2014年04月16日

いまいち物足りない会見



 STAPの件で話題のS氏の会見の様子を文に起こしたものを読みましたが・・・あぁ、



科学者としての立場を崩さない話し方だなぁ、という印象。



 それに対して、質問する側のマスコミは「結局あるのか、ないのか」という二者択一の



答えだけを求めすぎてて、会話がかみあっていないという印象を何度も受ける・・・。



 えっ、もっと違うこと聞こうよ! なんでそこもう一歩踏み込まない!、といらっとした。



 だけど、なんでひとりずつ会見するんだろう? 主だった人をみんな集めて、しっかり



知識のある人たちに質問してもらったり、話をまとめてもらったらいいのに。



 でもそうすると、責任のなすりつけ合いが起こってしまうのだろうか(今の段階でもすでに



その傾向はあるけど・・・だからそれはひとりずつ会見するからでは?、と感じた)。



 特許申請中だとか、検証中だから全部言えない、という事情はあるにせよ、なんのために



開かれた会見だったのかの目的がいまいち伝わってこないのが残念だ・・・(生データなり



真正の写真があると言いながらもそれを出すことはなかったし。 マスコミ相手には言っても



わからんと思われたのか)。



 Oさんは「S先生にご迷惑をかけて・・・」と泣き崩れていたという報道もあったけど、あの、



W先生に対してのコメントはないんですか? W先生には迷惑をかけていないのか?



これまでの話の流れだと、鍵を握るのはW先生みたいな感じになってるんですけど(そして



今度はW先生が体調不良に見舞われている、という話)。



 まぁ、S先生が「有力な仮説」と言い切ったということは完全に存在は否定されたわけでは



ないってこと。 一年かけてやるという検証の結果を待つしかないんでしょうね。



 でもそういう段階なのに「あります!」と断言してしまったOさんには、やはり科学者としての



資質に疑問視を投げざるを得ないわけで。 まぁ、『Nature』に載っちゃったことがそもそもの



間違いの始まりだったのかも(マスコミの過熱報道がエスカレートしすぎた、というか)。



科学が身近になるいいきっかけだったのに、結果的にこの件に関して理系と文系の人の



考え方の違いが露骨にあらわになってしまった感がある。 本来はその違いは楽しめる



ものなのに、「理解できる、できない」の二元論になってしまっているのがかなしい。



 もうちょっと落ち着いて、話題にしたいものです。


posted by かしこん at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事問題・ニュースに思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする