2014年11月22日

サボタージュ/SABOTAGE

 予定外のレイトショーを訪ねてOSシネマズミント神戸に。
 間に合うのは『サボタージュ』『ヘラクレス』だけ。 『美女と野獣』にはタッチの差で間に合わず(予告編上映中だったかもしれないけど、あたしは開場を待って中に入りたいタイプ。 予告編も全部見たい!)。 それで、『エクスペンダブルス3』もあることだし、ここはシュワちゃんだよね!、ということで『サボタージュ』を選択。 ただのアクションだけじゃなく、ミステリ仕立てっぽいし。

  サボタージュP.jpg 1人ずつ消されていく、最強の9人。

 冒頭から「・・・えっ?」と困惑してしまうほどの残酷描写(R15+だった・・・)。 なんかこれまでのシュワちゃん映画と全然違うぞ!、という雰囲気に満ち満ちていて。
 麻薬取締局DEAに所属する秘密特殊部隊は最も危険に任務に従事するチームである。 なにしろあのメキシコの麻薬カルテルとも渡り合う。 リーダーのブリーチャー(破壊屋)ことジョン・ウォートン(アーノルド・シュワルツェネッガー)をはじめチームのメンバーはそれぞれ実力派、DEA内でも最強チームと悪名高い。
 今回の任務はある麻薬組織の一掃と彼らの隠し持っている一千万ドルの強奪(アメリカの国庫に収める気らしい)。 ミッションは無事成功したかに見えたが、お金が行方不明に。 メンバーの誰かが隠したのではないかと尋問を受けるも、真実は謎のまま。 活動休止の命令を受けたメンバーたちはやさぐれるが、間もなくチームのひとりがひどい死体となって発見される・・・という話。

  サボタージュ1.jpg 最初はみなさんの扮装(?)がすごくてわからなかったのだけれど、メンバーにはサム・ワーシントン、テレンス・ハワード、ジョシュ・フォロウェイなど知っている人ばかりだった・・・。
 そのあとも『そして誰もいなくなった』ばりに一人ずつ殺されていくわけですが・・・勢いで押しているけど(そしてグロさも容赦ないけど)、よく考えたら設定に無理あるんじゃね?、とツッコミどころが満載なのですが・・・以前、『エクスペンダブルズ2』で見たシュワちゃんがあまりにもおじいちゃんだったためショックを受けたけど、これはちょっと若さを取り戻している感じなのですよ! なのでちょっと甘い目で見てしまいました(ま、豪華なB級映画は楽しんだ方が勝ちだし)。

  サボタージュ2.jpg 若く見えたのは黒髪のカツラのせいかも? 事件を追う殺人課の刑事キャロライン(オリヴィア・ウィリアムズ)が男装の麗人っぽいセクシーさを醸し出してます。
 この刑事さん、どこかで見たことあるんだけどなんだっけ・・・とずーっと考えてたら、『ゴーストライター』のあやしい妻だったよ! チームの紅一点はひそかにヤク中(潜入捜査中にはまった)という設定もあり大変わかりにくかったのですが、『ワールド・ウォー・Z』のイスラエルのスキンヘッドの女性兵士だった人だった! 実は豪華キャスト、揃えているんですよね。 監督は『エンド・オブ・ウォッチ』のデヴィッド・エアーで、麻薬組織急襲のシーンではドキュメント風に撮ってたからそういうのが好きな人なんだろうな、と納得。 そのあたりも、脇役好き(脇役だから好き、ということではなく、脇を固める人たちが実力派であればある程主役は引き立ち、多少強引な脚本・展開にも説得力が出るから、という意味での「好き」)なあたしとしては好印象。
 ただ、『コマンドー』(あたしが見た初めてのシュワちゃん映画。 その当時、地元では『バタリアン』と同時上映というかなり無茶なカップリングだった)や『ターミネーター2』のような“正義のシュワちゃん”を期待するとこの映画では大火傷をしかねない。 冒頭の残虐シーンが語るように、ここでは“心に傷を持つ、暗黒を覗いてしまったシュワちゃん”なのである。 これを受け入れられるか否かで、この映画の印象はガラッと変わると思う(このあたりは早々にわかるので、ネタバレにはならないはずですが)。

  サボタージュ3.jpg しかしやはりドンパチはある。
 で、結局、ラストは西部劇になっていたような・・・。
 それでも、あえてこの年齢でイメチェンを図るシュワルツェネッガーのチャレンジ精神はすごいんじゃないだろうか(それが成功しているかどうかはともかく。 やはり多くの観客は“正義のシュワちゃん”が見たいんだろうし)。
 しかし『ウィークエンドはパリで』のがっかり感を引きずっていたあたしは、予想外にこの映画に救われましたよ! ミステリとしては全然なってなかったけどね!

ラベル:映画館 外国映画
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする