2014年06月15日

ヴァイオリン職人の探求と推理/ポール・アダム



 いやー、面白かった!



 ミステリとしては軽い方なんだけれど(“社会派”、とかではない。 どちらかといえば



コージーに近い部分あり)、だから読後感がよいのかも。 ひどい出来事はありましたけど、



終わりよければすべてよし、的な。



 ジャンニはクレモナ在住のベテランヴァイオリン職人。 同業者で親友のトマソ、近所で



育って息子と同年代のアントニオ・グァスタフェステ、神父のアリーギとよく仕事終わりに



ジャンニのアトリエに集まり、ワイングラスを傾けつつ四重奏をするのが息抜きの習慣。



 そんなある夜の集まりの後、トマソが帰ってこないと妻から電話が。 実は職業が刑事で



あるグァスタフェステとともにトマソのアトリエを訪れたジャンニは、そこでトマソの死体を



発見してしまう・・・という話。



   ジャンニの誠実な人柄が大変よろしい。



 <素人探偵もの>というのはときに捜査に介入するのに強引すぎる展開があったりする



ものだけれど、これはそもそも友人が刑事だということと、ヴァイオリンの専門知識をむしろ



求められる役まわり、ということで説得力がある。 しかもその世界では名の知れた専門家



なので、博物館やら美術館やら、どこに行ってもジャンニは容易く資料を閲覧できたり



情報を得られたりできる、という。 まさに業界の素人であるグァスタフェステ(そして読者)に



とって最適・最強の案内人!



 ストラディヴァリやグァルネリなど名器と呼ばれるヴァイオリンにまつわる歴史的トリビア、



クラシック業界あるあるなどもてんこ盛り。 オークションの場面はなんでかドキドキワクワク



してしまいますね(原体験は『エロイカより愛をこめて』の伯爵とサバーハとの争いかも)。



 金儲けの道具になってしまっても、やはり楽器は素晴らしい演奏者に弾かれてこそ価値が



ある、のですよ。



 すでにシリーズ第2作目が原著では刊行済みのよう。 ぜひジャンニにまた会いたい!



今回出番が冒頭だけだった神父さんの活躍もよろしく!


posted by かしこん at 18:23| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月14日

ディス/コネクト/DISCONNECT



 これはシネ・リーブル神戸でチラシを見たときに「おっ!」と思い、予告を見て尚更



「おおっ!」と感じ、是非見なければ!、と確信した。



   今も誰かと“接続”してますか?

                       誰かと“つながりたい”ですか?

     SNSで起きた事件をきっかけに、心の絆を取り戻そうとする人たち

       ――ネット社会を生きるすべての人に贈る、胸をゆさぶるヒューマンドラマ



 いろいろと悪さをする少年たちが、SNSツールを使って標的に決めた少年を“ほんの



イタズラ心”で追い込む。 子供を失った心の隙間を、ネットのチャットで埋めていたら



個人情報を盗まれ、ある夫婦は銀行残高をからにされてしまう。 オンラインカメラを



利用したポルノサイトに出演している未成年の男性に接触するTVの報道リポーターが



引き起こしてしまう事態。 警察のサイバー犯罪部署を長年担当後、退職してネット犯罪



専門の探偵となった人物を仲介に(彼も実は関係者だったりするのだが)、接点があったり



なかったりする人々・家族の姿を描く。



 すぐそばにいる家族よりも、会ったこともない人とオンラインで会話するほうが繋がって



いると実感できる、というのはインターネットの原罪ではなく、その昔ペンフレンドブームが



あったように人間が持つ社会的な欲望であるようだ。 ネット時代になって、双方向性・



即時性を伴った故に、そして一気に広まったが故に危険性が認識されないまま利用者が



増え、犯罪に使われる。 関わっていても、自分がしていることが犯罪だと気づかない



パターンが多い。 アメリカでは一日に2万人の個人情報が盗まれているらしく、「うおぉ、



ネットって怖いよ〜」と実感させてくれる映画でもある(自分も使ってるけど、気をつけてる



つもりだけど、ほんとに大丈夫かな、と反省する)。



   だまされた夫婦の夫役は、はじめはあまりに

     イケてないので気づかなかったが、アレクサンダー・スカルスガルドであった!



 群像ドラマなので、思いもかけないところで思いもかけない人が出てきて観客としての



あたしは動揺する。 彼らが自分たちをはめた人間を探し出して見つけたのは、ミカエル・



ニクヴィスト(スウェーデン版『ミレニアム』のミカエル役の人)だし! TVレポーターは



アンドレア・ライズブローだし、未成年ポルノサイトの親玉は、何故かマーク・ジェイコブス!



← 「なにやってんだ、この人?」、って思っちゃいました。 他にも、名前は知らないが見た



ことがある人たち多数・・・あたしの中では結構豪華キャストです。



 なんだか<絆>という言葉に胡散臭いものを感じるようになってしまった昨今ですが、



失いそうになって初めてわかるその価値、という王道のテーマを説教くさくなく、押しつけ



がましくなくいいバランスで描いている素晴らしさは、中高生にネットリテラシーの教育の



一環として見せたらそれで十分ではないか、と感じるほど(勿論、全世代に見ていただいて



問題ないですが、普通にスマホやタブレットが存在している若い世代ほど心掛けが大切。



親を教育してからでは間に合わない)。



   教材として素晴らしいのは、映画としてよくできているから。



 多分、教育映画としてつくっていたら駄作になってしまうだろう。 チャットなどの仕組みに



ついて説明する描写もないし、その会話は声に出された言葉ではなく打ち込まれた文字で



出る。 エンターキーを押す前に消された文字、返事を出す前に一瞬ためらう表情、など



など、演技力とドラマ性が映画を引き締める。



 そして人は意図しないままに犯罪・暴力に巻き込まれてしまう、という説得力と、ネットの



怖さを描きつつもただ闇だけをあぶり出すのではなくしっかり“希望”をも同時に描くあたり、



すごく現代的でありつつ、人間というものの本質に迫っているのだ。



 どうして、「つながりたい」と人は思ってしまうのだろう?



 すぐそばに、わかってくれるはずの人がいても。 それは“理想”や“永遠”を追い求めたく



なってしまう(手に入ったものには興味がなくなる?)という宿命なのか。



 いやー、面白かった。


posted by かしこん at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月13日

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』を吹替で復習



 BSイマジカで以前放送していた、デヴィッド・フィンチャー製作総指揮の米ドラマ



『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は字幕版で全13話見てました。



 原案になったと思われるイギリスのドラマ『野望の階段』も確か結構前に見たような



記憶が・・・まぁ、舞台の国が変わっていることもありますが、全然違うものになっている



印象。 オープニングからワシントンD.C.に垂れこめる暗雲というか風雲急を告げる



感じというか、しみじみデヴィッド・フィンチャーです。



 しかし主役を務めるケヴィン・スペイシーもまた怖い感じで。 政治家としての人あたりの



よさと、カメラ目線の独白の冷たさっぷりの落差がすごい。



   両手、血まみれですから。



 自らの野心のため、そして自分を裏切った者たちに復讐する・・・という話ですよ。



 で、今月後半からシーズン2がスタートするということで、シーズン1の吹替版を初放送と



なり、一回すでに見ているんだけど、ケヴィン・スペイシーの声を誰がやるのか気になって、



録画してみました(今週の月曜からの連続放送なのに、確認できたのは木曜の夜ですよ



・・・)。 なんと、石塚運昇さんでした!



 『CSI:マイアミ』のホレイショの声の方ですが、同じ声なんだけどやっぱりホレイショと



違うよ!、という当たり前のことにどよめく。



 そして第一話を見直して、「あぁ、台詞量が多くて字幕がいまいち間に合ってない」と以前



思ったことを思い出す。



 しかも、アメリカ次期大統領の人の声が、山寺宏一



 他にも、外画や海外ドラマの吹替でおなじみの実力派声優ぞろいで、やっぱり日本語に



した方が台詞の情報量が多いし(場面によってはみなさんものすごい早口で喋っていらっ



しゃる。 それはオリジナルでもそうだったんだけど)、より深く内容を理解できそう!



 とりあえず、石塚運昇さんの声でもケヴィン・スペイシーは怖いです。



 確かシーズン1は「えっ、そこで終わられても!」だったので、吹替版でシーズン1を



復習しつつ、シーズン2を待つ。



 そしたらイマジカBSったら、シーズン2は字幕版と吹替版、同時に放送開始だよ・・・



吹替版に行っちゃいそうだわ、あたし。


ラベル:海外ドラマ
posted by かしこん at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月12日

かくかくしかじか 1〜3/東村アキコ

 まとめ買いした中で、これがいちばん量が少ないな〜、と思って週末を待たずについ手をつけたら、3冊一気読みをしてしまいました・・・。 睡眠時間削っちゃった〜、仕事にまだ慣れてないのに、もう若い頃のような適応力&体力ないのに〜。

  かくかくしかじか1〜3.jpg ワイド判なので一冊が薄め、ということもありますが。

 “自伝マンガ”ということで・・・高校時期からスタート。 美術系の大学を受験するために友人の紹介で絵画教室に通い始め、そこで生涯の恩師に出会って・・・の無茶苦茶な日々の記録と、現在から見た過去への悔恨。
 あたしは『ひまわり!』でこの人の作品に初めて触れたので(しかも実家に帰ったときに妹が買っていた『週刊モーニング』で途中から)、「あぁ、『ひまわり!』はもう一度やり直したい自分の過去が入っていたのか・・・」とちょっと納得(あまりにオタク色が強すぎて読み始めはうまく乗れなかったのだが、それでも最後まで読んで「おーっ」と思えるようになったのは画力が確かだったからだろう)。
 今は増えてきたけど、確かにかつては「国公立の大学じゃないとダメ!」な人たちで美術系志望の人って選択肢が狭かったよな・・・と友人のことを思い出しました(実技試験の大変さとか、あたしは話を聞くだけだったが)。 それだけに、1巻の誤植は致命的・・・(これじゃその次の説明の意味が通らないよ。 大概の人は間違いに気づくでしょうけど、なのにそれに気づかない編集者&校正の人って・・・)。
 とりあえず、絵画教室の先生、すごすぎる!

 “画家”と“イラストレーター”と“マンガ家”の違い。
 勿論、一流の人は垣根を軽々と越えてしまうのだが・・・、最初はどこに軸足を置くかの選択が、難しい。
 『ママはテンパリスト』でブレイクしてしまったことが屈辱、みたいな描写には「ストーリーマンガで勝負したい」という矜持がうかがえるのですが、“自分大好き”・“肥大した自意識”の持ち主は自分の身の回りの出来事をベースに描いた方がうける(売れる)傾向があるので・・・そのあたりの割り切り方は大変じゃないかな、と感じてみたり。
 この続きが来月出るので、あまり待たなくてすんでラッキー!

 しかし今日、『クリスタル・ドラゴン』の文庫セットが届いちゃったよ・・・。

ラベル:マンガ
posted by かしこん at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月11日

まんが、まとめ買い

 『海街diary』の6巻が来月出るそうな。
 あー、どうしよう、と悩む。 実はこのマンガはある人から借りて読んでいて、でもその人とは今は頻繁に会えなくなっていて、だから3巻までしか読んでいなくて・・・新しいのが出るたびに、「まとめて買おうかなぁ、どうしようかなぁ」と悩んでいた。
 別に大したことはないのだが、なんとなく、自分で買ってしまったら“その人”との縁をあきらめてしまうような気になって。
 いや、もし、今度会ったときには内容をリアルタイムで語れるようになるではないか!
 そんなわけで、買ってしまいました。

  海街ダイアリー1〜5.jpg 海街diary 1〜5/吉田秋生
 そういえばその昔、吉田秋生と秋里和国をよく混同していた・・・『吉祥天女』(もしくは『BANANA FISH』)と『TOMOI』の人、と区別していたなぁ。
 そうなると、<まとめ買い>の勢いに火がつく。

  かくかくしかじか1〜3.jpg かくかくしかじか 1〜3/東村アキコ
 これも1巻出たときから「ちょっと読みたいなぁ」と思っていて、もう3巻まで(これまた来月、4巻が出るらしい)。 いっぱい増えると買うのが大変になるのよ!

  マージナル文庫3巻セット.jpg マージナル(全3巻)/萩尾望都
 これは文庫版。 コミックス版(全5巻)も持っているのですが、実家だし。 あたしが初めてリアルタイムに連載している萩尾作品のコミックスを買った、という記念すべき(?)作品でもある。
 ほんとは表紙が新しくなって復刻された『ゴーメンガースト』三部作(これはマンガではない)もほしかったのだが、持ち切れないのでまた次回。
 そしてアマゾンに『クリスタル・ドラゴン』文庫版セットの注文も入れてしまった・・・今、読む余裕ないのに。
 いや、週末の準備ということで。

ラベル:新刊 マンガ
posted by かしこん at 02:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月10日

就寝前のKindle



 先日より、<寝る前に本を読む際、Kindleを使ってみるのはどうだろう>を試して



おりましたところ・・・なかなかいい!、ことが発覚。



 普通の本を読むときはどうしても電気スタンドのような光源が必要だけれど、



これからの季節(というか、すでに今)、そこから熱が。 しかしKindleであれば



これ自体が光を発するので(しかも光量も選べるので、周囲が暗ければランクを



落とせばいいし、携帯電話画面のように眩しさに目を射られることもない)、



暑くないし省エネ。



 読み終わるときはスイッチを軽く触ればいいし、もし読みながら記憶をなくして



寝てしまったとしても、一定時間がたてばスリープ画面になるし。



 勿論、旅行の際の移動時には便利だということはわかっていたが、ホテルの夜にも



活用できることが実感(枕が変わると眠れない体質なので・・・旅行先のホテルで



眠れたことがほとんどない。 だがらよく行くところはいつも同じホテルをとるようにしてて、



5回くらい泊まればちょっと慣れてくる)。 ま、最近は旅行の余裕などあまりないですが。



 よかった、これでKindleを日々活用できるぞ!


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味・小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月09日

第68回トニー賞授賞式



 実は、仕事が決まった瞬間つい思ったのは「しまった、トニー賞授賞式の生中継が



見られない!」ということであった。



 なので仕方ないから録画して、まっすぐ帰って見るのであった。



 今回、トニー賞の授賞式をWOWOWが中継するのは初めて。 だから井上芳雄を



オフィシャルサポーターとしてかなりの宣伝活動。 案内役は宮本亜門&八嶋智人、



解説に影山雄成(NY在住で、ブロードウェイの全部の舞台を見て日本に批評を送って



いる人)、ゲストは『アナ雪』の吹替担当神田沙也加と、トニー賞を知らない人にも、



ミュージカルファンにもアピールする王道編成。



 でも、ミュージカル寄りなんだよな・・・とストレートプレイ好きなあたしはちょっとさみしい。



 それにしても司会はヒュー・ジャックマン。 アカデミー賞の司会のときも歌って踊って



いたが、彼にはトニー賞の司会のほうがやたら楽しそう。 すっごく体力あるしパワフル



だなぁ(身体能力、高い)。



 この年に話題になったミュージカルのワンシーンをつなげて構成するような授賞式の



パフォーマンスのレベルの高さはさすが。 そりゃ、ブロードウェイといえばミュージカルが



花形だし、ちょっとのシーンだけで盛り上がれるもの、そこはストレートプレイは負ける。



しかし演劇部門でノミネートされた方々も、ミュージカル部門の方々と区別なくリスペクト



されていて、よかったなぁ、と思った(いや、当たり前なんですけどね)。



 『キャバレー』のパフォーマンスでアラン・カミングも出てきた! でもキュートさでは



『チョコレートドーナツ』のほうが上だったな・・・(何を寂しがっているのか、あたしは)。



 受賞者の発表は結構あっさり行われ、でもプレゼンターはすごく豪華だし(クリント・



イーストウッドはオープニングで通行人やってたし!)、全体的にみんなで楽しみましょう、



というお祭り感がすごくアットホーム。 アカデミー賞は格式高いけれど権威ばったもの



なんだな・・・としみじみ。 そりゃ、トニー賞の司会のほうが楽しいよね!



 しかし、仕事の疲れのせいか後半ちょっと寝てしまったよ・・・今度やる字幕版をまた



見るか〜。


posted by かしこん at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台・演劇・芸術・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月08日

今日は5冊。



 なんだか疲れがとれません。



 週末、2日間の休みってあっという間だなぁ・・・。 6月は祝日がないのが哀しい。



   薔薇忌/皆川博子



 第三回柴田錬三郎賞受賞作なれど、長らく品切れ状態だったものが文庫化。



皆川博子再評価の流れ、来てますなぁ。



 舞台芸能の世界を題材にした幻想文学短編集。 ふっとあやしげな世界に入り



込んでしまえる7編。 一気に読むのはもったいないので、これから先の“夏”を



乗り越える対策にしたい。



   信仰が人を殺すとき

                      /ジョン・クラカワー



 ハードカバーが出てから10年近くがたって、何故かようやくの文庫化。 何故かしら?、



と思ったら、帯に<ロン・ハワード監督で映画化決定の傑作!>と・・・え、これ、映画に



するの可能なの? バックボーンにあまり触れず、事件そのものにフォーカスするのか。



 あたしはハードカバー版を持っておりますが・・・やっぱり読みやすいのは文庫のほう



なのよねぇ、ということで。 ある程度売れれば、次の作品の邦訳も出してもらいやすい



だろうし。



   ラバーネッカー/ベリンダ・バウアー



 ベリンダ・バウアーの新作は<『ブラックランズ』三部作>とは一切関係のない、



まったく新しい物語。 とはいえ、主人公はアスペルガー症候群の少年だったりして、



そういう意味での<視点>には共通性があるかも。



   駄作/ジェシー・ケラーマン



 表紙のインパクトについ手に取った。



 ケラーマンって・・・?、と思ったら、ジョナサン・ケラーマンとフェイ・ケラーマンの息子



だと! ジョー・ヒルのように名前を隠さないのは、両親ともにベストセラー作家である



ことを当然のように受け入れているからか、親がスティーヴン・キングほど大物すぎる



存在ではないからであろうか。 つい、いろいろ勘繰ってしまいました。



 裏表紙のあらすじに、【本書には奇想天外な展開があることを警告しておきます】



という注意書きが。 えっ、トンデモ本なの?! これって、読んで腹を立てて本を投げ



つけたくなるか、大爆笑してしまうかどっちかのパターンでは・・・。



 自分がどっちか、確かめたくなった。


posted by かしこん at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月07日

チョコレートドーナツ/ANY DAY NOW



 この映画は予告を見る度に泣きそうになってたのでどうしようかと思っていたが、アラン・



カミングがゲイを演じるとなれば気になって仕方がない。 だって彼のゲイ役はやたら



キュートなんだもの。



 時代は1979年のアメリカ。 まだまだ世間では同姓愛者への風当たりが強く、偏見を



持って見ることも差別するのも当然と思われていた時期。 もし男同士のカップルだと



わかったら射殺されてもおかしくない、くらいの。



   心にぽっかり空いた穴を

        埋めることなんてできないと思ってた。 あなたに会うまでは。



 ゲイバーでショーダンサーとして働くルディ(アラン・カミング)はゲイである自分を隠す



気はなく、通りすがりの心ない非難にも誇りを失わずに生きている(それ故に、とても孤独)。



一方、弁護士資格を取って検事局で働くポール(ギャレット・ディラハント)はゲイであることを



ひた隠しにしていて(学生時代の彼女との離婚歴あり)、はっきりゲイとして生きていく覚悟が



できていない。 そんな二人が瞬く間に恋に落ち、その関係を築く過程にはダウン症の少年・



マルコ(アイザック・レイヴァ)がいた。



 マルコはルディの隣家の子供だが、母親が麻薬中毒でほぼ育児放棄状態。 そうして、



三人の<家族>ができあがる。



   “親”であることには性別も血の繋がりも関係ないよね。



 やっぱりアラン・カミングがかわいくて!



 英語には語尾がないのになんで女っぽい喋り方に聞こえるんだろう? またなんだか



恋する乙女だし。 出会った始めの頃、ゲイだと知られたくないからとポールに冷たく



されたときの「すごく傷ついた」みたいな表情! マルコのため、という名目もあるけど、



ポールに一緒に暮らそうと言われたときのすごくときめいている笑顔! 勿論、マルコにも



保護者としてのあふれんばかりの愛を! あの時代のアメリカで食べ物のことに気を遣う



大人は少なかったのではないだろうか。



   しかし、幸せな時間は長く続かず、

    二人はマルコの親でいるために裁判を起こすことに。



 いかにも70年代、というようなシャツの柄、ファッションが楽しく、音楽センスが素敵。



 時代が違う、とはいえ、ゲイの方々が受ける差別や偏見に腹立たしさを覚える自分で



よかった、と思えた。 自分では普通のつもりだが、現在でさえセクシャルマイノリティの



方と話せば、あたしはかなり話がわかるほうらしい(知識としてわかっているだけでなく、



感覚的にもかなりフラットだとホメていただくことがある)。 まだまだ世の中は、進んで



きたとはいえ、難しい。



 そういう意味で、この映画もかなりフラットな構成である。 ルディやポール、マルコを



被害者的に描かず、マルコの母親や検事・裁判官側などを加害者的に描いてもいない。



お涙頂戴演出も廃し、ドラマティックと紙一重の日常を淡々と。 だから予告編で心配



させられたほど泣かないですんだけど、ほろほろと泣けるところが何箇所か・・・。



   ドーナツは、マルコの幸せな記憶に

    つながっているらしい。 三人のバックボーンをはっきり描かずに、今の姿から

    観客に想像させる構成も冒険だ。 下手をすれば「キャラクターが描けていない」と

    批判されかねないのに。



 ポールが叩いてたタイプライター、すごいかわいいなぁ♪、と思ったらそれで打たれた



手紙はとても衝撃的な内容で。 もしやそうなってしまうのかなぁ、と危惧したとおりの



展開には動揺した。 でも、それしか終わらせ方がない気がする・・・。



 やっぱりアラン・カミングは俳優というよりミュージカルスターなんだな、としみじみ実感



(ストレートプレイの時より歌うシーンがある方が輝いて見える)。 しかもゲイの役だもんね



・・・余計輝いて見えてしまったわ。 そりゃー、ポールも一目惚れするよね、マルコも心を



開いちゃうよね、家族になりたいと思っちゃうよね、納得。


posted by かしこん at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月06日

やっと、週末



 新しい仕事場で働きはじめて一週間、ようやくの週末。



 多分、それなりに流れが見えてくればなんとかなると思うのだが、なにしろまだまだ



わかっていない。 そう思えば教科書通りに進む学校の勉強は楽だったかも・・・。



 まぁ、社会人経験ゼロではないわけなので、「これは前にやったあの仕事に似ている」・



「うむ、これはまったく未知の分野だ」と場合分けしつつ整理しているのだが、おかげで



ニューロンが活発に動き、過去を引っ張り出す回路をつくっているのか、寝ようとして横に



なるも頭の中がぐるぐる回っているようでなかなか寝付けない。



 食欲がいまいちなのは、あたしは神経が胃に来るタイプだからだなぁ、と改めて気づく。



 今週の朝食はグリーンスムージー用(酵素入り)の粉末に豆乳とプレーンヨーグルトと、



あればフルーツをミキシングしたものですませたが、結構いい感じなのでこのまま続けよう



かな(しかし金曜日は目覚めた瞬間、疲労が残っていることを感じたのでミキサーを準備



する気力が出ず、普通の『野菜生活100』をコップ一杯とヨーグルトを食べて出かけた)。



   先日の雨と強風で、傾きがちの近所のアジサイ。



 とりあえず、土日はしっかり休むぞ!



 次の日がないとなれば、しっかり眠れそうな気がする・・・。



 しかしそうなると、来週から「わー、会社行きたくないなぁ」って思っちゃうんだろうな。



 しかしそんなジレンマとの戦いもまた、<働くこと>の一部なのだろう。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと/街の中の自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月05日

ブルージャスミン/BLUE JASMINE



 「『欲望という名の電車』をコメディにしたみたいな」と、アカデミー賞授賞式の中継の



ときに、この映画のことを町山さんがそう表現していた。 最近のウディ・アレン作品は



オムニバス風のライトコメディが続いてたけど、その路線に飽きて変えてきたのか?



 ウディ・アレンがあまり好きではないあたしですが、これは本人が出てこないし、むしろ



ケイト・ブランシェット目当てで。 しかしいつものウディ・アレン映画のように、観客は



シニア以上の方々が大変多かったです。 この特性は神戸だけ?



   虚栄という名の花



 ジャスミン(ケイト・ブランシェット)はサンフランシスコに住む妹のジンジャー(サリー・



ホーキンス)のアパートに向かっている。 かつて夫のハル(アレック・ボールドウィン)と



ニューヨークで贅沢三昧のセレブな日々を送っていた彼女だが、今は何もない(むしろ



借金が山ほど)。 しかしその現実を受け入れたくないジャスミンは、次第に神経をすり



減らしていく・・・。



 確かに、ジャスミンは“イタい女”として描かれていて、冒頭から客席に笑いが起こる。



空気が読めず、世界が自分を中心にまわっているかのような態度には、他人に「ざまあ



みろ」と思わせる何かがある。 しかしあたしは全然笑えなかった。 サンフランシスコに



いる<現在>とニューヨークの<過去>が交互に描かれ、次第につづれ織りのように



「何故ジャスミンがそうなったのか」がわかる仕組みになっている。 そうなったら余計、



笑えない。 痛々しくて、とても悲しすぎる(しかしわからない人もいるらしく、最後まで



笑っていたり、ジャスミンをバカにした言葉を吐いていた)。



   とりあえずジャスミンのいっちゃった感じの目が怖い。



 確かにジャスミンは問題をたくさん抱えていて、自業自得といえる部分もある。



 だけど、新天地においてジャスミンを取り巻く人々もまたどこかずれている。 いわゆる



<まともな人>がいない中で、ジャスミンだけ叩かれてしまうのは何故?



 それっていじめの構図とちょっと似てない?



 プライドと精神安定剤とアルコールを頼りに、<過去>を守ろうとしているジャスミンが、



なんだかあたしはとても他人事ではなくて、痛々しい気持ちでいっぱいになってしまったの



だった。



   この姉妹は服の趣味も含めて、

                      人生の価値観に共通点がない。



 アレック・ボールドウィン、ちょっとやせてる! かっこよかったかつての面影が十分窺える



じゃないか!、とびっくり。 またしてもピーター・サースガード登場ですが、あたしは彼の



顔を見てすぐ気づけない・・・。



 いちばん悪いのは(という極論をあえて言うならば)、ジャスミンの夫(アレック・ボールド



ウィン)! ジャスミンはただ彼に恋して、自分自身がなくなってしまうほどに彼のことを



愛しただけ。



 うーむ、ウディ・アレン、好きじゃないのに、こんなに心えぐられるとは・・・くやしい。



 ただ、音楽はもうちょっと考えた方がよかったかな、という気がする。 ウディ・アレン個人が



好きなのであろうオールディーズなジャズ(しかもレコード音源)は、寓話的なイメージを与え



こそすれ、ジャスミンの心の傷にはそぐわない。



 あ、そのへんが、この映画を“コメディ”と受け取らせてしまう原因かしら。 もしくは、



ジャスミンを描いたけれど共感はしていないという意思表示? やっぱりそういうところが、



ウディ・アレン好きじゃない理由かな〜。


posted by かしこん at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月04日

偶然!



 新しい仕事であるが、指導係の方が大変厳しい。



 なにって、服装に、である。



 ジーンズ不可としか言われていないのだが、やはりそれなりに最初は<ビジネス



カジュアル>な雰囲気を心がけていたのだが・・・あれ、ジーンズの人、いるけど。



 で、今日は結構雨が降るという予報。 シンプルで地味なスニーカーで出社したら



(あたしは内勤で、今のところお客様に接する機会はない)、早速指導された。



 え、雨の日に革のいい靴とか履きたくないんだけどな・・・と心の中で思ったが、素直に



謝罪する(だったら会社に来て靴を履き替えなさい、的なことも言われたが、いい靴を



会社のロッカーに置きたくない・・・)。



 あぁ、同じ職場でも部署が違うと(厳密には指導係の基準が違うと)服装ルールも



違うのか・・・。



 ということで、仕事帰りにハーバーランドに寄って、“ビジネス寄りの服”を少々買い足す。



 明日も雨っぽいが、靴は仕方ない、被害が小さく済みそうなストラップ式のパンプスで



行くか。



 そんなこんなでハーバーランドをうろうろしてたら、見覚えのある人とすれ違う。



 なんと、4年くらい前に一緒に仕事をしたことがある人だった。



 「わーっ! 久し振りです!」と、しばし立ち話。



 そうか、普通の時間に働いて普通の時間に帰ってくれば、こういうこともあるのか・・・と



ものすごくしみじみしてしまった。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月03日

何故か、一冊。



 東京創元社と早川書房はメールマガジンを購読しているので新刊情報はしっかり



チェックできているのだが、それ以外の出版社は手抜かりがあるよな、と思って、わりと



最近、河出書房新社のメルマガ登録もした(そしたらば、忘れた頃にブックカバーの



プレゼントが届いた。 これって会社に余裕がある証拠?)。



 あとは、ジュンク堂がポイントカードで提携しているhontoから、これまで買ったことの



ある著者の新刊が出るとメールが来る、というサービスをしてくれているのだが、連絡が



すっごく早く来る場合(発売一ヵ月前とか)もあれば、発売日過ぎてから連絡が来る場合が



ある・・・この違いはなんなの? 出版社(か取次)との兼ね合いの問題なのでしょうか?



 なのでAmazonの<7日以内>に発売の新刊チェックを週に一度はしようと思うのですが、



忘れたり、ちょっと日がずれたりするとこぼれおちる何かがあったり。



 今回はこぼれおちが一冊。



   予期せぬ結末 3<ハリウッドの恐怖>

          /ロバート・ブロック 井上雅彦:編




 扶桑社! あぁ、結構忘れがち。 ここもメルマガあるか確認してみよう。



 ロバート・ブロックといえば映画『サイコ』の原作者、というイメージしかなかったですが、



実は短編の名手でもあるそうで、しかも『ヒッチコック劇場』『ミステリー・ゾーン



(トワイライト・ゾーン)』
にも関係していたとか(でもそれはある時代に生きたホラーや



SFの作家はみんなそうかも)、また映画そのものをモチーフにしてぞくぞくする話を書いて



いたらしい。 だからこの本のサブタイトルが<ハリウッドの恐怖>なのか。



 しかもロバート・ブロックは若い頃“クトゥルー神話”をベースにした作品も書いていた



らしい・・・ラヴクラフトの影響、恐るべし。



 筆者紹介の部分に、代表作:『サイコ』、短編『切り裂きジャックはあなたの友』



あるのを見つけ、「わー、このタイトル、知ってる!」と盛り上がる。 読んだことはないの



ですが、多分子供の頃見たミステリ年鑑みたいなもので目にしたのでしょう。 そういう、



<資料で存在は知っているけど、現物を読んだことのない作家>というのは沢山いて



(それはあたしの年齢的なものかもしれませんが)、このシリーズはそんな作家を紹介して



くれる貴重なチャンス。 どこまで続くのかわかりませんが、比較的順調に3巻まで出版



されているし、今後もいろいろと出していただきたいなぁと思ったりする。



 しかし扶桑社と筑摩書房はチェックから抜けがち・・・対策を考えなければ。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月02日

転職しました(次の仕事が決まりました)



 先日、書類選考に通って面接を受けた会社から、「来週から来てください」と連絡が



あり、本日出社初日でした。



 日焼け止めをちゃんとしっかり塗っていったのに、駅まで歩く・駅から歩くだけで日に



焼けた・・・かなしい。



 行ってみてわかったことだが、あたしと一緒に採用になった人がもう一人いて、同期が



いるって心強いというか、ありがたいものだなぁと思いました(これまでのあたしの中途



採用歴では、いつも一人だったから)。 ま、比較されるという危険性もありますが、



新卒じゃないので今更自分のスタイルは変えられない。



 しかし初日・・・パソコンも準備されていなく、仮のPCを使わせてもらうも個人アカウントが



できていなく、イントラネットにもファイルサーバーにも入れない・・・仕事らしき仕事は



なにもせず、ただ気疲れして帰ってきた感じ。



 疲れてはいるが神経は張っているのか、ちょっと寝ようかな、と思っても眠れず。



 おなかはすいているのだが、食べたい気力が起こらない。 シャワー上がりにいちご



ヨーグルトと冷やしたほうじ茶でなんだか満足。 む、夏バテの気配?



 あぁ、もうちょっと休んでいたい気持ちはあったのだが・・・でも仕事してないと不安に



なってくるのは何故?



 もやもやっとするので(仕事の大まかな流れの説明も受けたし、また一から仕事を



覚える大変さに気持ちがへなっとなっている部分もあり)、電子書籍の『クリスタル・



ドラゴン』
『悪魔の花嫁』それぞれの1巻が期間限定無料になっていたやつを早速



Kindleにダウンロード(秋田書店のキャンペーンなので、どの電子書籍ストアでもOK)。



 読みふける。



   うわー、懐かしい。



 『暗い金曜日』は小学生だったあたしのドガに対するイメージを決定づけましたよ。



これのおかげで絵画の背景とか、隅から隅まで見るようになったかも。



 でも思いのほか話が唐突というか、短いページに濃縮されていたことに気づく(何回も



読んでたし、いろいろ頭の中でイメージを補っていたのですね)。



 うおー、2巻以降も読みたくなる〜。



 まんまとやられております。


posted by かしこん at 22:31| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月01日

砕かれた鍵/逢坂剛



 これは・・・えっと、『MOZU』には直接関係ないな。



 というのが読んでいた途中の率直な感想。 <グラーグ・アルファ作戦>、出てこないし、



“百舌”も出てこないしね。 ならば何故原作にカウントされているのか?



 それは、倉木と大杉という正反対の男たちの生きざまを反映させるためかな?



 ということで、納得(だから『よみがえる百舌』には新装版が出ないのか・・・)。



 純粋にこれ一作の内容を判断すると・・・あらすじを書くともうネタバレになってしまうので



控えます。 警察組織の腐敗をどうするか、に対してどのようなスタンスを取るかによって



登場人物の立場が決まる話、とでもいいますか。



   この話では確かに美希さんがいちばん出番多いですかね。



 「ハードボイルドは人が死にすぎる」というのがハードボイルドが苦手な方の一般的な



意見のようですが・・・そういえばあたしもスティーヴン・ハンターを初めて読んだときはそう



思った記憶が。 本格ミステリにおいては<死ぬためだけに現れた登場人物>の存在は



批判される傾向にあるので(「人間が描けていない」とはまた違う種類の批判ですが)、



そのへんを割り切らないとハードボイルドは確かに読めないかも。 理不尽な暴力描写も



ありますしね。



 これは1991年発表ということで・・・携帯電話がないというだけでこんなにも違うものか!、



というのを実感させてくれます。 爆弾とか過激派とかのくだりも古さを感じさせるというか、



時代ですなぁ、という感じ。 同じ公安でも外事は格下扱いみたいな描写も今だと考えられ



ないでしょう。



 やはりあたしはいちばん“普通の人”に近い大杉さんが好きです。


posted by かしこん at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする