2014年10月10日

毎日かあさん 11 息子国外逃亡編/西原理恵子

 ことわざになっているかどうかわからないけど、「他人の子供は成長が早い」というのはよく聞くし、自分の周囲の人たちが親になり始めてからも改めて実感。
 そしてこれを読んでいても、全然知らない人たちなのだが、「大きくなったのね」と実感。
 しかし他人以上に、親というものもまた子供の成長を早く感じるようで。
 全編から「子供が成長しちゃってなんか面白くないぞ!」という著者の気持ちがびしばしと伝わってくる。

   毎日かあさん11.jpg だって、あの息子が海外留学するっていうんだから。

 しかしその留学に至るまでの経緯もまたいろんな意味で急すぎて(タイトルも『息子急』だし)、面白いんだけど、プロ家庭教師3人つけるとか「これってある程度の財力があるから可能なんだよなぁ・・・と複雑な気持ちになってみたり(それはジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンの映画『最高の人生の見つけ方』を見たときに感じたジレンマにも似ている)。
 ま、他人の家のことは他人の家、うらやんだり比べたりしても仕方ないんで、最終的に自分が納得できればいいだけのことだが。 公立学校にしか行けない人たちは、そこそこ自力で勉強するしかないよね(と、自分の過去にも言い聞かせ)。
 多分、親としてできることが多ければ多いほど、子供のことを心配していろいろ口を出してしまったり先回りして道を用意してしまったりするのかもしれない。 それでも「自分の事だから自分で決めていいよ」というのが親というものなんでしょうね。
 あたしは親じゃないですけど、同期のEさんが小学生の親で(仕事してるときはまったく意識しないのだけれども)、「男の子を持つ親にしてみれば、『毎日かあさん』にはほんと救われたわ〜」と言っていた。 はい、あたしも、男の子の大変さ、これを読んで知りました。 おかげでバカをやってる男子たちを見ても腹が立たなくなり、いろいろ怒っているお母さんたちを見て「大変だなぁ」と思うようになりました(泣いてる幼児に対して舌打ちするなんて、考えられない)。
 全国のおかあさんたち(そしておとうさんたちも)、おつかれさまです。
 今後はネタも足りなくなってくるかもしれないけど、麦家の息子たちのその後なんかも気になるところです。

posted by かしこん at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする