2014年01月11日

ハンガー・ゲーム2/THE HUNGER GAMES:CATCHING FIRE



 今年初めての映画はこちらになりました。



 ジェニファー・ローレンス目当てで見た一作目『ハンガー・ゲーム』でしたが、やはり



二作目の目的もまた彼女・・・アメリカで大ヒットでも日本ではあまり受けない『トワイライト』



シリーズのような扱いっぽいのが気になります。



 でも思ったよりもかなり面白かったのです。 一作目を見ていない人をまったく相手にして



いないのもよかったかと(それでも147分ですけどね)。



   覚悟はいいか

              歴代勝者による、壮絶なバトルの幕が開ける!



 独裁国家・パネムでの第74回ハンガー・ゲームの優勝者となった12地区のカットニス



(ジェニファー・ローレンス)とピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)は、ゲーム勝者が住むことを



許されている区域で静かな生活を送りながら、凱旋ツアーで他の地区を回ることになって



いた。 首都キャピトルでは二人の人気は絶大だが、ゲーム中のカットニスの言動に



国家への不満を募らせる人々は救いを見た、と感じ取ったスノー大統領(ドナルド・サザー



ランド)はカットニスの抹殺を考えるが、ただ殺すだけでは反乱の火に油を注ぎかねない。



新たにゲームオーガナイザーとなったプルターク(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、次の



第75回は記念大会だから、と大統領に新たなゲームを提案する。



   一作目ではほとんど出てこなかったスノー

  大統領が、今回はかなり出てきて喋る。 それがストーリーにいい緊張感を与えている。



 よく考えたら去年を締めくくった『鑑定士と顔のない依頼人』も、今年初映画のこれにも



ドナルド・サザーランドが出ている。 しかも印象がまったく違う役なので(体型すらも違う



気がする)、妙に感慨深い。 今年もおじさま盛り沢山の映画を見られそうな気がする。



 ドナルド・サザーランド、ウディ・ハレルソン、スタンリー・トゥッチは前作に引き続いての



登場だけれども、フィリップ・シーモア・ホフマンといいジェフリー・ライトといい、今回から



出演の方々も結構大物である。 それがうれしくて盛り上がったのもあるかしら。 でも、



前作でいまいちぱっとしなかったピータが、「うわーっ、なんていいやつなんだ、ピータ!」と



何度も思わせてくれる描かれ方になり、微妙な扱いだったゲイル(リアム・ヘムズワース)も



立ち位置がはっきりしたし、カットニスをめぐる(そしてそれは国の今後をめぐるものでも



あるのだが)群像劇はくっきりと浮かび上がったのだった。 スノー大統領がカットニスを



排除したいと思う流れも自然で、説得力のある展開だったし(大統領の孫の存在をちらちら



映すところが効果的!)。 あぁ、そこが前作にはなかったところかしら!



   それ故に、更にジェニファー・ローレンスは輝く。



 カットニスとしてはもともと妹の身代わりとしてゲームに参加したわけだし、自分の家族や



大切な人々が危害を加えられないのならそれでいい、革命の旗印にされるなんてまっぴら



ごめん、という気持ちではあるのだが、それでも立ち上がる決意を固めるための過程が



ここでしっかり描かれていて、第三作目への期待が高まります(だから、「え、ここで終わ



られても・・・」という内容ではある、原作通りなんだけど)。



 戦うとは一体どういうことなのか。 そしてその規模が<戦争>につながると考えたとき、



自分の役割はどうなのか、と考えた人々が背景にいる、という物語だった(なので結構



何度もうるうるした・・・)。 その典型例が衣装デザイナーのシナ(レニー・クラヴィッツ)の



選択。 ちなみにシナは出番多くなるけど大丈夫なんだろうか・・・と思っていたら、レニー・



クラヴィッツの出番は多かったけど台詞は限りなく少なかったです。

 

 それにしてもサブタイトルを訳さないあたりが(たとえば『ホビット:竜に奪われた王国』



なんかと違って)、ヒットを期待されていない感じがありあり・・・一作目のTV地上波放送も



深夜だったし。 ぐっと面白くなったのに、残念だわ。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする