2014年03月05日

ソロモンの偽証 第T部 事件/宮部みゆき



 読みたい本が順番待ちをしている状況で、図書館からの予約本(待機リストあり)が



来るとプレッシャーが半端ないのですが、実は先日から『銀河英雄伝説』も読み直し



始めてしまって(今、本伝の5巻に入りました)、それで『ソロモンの偽証 第T部』



ハードカバー740ページ越えって・・・。



 しかしそんなものは、杞憂。



 さすが宮部みゆき、二日で読み終えさせられてしまった。



   1990年、クリスマスの朝・・・。



 東京都内のある公立中学校、その年は前の晩から珍しくも大雪だった。 2年生の



ある生徒が通用門を飛び越えて学校に入ったら、雪の中にクラスメイトの死体を発見する。



それは自殺と判断されたが、事件は学校内外にくすぶっていた悪意を呼びさまし、次から



次へと事件が起きる。 生徒・教師・PTA・警察・マスコミ・・・さざ波は、どこまで大きな波と



なるのか。



 宮部作品に出てくる中学生(特にメインキャラ)は大変いい子が多いのですが、今回は



それぞれに闇を。 「これって、中学生がメインの『理由』ですか!」と途中はものすごく



盛り上がったのですが、終盤で「おや?」と・・・第U部の行く末が、第T部と大きく変わり



そう。 なんとなくミステリーというよりも、少年少女の成長物語系?(たとえば『ブレイブ



ストーリー』
みたいな)。



 あえて時代を1990年に設定したのは、携帯電話もネットもない環境で、にしたかったん



だろうな。 いじめを描くにも大違いだし。



 さてこうなると、第U部が届くのはいつか?! 目途がわからず、待つのもつらい。


posted by かしこん at 05:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする