2015年06月02日

王妃の館

 結構映画館に行っているせいでしょうか、予告を見ただけで、もしくはチラシを見ただけで、「あ、なんかこの映画ダメそう」というのがわかるようになってきました(そのへんは、人の第一印象にも似ています)。 しかしダメだという気がしても実際に観てみないとわからないもの。 観なきゃダメだったと批判もできない。 それ故に、あえてチャレンジすることもあります(ごくたまに、予告編に騙されてしまうこともあるし)。
 そんなわけで、あたしのインスピレーション的にはこの映画、「映画的にはダメそう、でも水谷豊はイケてそう」ということで、終了直前のレイトショーに行ってまいりました。 ちなみに原作は未読(浅田次郎の面白さが、未熟故にあたしにはまだよくわからないのです)。

  王妃の館P.jpg ようこそ、パリの喜劇ホテルへ。

 <王妃の館>と呼ばれる<シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ>は、泊まることが奇跡と言われるパリの最高級ホテル(なにしろスイート形式3部屋しかない)。 “憧れのシャトー・ドゥ・ラ・レーヌに泊まる10日間の旅”に参加した客は伝説の作家・北白川右京(水谷豊)をはじめひとくせもふたくせもある人たちばかり。
 しかし旅行会社側にも問題はあり、二組のツアーをダブルブッキングさせ、時間差でホテルの部屋を使ってもらおうという思惑が。 一体このツアーはどうなる?・・・というどたばたコメディを目指したものと思われますが、高価格ツアーのガイド(田中麗奈)と低価格ツアーのガイド(尾上寛之)が無意味にキーキー・ハラハラしているだけで、観客としては絶対的ピンチと感じない(もっとうまくやれるだろう、とか、ハラハラ感がさっぱり)。
 このネタで序盤を盛り上げなくてどうするのか?! せっかくがんばってくれてるホテルのフランス人従業員さんたちの奮闘ぶりが空回りである。 あー、もったいない。

  王妃の館1.jpg ただ、個人的な見どころとしては・・・。
 作家の北白川先生は今時珍しい手書き派で、何故か原稿用紙のまわりにカエルグッズをいっぱい置く(万年筆にもカエルマーク入り)。 そして小説の内容が“降って”きたとき、グラス一杯の水を一気飲みしてからとりつかれたように執筆する。 そのあたりもカエルつながりっぽくて楽しかったです。 しかも、毎日服装が違う!(腕時計でさえも)。 パリ10日間の旅でその荷物の大半はファッショングッズか・・・と思うとそれも楽しい(4日目ぐらいで腕時計が一巡したときにはちょっとがっかり、どうせなら毎日変えてほしかった)。
 ・・・という、映画の本筋とは違うところに目が行ってしまいました。
 それ以外の見どころとしてはですね・・・えーっと、ちょっと考えさせてください。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする