そんなわけでまたも本屋に行けていなかったあたしは、またも通販を利用したのでした。
まとめ買いなら実店舗で買うよりポイントがたまるな・・・と誘惑にグラグラ来てしまうが、やはり店舗にも足を運ばなくてはね! 6月4日発売のハヤカワ文庫新刊はジュンク堂に行くぞ(そういう余裕を持って仕事するぞ)!
こっちが<マルコム・フォックス>シリーズの1作目。 初版だけど帯なし(帯がないとなんだかさみしい気持ちになるのはあたしだけ?)。 700ページを越えてるけど上下巻にしなかったのは新潮文庫、えらい!
舞台はエジンバラ、イギリス北部の空気が楽しめそうです。
地球滅亡を前にして、世代間宇宙船で旅立った3万人と残された70億人の、壮大なる復讐の物語、とハヤカワのメルマガにあり、年代記モノ好きとしては素通りできないです。
『天冥の標』ともどれくらい違うのか、という興味もありましたし。 が、“ノアズ・アーク”という副題に、「あぁ、ノアの方舟か」とピンとくるまで数秒かかったダメなあたしです。
全3巻同時発売というのもうれしいところ(とはいえ、読めるのはいつだ、という話)。
サブタイトルだけ見るとキリスト教的世界観なのかな、とも思いますが、著者は日本人だからそういうわけではないだろう(日本人独特の世界観が背後には垣間見えるであろう)。 たとえジャンルがSFであっても。 そんな気がします。
こちらもハヤカワ補完計画(全70点)のうちの一冊(あたし、このうち何冊を買うことになるのかしら)。
これもメルマガにて、「H・G・ウェルズの『タイム・マシン』を現代にアップデートした傑作量子論SF」と紹介されていて、ウェルズ好きとしても放っておけない。 が、洒落にならないくらい分厚い。 これを通勤電車で読むのはしんどいぞ!(前述『監視対象』の1.2倍くらいの厚さ。 おまけにハヤカワ文庫は表紙はツヤ張り、トールサイズなので余計に存在感が半端ない)。 あぁ、配達してもらってよかった・・・。
というわけで、<その2>に続きます。
ラベル:新刊