2014年08月12日

今日は4冊。

 仕事場に行くと、大変人が少ない。
 月・火と休んでまるまる一週間休暇!、という人の多いこと。
 おかげで、たいして邪魔も入らず静かに仕事ができましたけどね。
 しかし定時に帰ると、つい寄り道をしてしまったりするのが悪い癖(昨日は定期の更新をするという理由があったけど)。

  妻の沈黙.jpg 妻の沈黙/A・S・A・ハリスン
 この表紙と、帯の文句<あと数カ月で、彼女は殺人者になる。>というコピーに、「うわっ、『ゴーン・ガール』並みに後味の悪い、少しも心温まらそうな話!」と感じて手に取ってしまった。 きっと読んだらいやな気分になるんだろうなぁ〜(なのに何故買うのか)。 解説によると、本国でも実際『ゴーン・ガール』と比較されて論じられているようだ(こっちのほうが本国で一年後に出版されている)。 しかし作者はこの本の刊行2ヶ月前にがんで亡くなったとのこと。 世界27ヶ国で大ヒット、という事実を知らずに亡くなるとは・・・『ミレニアム』の作者のことを思い出してしまうなぁ。

  ヴァレンヌ逃亡.jpg ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間/中野京子
 別に心情的にはマリー・アントワネットに共感するところは何もないのであるが、なにしろ彼女が処刑された日はあたしが生まれた日なので、そしてかつて『ベルサイユのばら』に心躍らせた過去があるので(劇場版なんてリバイバル上映で見たけど号泣でしたからね)、<ヴァレンヌ逃亡>にも興味があるわけです。 その当時は資料が少なかったですし(『ベルばら』でもさらっと描かれていただけだけど、かなりのターニングポイントだったことは明白)。

  中井英夫.jpg 中井英夫 ―虚実の間に生きた作家<KAWADE道の手帖>
 あ、こんなのがあったんだ! 結構中井英夫関連書籍は買ってたつもりだったんだけど(東京創元社の『中井英夫全集』を揃えて安心したか)。
 単行本未収録作品や遺稿も含め、中井英夫と交流のあった人のエッセイ、憧れを持つ作家の対談など、若干の寄せ集め感もないではないが・・・しかも三浦しをんの言ってることが「そんなの中井英夫ファンならみんなわかってることだって!、と少々苛立ちを誘うものだったり・・・自分のおとなげなさを反省します。
 あぁ、でもこの表紙の写真はとてもいいなぁ。 イメージにかなり近い。

  天野喜孝ムック.jpg 天野喜孝
 画集というかムックというか。 画集としては物足りないんだけど、宇野亜喜良との対談が載っている!、ということで。 このお二人が表紙を描いた本を、かつてのあたしはいっぱい買いましたよ。
 栗本薫<トワイライト・サーガ>『カローンの蜘蛛』の表紙を描いたことで自分の画風をつかんだ、みたいなことが書いてある。 あ、あたしこれ、表紙につられて買った! 『天狼星』も表紙の絵にやられてハードカバー買った! あぁ、『吸血鬼ハンターD』もイラストにつられて読み始めたところがあった。
 つまりはそれくらい、表紙の絵・写真や装丁は大事だということです。
 最近、手抜きが見られる出版社もあるので・・・出版不況を自分たちの手でこれ以上拡大しないでください。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 03:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする