2014年06月28日

X−MEN:フューチャー&パスト/X-MEN:DAYS OF FUTURE PAST

 原題:『X-MEN:DAYS OF FUTURE PAST』です。
 アメコミに対しては特に思い入れがないあたし(でも映画としては『アンブレイカブル』は大好きなんですけどね、あれはテーマが“アメコミという存在”そのものだったけど、個別のアメコミ作品はよくわからないのです)、それでもつい『X−MEN』を見てしまうのは、イアン・マッケランが出ていたから。 監督もブライアン・シンガーだったしね。
 番外編的な位置づけかと思われた『X−MEN:ファースト・ジェネレーション』と本筋のコラボ(?)、ということで、「これが完結編になるのでは・・・」という期待を胸に、久し振りに3D版で鑑賞。 英語圏の観客の方も多かったです。

  X−MEN FPP1.jpg 地球最期の頂上決戦
   究極のオールスターVS史上最強の敵

 舞台は2023年の地球。 ミュータント殲滅のために開発されたバイオメカニカルロボット・センチネルの攻撃は次第にエスカレートし、狙われるのはX−MENだけではなく将来ミュータントの子供を生むかもしれない可能性を持つ人間にも向けられ、全世界は壊滅的状況に陥っていた。 そこでプロフェッサーX(パトリック・スチュワート)は宿敵マグニートー(イアン・マッケラン)と協力し合い、そもそものはじまりのきっかけとなった1973年に精神をタイムスリップさせ、現在(つまり未来)を変えようとする。 しかしそれは危険な旅であるが故に、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)が過去行きを志願する・・・という話。 うまいこと過去と現在のキャストの共演が実現しましたが、結構展開が強引だった気が。
 プロフェッサーXはスーツ着て車いすに乗ってくれているとプロフェッサーXなんだけど、なにかラバースーツ的なものを着られてしまうとちょっと『スタートレック』な感じがしてしまって妙な気分になる。 イアン・マッケランとのシーンも少ないよ〜。

  X−MEN FP6.jpg それでもお茶目な会話はあるけどね。
 1973年に行けば、若き日のプロフェッサー・チャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)はミスティーク(ジェニファー・ローレンス)に去られたショックから立ち直れずにやさぐれており、ビースト(ニコラス・ホルト)の手助けなしには日常生活もままならない、という『ファースト・ジェネレーション』の予測された続きそのままで、ニヤリ(しかし恰好がヒッピーっぽくてプロフェッサーX度が低い)。 若きマグニートー・エリック(マイケル・ファスベンダー)もまたいつの間にかミスティークと袂を分かっており、より「なにを考えているかわからない」感じに。 ほんとは親友なのに素直になれないチャールズとエリックの長い喧嘩には「いつまで付き合ったらいいの〜?」という気分にもなってくる。
 しかし、ミスティークがこんなにも重要なキャラクターになるとは、一作目のときには思いもしなかったなぁ。 これって演じた役者の成長・力量にも関係してくるのかしら。

  X−MEN FP7.jpg この二人の関係も、複雑(チャールズも加わるから更に複雑)。 恋愛感情ではないだけに余計に。
 まぁ、話的には歴史改変・タイムパラドックス・パラレルワールド展開とよくある流れではあるものの、キャラクターに愛着があればハラハラできるかと。 今回初登場のクイックシルバー(音速以上のスピードで移動できる青年)の動きを表現するスローモーションは美しい仕上がり。 雪が降っている場面も3D効果を実感。 現在パート初登場のエレン・ペイジもさりげない出番ながら大きな能力を秘めている感じ。 その分、ウルヴァリンが割を食ったような(その分、ローガン個人としては最後に大きなプレゼントを受け取るけど)。
 シリーズをずっと見てきた者にもプレゼント? ほっこりとあたたかな気持ちには確かになるものの、「え、振り出しに戻る?」と困惑する部分もあり・・・。
 完結編であろう!、という気合で臨んだのに、このラストでは今後なんでもありだ・・・しかもまだまだ続きそうな終わり方。 エンドロール後のワンシーンにも謎が!(ここ、見ないで帰る人たち、結構いたなぁ)
 いつまで続くんだろう・・・でもイアン・マッケランがつきあう限りは、結局あたしもつきあっちゃうのかもなぁ。

ラベル:外国映画 映画館
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする