もう11月も半ばですか! なんでしょう、この年末へ向けてのラストスパートの速さは。
そろそろいろいろ準備を始めないとな、と危機感を覚えはじめました。
なので文房具屋さんへGO。 そして本屋さんへもGO。
『ヴァイオリン職人の探求と推理』の続編、早くも登場!
人気あったのかな?(確かに面白かったけど)。 それとも翻訳権をまとめて買っていたからか。 でもあまり速いペースで出られると、うれしいけど次を待つのが余計長く感じてしまうのですけども・・・。
おお、木田元さんの学術書が文庫に! こういう専門書よりの内容はなかなか文庫にはなってくれないのですが、さすが腐っても講談社学術文庫。
しかも木田元さんが自らの専門を遡ってのマッハとニーチェへの言及! これはぜひ読みたいです。 ニーチェ、結構好きなのです(でも『超訳・ニーチェの言葉』ブーム以降、彼の一面だけがイメージで広まっているような気がしないでもないが・・・ま、ブームも終わったので忘れ去られているかもしれませんが)。
おおっ、豪華本でしか存在しなかった『夢の遠近法』が文庫に!
しかも“増補”ってなんですか?! 豪華本に乗ってない作品も収録、作者への作品コメントも付いている! ある意味、決定版ではないですか。 買わなくてどうする。
あたしにとって梨木香歩でいちばん好きな作品は『からくりからくさ』なのだけれど、あれはある時期だから書ける作品であり、その後『沼地のある森を抜けて』のような円熟したというか、ある程度完成されたものを描いてしまったらきっともう戻れない、とはわかってはいる。 でも、もしかしたら・・・の気持ちも捨てきれないし、細部にツボがあるかもしれないし。 これも“流転と回帰の物語”っぽいので、『沼地のある森を抜けて』系のような気がするけれど(いえ、それはそれで面白いと思うのですけど)。
ついにコナリーが出る時期になっちゃったよ・・・。
タイトルは<リンカーン弁護士>シリーズとなっておりますが、今回はあのハリー・ボッシュ共演(?)ということで、ファンサービス大作?
ミッキー・ハラーとハリー・ボッシュの間にある浅からぬ因縁について、ミッキーが知るのかどうなのか(ボッシュはもう知っているからね)、気になるところです。
もう、ここまで来たら読むのをやめるタイミングがわかりません・・・とことんまで付き合ってあげようじゃないですか。
あ、『ダークネス・サイコ』ってあたし最後まで読んだんだっけ・・・? 『マジシャン』+『死者の狩人』みたいな話だったよね、と思いつつ・・・え、デビュー50周年って!
すごいキャリアの人だったのだな・・・(しかしあたしは小学生のときから読んでいるわけで、身近すぎて偉大さがぴんとこない的な)。 このセレクション、どういうラインナップなのかいまひとつ全容が見えませんが、なんか買ってしまいそうな気もしないでもない。
次なる題材は<質屋と宝石>ということで・・・それこそあたしの宝石に関する知識は初期の『マジシャン』と『パタリロ!』によってついた身としては、基本的なことは意外に忘れていないものだな、と幼児(幼少時)教育の大切さを思い知る。
ただ、現代の質屋は結構未知の領域だな・・・<ブランド品買い取り!>のイメージが強いけど、昔ながらの要素ってどこまで残っているのだろう?
そう思うとお仕事系マンガって実に興味深い。