2014年08月10日

11/キリンジ

 “新生キリンジ 第一弾!”とコピーはついているけど、タイトルは『11』
 11枚目だから、ということでしょうか(前作は『ten』)。 これは兄弟デュオで弟が脱退しても、アーティスト・キリンジとしては変わらないですよ、という宣言なのか。

  キリンジ11.jpg でも人数増えてるし!

 ライヴではすでに最初の頃からバンド体制でしたが・・・“新生キリンジ”はもうバンドとしてやっていく模様。 コトリンゴとか、すでにソロでやっている人もメンバーに。 えーっと、これは、「いとうせいこうが“口ロロ”のメンバーになる」みたいな?
 ドキドキしながらスタートボタン。
 一曲目“進水式”は「あ、キリンジだ!」となんだかすごくほっとする曲。
 高音質CDでの制作、ということもありますが、とても音作りが緻密。
 全曲、作詞・作曲は堀込高樹なのでそのあたりは大きく変わるわけじゃないんだよな。 人数が増えてコーラスワークの厚みを増やすことで、これまであった兄弟ならではの<違う声なんだけど、本質的には似ている二つの声によるハーモニー>を補っているような。
 途中から違う人にリードヴォーカルを取ったりされると「ん?」と思ったりしてしまうけど・・・これも含めて新しいキリンジなんだな、と受け入れようというか、受け入れないといけないんだな、というか・・・そんな気になりました(変化を受け入れにくくなっている自分に気づかされる、みたいな)。 だって、全体的にとても質が高く、隙のない出来なのですもの。
 でも、ちょっと悔しいというか、さびしいというか、複雑な心境があるわけで。
 それにしても・・・高樹氏と泰行氏は結構声が違うと思っていたけど、弟の泰行氏がいなくなってみると、実は結構ある高さではすごく声が似てるんだな、と、今頃気づく(お互い、得意とする音域が違っていたからであろう)。 泰行氏のソロプロジェクト<馬の骨>では気づかなかったポイント。
 こうなったら、泰行氏も早く帰ってきて!

ラベル:邦楽
posted by かしこん at 17:23| Comment(0) | TrackBack(0) | Music! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする