2014年11月30日

今日は3冊(今年最大の大物?!)。

 一日、雨です。
 そしてあたしは貧血その他で起き上がれません。 ほぼ一日、横になりっぱなし。
 あぁ、明日仕事、行きたくない・・・(暴風警報が出る地域もありというが・・・多分神戸は引っかからない気がする)。
 そんなあたしは昨日入手した3冊を眺める。 自分に集中力がないせいもあるが、読むのがなんだかもったいなくて。

  失踪当時の服装は新訳.jpeg 失踪当時の服装は【新訳版】/ヒラリー・ウォー
 え、これって新訳が出るほど古いんだっけ?、と思ったら・・・原著は1952年。 あたしが読んだのがそんなに昔じゃなかった、というだけのことでした(うーん、でも地元の本屋で見たような気がするから、それでも15年くらいは経っているのだろう。 ヒラリー・ウォーの『この町の誰かが』がわりと最近っぽいからかな?)。

  3月のライオン10.jpeg 3月のライオン 10/羽海野チカ
 あたしは将棋には特に興味はないのですが、勝負事に身を投じるというか、それで生計を立てる覚悟を持つ人々には興味があります(それは将棋だけではなくて、囲碁やカルタ、チェスなども同じことですが)。 そんなわけで、私生活ではいろいろと問題のある零くんがプロ棋士としてはそれなりに順調で、高校の先生や先輩、なによりひなちゃんの家族と過ごすことでぐんぐん人として成長していく過程がうれしくてたまりません。
 だから、この表紙のひなちゃんの表情がすぐれないのが心配・・・。

  ピリオド5.jpeg period(ピリオド) X/吉野朔美
 そして今年最後の大物、ついに発売! しかも、あの『period』がついに最終巻!
 これが出ることをつい最近知りまして・・・その日からなんだかドキドキしっぱなし。
 いったい、あの物語がどこに着地するのか。 不安で、心配でたまらない。
 そして終わってほしいような、終わってほしくないような、そんな気持ち。
 なのでまだ、中身には向き合えない。 少し心を落ち着けているところです。

ラベル:マンガ 新刊
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2014年11月29日

パワー・ゲーム/PARANOIA



 ハリソン・フォードつながりで、次はこっちを。 ほんとは『紙の月』を見ようと思って



いたのですが、こっちの映画のほうが早く上映が終わりそうだなぁ、というのは明らか



だったので(それもなんだか悲しい)。



   お前の会社を潰す!

       緊迫の頭脳戦を描いた痛快ビジネス・サスペンス!



 ビジネスサスペンスだったのか・・・若者成長恋愛映画だった気が。



 貧乏家庭に嫌気がさし、絶対成功してやるとの野心を胸にIT企業企業ワイアット社に



入ったアダム・キャシディ(リアム・ヘムズワース)だが、末端の社員のひとりでしかない



現状に苛立ち、仲間とともにCEOのニック・ワイアット(ゲイリー・オールドマン)の前で



堂々と新企画のプレゼンをするが失敗。 ニックに意見したことで逆鱗に触れ、仲間たちを



含め全員が解雇されてしまう。 腹にすえかねたアダムはプレゼン用の資金の残り(?)で



みんなで高級クラブで豪遊。 しかしそれはすぐにニックの知れるところとなり、「横領で



告発されたくなかったら、ライバルのアイコン社に潜入して新製品の極秘情報を盗んでこい」



と言われてしまい・・・という話。



 もともとニック・ワイアットとアイコン社のカリスマ・ワンマン経営者ジョック・ゴダード



(ハリソン・フォード)とはかつて一緒に働いていた仲。 途中で袂を分かってワイアット社を



立ち上げたものの、ニックの中にはゴダードへの恨みが強く残っているようだ。 アダムは



それに利用された形であるが、おかげで<成功者の立場>の一面を垣間見る。



   とはいえ、見どころはこの二人の対決なわけですが。



 ゲーリー・オールドマンはこちらの期待通りの、傲慢ながら実は小心で臆病者、という



お得意のキャラで小物っぷりを発揮。 こういう役、久し振りだけどやっぱりうまいなぁ!



(個人的には<新『バットマン』三部作>の警部役がかっこよくて好きですが)、とニヤニヤ



笑いが止まらない。 それにしてもハリソン・フォードは何故はげ頭なのか? スーツ姿で



向かい合うと画面の中で雰囲気似てしまうからか? そう、予告を見て気になったのは、



「何故ハリソン・フォードがハゲに?」ということだったのでした(別に答えはなかったけど・・・)。



 この二人の緊迫しつつもぐだぐださを擁した対決シーンの前には、リアム・ヘムズワース



くんはまだまだ経験不足であることを実感。 今後、がんばってほしいですね。



 実はアダムの父親役はリチャード・ドレイファスで ここでも謎の人物としてジョシュ・ホロ



ウェイ登場!、と映画は低予算ぽいんだけどキャストは豪華な気が。  アダムが恋する



エマ・ジェニングスもアンバー・ハードだし(しかし彼女の役柄はまたしてもツンデレ系)。



 とりあえずワイアット社側の始末屋(殺し屋?)ミーチャム(ジュリアン・マクマホン)が



いろんなことを白昼堂々やるのが怖かった(ある意味、『ゴールデンスランバー』での



永島敏行ばりに無茶をする)。 何故捕まらないのだろう?



 結局、大金持ちになるというのは魅力だが、そこに至るためには数多くの屍を超えて



いかねばならず、それが平気な人間でないと無理なこと。 大事な家族や気の合う仲間



たちと細々とでも楽しくやっていけるのと、どっちがいい?、という人生の選択について



極端な例を出して考えた話、という感じか・・・。



 それにしても原題は“PARANOIA”。 産業スパイとならざるを得なかったアダムの



苦悩に寄り添った(そして会社を存続させるために、何かに取りつかれたかのように働く



二人の経営者のことも指している)タイトルなのに、完全に仕手戦を連想させる邦題は



どうなんだ・・・。



 ま、ヒットさせる気、ないんだろうなぁ、という感じ?


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2014年11月28日

エクスペンダブルス3 ワールドミッション/THE EXPENDABLES 3



 というわけで、シリーズも第3弾。



 しかし結果的に相手国はどこかの架空の軍事独裁国家なので、細かい設定がよく



わからないままのことが多い・・・ま、そんなことはどうでもいいのでしょう。 豪華な



キャスティングとそれぞれに見せ場があればそれで十分、的な映画であることは百も



承知でございますよ。



   準備はいいか? 頂上決戦。



 まぁ、このポスターに写るメンツを見ていただければ、自分はどこがツボなのかわかる



かも。 今回は諸事情で(?)、ブルース・ウィリスが出ておりませんが・・・その代わりに



ハリソン・フォード、という。 出演するのは“(映画スターとしても)消耗品軍団”という



当初のコンセプトからは、ハリソン・フォードはちょっと系統が違う気がするんだけど・・・



いいのかそれで(しかし一説にはハリソン・フォードは自分が出た映画を見ることが



ほとんどなく、そもそも演じること自体があまり好きではないのだとか。 だから役選びとか



結構適当らしい−どこまでほんとかは不明だが、これに出るくらいだからやっぱりそうなの



かもな、とか考えちゃいますね)。



 今回、初参戦のウェズリー・スナイプスは『ブレイド』シリーズのときはすごくよかった



のに、いつの間にやら落ちぶれちゃって(どうも、刑務所に入ってたみたいですね)、この



映画でも刑務所を移送されるところを助けられる、というなかなか笑えない展開から始まり、



でもそうやっていじってやれば開き直れるだろ、とでもいうスタローン兄貴の心意気の反映



なんですかね。 ハリウッドで問題起こしてばかりのメルギブに声かけて花道飾ってるのも



同じ気遣い?(それにしてもアクションスターとして正義の側にいた人たちは、悪役を嬉々と



してやるよねぇ)。



   でも悪役で登場すると次作からは出演できないよね。



 ジェット・リーも前作では「この件からは外れる」って言ってたような気がしてたんだけど、



“エクスペンダブルズ”自体をを抜けてたのね! 肝心なことを多く語らない男同士の



阿吽の呼吸がいまいち理解できてない・・・(でも、チームの危機とあれば駆け付ける義理



堅さですけど)。



 メンバー増えると一人一人の活躍の場が減るのは仕方がないのだろうし、新しい人が



入ればその人に見せ場を作りたいだろうし、バランス難しそう〜(新陳代謝も意識している



のか、若手でアクション系の俳優さんにも花を持たせるし。 でもそういう人たちはどちらか



というとハイテクメカ専門になってしまうのはむベなるかな)。



   アントニオ・バンデラスも系統ちょっと違う気が。



 最近、ヒット作がないからですかねぇ。 でも色男ぶりを封印し、まわりの誰もが辟易する



ような地味なお喋り男になっていたのはちょっと笑った・・・(彼の過去もなかなか壮絶で、



どうせなら今後も出てほしい立ったキャラだが、お喋り度合いでジェット・リーとかぶるから



こういう配分?)。



 見た目、退廃的な美を漂わせるドルフ・ラングレンは安定してますなぁ(でも喋り出すと



その美が消えてしまうのがご愛嬌)。 ジェイソン・ステイサムは“不動のナンバー2”って



ことでいいんですね!



   しかし結局おいしいところは、

                  この二人が持って行くよ・・・。



 ハリソン・フォード、この中で誰よりもスーツが似合ってるのに、結局自分でヘリ操縦



しちゃうからね・・・。 『エクスペンダブルズ』シリーズに出て、自分もドンパチに参加



したい、というのは、ある種の男の夢ですか?


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2014年11月27日

ドラキュラZERO/DRACULA UNTOLD

 ヴァンパイアブームもヴラド大公に遡るまで行きついたのか、というのが映画館でこのチラシを見たときの率直な感想。 そもそも“ドラキュラ=吸血鬼”という意味として子供の頃から使ってましたけどね(クリストファー・リーのドラキュラ映画を、日曜の午後とかテレビで見てたし。 それであたしは『サスペリア』とかも見ていたんだから、まったくいい時代でしたね)。 基本的にはホラーも好きだし、歴史絡んだヴァンパイア物なら尚のことだし、おまけに主役は『ホビット 竜に奪われた王国』で非常にいい味を見せてくれた(三作目の予告でもう泣きそうです)ルーク・エヴァンスとなれば、時代モノの雰囲気が似合いそう!、ということでちょっと期待して出かけました。
 こういう映画こそ、レイトショーだぜ。

  ドラキュラゼロP.jpeg その男、悪にして英雄。

 時代は15世紀半ば。 トランシルヴァニア地方を治めていた大公ヴラド・ドラキュラ(ルーク・エヴァンス)は、平和を愛し、国を栄えさせ、領民からも慕われていた。 が、彼には幼少時にオスマン帝国に人質として送られ、徹底して殺人術をたたきこまれて“串刺し公”と呼ばれるほどの残忍さを戦場で発揮した過去があった。 だからこそ平和を愛し、自分の家族・領民にはそんな目には遭わせないと固く誓っていたのだが、当時の戦場仲間で現在はオスマン帝国の皇帝となったメフメト2世(ドミニク・クーパー)がやってきて、ヨーロッパ征服のために兵となる少年を、ヴラドの息子を含めて千人差し出せと言ってきた。 頑として断るヴラドだが、家臣の者たちは「あれだけの大国に逆らう力がこの国にはありません」とオスマン帝国のいいなりになろうとするばかり。 追い詰められたヴラドは、先日異変を感じた洞窟に再び赴き、古代よりの“絶対的な闇の力”と契約を交わすことに。

  ドラキュラゼロ6.jpg そんなわけで、こいつら大変イヤなやつらです。
 メフメト2世がものすごくふてぶてしいし、オスマン帝国の軍人たちは兵力をかさにきてみんなムカつくやつらばかり。 逃げ道のないヴラドがかわいそうになってしまうのですが、あまりにもオスマン帝国側をひどく描き過ぎてて、「これってイスラム側を叩きたい口実?」とか勘繰ってしまいたくなるほど。 <太古の闇の存在:ヴァンパイア>の悪の度合いがかすんでしまうほどなんだもん(そこをフォローするためにあのエンディングをつけたのかな? おかげで歴史物が一気にB級映画になったけど)。

  ドラキュラゼロ5.jpg その代わり、闇の力を得てからの“串刺し公”再び、の描写や、予告CMでも使われていたコウモリの大群が集合してヴラドになるなどの場面は大変素晴らしい。
 ルーク・エヴァンスも大変かっこいいし!
 ただ、ヴラド・ドラキュラという人物については魅力的ではあれど、契約を交わしてしまった段階でもうそこがオチといっても過言ではないわけで。 どう決着をつけるのかなぁ・・・というもっとも重要なところがいまひとつかなしい感じで。 本来の歴史との整合性はあるものの、なんか駆け足だなぁ、という印象。 そう、オープニングもヴラドの息子による少々早口のナレーションで背景設定説明をさらっと流してしまっていたし。
 なんか、時間配分間違った? 編集をミスった? そんな気がしないでもなく・・・もっといいものができたような気がしてならない。 もったいない!
 ただ、“ドラキュラ=ドラクル(竜)の息子”という意味であることは再三強調され、それがわかったのはよかったです。

ラベル:外国映画 映画館
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2014年11月26日

悪いうさぎ/若竹七海

 『さよならの手口』に入る前に、葉村晶シリーズ前作『悪いうさぎ』を復習。
 シリーズ物とはいえ、それぞれ独立した作品なので復習する必要性はまったくないのであるが、「後味が悪くて、結構打ちのめされた」という強い印象は残っているものの、肝心の物語のほうはまったくといっていいほど覚えていない、ということに愕然としたからである。 いったい何に打ちのめされたのか、もすっかり忘れている。
 子供の頃から記憶力がいいのだけが取り柄だったのに(が、実際のところ、ここ10年ぐらいは、読んだ本の細かい筋は忘れていることが多い。 印象や読後感は覚えているのだが)。 そんなわけで、再読。

  悪いうさぎ.jpg このかわいらしい表紙との落差も、あったかも。

 一行目からインパクトのあること書かれているのに、まったく覚えていないとはどういうわけだ! 自分にびっくりだ!
 しかし20%ほど読み進めば、さりげなく書かれてはいるが事件に関係する部分が浮かび上がってきて、繋がっていく。 あ、そうだった、そうだったね。
 だからあたしは「あ、そこをスルーしちゃダメだ!」と葉村晶を叱咤激励する立場となり(一回読んでいるのだから当たり前である)、多分余計にハラハラしたかもしれない。
 二回目もこんなに楽しめるとは・・・『依頼人は死んだ』も読み返そうかなぁ(しかし、どこにしまってあるかちょっとわからないのであった)。
 が、あれほど強烈な印象であった<後味の悪さ>に、どうも今のあたしは耐性ができてしまったのか、それほどでもなかったのであった。 これもびっくり。 あれ以降、どれだけイヤミスを読んできたのだあたしは・・・。
 いや、読んだ年齢というのも関係あるかも。 その当時のあたしは作中の葉村晶と年齢も近かったし(逆に今、『さよならの手口』では同じくらいの歳かもしれない)、彼女の感じた焦りやもやもやとしたなにかに共感していた部分もあったから、余計に衝撃だったのかも。
 となれば、今のあたしは『さよならの手口』にも痛い目を見るかもしれない。
 読むのがとても楽しみになってきました。
 再読してよかった!

ラベル:国内ミステリ
posted by かしこん at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月25日

クーポンでランチ@BRASSERIE L'OBABON

 しばらく前から、シネ・リーブル神戸でフランスが絡む映画を見ると、元町のフレンチレストラン・BRASSERIE L'OBABON(ブラッスリー・ロバボン)のクーポン券をもらうことが多い(というか、結構毎回)。
 ずっと気になっていたのだが、なかなか行く機会がなく。
 で、何枚か有効期限を過ぎてしまったのだが・・・今回こそ行ってやる!、ということで予約を入れた。 ここで大丈夫か?、という細い道を通ったら、けっこうすぐにあるお気楽タイプの佇まい。
 ランチはワンプレートもあるが、映画のクーポンが使えるのはコースのみ。 メイン料理に前菜かデザートを選択、食後のお茶がついて1650円のところ、300円引きに。 本日のスープを追加すれば+450円というラインナップ(ちなみにディナーの場合1000円引きになります)。
 ま、デザートは好きだけどお茶の時間に食べたらいいし、前菜好きとしては前菜を選択しますよ。 そこにはいろんな要素が盛り込まれてますし、初めてのお店の傾向がわかる気がするし。

  CA3A1795.JPG そんなわけでオーダーした前菜。
 「お野菜中心の」と説明された割には、がっちり肉も魚介類もありますけど! たまごに至ってはまるまる一個だし! この一皿とバケットで、結構おなかいっぱいになるかも・・・。 でもこの一皿の中に、甘さや塩気、酸味、いろいろな歯ごたえが楽しめる。 見た目は少々地味ではあるが、実力は期待できそう。
 で、本日のスープは“ホワイトアスパラガスのスープ”だということで、追加オーダー(すみません、スープの写真はいつも撮り忘れます)。
 クリームスープだったのですが、ホワイトアスパラガスの青臭さがいい意味で残っていて、旬の生の感じがすごくきいている。 あぁ、おいしい〜。
 ギャルソンさんは料理の説明は大変丁寧にしてくれるものの、それ以外の点では大変フレンドリー。 場合によっては引きかねないほどなのだが、そこが微妙なラインで踏みとどまって笑っちゃう方になっているという・・・興味深い人だ。 面白い!

  CA3A1796.JPG メイン:ブリのグリル
 ちゃんとした料理の名前がついていたはずなのだが、忘れてしまった・・・。
 ブリの下にはマッシュポテト、シンプルなトマトソースに見えて何かされている。
 あ、結構おいしい! 一緒に行った人が「ブリがパサパサしてなくて、すごくジューシー!」とよろこんでいた。 パンでソースを全部拭いとって、完食。
 その後は紅茶でゆっくり。
 行方知れずのおかざきシェフの残像が強烈に残っているので、進んでフレンチに行く気にはなれなかったのですが、こんなお気楽系のお店なら気負わずにすみそう。
 ちょっと定期的に通いたいかな、のお店、発見です。

posted by かしこん at 03:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ごはん・お茶の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月24日

今日は11冊(今年最高!?) その2

 では引き続き、残りの5冊でございます。

  この闇と光文庫版.jpeg この闇と光【改版】/服部まゆみ
 うぉお、何故これが今!
 ハードカバーも、前の文庫本も、更に電子書籍でも持っているけれど、買わずにはいられようか! この売り上げがよかったら、『時のアラベスク』以降の作品も順次復刊(というか増刷?)してくれるかもしれないし。
 そして何故今なのかといえば、カドフェスでの人気投票により、<もう一度読みたい作品・第一位>だったからであるらしい。 いつのまにそんなアンケートを取っていたとは知らなかったが、カドカワの読者もわかっているではないか! ← なんだか上から目線ですみません。
 解説の皆川博子も終始敬語という素晴らしさ。 あぁ、服部まゆみってすごい存在だったんだなぁ、と改めて教えていただきました。

  いま見てはいけない.jpeg いま見てはいけない デュ・モーリア傑作集/ダフネ・デュ・モーリア
 デュ・モーリアといえば『レベッカ』ですよね。 しかしあれはなかなかの長編。 実は短編の名手でもある、と聞いてはいたのですがきっかけがなく。 表題作『いま見てはいけない』は1973年のサスペンス映画の名品と呼ばれる『赤い影』の原作だそうで・・・その映画の存在も知らなかったあたしとしては「そっちも見てみたいんだけど!」。
 来月からWOWOWとCATVのプログラムガイドを、目を皿のようにして隅から隅まで探してやる。

  ラブスター博士の最後の発見.jpeg ラブスター博士の最後の発見/アンドリ・S・マグナソン
 アイスランド語からの英訳でありながらディック賞特別賞を受賞(あの『ハーモニー』に次いで二作目)という華麗なる本書の経歴もさることながら、あたしが気になったのは裏表紙あらすじの締め言葉。
 <優しくてちょっと奇妙な、世界の終わりと再生の物語>
 ド・シリアス系ではないSFの微笑ましさを感じ(勿論、使われる理論や設定などはハードSFと遜色ないはずだが)、すでにフルフルしてきた左手に乗っける。 カート・ヴォネガット系譜らしいですが、コニー・ウィリスっぽさがあれば更に拾いもの。 どうでもいいが、本屋さんのレジかごはもっとコンパクトになってくれないものか(スーパーと同じサイズでは狭い棚の間をすれ違うとき迷惑である。 ロフトの文房具コーナーにあるような小さめの、文庫本サイズのものがあればなぁ)。

  赤い右手.jpeg 赤い右手/ジョエル・タウンズリー・ロジャース
 1998年版『このミス』海外編第2位だった作品だそうである・・・覚えてない。 あの頃はあまり翻訳もの、読んでなかったのかなぁ(ハードカバーのみの場合、スルーしてたかもしれない)。 でも1998年なら、そんな前じゃなくない?、と思った瞬間、帯の言葉があたしを打ちのめす。
 <ミステリ史に残る比類ない怪作、17年の時を経て文庫化!>
 じゅ、17年もたっているんですか・・・。

  魔道師の月.jpeg 魔道師の月/乾石智子
 『夜の写本師』がまだ途中なのですが、シリーズじゃなかったんですね(シリーズは別作品だった・・・)。 でもまぁ、日本のファンタジーのレベルがどこまで行っているのか確認したい部分もあるわけです。 “太古の闇”とかあるとわくわくしちゃいますし。
 今月はこれで終わりかなぁ、と思っていたら、月末、マンガ方面に大物が控えていた・・・。
 お金足りるのか、あたし。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月23日

今日は11冊(今年最高!?) その1

 今月21〜22日あたしがやたらと出版ラッシュ。
 発売日が土日に重なるなんてこと、一昔前はほとんどなかったのに。 そんなわけでこちらに振り回され、日本郵便の<ぐりとぐら切手82円版>を買い忘れたあたしです・・・来週、リベンジ!
 で、さすがに11冊は多いので、2回にわけてご紹介します。 最近パソコンの調子が悪いのとネットの繋がり加減も微妙なので、あまり長い記事を書いても落ちたときが怖い、というのもありまして(モデムとパソコン、両方再起動するのにさっき1時間以上かかった感じ・・・。 待っているから体感時間が余計に長いのかもですが)。
 まずは、マンガから。

  迷宮回廊02.jpeg 迷宮回廊 2/神谷悠
 なんと神谷悠さん、画業30周年だそうなのである・・・高校生のときにデビューしたとはいえ、じゃあ40代後半?! そりゃ、結婚して妊活して子供産んで育てて、となれば6年の休業期間もやむなしですよね・・・。 多少ペースは落ちても、復帰していただいてありがたいです。 <京&一平シリーズ>は雑誌連載からのお付き合いなのでもう13年以上読んでいる、と気づいて愕然(その前から神谷悠のマンガは読んでいましたけどね、『元気だよ!』とか好きでした。 復刊が無理なら電子書籍化希望!)。 作者のキャリアが長くなれば、読者も年をとっていくわけです。

  セケンノハテマデ2.jpeg セケンノハテマデ 2/サライネス
 『大阪豆ゴハン』は大好きなんですが、終わって『誰も寝てはならぬ』に代わってから登場人物に慣れるまで一苦労。 慣れてきて、やっと面白くなってきたなぁ、というところで終了し、新連載が始まっての2巻目。 サライネスの話は基本的に同じなので、いかにキャラクターに思い入れを持てるかによって楽しみ方が変わる(逆にいえば、キャラ設定に馴染めないと結構しんどい)。
 2巻目でだいぶ慣れてきたような気もするけど、『豆ゴハン』の域に達するまではまだまだかかりそう。

  祝福の歌姫.jpeg 祝福の歌姫/桑田乃梨子
 タイトルのイメージからは「オペラ歌手を目指す少女か?」みたいなイメージだったのですが(それじゃ、一条ゆかりだ・・・)、表紙見て微妙な気持ちに。 ファンタジーですね・・・。
 たまに、個人的にツボの作品はあるものの、エッセイマンガのほうが面白いかも・・・と思いだしてきたあたし。 これも、さりげなくツボにはまってくれればいいんですが。

  とりぱん17.jpeg とりぱん 17/とりのなん子
 これは完全にツボだらけの内容でございますが・・・さすがに最近はマンネリっぽくなってしまっている感も。 でも毎年の季節が同じようでいて全然違うように、リアルタイムで日々を切り取るこの視点を、北東北出身者として忘れたくないのです。

 そして、小説。

  サザーンリーチ2監視機構.jpeg 監視機構<サザーン・リーチ2>/ジェフ・ヴァンダミア
 先日出た『全滅領域』に続く2作目(三部作予定、まだ全然読めてませんが・・・)。
 訳が酒井昭伸氏なのでマイクル・クライトンっぽいものをつい期待してしまうのですが、あらすじや解説を読む分にはバラードのようなニューウェーヴSFに近いとのこと・・・となると完結してからマイペースで読みたいような、一冊づつ読んで翻弄されたいような・・・。

  今日から地球人.jpeg 今日から地球人/マット・ヘイグ
 野蛮な地球人にリーマン予想を証明されて、これ以上宇宙の調和を乱されてはかなわん、と思った異星人が地球に送り込んだ刺客は数学教授の乗っ取りに成功。 ひとまず宇宙の平和は保たれたが、乗っ取った数学教授として地球で生きるうちに、妻と子供、犬の優しさに触れて地球人を好きになっていく・・・どうする、宇宙人の刺客!、という話。
 SF素材なのに、アメリカ探偵作家クラブ賞(俗に言うエドガー賞)にノミネートされているというお茶目さ、気になりました。

 その2につづきます・・・。

ラベル:新刊 マンガ
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月22日

サボタージュ/SABOTAGE

 予定外のレイトショーを訪ねてOSシネマズミント神戸に。
 間に合うのは『サボタージュ』『ヘラクレス』だけ。 『美女と野獣』にはタッチの差で間に合わず(予告編上映中だったかもしれないけど、あたしは開場を待って中に入りたいタイプ。 予告編も全部見たい!)。 それで、『エクスペンダブルス3』もあることだし、ここはシュワちゃんだよね!、ということで『サボタージュ』を選択。 ただのアクションだけじゃなく、ミステリ仕立てっぽいし。

  サボタージュP.jpg 1人ずつ消されていく、最強の9人。

 冒頭から「・・・えっ?」と困惑してしまうほどの残酷描写(R15+だった・・・)。 なんかこれまでのシュワちゃん映画と全然違うぞ!、という雰囲気に満ち満ちていて。
 麻薬取締局DEAに所属する秘密特殊部隊は最も危険に任務に従事するチームである。 なにしろあのメキシコの麻薬カルテルとも渡り合う。 リーダーのブリーチャー(破壊屋)ことジョン・ウォートン(アーノルド・シュワルツェネッガー)をはじめチームのメンバーはそれぞれ実力派、DEA内でも最強チームと悪名高い。
 今回の任務はある麻薬組織の一掃と彼らの隠し持っている一千万ドルの強奪(アメリカの国庫に収める気らしい)。 ミッションは無事成功したかに見えたが、お金が行方不明に。 メンバーの誰かが隠したのではないかと尋問を受けるも、真実は謎のまま。 活動休止の命令を受けたメンバーたちはやさぐれるが、間もなくチームのひとりがひどい死体となって発見される・・・という話。

  サボタージュ1.jpg 最初はみなさんの扮装(?)がすごくてわからなかったのだけれど、メンバーにはサム・ワーシントン、テレンス・ハワード、ジョシュ・フォロウェイなど知っている人ばかりだった・・・。
 そのあとも『そして誰もいなくなった』ばりに一人ずつ殺されていくわけですが・・・勢いで押しているけど(そしてグロさも容赦ないけど)、よく考えたら設定に無理あるんじゃね?、とツッコミどころが満載なのですが・・・以前、『エクスペンダブルズ2』で見たシュワちゃんがあまりにもおじいちゃんだったためショックを受けたけど、これはちょっと若さを取り戻している感じなのですよ! なのでちょっと甘い目で見てしまいました(ま、豪華なB級映画は楽しんだ方が勝ちだし)。

  サボタージュ2.jpg 若く見えたのは黒髪のカツラのせいかも? 事件を追う殺人課の刑事キャロライン(オリヴィア・ウィリアムズ)が男装の麗人っぽいセクシーさを醸し出してます。
 この刑事さん、どこかで見たことあるんだけどなんだっけ・・・とずーっと考えてたら、『ゴーストライター』のあやしい妻だったよ! チームの紅一点はひそかにヤク中(潜入捜査中にはまった)という設定もあり大変わかりにくかったのですが、『ワールド・ウォー・Z』のイスラエルのスキンヘッドの女性兵士だった人だった! 実は豪華キャスト、揃えているんですよね。 監督は『エンド・オブ・ウォッチ』のデヴィッド・エアーで、麻薬組織急襲のシーンではドキュメント風に撮ってたからそういうのが好きな人なんだろうな、と納得。 そのあたりも、脇役好き(脇役だから好き、ということではなく、脇を固める人たちが実力派であればある程主役は引き立ち、多少強引な脚本・展開にも説得力が出るから、という意味での「好き」)なあたしとしては好印象。
 ただ、『コマンドー』(あたしが見た初めてのシュワちゃん映画。 その当時、地元では『バタリアン』と同時上映というかなり無茶なカップリングだった)や『ターミネーター2』のような“正義のシュワちゃん”を期待するとこの映画では大火傷をしかねない。 冒頭の残虐シーンが語るように、ここでは“心に傷を持つ、暗黒を覗いてしまったシュワちゃん”なのである。 これを受け入れられるか否かで、この映画の印象はガラッと変わると思う(このあたりは早々にわかるので、ネタバレにはならないはずですが)。

  サボタージュ3.jpg しかしやはりドンパチはある。
 で、結局、ラストは西部劇になっていたような・・・。
 それでも、あえてこの年齢でイメチェンを図るシュワルツェネッガーのチャレンジ精神はすごいんじゃないだろうか(それが成功しているかどうかはともかく。 やはり多くの観客は“正義のシュワちゃん”が見たいんだろうし)。
 しかし『ウィークエンドはパリで』のがっかり感を引きずっていたあたしは、予想外にこの映画に救われましたよ! ミステリとしては全然なってなかったけどね!

ラベル:映画館 外国映画
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2014年11月21日

ウィークエンドはパリで/LE WEEK-END



 これは予告編が大変素敵な感じで、ごひいきジェフ・ゴールドブラムも出ているし、と



結構期待していたのでありました。



 まさか単館系の映画で予告編に騙されるとは・・・不覚。



   旅先で気づく

                夜に傷つけあっても、朝には笑いあえる幸せ。



 結婚30年目を迎えた大学で哲学を教える夫のニック(ジム・ブロードベント)と高校で



生物を教師をしている妻のメグ(リンゼイ・ダンカン)は、倦怠の日々を憂い、新婚旅行で



訪れたパリに再び出向くことに。 普段はイギリスのバーミンガムに暮らしている二人、



しかし「パリへ行く」というウキウキ感は冒頭の列車の中でのいつもどおりらしきそっけない



会話からはさっぱり感じられず・・・パリに着いても些細なことでケンカを繰り返す・・・という



話。 ううむ・・・なんというか、あたしにはまだ早かったのか、それとも夫婦の姿なんぞ千差



万別なので年齢に関係なく共感できるところがなければアウト、ということなのか。 久々に



不完全燃焼感が残る映画でございました(期待しすぎたのかな〜、<『ノッティングヒルの



恋人』
のロジャー・ミッチェル監督がずっと温めていた話>、ってチラシにも書いてあったし



さ〜)。



   やたら階段を上る二人。 パリって坂道とか

     階段が多いイメージがあまりなかったけど・・・。



 予告からは、「なんだかんだあっても、結局二人でいることの幸せをかみしめてしみじみ



するいい話」っぽいイメージを受けていたのですが、まぁ、その印象は大筋では間違って



いないんだけど、そこに至るディテールがね・・・。



 金銭感覚のゆるい人(というかゆるすぎる人)、あたしはダメだ〜。



 この映画、本国イギリスで大ヒットとあったのですが・・・<パリに行くイギリス人>って



野暮ったさの象徴? そんな自虐ネタをイギリス人はうれしがるの? そんな疑惑が頭を



よぎった。 それくらい、二人の行動はダサすぎる(演出によってはお洒落になる可能性が



あるので、多分わざとそうしたとしか思えないのだが・・・)。 二人とも教師なのだからある



程度のインテリなはずで、しかし知性がまったく感じられないのはどういうことなのだ。



せっかくの古田由紀子さんの翻訳なのに、お洒落さがないよ・・・。 過去のフランス映画の



名作へのオマージュはところどころ見受けられるけれど、監督のパリへの憧れが先走り



すぎているのか、やっぱりイギリス人は野暮ったいと認めてしまっているからか。 なんだか



微妙な気持ちに。



 結婚生活を30年も続けていれば、今更優しい言葉なんかかけられない・素直に甘えたり



なんかできない、ということなのでしょうか?



   救いのジェフ・ゴールドブラムの登場は、

                         もう後半だったよ!



 ニックの大学時代の友人で、今や人気作家のモーガン(ジェフ・ゴールドブラム)。



「金になるものばかりを書いている(内容は薄い)」的なことを裏で毒づくニック。 確かに



俗物的存在として登場するモーガンだけど、結構いい人なんだよね! むしろ最終的に



この二人がモーガンにたかるんだろうな・・・と思ったらかわいそうになってきた(でも彼には



さらっと支払える金銭的余裕はありそうではあるが)。



 付き合い始めたばかりのバカップルの態度をわざわざ見たいとは思わないが、なんか



もうお互い嫌味の応酬ですか?、みたいな年配夫婦の姿も別に見たくないというか・・・



多少の摩擦があるのは他人だから理解できるけど、だからこそもう少し思いやりを持つべき



では? いいトシしてパートナーを気遣えないって別な方向への甘えだし、みっともない、



と思ってしまいましたよ。



 なにこれ、結婚生活に対する逆説的なアドバイス映画?



 パリはやっぱり素敵な街なんだなぁ、とは思いつつ、映画には満足できかねて、そのあと



予定外のレイトショー目指してシネコンに走り込んだのでありました。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月20日

風邪の季節、到来。



 今の職場で、体調不良の人が急激に増加中。



 休む人、早退する人、病院行ってから来る人・・・それ故、マスク着用率も急速に増加中。



 先週半ばあたりから、街ゆく人、駅や電車で出くわす人たちが急激に厚着になったなぁ、



と思っていたら、風邪菌も順調に増殖・伝播中のようでございます。



 そんな中、あたしは特に何事もなく。 朝起きたら喉が乾燥している感じはあるけれど、



風邪ではないなぁ。 マスクもしてないし、今のところ体調不良ではない(睡眠不足は常に



なので、もはやこれが基準の体調と思うしかなく)。 あ、でも今朝、電車の時間に間に



合わせようと駅まで走って、ちょっと右足首をくじき気味。 時間は余裕で間に合っていた



・・・ショック。 デスクワーク中心で足がむくみやすくなっているため、日々足首にちょっと



ずつ負担がかかっている感じがしていたのですよ。 明日は足が楽な靴を履こうっと。



 ただ、つい録画した海外ドラマや映画などを見ながら、気がつくとウトウトしていることが



あるのよね・・・(で、いざ布団でちゃんと寝ようと思うと寝られない)。 この、中途半端な



うとうと感が気持ちいいのです・・・熟睡できなかったと翌朝、後悔することになっても。



 しかし今後はそれをやってしまって冷えて風邪をひく原因になる可能性大。



 油断は禁物。 みなさんも気をつけてくださいね。





 高倉健さんがなくなり、世の中大騒ぎですが・・・。



 あたしは『あなたへ』を見て、「あ、遺作のつもりでつくったのかな」と感じたので、



「あぁ、来るべき日が来てしまったのだな・・・」という感慨を受けました(でも次回作を



準備中だったと聞いてびっくり)。



 そのニュースに隠れてしまっていますけれど、納谷六郎さん逝去の知らせにも



衝撃を受けているあたしです。 しばらく『クレヨンしんちゃん』見てないんだけど、



組長先生の声は交代していたの?



 今、ファミリー劇場で『銀河英雄伝説』本伝の何回目かわからない放送を録画して



見ています。 これに出ている人がもう何人もなくなっているけれど・・・でも見ていると



つい、そんなことを忘れてしまう。



 多分、そこにその人たちがいるから、信じられなくなるのでしょう。



 だからきっと、あたしはまた忘れてしまう。 映像に、声に、その人たちの姿を見るから。


posted by かしこん at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月19日

イコライザー/THE EQUALIZER



 うーん、デンゼル・ワシントンはストレートな人間ドラマをもうやらないのだろうか(たとえば



『フィラデルフィア』みたいな)。 もうすっかりアクションがらみで“人間を描く”ことに



しちゃったのかなぁ。 そのほうが売れるから、そういう企画ばかり集まるのだろうか。



『イコライザー』のチラシを見たとき、ふと思った。



 ま、この前の『フライト』なんかは人間ドラマ重視ではあるけれど、アクション要素皆無



ではなかったし。 がっちりミステリーとかやってほしい気もするのだけれど、年齢から



いって難しいのだろうか。 よければリンカーン・ライムシリーズ、どれかやってくれない



かな、という希望は捨てていないが、アンジェリーナ・ジョリーとのスケジュール調整が



無理そうではある。



 そんなわけで、この『イコライザー』“昼はホームセンターの従業員、夜は「仕事」



請負人”
という必殺仕事人のようなキャラで(でも報酬は受け取らない)、個人的に正義を



果たそうとする役柄。



   19秒で世の不正を完全抹消する。



 「人生で一番大切な日は、生まれた日と生まれた理由がわかった日」という、マーク・



トゥエインの言葉が冒頭に引用される。



 ホームセンターで働くマッコール(デンゼル・ワシントン)は、勤務態度も真面目で腕もよく、



他人との個人的な深いかかわりは避けているようだが愛想はよくみなに信頼されている。



そして夜は近所のダイナーでコーヒーを飲みつつ、亡き妻が残した本を100冊読破しようと



している。 ダイナーで顔を合わせる人々は様々で、その中のひとりであるテリー(クロエ・



グレース・モレッツ)が歌手を目指していると知って応援している。 しかし今の彼女は



ロシアンマフィアが搾取する一人の娼婦に過ぎず、ときにひどい客を取らされたり反抗した



ことでひどい目にあわされる。 それを知ったマッコールは、警察が手を出せない“悪”に



対して真っ向勝負することを決める。 実は彼はかつて、有能なCIAの工作員であった・・・



という話。



   ダイナーで、たまたま会う

                     客同士の距離感はこんなもん。



 デンゼル・ワシントンとクロエ・グレース・モレッツ共演!、ということで盛り上がりましたが、



クロエの出番は意外と少ない。 しかし彼に「生まれた(生きている)理由がわかった」と



悟らせる重要な役柄。 彼との共演が彼女の今後のキャリアにいい影響を与えてくれると



いいな♪



 そんなわけでストーリーは単純明快。 テリーのための復讐をしたら、昼の仕事仲間に



対して理不尽なことをしてくる奴をやっつける・・・武器はそれほど持たず、まさにホーム



センターの従業員らしく、その場にあるもので戦う(それも19秒で片をつける)というDIY的



発想(あたしはマクガイバー精神を思い浮かべました)。 でも凶器として使ったものを、



いくら血を拭ったからって店の商品陳列棚に戻すのはどうかと思うよ・・・。



   今回いちばんの敵の大物は、どうも

   ニセモノっぽいラッセル・クロウのイメージで、シリアスなシーンなのについ笑ってしまった。



 自分が思う正義で悪を裁く、というのは勧善懲悪の時代劇にも似て、見ていてやはり



気分のよいものである。 しかし、今の世の中はそんなに単純なものではありえない。



なのにアメリカは単純化したがっているのかな・・・とちょっと勘繰ってしまったじゃないか。



 エンドロールで、この物語が結構昔のアメリカのTVドラマのリメイクであることがわかる。



なるほど、納得。 結構無茶苦茶なラストもシリーズ化を視野に入れているからか? それ



ともこんな荒唐無稽な物語が現実と地続きであることを錯覚させたいためか?



   常に一歩先を行く男。



 とりあえず、デンゼル・ワシントンのかっこよさは十二分に堪能できる。



 必殺シリーズなどお好きな人も、間違いなく盛り上がる。 そんな映画でございます。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月18日

ネルーダ事件/ロベルト・アンプエロ



 別に北欧に飽きたわけではないのだが、これは南米チリの話。



 チリで探偵をしているカジェタノはカフェで、この稼業を始めるきっかけとなった出来事を



ふと思い出し始める。 それは1973年、アジェンデ大統領による社会主義政権が崩壊の



危機を迎えていたときのこと。 キューバからチリにやってきたばかりのカジェタノは、政府



側の有力者であり、ノーベル賞を受賞した国民的詩人のパブロ・ネルーダと知り合った



カジェタノは、ある医師を捜してほしいと依頼される。 彼はしぶしぶ調査を始めるが、



ネルーダの依頼には別の意図があって・・・という話。



   南米的混沌をあまり感じさせない表紙。



 <事件>といっても結局は人探しに終始する。 途中で誰か殺されたりはしない。



 けれどなんだか読ませるのだ。 チリ・アジェンテ政権末期ということは映画『No』



描かれていた時期と一致するので、あの時代を思い描くことが結構容易だったのと、



映画では描かれていなかった庶民の生活面が詳しかったのもよかったのか。 とはいえ



人探しの旅はチリから始まり、メキシコ、キューバ、東ドイツ、ボリビアへと続く。 1973年



当時、社会主義政権の後ろ盾があればベルリンへも容易く(?)行けるんだ!、という



ことにも驚いたし。



 革命の闘士として生きることを決めたカジェタノの妻と、政治的信条はそこまで強くない



カジェタノは「仕事を得るため」という理由でネルーダの依頼を受ける。 とはいえプロの



探偵ではない彼にネルーダが施した教育的指導が「ジョルジュ・シムノンを読みなさい」



だったのは興味深い。 ホームズやポワロは探偵個人が超人的すぎ、一般人には応用が



難しいから、メグレ警部の地道な捜査法から学べ、ということなのだ。 そして実際、本を



読みながらふむふむと納得しているカジェタノが面白い!(しかしパリ人であるメグレと



違って、カジェタノの前に広がるのは南米的混沌なので、すべてがすべて参考になるわけ



ではなかったが。 メグレがチリに来ても解決できないに違いない、と毒づいているし)。



けれど名探偵や名刑事が自分たちの住むテリトリー内において最高のパフォーマンスが



できるような設定になっている、という指摘にはあたしも納得した。



 そんなわけでカジェタノは、このあと“チリにおける名探偵”の道を歩むことになるんだろう。



 それにしても、“国民的詩人”であるネルーダについてここまで書いちゃって大丈夫か、と



心配になるほど、下手したら遺族から名誉棄損などで訴えられそうな感じもするんだけど



・・・ある程度は知られた事実なのかしら? それを許容するのもまた、南米的混沌?


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月17日

なんだかんだ言いつつ、ドラマが終わると寂しい。



 お気に入りのドラマがいくつも最終回を迎えてしまった。



 見る数が多いのでHDDを圧迫していることに関してはプレッシャーを感じてしまうのだ



けれど、やはり毎週見ていたドラマが終わってしまうのは寂しい(その分、新しいドラマは



始まるのですが)。 しかも海外ドラマは次のシーズンまで半年くらい待たないといけない



からね!



メンタリスト シーズン5



 “ローレライ”という存在がいったいどう話を進めるのかと期待したこのシーズン、結局



続きは次のシーズンへおあずけ。 パトリック・ジェーンとレッド・ジョンの因縁が「ジェーンが



TV番組でレッド・ジョンを小馬鹿にしたから → レッド・ジョンがジェーンの妻子を殺害した」



よりもはるか前から存在しているとわかっただけでも収穫か・・・。



 アメリカ本国では「ジェーンがレッド・ジョンなのでは?」という意見が一部では根強いよう



ですが、それをあえてひっくり返さないミスリードの嵐。 制作側の苦労を感じます。



 でもジェーンとの因縁がそんな昔から存在するのだとすると、なんだか物語世界が狭く



なってしまうようで・・・心配。



ブリッジ シーズン2



 これは全10話と短いのですが、一話58分以上の濃密さなので。



 事件は別なんだけれど、捜査する刑事のみなさんの人間関係はシーズン1から引き



続いていて、というかみんなシーズン1で受けた傷をそれぞれ引きずっていて、それが



痛々しいやらつらいやら。



 シーズン1も後味は大変悪かったのですが、2も悪かった・・・というより苦かった。



 北欧ミステリのへヴィさを体現するドラマです。 シーズン3はあるのかしら?



株価暴落



 WOWOWの連続ドラマW、池井戸潤原作・織田裕二主演の銀行もの。



 こちらは全5話でさくっと終わりましたが・・・織田裕二って銀行員のイメージがあまり



ないなぁと感じた(なにしろ彼の当たり役は公務員ですし、もしくは組織に属さないフリーさを



持っている印象)。 話としては微妙に『半沢直樹』に似ていますが・・・演出はいつもの



WOWOW的生真面目さなので。



 でも、銀行の融資担当:織田裕二と、融資を受けたい企業の社員で、古い会社の体制を



変えたいと奮闘する男:石黒賢、というキャスティングに盛り上がったのは『振り返れば



奴がいる』
に盛り上がってた世代だからかしら? しかも友情出演的な感じではなく、ツー



ショットシーンが何回もあり、二人は協力していく間柄。 なんだか毎回「きゃーっ!」っと



盛り上がってしまったのでした(別にやおい的意味合いで、ではないのですが)。



 銀行側のわかりやすい悪役として高嶋政伸があの濃い感じでねばーっとやっており、



香川照之ほどではないにしろ、これはこれで憎たらしい感じ。 地上波で放送しても盛り



上がるのではないかなぁ、と思うのですが、世代限定かも。





 『パーソン・オブ・インタレスト』のシーズン3も終了し、シーズン4(字幕版のみ)に



入りましたが・・・ファスコ刑事がわりと好きなあたしは彼が危機を脱したことに心から



よろこんだのですよ。 でもまさか、あの人が死ぬなんて・・・自棄になるリースくんの



気持ちがわかるほどあたしも落ち込み、まだシーズン3を最後まで見れていません・・・。


posted by かしこん at 04:08| Comment(2) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月16日

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札/GRACE OF MONACO



 子供の頃から母親に聞かされたハリウッド伝説は主に4つ。 ジェームス・ディーンと



スティーヴ・マックイーン、マリリン・モンローそしてグレース・ケリー。 死に方が急だった、



というのがポイントだと思うが(あとは母の好み)、やはり女優からモナコ公妃になったと



いうシンデレラストーリーには聞く者を魅了するなにかがあるのだろう。



 子供の頃、その片鱗をダイアナさんが英国王室に嫁いだときのフィーヴァーに見たし、



リバー・フェニックスの死の衝撃には「あぁ、ジェームス・ディーンのファンもこんなふうに



感じたんだろうか」と思ったこともあった。 時代は繰り返す、もしくはその年代にはその



年代の伝説がある、ということかもしれない。



 そんなわけで個人的には『裏窓』ぐらいしか記憶にないグレース・ケリー。 伝説の正体を



見届けたくてやってきました。



   世界を動かした、

                               一世一代の<大芝居>。



 <世紀の結婚>と称され、世界中に報道されたあの結婚式から6年。



 2人の子供に恵まれながらグレース(ニコール・キッドマン)は公妃としての生活や宮殿の



しきたりに馴染めずにいた。 夫であるモナコ大公レーニエ3世(ティム・ロス)も政治に



意見するグレースを快く思わず、モナコ内では<アメリカ流>と揶揄される。 そんなとき、



ヒッチコックから『マーニー』への出演を求められ、心が浮き立つグレース。 しかしモナコ



公国とフランスとの間に政治的危機が迫っており・・・という話。



 まず、結婚・引退したのが26歳だというのが驚き。 今の感覚からしたらめちゃめちゃ若い



(しかもそれまでにアカデミー主演女優賞も獲っているわけだし)。 勿論すでに知っている



人にとっては常識だろうけど、厳格な父親に女優業を反対され続け、モナコ公妃となっても



許さないグレースの父親ってどんな人?!、と思うし、さすがに知ってはいるけど自動車



事故のことには触れないんだね、と驚く(映画の途中で、彼女が怒りと苛立ちのあまり車を



すっ飛ばし、あやうく事故りそうになったシーンを挿入し、暗示させてはいるが)。



 そんなグレース・ケリーの心情を、ニコール・キッドマンの超クロース・アップで表現する



という・・・ニコール・キッドマンの強烈なまでの自負(私はグレース・ケリーをやるわよ!



なりきってみせるわ!、とでもいう意志のような)を感じてしまいますよ。 そのカメラワークで



OKってことは監督もそれでよしとしたんだろうけど・・・ほぼ、ニコール・キッドマン・ワンマン



ショー。 “世界が望む大公妃を演じる”ことで“女優”としてもう一度勝負をかけたかった



グレース、という構図をつくってまでの(そのあたりは事実かどうかわからないから)。



   ちょっと冴えないレーニエ大公を、

    ティム・ロスが好演! はじめはひどい人だが、次第にチャーミングさを出してくる。



 それにしてもフランス(というか、シャルル・ド・ゴール大統領)がこんな悪辣なやつだった



とは! 軍隊もない小さな国にひどいなぁ(でも「大国の論理」ではそんなこと関係ないん



だろうけど・・・)。



 ただ、予告では「彼女のまわりに味方は誰もいない」みたいなイメージがあったんだけど、



実は結構味方、いるし(なので感動を呼ぶはずの大公妃のスピーチに、あまり心が動か



されず)。 すれ違ってたレーニエ3世とも対フランスのモナコの出方を考える過程で心が



通じ合うようになるし、ある意味結果オーライな時期の出来事を切り取った、という感じ。



 「おとぎ話のような人生なんてことこそ、おとぎ話だわ」と、冒頭でグレース・ケリーの言葉が



掲げられる。 華やかであればある程、その影は暗い。 普通に生きているだけ、と思って



いるあたしにもそれなりの波瀾万丈はある。 そして自分に与えられた役割を無意識的に



演じていたり。



 これはグレース・ケリーの伝記ドラマではなく、<日常と演技>の物語だったのかも。


posted by かしこん at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする