2014年05月31日

今日の2冊



 5月のしめくくりは、創元推理文庫の新刊で。



   要塞島の死/レーナ・レヘトライネン



 フィンランドでいちばん人気といわれる<女性刑事マリア・カッリオ>シリーズ第3弾。



 フィンランドといえば“森と湖の国”のイメージだが、バルト海沿いには多数の島々が点在



しており、今回はそのひとつが舞台。 あたしが北欧ミステリから離れられないのは、秋で



あっても長い冬の足音がすぐ感じられるような描写だったり、そこに寒さや涼しさがあるから



ではないか、ということに今更気づいた。 今日も暑いです。



   ヴァイオリン職人の探求と推理/ポール・アダム



 世界初・ヴァイオリン職人探偵登場!



 実は子供の頃ヴァイオリンを習っていたことがあるあたし、弦楽器にはひそかにうるさい。



 主人公はイタリア・クレモナ在住の名ヴァイオリン職人、という設定だけでニヤリ。 幻の



ストラディヴァリがきっかけで親友が殺される・・・という定番のあらすじにもニヤリ。



 <名職人が、豊かな人脈と知識、鋭い洞察力を武器に、楽器にまつわる謎に挑む!>と



いう裏表紙の文句にもニヤリ。 職人気質の人って大好きさ!





 ふと気付く。 『MOZU』の原作に『砕かれた鍵』まで入っているのはなんで?



 “グラーグ・アルファ作戦”とかドラマ用の設定かと思ってたけど、こっちに絡むの?



 ということで『砕かれた鍵』も読んでおります・・・。


posted by かしこん at 18:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月30日

とらわれて夏/LABOR DAY



 ジェイソン・ライトマン監督といえばデビュー作『サンキュー・スモーキング』以来



コメディタッチの作品が多く、そういうのが得意・自分のスタイルとして好きな人なのだと



思っていた。 『マイレージ、マイライフ』はコメディでもちょっとビターな味わいでは



あったけど。 でもこの映画は完全シリアスな佇まい。 邦題がやたらメロドラマ調なのが



不安だが、見てみよう!



   この愛は、罪ですか?



 13歳のヘンリー(ガトリン・グリフィス)は、夫に出て行かれたことで神経衰弱となっている



母のアデル(ケイト・ウィンスレット)を守ることが自分の使命だと思っている。 自分が一緒に



いなければ一人で外出もできない母のため、なんとか週に一度スーパーに買い物に連れ



だすのも自分の役目。 出ていった父は子連れの女性と再婚し、週に一度彼らと夕食を共に



する決まりに。 「家族だぞ」と言われても、ヘンリーには母の方が大切だった。



 ある日、母とスーパーにやってきたヘンリーはフランク(ジョシュ・ブローリン)と出会う。



 彼は脱走犯で、ヘンリーを人質に取ることでアデルの家に一時匿ってほしいと願い出る。



 いやー、神経がまいっている女性をやらせたら、ケイト・ウィンスレットうまいなぁ!



   顔は怖いが、礼儀正しく紳士的なフランク。



 チラシには<人生を変える5日間の出来事>みたいなことが書いてあって・・・いくら



なんでも相手は犯罪者なのに5日間では短くない?、と思っていた。 逃亡者と少年の心の



交流的エピソードは『8月のメモワール』など比較的よくある話でもあるし。 と、そんな



意地悪な見方をしていたあたしだが、この映画にはちゃんと説得力があるんだよね!



 ヘンリー視点で描かれているところがポイントで、アデルとフランクの心の動きははっきりと



描かれることはなく(だからあらすじはメロドラマなのだがそういう描写はほとんどない)、



ヘンリーが思い描くという形で観客も同様に想像するだけ。 ヘンリーは息子でしかないが



アデルが頼りにする男になりたくてがんばってきたのに、さっとやってきた男がその地位を



奪うというジェラシーも、フランクに対して父親的憧憬を持つ過程を丁寧に描いているので、



ドロドロしなくてすむあたりも見ていて気が楽である。



   三人揃ってピーチパイもつくる。



 強面なのに、家についてまずすることは料理(レードルやスプーンなどを使わず、なんでも



マグカップを使うのはご愛嬌)という意外性(そしてまず人質に食べさせるという気遣い!)、



家や車のガタついた箇所を修理し、野球も教えるフランクは“理想的な男性像”ですよ、特に



ずっと父親が不在で<大人の男>を身近に見る機会がなかったヘンリーにとっては。



 ヘンリーなしでは成立しない物語になっているところが、この映画のいいところ!



 原題の“LABOR DAY”とは9月初めの連休のこと。 これが終われば新学期、学校が



始まる。 <夏の終わり>という意味合いなのかな?



 大人になったフランクの語りで締めくくられるこの話は、ピーチパイがひとつの大きな



ファクターに。 「なんてよくできた話だ!」と思えば原作はジョイス・メイナード。 確かに



ものすごく小説的! でもそれを映像的に仕上げたジェイソン・ライトマン監督、お見事!



 なるほど、ピーチパイというか、アメリカ的フルーツのパイが食べたくなる感じは、『ツイン・



ピークス』
以来かもしれない(あれはチェリーパイだったっけ?)。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月29日

Kindle、使いづらいよ・・・(ヴァージョンアップで)



 いつの間にやら、AmazonのKindleのシステムがヴァージョンアップされてまして。



 いくつか使いやすい機能が追加された(というか、前のヴァージョンでできたことがニュー



モデルになってできなくなった、という苦情に対する解決策を含む、的な)ようですが、あまり



“便利な機能”を使わないあたしにとっては特別なにもないなぁ、と思っていたのですが。



 普通にページをめくっているつもりが、フォントのサイズを変えるツールバー的なものが



やたら出現するように!



 なんだかすごくうざいんですけど!



 どうやら、ページをめくるときに滑らす手の角度が問題であるような・・・。



 あぁ、前はこんなこと気にしなくてすんだのに!





 そうかと思えば世の中では、ヤマダ電機が提供していた電子書籍を閉めるという話。



しかもサービス停止日が来たら購入した本はもう読めず、ポイントなどでも返金する



つもりもないとか。



 確かに約款には「都合によりサービスを停止することがあります」的な文言は入っている



けれども・・・ダメになる場合は別サービスへ移行あるいは全額返金(現金でなくせめて



ポイントでも)するのが一般的な経済ルールのような気が。 客の信頼を取り戻す気に



なれないほど商売にならなかったのでしょうか(だったら何故手を出したのか)。



 こういうことがあるから、電子書籍が広まらない(もしくは大手を使う)のですよねぇ。



 そういう自分も電子書籍の取り扱い販売数・種類を考えてKindleにしたわけで。 ほぼ



セールでしか買っていないので、感覚的にはレンタル代だと思えばダメになったときも



納得がいく感じ。 「自炊最強」という人もいるけれど、あたしがスキャナ持ってないという



ことは抜きにしても、本を裁断するのはあたしにはかなり勇気のいることだ(装丁が好きで



買った本もありますしね)。



 なのであたしは、紙の本優勢でありつつ、電子書籍も共存のパターンで今後もやって



いく所存であります。


posted by かしこん at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味・小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月28日

とりぱん 16/とりのなん子



 気づけば『とりぱん』も16巻。 しかし身辺雑記に終わりがないように、これもずっと



続いてほしいなぁ、と思ってみたり。 前回の冬の大雪のこと(甲信越あたりで孤立化した



地域があったとき)など、日本の季節変化の記録にもなっているよ。



   今回の表紙はアカゲラ・ペンちゃんです。



 15巻で活躍(というかよくネタになっていた)ハクセキレイが今回は全然登場しなかった



・・・あたしはハクセキレイが結構好きです(飛んでいる姿よりもだだっ広い場所を走っている



イメージしかないが)。



 油断するとすぐにできるハチの巣問題とか、相変わらずの雪問題とか、「あるある〜」と



共感ネタもばっちり。 困った雪道(一度気温が上がって道路の雪がゆるんだが、また



気温が下がって凍ったあとに雪が降った)を歩くときは足元に集中せざるを得ないので、



「都会みたいに歩きスマホなんてありえない」の台詞にはとても納得! そうそう、歩き・



ながらスマホは都会の問題ですよ。 吹雪の中なら携帯電話自体出せないしね。



 ここのところ暑くなってきているので、北東北の秋〜冬の出来事を読むとなごむ・・・。



 気持ちの上でちょっと涼しさを求める・・・でも、それで満足できるのも今のうちぐらいか〜。


posted by かしこん at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月27日

ワレサ 連帯の男/WALESA. CZLOWIEK Z NADZIEI



 アンジェイ・ワイダ新作、となればとりあえず見たいと思う。 それがもう、あたしには



さっぱり不明のポーランド現代史であるとしても。



   “生ける伝説” アンジェイ・ワイダ最新作!!

    1980年代のポーランドの厳しい体制下、人々は自由と未来のために立ち上がった。



 いきなりロックミュージック(多分当時の、反体制のメッセージが込められた歌)が流れ



出してのオープニングにびっくり。 ベタといえばベタなはじまりに、洗練されたワイダ手法を



あえて封印?



 1980年のはじめ、レフ・ワレサ(ロベルト・ヴィェンツキェヴィチ)のアパートにイタリアの



女流ジャーナリスト、オリアナ・ファラチ(マリア・ロザリア・オマジオ)が訪れてインタビューを



試みる。 ポーランド警察はアパートに入るまでの様子を尾行し、フィルムに収めている。



国家に対し民主化を訴えた独立自主管理労働組織<連帯(ソリダルノシチ)>の委員長と



なった労働者上がりの男に今何故世界が注目しているのか、ジャーナリストは過去を引き



出す。 きっかけは、1970年12月のグダニスク、造船所のストライキから。



   あっさり戦車が登場してしまうあたりが

    時代というか、体制というか・・・あぁ、日本は平和だ。



 戦車に脚を轢かれる者、ガンガン殴られて当局に連行される者など続出・・・ワレサは



冷静なストライキを提案していたため、暴力的な対立をどうにかやめさせようとするが、一度



暴徒化してしまったものは止められない。 ワレサも連行されるが、殴り合いを止めようとして



いたという目撃者の証言からどうにか釈放される(しかし要注意人物としてマークされるが)。



 当時のポーランドはソ連の影響で共産主義だが、カトリック信徒が多いことに驚く(むしろ



代々カソリックの人の方が社会的信頼も厚い)。 宗教弾圧はされないんだなぁ、という



不思議は、つまりは共産主義自体がソ連からの押し付けに過ぎないということなのかも。



だったら国民性には合わないから反発が起きるのも当然といえば当然。 よく知らないの



ですが、そんなふうに解釈。



   あ、ワレサ役の人、『ソハの地下水道』の人だ!



 学歴もなく、ただのいち電気技師に過ぎないワレサだが、曲がったことは大嫌い・納得が



いくまで引き下がらないという性格から、労働者たちの代表として頭角を現していく。 でも



私生活では妻に頭が上がらず(労働運動ですぐ仕事場をクビになったりしていたから)、



子煩悩な姿も。 そんなに生活が心配なら奥さんも次々子供を産まなきゃいいと思ったの



だが・・・もしや共産主義下では避妊はご法度なのか!?



 ベタなつくりだと思ったのも束の間、デモやストライキのシーン、街頭演説や会議の場面



など、実際に残っている画質のよくないニュース映像と映画で新しく撮った映像をモノクロに



したり、画質を落としたりして、それらをうまく交錯させてどれが実際の映像でどれがそうで



ないのかをわからなくさせる手法が素晴らしい。 ださめロックも歌詞が字幕に出るので、



その言いたいことがじわじわと浸透してくる。



 あたしがその昔ニュースで聞いた記憶では、<ワレサ議長>って呼ばれていたような気が



するんだけど、この映画の中では<委員長>だった。 でものちに彼はポーランド大統領に



なるそうなので、肩書きは時期の違いなのかも。 <プラハの春>についても労働者たちは



言及しており、このポーランド民主化の動きもまたのちの<ベルリンの壁崩壊>につながる



大きなうねりのひとつだったのね・・・。



 映画で現代史を学ぶ、またひとつなにかをつかんだ気がするようなあたし。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月26日

何故、雨なのか・・・



 前日から天気予報で雨だ、という覚悟はできてはいたのだが・・・なにもここまで降らなく



てもよくない?、という感じの降りっぷり。 別に台風のときほどひどくないし、多少これくらい



降ったっていいんだけどさ・・・なにも採用面接試験のある日にここまで降らなくたって



いいんじゃない?



 またちょうど出かける時間がいちばん勢いよく降っていたあたりだったのかも。 おかげで



髪の毛は広がり放題、革靴には水がしみこみ、黒のパンツの膝から下はぐしょぐしょ。



シャツにも点々と水の染みが・・・。



 そういえば、今までいろいろ就職関係の試験を受けてきたけど(学生時代の就職活動を



含め)、天気の悪い日って初めて。 書類審査通過しての面接で、印象は悪くなかったと



思うが・・・試験は明日もあるそうなので何人ぐらい受験するのやら。



 試験終わりに三宮・元町近辺をうろうろ。 雨にぬれた服が乾いてくる途中のせいか、



自分の汗のせいか、自分がクサい感じがした。 そんなふうに感じること、あまりないので



あるが・・・なんかイヤだ・・・。



 まだ5月なのに!



 でも、あたしはもう湿気にやられ気味である。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月25日

『MOZU』予習完了



百舌の叫ぶ夜/逢坂剛



 ドラマ『MOZU』Season1はまだ6話ぐらいまでしか見ていないのだが・・・途中から



原作を先に読み始めた。 なんとなく記憶と違うなぁ、という印象を確認するため(なにせ



読んだのが高校のときだから、うろ覚えということもあり)。



   倉木(西島秀俊)はドラマのほうが感情の動きがあるなぁ。



 時間軸が変わっている、というのは覚えていたので、読みながら多分しっかり内容を



追えたと思う。 だから爆発事件の真相にあっさり気づき、登場人物たちがどうしてそれを



わからないのか不思議になるが、あたしはかつて一度読んでいるのである・・・それを



忘れるのはダメだろ。



 作者あとがきが昭和61年になっていたので、内容の古さは否めないものの・・・実は



“百舌”の運命の愛について描かれていた一行に戦慄! わっ、ここ、前は気づかなかった。



 『百舌の叫ぶ夜』というタイトルの意味に、納得。





幻の翼/逢坂剛



 『百舌の叫ぶ夜』の1年3カ月後が舞台の続編。 登場人物も(生き残っていれば)ほぼ



引き続き。 “百舌”の帰還がドラマティックに展開。



 あたし、これ読んでなかったわ。



   大杉警部補、大活躍。



 時間軸に変更はなかったので非常に読みやすく、かなりサクサク読み終わった。



 むしろ<映像化不可能>なのはこっちなんじゃないか?、と思う。



 特に精神科病棟に対する描写が時代を感じさせすぎ、ドラマ『幻の翼』が全5話なのは



そのあたりをがばっと省略している(別設定に変えている)からか?



 明星美希刑事のキャラが変わりすぎに思えるのが気になるが、大杉警部補は期待を



裏切らない。 “百舌”の動きも鮮やか過ぎて目を見張る。



 解説で北方謙三も書いているが、いちばんバックボーンを知りたいのは津城俊輔警視正



だなぁ。 彼が何故そういう存在になったのか、の過程が描かれたら、もしかしたらいちばん



ハードボイルドかも。 外見描写は違えども、小日向さんを配役した意味がわかったわ。



 これで、予習は完了。



 いかにドラマが現代的に、視覚的に変更しているかを確認できるぞ!


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月24日

今日は6冊



 気づけば5月も後半でございます。



 そして新刊ラッシュでございます。



   天冥の標 [ ジャイアント・アークPART1/小川一水



 PART1って! 第8部はまた3冊ですか!



 「起きて、イサリ。 奴らは撃ってきた。 静かにさせましょう」・・・もうこの一言で怖いん



ですけど!(あ、表紙の岩の上にいるのはイサリ?)



   SFマガジン700【海外編】/山岸真=編



 <創刊700号記念アンソロジー>ということで、ミステリマガジンに引き続き。



 ミステリのほうも買ったのだからこっちも買っとかないとね、みたいな気持ち。 本人名義の



本には収録されていないモノばかりということなので、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア、



アーシュラ・K・ルグィン、コニー・ウィリスとあれば読みたいところですよ。 テッド・チャンは



あたしはあまりよさがわからないんだけど・・・まぁ、付き合いが短いから。 SFやミステリは



他の文学作品に比べて「自分がいつ、いくつのときに読んだか」が読後感にかなり影響する



ジャンルだと思う。



   SFマガジン700【国内編】/大森望=編



 となれば当然国内編もですよね。 手塚治虫・松本零士・吾妻ひでおとマンガも収録して



いるところが素晴らしい! 筒井康隆『上下左右』なんて、こんな実験的すぎる作品が



存在していたことも知らなかったよ!



 「アンソロジー苦手」と言いつつ、最近結構買ってるな、あたし。



   鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす/小池田マヤ



 『女と猫は呼ばない時にやってくる』の続き3冊目。 今回の主役は九さん!



てことはもう一冊続きがあるのか!



   おにぎり通信〜ダメママ日記 2/二ノ宮知子



 続きはもっと先かと思っていたのに、意外に早く2巻目が(てことはそこそこ定期連載



なのか?)。 『87CLOCKERS』の5巻も来月出るらしい・・・そりゃ、子育てしている



余裕はないよなぁ(自ら「ダメママ」を認めるほどに)。



   とりぱん 16/とりのなん子



 あぁ、『とりぱん』! 年に2冊出るかどうかのペースですが、そして若干マンネリ気味にも



なってきてますが、それでもあたしには季節感を共有できる大事な作品。 すぐに、そして



じっくり集中して読みたいけれども、読み終わってしまうのももったいないし・・・葛藤だわ。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月23日

ある過去の記憶/LE PASSE



 そんなわけで、満を持しての『ある過去の行方』鑑賞。



 予告ではサスペンスタッチのイメージを持っていたのだが・・・わかりそうでわからない



人間の心理にサスペンスタッチで迫ってはいるものの、二組の男女、親子という構図は



『別離』とほぼ同じ(ストーリーの方向性は違うのですが)。 なので若干の既視感を



覚えなかったわけではない。



   別れ行く男女にもたらされた、衝撃の告白。

       思いも寄らない真実がその姿を現した時、さらなる疑惑を呼び起こす。



 映画はほとんど説明なしで進む。 空港に降り立った男はその場に不慣れな様子で、



出迎えに来ているらしき人を探している。 ガラスの向こう側にようやくその姿を見つけるが、



二人は出会ってうれしいのかどうかわからない。



 二人の会話から、男はアーマド(アリ・モサファ)といい、現在はイランに住んでいるが、



4年前から別居している妻マリー=アンヌ(ベレニス・ベジョ)と離婚手続きをするために



パリに来たのだとわかる。 かつて一緒に住んでいた家に行けば、マリー=アンヌとその



娘であるリュシー(ポリーヌ・ビュルレ)以外にも小さな子どもと若い男サミール(タハール・



ラヒム)がいる。 マリー=アンヌとサミールが再婚するために早くはっきり離婚したいのだと



言うが・・・アーマドは何か違和感を覚える・・・という話。



 てっきり主役はアーマドなのかと思って見ていたら、なんか違った! というか、はっきり



誰かを主役と説明できるような映画ではない、ということか。



   リュシーがカギを握る役?

        どっちにしろ、また「子供が苦しむ」話になっちゃってますね。



 台詞の応酬と、散りばめられた何らかの意味が込められたモチーフ。 すべてをはっきり



描くわけではないので深読みしようと思えばいくらでもできるし、それも監督のスタイルなの



だろうと思うけれど・・・“家族”にこんなにも複雑な事情が絡んでたらなんか疲れちゃうな、



というのもあたしの本音ではある。



 リュシーとアーマドは実の親子ではないので、次の結婚はマリー=アンヌにとって3回目



なのかな? マリー=アンヌとアーマドが何故ダメになったかがわからないのでなんとも



言えないが、彼女は結婚とか家族とか向いてないんじゃない? 本人にそのへんの自覚が



ないので周囲の人間は振り回されてしまう、というのがこの悲劇の真相ではないかと・・・と



なると関わってしまった人は身の不運を嘆けばいいのか、何らかの責任はあるのかとか、



答えの出ない迷宮に入り込んでしまいますか。



 ベレニス・ベジョさん、『アーティスト』のときの無邪気なキュートさとは打って変わって



<美人だけどめんどくさい女>を好演。 『タイピスト!』でもそんな要素のある役柄だった



のでこういうほうが得意なのかな? サミール役の人はハンサムな分だけ優柔不断だったり



自分勝手だったりするところが目立ち、印象のわるい役柄であった。



   <どう過去を捉えるのか>、が

                      三人それぞれ違うのがミソか。



 だから、というかやっぱりというか、それぞれの会話や思いはかみ合うことがないよ・・・



哀しすぎるなぁ。



 そんな中、「えっ!」と声が出そうなほどに唐突感のあったラストシーン。



 でもこのシーンのおかげで多少の救いはあるのか・・・。



 それでもやっぱり“しんどい話”であることには変わりはない。 あぁ、なんかぐっと疲れた。



 『プリズナーズ』のような息苦しいほどにしんどい映画に対しては「疲れた」という感想は



なかったのだが・・・なにが違うんだろう?


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月22日

『SHERLOCK』復習中



 5月24日(土)からNHK−BSプレミアムにて『SHERLOCK』の第3シーズンが



放送されるのに合わせて、第1・第2シーズンの再放送がされていて・・・すでに何回も



見ているというのに(NHKで吹替版を、AXNミステリーで字幕版も)、今回の再放送も



録画して、すでに何回も繰り返し見てしまっている。



 第1シーズンの第1話『ピンク色の研究』がひたすら面白すぎたので、かつてはそれ



ばかり繰り返し見ていたため、他の話をあまり見ていなかったというせいもあり、いい感じに



時間が経過して細部を忘れているという自分の都合もあり、改めて見直してみると原典



(コナン・ドイルによって書かれた原作のこと)につながる台詞やモチーフがどんどん飛び



込んできてニヤリとなる。 「あ、ここ、前見たとき気づかなかった!」的なヨロコビというか。



 そしてやっぱり、「ジョン、かっこいいよぉ」と思うのであった。



   第3シーズンも楽しみです。



 子供の頃からあたしは名探偵気質の人に弱く、憧れの存在であったので、「いつかそんな



人と知り合いになれないだろうか。 そうすればあたしはワトソン的存在になれるのに!」と



いうのがあたしの密かな野望であった(今でもまだあきらめてはいない)。 だから見たり



読んだりしてかっこいいなぁとか好きだなぁと思うのはホームズ的立場の人だったのだが、



このドラマを見て初めて、「ワトソン、かっこいい!」と思ったのであった。



 これって、あたしのなりたい<ワトソン像>に近いからなのか?



 あきらめていないといいつつ本質的な部分では無理だとわかっているからか?



 このドラマではダブル主役という形で、ジョンもまたシャーロックとは違う立場だけれども



“名探偵”の気質を持っているからか?



 そんなことを考えながらも、次のシーズンもジョン寄りの気持ちで見ることでしょう。


posted by かしこん at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月21日

なんとなく、復活。



 あまりに寝過ぎたのか、さすがに動ける今日。



 とはいえ、油断するとちょっとふらふらする・・・気を引き締めて、あまり暑くならない



うちにと午前中に図書館へ。 日焼け厳禁体質なので帽子をかぶり、長袖でストールも



巻く。 正直、この格好で歩くだけで暑いのだが、これからますますつらくなる季節が長く



続くのかと思うと・・・。



 図書館の新刊棚でこんなのを見つける。



   東西ミステリーベスト100/文芸春秋編



 国内編・海外編のオールタイムベスト。 あたしは「ベストガイドに載っているから」という



理由で読む本を選ばないタイプではあるが、そんなリストを肴に対談しているのを読むのは



結構好き(自分でもやりたいくらいだが、あたしの身近でミステリをがっちり読んでいる人が



あまりいない・・・東野圭吾くくり・宮部みゆきくくりなどでできる程度)。



 ただ一年まとめではなくオールタイムなので、資料的価値は高い。 特に絶版の作品



などはこういうのでしか存在を知りようがないからね。



 ま、自分の好きな作品がリストにあればニヤリ(上位であればなおニヤリ)、なければ



舌打ち、というのがランキング本に対する正しい姿勢だと思うのだが・・・どうだろう。



 そんなわけで予約本と一緒にこれも借りてみた。



 その後、図書館近くの本屋へ。 ここは基本売れ筋しか置いていなかったのだが、新刊



ならそこそこマイナーでない限り置いてくれるようになってきた(ただ、一冊しか入荷しない



ことも多いので、誰かに順番負けすることもある)。



   パタリロ! 92/魔夜峰央



 あぁ、『パタリロ!』も100巻が近付いてきたなぁ。



 今回、90巻で放置されていた「ちいさいおじさん」の続きからスタート!



 “偉大なるマンネリ”はもはや順番すらも超越しているのか・・・。



   嘘解きレトリック 3/都戸利津



 比較的順調に3巻。 でもセミレギュラーぐらいの人間関係を忘れていそうなので、



一巻から読みなおしてもいいかなぁ。



 そんなわけで汗だくで帰宅。 シャワーを浴びて(ここでも油断するとふらふら)、薬を



のむので一緒に買ってきたパンを野菜ジュースとともに食べる。 ちなみに昨日の食事は



鉄分強化チーズとクランベリーヨーグルト、グレープフルーツゼリーだった模様(ゴミから



判断)。 落ち着いてから履歴書&職務経歴書を書くが、なんだかしょーもないところを



書き間違える。 こういうときにこういうことをしたらダメなのね・・・。



 そして実は、「『クリスタル・ドラゴン』どうしよう・・・」と何巻まで出ているのか調べて



いるときに(文庫版も15巻まであるんだが、これって単行本全部フォローしてるの?



してないとすればこの続きは単行本の何巻なの?、など)、つい見つけて懐かしくて



キンドルにダウンロードしてしまった・・・。



   テディ・ベア 1/あしべゆうほ



 いくら子供だとはいえ、アーロ、目がおっきいな・・・。



 家庭教師役のエドさんが大変好きだったあたしですが、どうも終わりがすっきりしないと



いうか、アーロの幼年・少年時代から青年時代があまりに省略され過ぎていて、なんだか



哀しい気持ちになるのです(あえて語られず、謎は謎のまま、という解釈もわかるのですが、



まだ続きがありそうな感じがしないでもないので)。



 なのでダウンロードはとりあえず1巻だけ。 でも読んでしまったら結局全5巻すべて



落としてしまうのかもしれない・・・。



 実はキンドルのセールで「おっ」と思ったものはちょくちょくダウンロードしているのですが、



「いつでも読めるわ」と思っているのでついつい後回し・・・いつか長時間移動のときには



重宝するかと思って、結構そのままだったり。 しかしただ置いておくだけでもバッテリーは



消耗する・・・もしかしたら寝ながら読むにはこっちの方が楽なのか?



 今夜、チャレンジしてみよう。


posted by かしこん at 20:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月20日

人事不省の一日



 いつものことではあるものの、いつも以上に手ひどい貧血に襲われ。



 今日の天気がそこそこ荒れ加減であることも要因か? ← 低気圧のせい。



 時折、意識不明になる感じで、ほぼ一日を寝て過ごす・・・。



 あぁ、明日は図書館に行かねばならんのだが(というか今日だってほんとは出かける



予定だったのだが)。



 とりあえず、目が覚め、ちょっと動けるときに薬を飲んでおかないとあとが大変、と



それだけの意識しかなかったような・・・。 何を食べたのかすら全然覚えていない。



 まぁ、きっと明日はましであろう、天候も回復するみたいだし。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 体調 好不調の波 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月19日

出遅れシアター → 『ある過去の行方』を見る前に



別離/JODAEIYE NADER AZ SIMIN



 シネリーブル神戸で『ある過去の行方』を見るつもりであるが、アスガー・ファルハディ



監督の代表作であるこっちをその前に見るべきでは、とHDDからあわてて探す(その前の



作品『彼女が消えた浜辺』もDVDに落としてあるはずだが、すぐには見つからない)。



   イラン映画です。



 状況説明など一切なしで映画は始まり、進む。 どうやら離婚調停中らしい。 娘の教育の



ために外国に移住したいという妻シミン(レイラ・ハタミ)と、父親の介護があるからイランを



離れられないと主張する夫ナデル(ペイマン・モアディ)には妥協点がない。 妻は家を出て



行ってしまい、夫は仕事中に父の様子を見てもらうため介護人を雇うが、彼女は夫が失業



したためこっそり働きはじめた敬虔なムスリムであったことから思わぬ不幸な出来事が・・・。



 裁判官を前にした調停の場面では、二人の言っていることがまったくかみ合っていなくて、



「これは『羅生門』か?」みたいな気持ちに。 ただそこに悪意はなく、それぞれがよかれと



思ったことが裏目に出た・・・という歯がゆさというか悲しさというか。 ちょっとしたずれの



積み重なりが、そばにいる人を結果的に遠くへ連れ去ってしまう。 大人同士ならばそれも



仕方がないというか自分たちの責任でもあるけど、そのツケを子供が払わなければならない



というのは・・・このへんは国も文化も宗教も関係なく共通なんだな、と思い知らされる。



 離婚調停中の夫妻と、介護人夫妻、二組の夫婦・家族の言動について説明がまったく



ないので推察するしかないのだが、実際の人間関係においても誰かがナレーションして



くれるわけではないし、事実について聞いたとしてもそれは話す人の視点だし、傍観者か



神の視点で映画を見ることに慣れてしまっているなぁ、と感じたり。



 構成は見事だと思うのですが、それにしてもカタルシスがなにもない・・・。



 「えーっ、そんなところで終わり?」、と放り出されてしまった。





ブレーキ/BRAKE



 気分がどよーんとなったので、アクション映画を見ることに。



 始まってすぐに、「あれ?、『[リミット]』ってリメイクされたんだっけ?」と思う。 意識を



失っていた主人公がふと目覚めたら棺状の箱の中に閉じ込められてて・・・ってまったく



一緒の始まりだったので。 でもあっちはスペイン映画だけど主演はライアン・レイノルズで



台詞はほぼ英語だったからリメイクする必要はまったくないわけで。



   じゃあ、ネタかぶりなのか!



 『[リミット]』では思い切り埋められていましたが、こちらの方は透明の強化プラスティック



らしき箱に閉じ込められており、何故か視界にはカウントダウンするタイマーが。 しかもその



箱は走行中の車に積まれているらしく、カーブで揺れたり信号で止まったりする。



 ジェレミー(スティーヴン・ドーフ)は箱の中で携帯電話や無線機を発見、どうにか外部と



連絡を取って助けてもらおうとするが、実は自分以外にも同じような目に遭っている人物が



他にもいることがわかり、それは彼の“FBI特別捜査官”という職務がかかわっているよう



なのだが・・・。



 低予算映画はアイディア勝負である。 だから『[リミット]』に似てるというだけでマイナス



ポイントなのだが、きっちりミステリーに仕上げたそっちに対し、こっちはそれに対抗しても



負けるだけとわかっているのか、トンデモ度合いが半端でない。



 ほぼ出ずっぱりでトンデモ設定を引っ張り続けるスティーヴン・ドーフ、見直しました。



 しかし、これまたすっきりした終わり方ではなかった!



 まぁ、途中から「そうなんだろうなぁ」と予想通りの展開ではありますが・・・救いが全然



ないぜ。 どうせなら見ている側が立ち直れないくらいの衝撃ならいっそいいのに、救いが



ないと言っても中途半端だ・・・。 次、なにを見よう。


posted by かしこん at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月18日

パイは小さな秘密を運ぶ/アラン・ブラッドリー



 また新たなシリーズものに手を出してしまった・・・。



 舞台は1950年のイングランド、11歳の“あたし”、フレーヴィア・ド・ルースは化学大好き



少女。 元素周期表などは当然暗記しており、実験室もつくって天然資源から毒物を抽出



することがなによりも楽しみ、という強烈なキャラクターの持ち主。 でもそれをあまりヘンと



感じないのは、時代設定のせいもあるしフレーヴィアの一人称で進むからだろう。



   原題は“The Sweetness at the Bottom of the Pie”

          <パイの底にある甘いモノ>



 どちらかといえばコージー系。 でも時代モノの雰囲気もあるし・・・初めて読んだのに、



なんとなく以前似たモノを読んだことがあるような、といういい意味での懐かしさがある。



ペニーブラックのこととか、父親のパブリックスクール時代のエピソードとか。



 思わず、「自分の11歳ってどんなだったかな〜」ってことも考えてしまう。 自由奔放で



やんちゃだが、自分なりの理屈や正義を通そうとするフレーヴィアの言動は生意気だけど



キュートだ(自分の失敗や思い込みに反省したり恥じ入る記述があるからね、たとえ表面



上はそれをあらわさないとしていたとしても)。



 訳者あとがきによれば、作者のアラン・ブラッドリーはこの作品で2007年のCWAデビュー



・ダガー賞を70歳で獲ったとのこと。 70歳! ・・・そうか、庭師のドガーさんがある意味



作者目線なのね。



 このシリーズ、現在5作目まで邦訳が出ております。 また読んでしまいそうだな〜。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月17日

今日は3冊(マンガのみ)。



 新刊情報をチェックしてみると・・・今月・来月はなんかいつも買ってるマンガの続きとか



多いんですけど! 全然出ないときもあるのに・・・タイミングなんですかねぇ。



   悪魔の花嫁 最終章 6/あしべゆうほ 原作:池田悦子



 最終章が新たに始まってから何年か経ちますが、今回初めてストーリーがかつての



ものに近付いたというか、ものすごく“デイモス”を読んでいる気になりました!



 ただその分、絵が結構ひどいというか・・・デイモスから美貌が失われている感があるのは



残念。 今後もストーリーレベルではこのあたりを維持していただければ読む甲斐はある



かと。 帯によれば『クリスタル・ドラゴン』も連載再開で、完結に向けて動き出すそう



なので・・・あぁ、そっちも読みたいですねぇ(しかしそうなると既刊分は買い直しか?、という



不安もあるわけなんですが−全部実家だからなぁ)。



   星降草子〜夢見るゴシック 日本編/木原敏江



 西洋を舞台に『それは常世のレクイエム〜夢見るゴシック』という作品を一年半ほど



前に出してますが、今回、あえて“日本編”と断る必要があったのか? むしろ系譜としては



『夢の碑』に連なる内容だと思うのだけれど、出版社が違うし時期も違うからなのか、



シリーズ的な位置づけにした方が売れるという戦略なのでしょうか?



 長年、木原敏江ファンをしておりますのでだいたいどういう話になるかは最初の何ページか



読めばわかる感じになっているのですが、これは久々に王道の木原マンガ! これ一冊で



きっちりまとまる完成度が素晴らしい。 おまけに、わかっていても泣いてしまうよ・・・。



 鎌倉・室町時代あたりを描くのがこの人にはやはり合っているのかも・・・あぁ、ものすごい



満足感。 まだまだ描いていただきたいなぁ。



   アンジェリク [新装版]1/木原敏江 原作:アン・ゴロン



 そしたらば『アンジェリク』の新装版まで同時発売! 全4巻、毎月一冊ずつ出る模様。



コミックスでは全5巻、文庫版では全3巻だったので、ちょうどその間をとる感じですね。



 コミックスは小学生から何十回と読んでいたのでかなりボロボロ(あたしだけでなく妹も



読んでいたし)。 こっちに来て文庫版を買って、それも読んだり人に貸したりしてたけど



どこにしまったかちょっとわからない! それにやっぱり文庫サイズよりは大きいサイズで



読みたいですよね、と言い訳をしておりますが、『アンジェリク』は特別な作品なので。



 結構久し振りに読むのに、台詞とか構図とか結構覚えている。



 アンジェリクとジョフレがトゥールーズを出発するあたりで、「はっ、続きが手元にないのに



この先を読んではいかん!」と自主規制。 何回読んでも同じところで泣くのです、しかも



それが一か所二か所ではないので、読み終わる頃には泣き疲れてしまうのですけれど、



しかしそうやって一気読みするのが『アンジェリク』の醍醐味かと。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする