2015年09月01日

今日は8冊。

 今週はしばらく雨。 でも気温は下がる!、とわくわくしておりましたが、蒸し暑いよ・・・。
 ちょっと動けば汗がだらだらだよ・・・。 あたしにとっての夏は、まだまだ続くようです。

  偽りの楽園1.jpeg偽りの楽園2.jpeg 偽りの楽園/トム・ロブ・スミス
 『チャイルド44』に続く<レオ三部作>以降音沙汰のなかったトム・ロブ・スミスの新作が! しかもこの時期に発売するあたり、年間ランキング入りを狙っているような気がして「ちょっと・・・」とその商売っ気にげんなりしますが(まぁそこは大手出版社だから仕方がない)、舞台がスウェーデンに飛ぶというあらすじ説明にやっぱり手に取ってしまいました(下巻表紙の雪景色は北欧を示唆しているのであろう)。
 そういえば、新潮文庫の紐の色、結局もとに戻っちゃったな・・・“100周年記念”といいつつほんの一時期だけだったのね。

  本にだって雄と雌があります.jpg 本にだって雄と雌があります/小田雅久仁
 これはハードカバー刊行時に気になっていて・・・でも図書館で探すこともせず、忘れた頃に文庫化(『偽りの楽園』と同時発売だったから気づけたのかもしれない)。
 「えっ、いつの間にこんなに本が増えてるの?!」と感じたことがある人ならば絶対はまるであろう、的な小谷真理さんの解説通りになることを期待。

  ダスト1.jpgダスト2.jpg ダスト DUST/ヒュー・ハウイー
 <サイロ三部作>、ついに完結。 これでやっと最初から読めるわ・・・。
 しかしこの表紙絵から感じ取れるのは絶望か希望か・・・どっちもあり得そうなので、読むのに覚悟がいりそうです(内容はディストピア物だし)。
 それにしてもこういう装丁で来られると、「上下巻にしなくても一冊でまとまるのに!」という文句がそがれる・・・ずるい。

  もう過去はいらない.jpg もう過去はいらない/ダニエル・フリードマン
 87歳の元伝説の刑事が主人公の“後期高齢者ハードボイルド”『もう年はとれない』の続編。 最近、シリーズ物が結構早く翻訳されるようになってきた傾向にあるのは、ある程度評判が決まってからまとめて契約するからだろうか?
 でもこのシリーズが続くということは、バック・シャッツさんが長生きするということだから、がんばっていただきたいです。

  まるで天使のような.jpg まるで天使のような/マーガレット・ミラー
 新訳・復刊が続いているマーガレット・ミラー、実はロス・マクドナルドが夫であると、今回初めて知りました・・・。 つまりそのへんと同時代なのね!
 『悪意の糸』がサイコサスペンス的要素が強い作品だとしたら、今作は探偵小説と心理小説の融合を目指している感じですか?
 ネタバレ厳禁、驚愕のラスト!、らしいので、余計な要素は耳に入れずに読みたいと思います。 20代ぐらいまでは「いかに早く仕掛けを見破ってやろうか」と思いながらこの手の本を読んでいたのですが、ここ最近は「気持ちよくだまされたい」という気持ちが強くなっております(だから途中でわかってしまうとなんか物足りないのよね)。

  黒百合 (2).jpg 黒百合/多島斗志之
 待ちに待った文庫化! ご本人失踪中なので、文庫にならないかと思ってたよ・・・。
 以前図書館でハードカバーを借りて読みましたが、「これは文庫が出たらぜひ買おう!」と決心した作品というか、最後まで正解の見えないミステリでありながら美しい文芸作品でもあるという完成度の高さ。 これが最後の作品だと言われても納得の素晴らしさではあるものの、だからこそこれ以上の作品をもっと読みたいのですよ・・・。
 ちなみに舞台の大半は神戸市の六甲。 阪急電鉄創始者小林一三をモデルにした人物が脇で重要な人物として登場するのも、現在神戸市民のあたしとしては興味深いところです。
 これを売らずしてどうする、神戸の書店員よ!

ラベル:新刊
posted by かしこん at 05:01| Comment(8) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする