2015年07月06日

ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス/THE HUNGER GAMES:MOCKINGJAY - PART 1

 どうせ原題は記事タイトルから切れてしまうので・・・“THE HUNGER GAMES:MOCKINGJAY - PART 1 ”。
 この邦題では、これで完結編だと誤解するじゃないか(正確には、完結編の前編)。
 もう、義務感だけで配給している感がありありだ・・・どうよ、角川。

  ハンガーゲーム3−1P.jpg 世界の運命は、一人の少女に託された――

 冒頭で1・2作目の3分間ダイジェストみたいなものが流れ、「えっ、前作ラストでぼんやりと濁されてたことまで明確に語っちゃってないか!」と唖然とする。 こういうダイジェストがあれば記憶がよみがえったり、忘れちゃってたよという危険性が減るのでいいことなんだけど1・2作と順番に観てきたのはなんだったのか、という気もしてくるから難しい。
 歴代勝者を戦わせる記念大会<ハンガー・ゲーム>の闘技場から、あやういところでゲームメーカーのプルターク(フィリップ・シーモア・ホフマン)主導によって助けられたカットニス(ジェニファー・ローレンス)は、第13地区の地下にあるコイン首相(ジュリアン・ムーア)率いる反乱軍の秘密基地に連れて行かれる。 そこには故郷である第12地区から逃げてきたカットニスの母妹、幼馴染のゲイル(リアム・ヘムズワース)もいた。 だがピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)はスノー大統領(ドナルド・サザーランド)側の人質となっていることを知ったカットニスは、彼を助けるためにコイン首相の提唱するプロパガンダ作戦に乗ることにするが・・・という話。

  ハンガーゲーム3−1−4.jpg 意外と出番が多くて、それだけで泣きそうになってしまった。 これが遺作か、という事実にも・・・完結編後半にも、できるだけ出ていただきたいものですが。
 しかし、さすが本国では大ヒット作品。 まさかの豪華キャスト続々。
 コイン首相がジュリアン・ムーアなんて、意外(原作読んでた時とイメージ違うし)。

  ハンガーゲーム3−1−2.jpg あたしの好きな女優二人がこんな形で共演するなんて・・・うれしいんだけど、こんなビッグバジェット映画ではなく、ミニシアター系の作品で観たかった。 今後に期待します。
 と、ほぼキャスティングに話題が集中してしまうほど、本作は「結局、次の完結編へのつなぎよね」という色合いが濃すぎる・・・。 そりゃ、こっちは原作を読んでいるので伏線が張られているのは気がついてますが、そこまで引っ張ることか?、と。 反乱軍のアイコンとなることに苦悩するカットニスを延々と描くよりは、3時間越えてもいいからFINALは一本の映画にすべきだったかなぁ、という気がしてならない。
 それにしてもジェニファー・ローレンス、すっかりおばちゃんキャラと化した『アメリカン・ハッスル』のあとにまたカットニスという少女に違和感なく戻れているところはすごい。 そしてカットニスとして歌う“首吊りの樹の歌”がうまい! アカペラというか鼻歌のような感じなのに、ピッチも音程も乱れない。 暗い歌なのにしばらく頭を離れない。 彼女は歌もうまいのか、それともカットニスとしての心情が入り込んだ故なのかどっちだ、みたいな。
 今作の見どころは、ほぼ、そこです。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする