』/The Martian
  『レヴェナント:蘇えりし者』/The Revenant
  『ルーム』/Room
  『スポットライト 世紀のスクープ』/Spotlight

 最大10作品まで選ばれることが可能になった作品賞、今回は8作品。
 意外にも、すでに日本で公開済みのもの・公開が予定されているものが多い、ということ。 でもまさか『マッドマックス』がね〜。 そして『キャロル』がないのがとても悲しい・・・。
 で、やっぱり邦題『オデッセイ』は大袈裟すぎるような気がする・・・。

<主演男優賞>
  ブライアン・クランストン  『トランボ(原題)』
  マット・デイモン  『オデッセイ』
  レオナルド・ディカプリオ  『レヴェナント:蘇えりし者』
  マイケル・ファスベンダー  『スティーブ・ジョブズ』
  エディ・レッドメイン  『リリーのすべて』

 ビッグネーム揃いの主演男優賞、やはりここはディカプリオに注目か(『レヴェナント:蘇えりし者』のチラシを見たときの彼の姿は、『インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア』のときのトム・クルーズのような衝撃がありましたよ)。 でも地味ながら毎回印象を変えてくるブライアン・クランストンも応援したいぜ(『ブレイキング・バッド』の道を外れた化学教師でもあり、ハリウッド新作『Godzilla』の孤独に真相を究明する科学者でもある)。

<主演女優賞>
  ケイト・ブランシェット  『キャロル』
  ブリー・ラーソン  『ルーム』
  ジェニファー・ローレンス  『ジョイ(原題)』
  シャーロット・ランプリング  『さざなみ』
  シアーシャ・ローナン  『ブルックリン』

 『キャロル』は原作では語り手はルーニー・マーラのほうなんだけど、ここでケイト・ブランシェットのほうが主演なのはタイトルロールだから? それとも女優としての格(キャリア)?
 シャーロット・ランプリングの『さざなみ』はつい最近シネリーブルでチラシをもらってきたけど、あの『まぼろし』ばりの印象!

<助演男優賞>
  クリスチャン・ベイル  『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
  トム・ハーディ  『レヴェナント:蘇えりし者』
  マーク・ラファロ  『スポットライト 世紀のスクープ』
  マーク・ライランス  『ブリッジ・オブ・スパイ』
  シルヴェスター・スタローン  『クリード チャンプを継ぐ男』

 毎年、「今年は激戦区です」と言われる助演男優賞カテゴリー。 それだけ、数が多いということもあるでしょうし(一本の映画の主役は一人でも、脇役は複数)、脇で光る役者こそ目に入りやすいということもあるし。 でも、トム・ハーディは『マッドマックス』ではないんだね・・・。 ところで、『クリード チャンプを継ぐ男』『ロッキー』シリーズの続編であることはちゃんと伝わっているのだろうか。
 はっ!、『完全なるチェックメイト』がスルーされているわ!
 今回の時期ではなかったんだろうか(だとしても、去年もスルーされてるわ、がっかり)。

<助演女優賞>
  ジェニファー・ジェイソン・リー  『ヘイトフル・エイト』
  ルーニー・マーラ  『キャロル』
  レイチェル・マクアダムス  『スポットライト 世紀のスクープ』
  アリシア・ヴィカンダー  『リリーのすべて』
  ケイト・ウィンスレット  『スティーブ・ジョブズ』

 ここは観てない作品ばかりなのでまったくわからない。 ケイト・ウィンスレットはようやくもらったばかりだし、待たされた分すぐもらってもいい気もするけど・・・こればっかりは観ないとわからないわ。

<監督賞>
  アダム・マッケイ  『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
  ジョージ・ミラー  『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
  アレハンドロ・G・イニャリトゥ  『レヴェナント:蘇えりし者』
  レニー・アブラハムソン  『ルーム』
  トム・マッカーシー  『スポットライト 世紀のスクープ』

 まさかジョージ・ミラーが監督賞にノミネートされる日が来るなんて・・・B級アクション映画も陽の目を見た、という感じ。 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が二年連続!、とかだったらそれはそれでアメリカ映画界大丈夫?、という気がするし。 『キャロル』のトッド・ヘインズ監督もノミネートされてないなぁ。 『ブリッジ・オブ・スパイ』は作品賞候補なのに、監督も主演もノミネートされていないということは・・・スピルバーグ&トム・ハンクスのコンビにはわざわざ何も言う必要がない、ということなのか?

<脚本賞>
  『ブリッジ・オブ・スパイ』
  『エクス・マキナ(原題)』
  『インサイド・ヘッド』
  『スポットライト 世紀のスクープ』
  『ストレイト・アウタ・コンプトン』

 あ、『ブリッジ・オブ・スパイ』、ここにあった。 ということはコーエン兄弟への評価なのかしら? 『ストレイト・アウタ・コンプトン』はかなりヒットしたようだし、評判もよかったみたいなのにここどまりってのが、「今年のオスカーはひときわ白人至上主義」の根拠なのかもしれず。 でもラップ・ヒップホップにあまり惹かれておらず、ストリートギャングカルチャーもよくわからない(ていうか怖いっすよ)あたしは、進んで観たいとは思わない・・・ソウルやR&Bだったらまた違ったかも。 でもアメリカ人なら現実を見るべき、という意見は理解できる。
 『エクス・マキナ(原題)』は低予算SFスリラーだという噂だけ聞こえてきますが、とても観てみたいです。

<脚色賞>
  『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
  『ブルックリン』
  『キャロル』
  『オデッセイ』
  『ルーム』

 個人的に原作を買っているのは『オデッセイ』(『火星の人』ね)と『キャロル』だけなので・・・映画の前に原作を読んでしまわなきゃ! どう変わっているのか確認したいもの。


<外国語映画賞>
  『大河の抱擁』    製作国:コロンビア
  『裸足の季節』    製作国:フランス
  『サウルの息子』   製作国:ハンガリー
  『ディーブ』      製作国:ヨルダン
  『ア・ウォー(原題)』  製作国:デンマーク

 またデンマークだよ! 強いなぁ。
 個人的にはコロンビアとヨルダンの作品が気になりますよ。

<長編アニメ映画賞>
  『アノマリサ(原題)』
  『父を探して』
  『インサイド・ヘッド』
  『映画 ひつじのショーン〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』
  『思い出のマーニー』

 えっ、『思い出のマーニー』なんてありえない! ジブリというブランドだけで投票してないか? 日本では『バケモノの子』のほうが有力と見なされていたのに・・・。
 個人的には『映画 ひつじのショーン〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』が選ばれたのはうれしいですが、バードマンスタジオも常連といえば常連だしね・・・。 多分『インサイド・ヘッド』なんでしょうけど、日本では『脳内ポイズンベリー』のほうがずっと先だからアイディア的に二番煎じ感は否めない(『ジャングル大帝レオ』『ライオン・キング』みたいな関係?)。

 授賞式は日本時間で2月29日午前10時から。
 うおっ、月末じゃないか! 仕事休めるかな・・・。

ラベル:アカデミー賞
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする