2015年05月31日

今日は10冊(その1)。

 そんなわけでまたも本屋に行けていなかったあたしは、またも通販を利用したのでした。
 まとめ買いなら実店舗で買うよりポイントがたまるな・・・と誘惑にグラグラ来てしまうが、やはり店舗にも足を運ばなくてはね! 6月4日発売のハヤカワ文庫新刊はジュンク堂に行くぞ(そういう余裕を持って仕事するぞ)!

  監視対象.jpeg 監視対象 警部補マルコム・フォックス/イアン・ランキン
 こっちが<マルコム・フォックス>シリーズの1作目。 初版だけど帯なし(帯がないとなんだかさみしい気持ちになるのはあたしだけ?)。 700ページを越えてるけど上下巻にしなかったのは新潮文庫、えらい!
 舞台はエジンバラ、イギリス北部の空気が楽しめそうです。

  怨讐星域1.jpeg 怨讐星域 T ノアズ・アーク/梶尾真治
 地球滅亡を前にして、世代間宇宙船で旅立った3万人と残された70億人の、壮大なる復讐の物語、とハヤカワのメルマガにあり、年代記モノ好きとしては素通りできないです。
『天冥の標』ともどれくらい違うのか、という興味もありましたし。 が、“ノアズ・アーク”という副題に、「あぁ、ノアの方舟か」とピンとくるまで数秒かかったダメなあたしです。

  怨讐星域2.jpeg 怨讐星域 U ニューエデン/梶尾真治

  怨讐星域3.jpeg 怨讐星域 V 約束の地/梶尾真治
 全3巻同時発売というのもうれしいところ(とはいえ、読めるのはいつだ、という話)。
 サブタイトルだけ見るとキリスト教的世界観なのかな、とも思いますが、著者は日本人だからそういうわけではないだろう(日本人独特の世界観が背後には垣間見えるであろう)。 たとえジャンルがSFであっても。 そんな気がします。

  タイムシップ.jpeg タイム・シップ【新版】/スティーヴン・バクスター
 こちらもハヤカワ補完計画(全70点)のうちの一冊(あたし、このうち何冊を買うことになるのかしら)。
 これもメルマガにて、「H・G・ウェルズの『タイム・マシン』を現代にアップデートした傑作量子論SF」と紹介されていて、ウェルズ好きとしても放っておけない。 が、洒落にならないくらい分厚い。 これを通勤電車で読むのはしんどいぞ!(前述『監視対象』の1.2倍くらいの厚さ。 おまけにハヤカワ文庫は表紙はツヤ張り、トールサイズなので余計に存在感が半端ない)。 あぁ、配達してもらってよかった・・・。

 というわけで、<その2>に続きます。

ラベル:新刊
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2015年05月30日

任務完了!

 無事、朝6時(すぎ)に起きれまして、なんだかんだと土曜日の仕事も無事終了。
 とにかく暑かった・・・日差しがきつかった・・・半正装はつらい時期です(営業職の方々、すみません)。 帰ってからすぐにすべてを洗濯機に放り込み、自分は浴室へ直行。 動いた、走った、喋った、タイミング読んだ。 様々な仕事の集合体のような一日だった。
 あぁ、でもこれでしばらくは、めちゃめちゃ残業をしなくてもいい、はず!
 あ、でも月曜日は現場からとりあえず撤収させたものの後片付けがある、か・・・。
 明日の日曜日一日だけでは疲れが取れない気もするが(気持ちの上でも二日間は休みがないと余裕がないというか)、仕方あるまい。
 6月の早い時点で代休をとってやる!

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2015年05月29日

明日も仕事で

 土曜日ですが、明日も仕事でございまして・・・しかも遠出なので、6時には起きなければ・・・起きれるのか?
 ということで、今宵はここまでにいたしとうございます。

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2015年05月28日

ベルリン・レクイエム/フィリップ・カー

 ついに読み終わってしまいました、<ベルリン三部作>の掉尾を飾る『ベルリン・レクイエム』
 時代は1947年、ナチス・ドイツ崩壊後のベルリン。 前作からの時間の経過が街にも、グンターにも大きな変化をもたらしている(女好きだが女運の悪い彼が結婚していたりとか!)。 とはいえ、この物語の舞台の大半はウィーンで、「遠くにありて故郷を思う」的感じになっておりますが。

  ベルリン三部作3ベルリンレクイエム.jpg ベルリンの壁が築かれるのは、あまり先のことではない。

 勿論、これ一冊を単独で読んでも楽しめるとは思いますが、一作目・二作目と段階を踏んでいった方が楽しめるのは間違いないです。 戦後、闇屋のような生活をしていたベッカーがアメリカ人将校殺害の罪でウィーンで拘留されているから助けてほしい、とグンターのもとに依頼が来るのがウィーン行きのきっかけだけど、『砕かれた夜』を読んでいる方がベッカーという人となりを理解できているし、げんなりしつつも引き受けるグンターの性格もまた、いろいろあっただろうに変わっていない部分は変わっていないのだと感慨深い。 他にも、「おぉ、この人!」とシリーズ通じて登場する人との再会やら近況報告があります。
 尋問される過程でグンターが前作以降どう過ごしていたのか語られる構成は無駄がないというか、物語上必要でもあり、読者の知りたい好奇心を満たしてくれる一挙両得感があり。 そして、「戦後をドイツ人として生きること(何故ナチスを止められなかったのか、という目で今後外国人から同じように見られるだろうこと)」を自身の十字架として背負う覚悟を固めるグンターの姿は、多分日本人にも通じるところはあるような気がして・・・(しかし日本は今尚、言われておりますが、現在のドイツ人はそんなに言われていない気がするのだが)。 そのへん、なんだか微妙な気持ちになってしまいました。
 しかし、この当時、グンターものの続編を書けと言われた出版社とケンカ別れした著者が、のちのち4作目を書くことになるわけで・・・そのあたりの過程を『変わらざるもの』の訳者あとがきかなんかで確認しないといけませんね(本棚のどこに置いたのか、まだ見つかっていませんが)。

ラベル:海外ミステリ
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2015年05月27日

Mommy/マミー

 『わたしはロランス』をWOWOWで録画してるけどまだ観ていない(だって163分もある!)、『トム・アット・ザ・ファーム』は観たかったけど神戸で上映してたか不明(してないと思うけど・・・アートヴィレッジセンターと元町映画館に対してチェックが手薄だった時期があるので確信はない)。 そんなあたしの、初グザヴィエ・ドラン映画でございます。
 とある世界のカナダが舞台。
 <2015年の連邦選挙で新政権が成立。 2ヶ月後、内閣はS18法案を可決する。 公共医療政策の改正が目的である。 中でも特に議論を呼んだのは、S−14法案だった。 発達障害児の親が、経済的困窮や、身体的、精神的な危機に陥った場合は、法的手続きを経ずに養育を放棄し、施設に入院させる権利を保障したスキャンダラスな法律である。 ダイアン・デュプレの運命は、この法律により、大きく左右されることになる。>という冷酷さを漂わせたテロップがはじめに出る。 ダイアン・デュプレ(アンヌ・ドルヴァル)はこの映画の主人公の一人。 15歳の息子スティーヴ(アントワーヌ・オリヴィエ・ピロン)は注意欠陥多動性障害と診断されて施設に入っていたが、そこで問題を起こして追い出され、二人で一緒に暮らし始める、というところからこの映画は始まる。 すでに不穏な空気、充満。

  マミーP1.jpg まだ僕は幼すぎて、ただすべてを欲しがっていた。

 親と子の形はいろいろあるが、母と息子というのがなんだかんだいちばん濃いのではないだろうか、と感じる昨今(勿論文化の違いはあるので全世界の共通認識とはいかないが、少なくとも日本では、そしてその価値観が共有できる国では)。
 カナダの若き鬼才と称されるグザヴィエ・ドランもまた、そんな価値観の基にこの映画をつくったのではないか、という気がして。
 親には産んだ責任があるのだから、とはいえ様々な事情によって子供につらく当たる時期もあるだろうし、一方向に絶対の子供の愛を受け止め切れないときだってあるだろう、と想像できるくらいにはあたしも大人になったのではあるが、でも「親だって人間だから」という一言で子供が理不尽な思いをすることにも微妙に割り切れないものが。
 一見問題なく、ごく普通に見える親子関係にも当事者内ではぐるぐると渦を巻いているのだから、<障害>という目に見えるものを持つ親子関係はどれだけ複雑か。
 その息苦しさを回避するためか、この映画には主人公が3人いる。
 もう1人はダイアンとスティーヴの隣の家に住む、休職中の高校教師カイラ(スザンヌ・クレマン)であり、この3人の疑似家族的関係がある種の救いをもたらすのだけれど・・・人生はそんなに甘くはなくて。

  マミー1.jpg でも確かに、いい時期はあった。
 この映画の特色としては、画面比が1:1なこと。 でも目の錯覚で若干縦長に見えて、「これって、携帯カメラで取った映像っぽく見せてる?、と最初は思ったのだが・・・実は狭い画面で物語を展開させていることが登場人物たちの閉息感や窮屈さを表しているのだと気づかされる。 実際、2つのシーンで画面比は9:16になる。 それは、ある人物が心からの自由を、そして理想のような夢を感じた瞬間だったから。 特にスティーヴのそれには、Oasisの“Wonderwall”が大音量でかかるので、こちらの感慨も一入だったり。

  マミー3.jpg 映像と色彩加工の美しさもこの映画の特色か。
 “母親でいること”はとても大変なこと。 ときにダイアンが<若い娘さん>気分になってしまうのも仕方のないこと(でもいったん母親スイッチが入れば、スティーヴのためには何でもする・手段は選ばない)。 けれどそれを15歳の男の子に理解せよというのもまた無理な話(ましてスティーヴのダイアンへの愛情は、「もしかしたら見捨てられるのかも」という不安の裏返しもあるとしても、結構限度を超えている)。
 いつかは破綻せざるを得ない関係、でも少しでもそれを長引かせたいが故の、砂上の楼閣的美しさ。 あぁ、なんて残酷なのだろう。
 ラストシーンは悲劇を予想させるが、それは自由を得る手段でもあるような気もして、意外にも悲壮感はない。 ただ、いろんな意味で切ないけれど。

ラベル:映画館 外国映画
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2015年05月26日

楽しく気分転換



 <Nさんを囲む会>、やってまいりました。



 あまり人数がいると話が分散するし、日程を合わせるのも大変なので、4人で敢行。



 Nさんには理不尽なことをある程度はきだしてもらい、それにあたしたちも乗っかり、



いろいろとお喋り止まらず。 お互い、知らなかったことの情報交換にもなりました。



 またも、結構あぶない時間ぎりぎりまで・・・。



 Nさんを励ます、という目的ではあったけど、結果的には自分たちも結構楽しんで



しまって、まぁ、よかったのかな、と思う次第。


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2015年05月25日

海外ドラマで手いっぱい



 春からスタートのドラマ、地上波のも録画しておりますが、なかなか手をつけられません



(例外『9係』は安定してますな。 でも最近、係長の言うことが右京さんぽくなってきた



ような。 事件の感じも昔の『相棒』っぽいのですよね)。



 そんな中、CATVにて海外ドラマもおおいそがし。



 AXNにて『ハンニバル』、ファーストシーズンも11話目と佳境(全13話)。



 『レッド・ドラゴン』(小説? 映画?)のファーストシーンがこのドラマのラストシーンに



なる、という触れ込みで始まった企画だと思っていましたが、レクター博士に依存し始める



グレアムくんのある種の“異常性”が原作とも映画とも更に強調されており、すでに着地点が



見えない不安(ときどきレクター博士がいい人に見えてしまい、自分でひやっとなる)。



 シーズン2があるようですが・・・ワンシーズン13話とはいえ、マッツ・ミケルセンを一年の



内の4ヶ月ぐらい何年も拘束することはスケジュール的に無理だと思うので、せいぜい



シーズン3くらいまででまとまってもらえないかなぁ、と思うです(別にシーズン2で完結でも



構わない)。 グレアムくんのしんどさが観ていると伝染してきて、こっちも疲れてしまいます



(でも気になるから観るんだけど)。



 そしてAXNがこの春、社運をかけてプッシュしている『GOTHAM/ゴッサム』、観て



おります。 ゴードン警部(今はまだ刑事)の若き日を描いたこのドラマ、映画の<ダーク



ナイト三部作>(というか、映画のバットマンシリーズ全部?)の20年くらい前という設定?



ゴッサムは多少治安は悪いがまぁまぁふつうの町の仮面をかぶった状態(すでに暗黒の



町になる下地は十分)。 ウェイン夫妻殺害シーンから始まるこのドラマは、ブルース・



ウェイン(のちのバットマン)の少年時代を描く物語でもある。 ウェイン少年を演じている



のが『TOUCH』のあの子だ!、と個人的に盛り上がりました。 しかしこの時期から



キャンウーマンと知り合いだったとか、ペンギン出てきてるとか、え、今後20年近くを



埋められるの?、と心配になる(多分アメコミ叙事詩として成立するんでしょうけど)。



 それにしてもプロデューサーがブルーノ・ヘラーって・・・『メンタリスト』の人では?



 本国では放送終わったの? それとも掛け持ち?



 スーパー!ドラマTVの新番組『スコーピオン』はまだ第一話。



 合計IQ700の天才4人組が様々な事件の解決に当たるらしきこのドラマ、フォーマットは



完全に『スパイ大作戦』。 でも、「天才(というか、特定の分野に才能がありすぎるために



社会には適応できない人々)の生きづらさ」がサブテーマかな、と感じます。



 WOWOWでも続々新ドラマがスタートしておりますが、いちばん『ニュースルーム3』



個人的にはお気に入り。 でもこれでシーズンファイナルだし(長く続けられる内容ではない



のだが)、しかも6話で終わりって!



 終わりどころがわからず、だらだら続けられても困りますが、あんまり短いのもね・・・



その加減が難しいです。


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2015年05月24日

The tee suppooted by MLESNA



 「かしこんさん、紅茶お好きですよね〜」と誘っていただき、はるばる(?)大阪・梅田の



ハービスプラザへ。 セイロン紅茶専門店・ムレスナティーがやっているティーハウスが



あるのだそうで。 しかもハービスプラザ店では“ティーフリーサービス”をやっていて、



これがなかなかの目玉(このサービスの詳細については後述)。



 まずはメインのメニューを選ぶのだが・・・どれもおいしそうで、悩む。



 でも暑かったし、<夏季限定>とも書いてあったので、アイスキャラメルクリームティーに。



   紅茶を凍らせてクラッシュアイス状にしたものに、

   アイスとクリームがのっかってます。 まずはパフェのように食べ、クラッシュアイスが

   溶けてきたらミルクを注いで、濃厚なキャラメルミルクティーに。



 このクラッシュアイスがただ者ではなくて! グラニテのようにきめ細かいわけではなく、



大きさも様々なんだけどしっかり紅茶の味がくっきり。 自分で紅茶を凍らせてみたことが



あるからわかるんだけど、普通につくったら味がぼんやりしてしまうものなんです(濃度も



偏るし)。 しかしこれにはそんなぼんやり感がない! しかもグラス中央に位置する氷の



紅茶の味が濃いという配置まで計算されている様子。 アイスクリームと別々に食べても



おいしいし、一緒に食べてもおいしいし、混ぜてもこれまたおいしい(そこに大きめの氷が



残っていると、アイスの甘さなどを一切きれいさっぱり洗い流す爽やかさ)。 で、ミルクを



注いでみれば・・・また違う味わいですよ(氷が溶けきらないうちに混ぜると、シェイクや



スムージー的な食感に)。



 「なにこれ、すごい!」と二人して同じメニューを頼んだので、感動を共感し合う。



 で、ティーフリーサービスですが・・・。



   結構大きめのティーカップがきます。

    ちなみに、普通ならばお水を入れてくれるであろう小さめグラスにも、アイスティーが

    入ってくるという徹底加減。



 このカップの1/4ほどの量を、淹れたばかりのティーポットを持った店員さんが巡回し、



カップが空いていれば次々注いでくれるという・・・ある意味わんこそば的なサービスなの



です(実際、カップにあと少しだったら、「よかったら飲んじゃってください」と半ば次の一杯を



強く薦められることも)。



 で、ムレスナティーってほぼフレーバーティーなのですよね。 注いでくれるたびにお店の



人がブレンドの名前とその中身を教えてくれます。 あまりフレーバーティーは得意ではない



と思っていたあたしですが、それは自分で淹れるのが下手だから。 プロが淹れてくれる



ものはやはりおいしいのです。 それで、いろんな種類を飲みながら、いちいち感動。



 たとえば、“京都四条”という名のブレンドは確かになんだか京都っぽい(ローズがお香の



ような感じになっている)。 でもまた別のローズの入ったお茶は、生花っぽかったり。



 「こちら、ブドウとなんとかの・・・」と言われれば、香りをまず確かめ、「おぉ、巨峰とかの



大粒紫系のブドウの香りが!」とはしゃぐ。



 アイスティーもときどきまわってきます。 「ご注文されたものがデザート系の甘いもの



ですので、それに負けない甘さをつけてあります」とのことでしたが、蜂蜜中心の違う種類の



甘さで、レモンやミント、ショウガなどと組み合わせてあって甘いんだけど口の中がさっぱり



する系ばかりだった。 これも、甘い香りのフレーバーティーに対するアクセントなんだろう



なぁ。 「きゃー、これ、なに?!」と一口飲んでまた盛り上がる。



 そう、もういいトシなのにすっかりはしゃいでしまいました。 いやー、楽しい。



 「今シーズン終わるまで、もう一回このパフェ、食べに来ましょう!」と約束するので



ありました。 神戸にもあったらいいのになぁ。


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2015年05月23日

山賊ダイアリー/岡本健太郎



 これは面白い、という噂は結構前から聞いていたのだけれど、もうマンガ雑誌を読まなく



なったあたしに確かめる術もなく、「どうしようかなぁ」と思っていたところに1巻がキンドルで



セールになりまして(どうでもいいですが、電子書籍は基本的にセールのときしか買わない



あたしです)。



   これが、思っていた以上に面白くって。



 岡山出身の著者が東京に出たが、やはり地元に帰って猟師になろう!、と決めて、そんな



新米猟師の日常を淡々と描きつつ、自分で食べるものを自分で捕まえるという食の基本を



押さえております。 猟師トリビアも素敵です。



 しかし1巻を電子書籍で持ってしまっては、2巻目以降をどうしよう・・・とずっと悩んでおり



ましたが、来月6巻が出るらしいこと、そして残業続きで本屋も寄れないストレスも爆発し、



通販で一気に大人買い!



 しかし、本屋にも寄れないということは荷物も受け取れないわけで・・・土曜日に配達して



もらいました。



   そんなわけで5冊セットで手元に。



 付録付き限定版とかもあるみたいですが、あたしは通常版で問題ありません。



 あたしもかつては「ちょっと行ったら山・ちょっと行ったら海」というところに住んでいたので、



山に通う猟師さんの感じがちょっとわかります(でも植生は結構違うので日本は広いなぁ。



ブルーギルはともかくヌートリアは絶対いない)。



 著者曰く、「猟に理解のある女性はほとんどいない」とのことですが・・・確かに解体しろって



言われたらひるむけど、見てる分なら・・・ちゃんと調理されたらおいしくいただきますよ。



 ベジタリアンの方々はこういう部分も含めて野蛮だというのだろうけれど、植物だって生物



だし、ただ単に悲鳴が聞こえないとかわかりやすく血が流れないってだけだと思うので・・・



アレルギーや体質上の問題で仕方なくベジタリアン、という方以外の方の主張は(個人的な



レベルではかまわないのですが声高に主張する人がいるので)、どうかなぁ、とあたしは



個人的に懐疑的です。



 肉食だけでなく、他の生命を喰らってしか生きていけない“消費者”の立場としては、



食べ物のえり好みなどできない、という直球を、このやわらかエッセイマンガは伝えてくる



わけで。



 猟師さん全般にはあまり人気がないみたいですが、著者同様、あたしもシカを食べて



みたい! キジも食べたい!


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2015年05月22日

とりあえず、完成!



 連日遅くまで残ってつくっていたPP(パワーポイント)、ついに完成のときが!



 昨日、ものすごく遅くまで仕事場に残っていたので、「今日は早く帰りますよ」と部長やら



リーダーには言っていたのに(フレックス制度があります)・・・「勿論、早く帰ってください」と



言われていたのに・・・「よし、これでいいか!」とプレゼンする人に出来上がりを渡そうとした



瞬間、また新たなる指示が!



 増えてる・・・しかも一回、ここは減らそうか、となった内容が復活してる・・・。



 もう、早く帰る気満々だったのに!



 しかも午後からの会議が終わって戻ってきたみなさんに「あれ、今日は早く帰るんじゃ



なかったの?」と言われ・・・「早く帰るつもりでしたよぉ」と泣き顔をつくって見せる羽目に。



 しかし、終わりのときは必ず来る! 万歳、とりあえず、完成! ← あとの手直しは



ご本人でやってください。



 もう、へとへと・・・金曜の夜なのに、どこにも寄り道できずに帰るだけ(寄り道する体力が



ないし、だいたいどこも閉まってる)。



 家に帰ってきてシャワーを浴び、たまりにたまっている海外ドラマを見ていたら・・・いつの



間にか寝てしまっていたらしく、ドラマのエンディングの音で目が覚めてもう一回同じ番組を



見ているのだが・・・また途中から記憶がない。



 気がついたらば、録画セットしている『クローザー シーズン5』や例の『ウェイワード・



パインズ』
にチャンネルが変わっている。



 もうダメだ、ちゃんと寝ます。


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2015年05月21日

理不尽な引き継ぎを見て



 金曜日までに仕上げなければいけないプレゼンテーション資料が佳境に入ってます。



 といっても、プレゼンする人間は自分ではないので・・・最初の打ち合わせの段階で



こっちが想定したものに対して、その後ちょっと方向性の違う指示がメールで何度も



やってきたりして、なかなかに混乱。 しかも主に作成担当になったEさんはパワポ



(パワーポイント)大好きな人なので、凝りすぎる。 なのであたしは使えそうな資料の



大本を探しつつ(そりゃーもう警察庁発表の資料を読み説いたり。 引用元をはっきり



させないといけないし)、凝り過ぎて大局が見えなくなってきて煮詰まるEさんに「そこは



キーワードだけでいいんじゃない? あとは発表する人に喋ってもらおう!」と頭の切り



替えを促し、「こことここのスライドの間を埋めるものが思いつかない〜」となればその



一枚だけ作る(こちらの意図をうまく伝えるようなイラストが手に入らない場合は、PCに



ペイントとマウスしかないため“にせキース・ヘリング”風な前衛タッチの棒人間イラストも



描く)。



 他の仕事もあるのに! こんなことをしているから残業時間天井知らずなのである。



 しかし、2ヶ月ほど前に別部署にやってきたNさんはあたしとEさんのような転職組とは



違い、きちんとキャリアを積み立ててきた人である(年齢はあたしより多少上とうかがって



いる)。 で、あとはNさんに任せて、今いる担当の人が異動することになるらしく、しばらく



前から引き継ぎが行われているのだが・・・これまた漏れ聞こえてくる内容がやたら理不尽。



「自分の自慢話を延々とする前に、ちゃんと引き継ぐべきところを引き継いでいるのか?」と



他部署の人間が不安になるほどだったのであるが・・・実際にNさんはかなり煮詰まって



おり・・・妙な予感というか感覚は的中なのであった。



 そして、奇妙な感覚にもとらわれる。 去年の6月、あたしとEさんがお局さまに対して



精神的に追い込まれていたときに、部署は違うが近くの方々が気を遣ってくれたのは、



こういうことだったんだな!、という。 あたしはNさんに過去の自分を見ているから(とは



いえ結構忘れているので、リアルな切実さは伴ってはいないのですが)、心配なのか、と。



 というわけで、Nさんと同じ部署のIさん(彼女は必要とあらばいくらでも毒舌をいとわない



人なので、お局様をはじめとして危険人物からはノータッチ化されているが、目の前で



起こる状況をスルーすることはできないので精神的にイライラがたまるタイプ)に「Nさん、



大丈夫ですか?」と打診。



 「かなりやばい、帰りが一緒になったときに話を聞いているけど不憫でたまらない」という



ことなので・・・急遽、Nさんに思っていることを吐きだしてもらう会を企画。



 しかしみなさん仕事を山ほど抱えている・・・かといってあまり時間をおいては意味がない。



 なんとか来週、時間合わせましょう、とNさんの都合優先で予定をIさんに確認中。



 なのであたしたちは、早いところこのパワポから手を切らねば!


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2015年05月20日

絶賛、記録更新中。



 仕事が一段落したような気がしていましたが、気のせいでした。



 ただいま、退社時間の遅さの自己記録を日々更新中です。



 家に帰ってもろくに何もできない・・・戻ってきてから、次の朝仕事場に行くまでの



時間が更にあっという間。 だから朝、起きるのが更にしんどい。



 うおー、早く週末になって〜。



 とりあえずこの勢いは今月いっぱい続きそう。


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2015年05月19日

ノヴァーリスの引用/滝 /奥泉光

 『ベルリン・レクイエム』に手をつけてしまいましたが、先に手をつけていたこっちの方が薄いので、読んでしまうことにしました。 たまたまちょっと、長く電車に乗る機会があったので。

  ノヴァーリスの引用 滝.jpeg ウィリアム・ブレイクにこの記号的なものを重ねた意味は?
 帯には、<終わりなき推理の連鎖が、現実を変容させる>とあります。

 その通り、『ノヴァーリスの引用』は、ほぼ『虚無への供物』のオマージュ?!
 150ページに満たないその中に、あたしは何度『虚無』の面影を見ただろう。
 なんかもう、ためいき(というか、嘆息?)が何度こぼれたことか。
 海泡石のパイプに至っては、和田慎二の『パパ!』シリーズを思い出しちゃいました。 自分が本から受けてきた影響が、ぶくぶくと湧きあがってくるようで。

 一転して『滝』は一行目から不穏で、「なにこれ、短縮・濃縮された『蝿の王』?」という感じ。 あえて詳細な説明を排除して、特殊な状況に放り込まれた少年たちに生じていく心理的な葛藤を悪意に変換して放置という・・・作者によってきっちり計算された着地点が、多分そういう感じなんだろうなぁと予測させつつも短編故の見事な切れ味で展開する。
 そして読後感最悪という素晴らしさ。
 作家の初期の作品にはその人の描きたい本質がストレートに出ていることが多いとよく聞きますが、そう思うと『グランド・ミステリー』の頃は随分と優しく?なっていたのね。
 解説によれば著者の第一長編『葦と百合』『虚無への供物』の流れをくむ作品だとか。
 そっちも読んでみたくなっちゃうではありませんか。

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2015年05月18日

からいよ〜

 今日は、今の仕事場のおえらいさんが別の組織のおえらいさんになるということで、歓送会。 あたしは酒が飲めない旨を事前に申告していたので、アルハラの危険は一切なしでよかった(まぁ、さすがにもうそういう時代ではないということか)。
 しかし会場が、韓国料理屋であった!
 あたし、食べられるものがあるのだろうか・・・(あたしは辛いものも苦手です)。
 結果的に、春雨の炒め物(チャプチェ?)・韓国風のり巻き(キンパ?)・骨付きカルビ(あえてタレはつけない)ぐらいでしょうか、普通に食べられたのは。
 「これは辛くないから大丈夫だよ」とおえらいさんに勧められたそれはかなり酸っぱく、「うっ、発酵系!」とむにゃっとなる(乳製品以外の発酵食品も、基本的に苦手なあたし)。
 でも、そのおえらいさんにとって大切な仕事仲間が集まった場所に呼んでもらえた、というのはとてもありがたいことだったな、と感じた(みなさんがそれぞれ思い出話を披露してくれるので、それを聞くことで彼らが共に働いて過ごした『時間』というものが見えた気がしたから)。
 あたしは何十年も同じ職場で働き続けたことがない。
 まぁ、いろいろな事情があったのと、器用貧乏故か結構いろんな仕事ができてしまうので、これまで特定のジャンルにこだわらずに仕事を見つけられたから。 勿論、あたしはそれを後悔してはいないし、もしまた転職するのならまったく違うジャンルの仕事をしてみたいとも思っている。 いろんな世界が見えるから。
 何十年と付き合ってきている友達は何人もいるので、その感覚に近いのだろうとわかるけれども、仕事仲間ってまたちょっと別な部分もあるよな〜。 ちょっと、羨ましさを感じているかもしれない。
 でも、食事はからいんだよ! お茶をぐびぐびと飲み続けたあたしなのだった。

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2015年05月17日

砕かれた夜/フィリップ・カー

 読みかけの本は何冊もあるのですが(つまみ食いしすぎ?)、そのときどきのブームや勢いでやたら早く読むものもある。 というわけで、<ベルリン三部作>のベルニー・グンターものが今のブームです。
 図書館から借りだしてきた日から、ちまちまと毎日の通勤時間の電車の中で読んできました(先週はあまり読書にまとまった時間が取れなかったのがもどかしい)。
 400ページそこそこの量なのに、読み終わるのにこんなに時間がかかるとは・・・(でも先週は、この本にのめり込み過ぎてあやうく何度も電車の乗り継ぎを忘れそうになった)。 そんなわけで、前作からの期待を裏切らない内容。

  ベルリン三部作1砕かれた夜.jpg タイトル『砕かれた夜』は、1938年にあった実際の事件“水晶の夜”にかかっている模様。 原題は“THE PALE CRIMINAL”

 1983年の夏、私立探偵のグンターは富豪の未亡人からゆすり事件の解決を依頼されると同時に、かつて所属していた刑事警察からある困難な事件を捜査するために戻って来いという脅迫的な申し出を受ける。 ナチ党の支配がより強まり、戦争を回避できないのではという気配とともにベルリンは緊迫した空気に満ちている。 恐喝犯を首尾よく見つけたグンターだったが、事件は後味の悪い結末を迎え、警部として刑事警察に戻った彼は、アーリア人少女連続殺人事件の指揮を執る。
 グンターの減らず口は若干減ったものの、ユーモアのセンスは健在。 冒頭で探偵としてのグンターに相棒がいて、前作からの時間の経過に驚かされる(相棒を立てるような性格じゃないのに、それを受け入れる理由なり事情が存在したのだろう、と読者に推測させるから)。 そのあたりのキャラクター造形や構成が、うまいなぁ、と思うわけです。
 探偵小説でありながら同時に警察小説でもあり(部下となった3人の刑事たちも性格がまったく違って、グンターとの掛け合いが意外に楽しい)、というちょっとした反則技もこの時代を考えれば必然と思えるし、失踪人探し専業だったグンターがシリアルキラー探しという事件のグレードアップさ加減もまことに自然です。
 そこに<リアルタイムのベルリン>の状況や実在の人物(今回はヒムラーも登場!)、歴史的事実が絡み、読んでいてなんとも言えない気分に。
 歴史のうねりの中で、個人の努力や抵抗がいかにちっぽけなものか!
 前作で行方が謎のままだったある人物(ベルニーにとってとても重要な人物)の顛末が東江さんの予告通り本作で明かされますが・・・そりゃないんじゃないの?、という展開で・・・大変ブルーです。
 さて、次はこのまま『ベルリン・レクイエム』に入るか、一呼吸置くか、ちょっと考え中。
 『変わらざるもの』と『静かなる炎』が部屋のどこにあるのか、探さないといけないわ。

ラベル:海外ミステリ
posted by かしこん at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする