2014年10月09日

バツイチは恋のはじまり/UN PLAN PARFAIT

 これまた<『最強のふたり』製作チームが贈る>のコピー。
 でも『ハートブレイカー』のパスカル・ショメイユ監督で、ダイアン・クルーガー&ダニー・ブーンがメインのラブコメ、というだけで十分面白そうなんですけどね。

  バツイチは恋のはじまりP.jpg やっと見つけた、私を幸せにしてくれる人。

 代々、最初の結婚に失敗し、二度目の結婚で幸せをつかんできたある女系家族の一員・イザベル(ダイアン・クルーガー)は、長年付き合っていて同居もしている恋人ピエール(ロベール・プラニョル)との間に子供がほしいと感じ、結婚を考える。 しかし一族の女性陣に反対され(というか、ピエールと結婚する前に誰かと結婚して離婚しておけ、とほぼ強制され)、誰でもいいから離婚するための結婚相手を探す旅に出る。 飛行機の中で出会い、印象は最悪だったジャン=イヴ(ダニー・ブーン)にある事情から狙いを定めたイザベルは、どうにかこうにか結婚に持ち込もうとするのだが・・・という話。

  バツイチは恋のはじまり2.jpg ピエールとはほぼ毎日同じスケジュールを10年繰り返している。 スポーツするときはいつもペアルック、お決まりのレストランで注文する料理もいつも一緒。 イザベルは満足そうだが、あたしは無理!
 バツイチにならないといけない呪いとか、設定自体は無茶苦茶なのだが、「まぁ、フランスだし」となんとなく納得(?)できる不思議。 自分の理想の結婚のために他人を巻き込んで結果的に傷つけることになるのに、そんなことは気にせず自分のためだけに邁進してしまうヒロイン像もかなり身勝手きわまりないのに、なんとなくダイアン・クルーガーだとかわいく思えてしまう不思議(やっぱり美人は得か?)。

  バツイチは恋のはじまり3.jpg 旅行ガイドブック編集者であるジャン=イヴを追いかけまくり、とんでもない体験をしまくるイザベル。 非日常は、楽しいぞ。
 マイペースなこだわり屋だけどいい人オーラ全開のダニー・ブーンがやたらキュートで、ピエールくんがハンサムだけど退屈男に見えてくる。
 だからオチは早々にネタバレですが(邦題やポスターイメージでもばればれですが)、俳優陣の熱演が面白く、勢いで押し切ってしまう底力。 しかもリアルタイムストーリー展開ではなく、一族のクリスマスパーティーに来た離婚したての女性をはげますためにイザベルの妹が姉の話をする・・・というちょっとしたひねりもあって、結果的に見てる人も穏やかで温かい気分になれる、というおまけつき。
 エンドロールはNG集になっていて、「あぁ、そういえば『ハートブレイカー』もそうだったかも」と思い出しました。
 ダニー・ブーンはもともとコメディ寄りの人(だからパトリス・ルコントの『ぼくの大切なともだち』みたいなシリアステーマのコメディでもとても光っていた)だけど、ダイアン・クルーガーもコメディいけるじゃん! 今後もコメディエンヌぶりを発揮してもらいたいなぁ。
 こういう系統のフランス映画、今後も期待してます。

ラベル:映画館 外国映画
posted by かしこん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする