2014年07月09日

週末、森で/益田ミリ



 『すーちゃん』シリーズにはいろいろと身につまされるものもあり、結構好きなのですが、



作者は<マンガ家>なのか<絵も文も書くイラストエッセイ者>なのか、なんかはっきり



しない。 マンガかなぁと思って手に取ると文章のほうが多かったりすると・・・ちょっと



がっかりしてしまうのは何故かしら。 大田垣晴子は文章が多くても絵の中に組み込まれて



いるから違和感がないんだけど・・・慣れとバランスの問題でしょうか。



   そんな中、全部マンガなやつを発見。



 翻訳家をしている早川さんは、「そうだ、田舎で暮らそう」とある日突然思い立って森の



近くの家を探し出して引っ越す。 別にスロ―ライフに生活をシフトするわけでもなく、畑を



やるよりネットでおいしい野菜をお取り寄せしてしまう早川さん。 そんな早川さんの旧友で



あるマユミちゃん(経理ひとすじ14年)とせっちゃん(旅行代理店勤務)は、いつしか週末



毎に早川さんのお家を訪ねてくるようになって・・・という話。



 <女友達三人>というのは基本形なのかしら。 ワンカット、スーちゃんのカフェらしき



お店も出てくるのだけれど、田舎の生活にどんどん馴染んでいく早川さん(ご近所とも



仲良くなっていく)の過程は結構サラリとすまされて、早川さんの「のんびりいこうよ」的



一言でマユミちゃんとせっちゃんは普段の生活を見つめ直す・・・という構図。



 だからどうも時折説教くさい感じがしてしまって残念。



 どんだけえらいんだよ、早川さん!、とつっこみたくなる。



 近くに森があっても、あたしは癒されなかった・・・。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする