2014年01月10日

キリング シーズン3/FORBRYDELSEN



 スーパードラマTVにて、『THE KILLING/キリング』シーズン3・全10話を見終わる。



 デンマークの国営放送が制作のドラマなので、原題は“FORBRYDELSEN”(罪・犯罪の



意)。 『キリング』というタイトルはイギリスで放送されたときにつけられたもののようだ。



扱われる事件は常に殺人なので、まぁ直接的なタイトルです。



 事件が発生して、時系列通りに1話でほぼ一日分の捜査を描く手法はシーズン1から



変化なし。 だから今回は10日間の出来事。



 シーズン3で完結と決めてつくられたそうなので、これまでの集大成的というか、これまで



以上に刑事サラ・ルンドの人生、生き様を描くものになっていた印象。



   重犯罪を扱う刑事という仕事の過酷さを思い知る。



 ラストは、まさかそうなるのではないかとは思ってたけど、ほんとにそうなるか! でも、



もしあたしがサラの立場なら同じことするかも、ということでズーン、と胸に響く。 バッドエンド



だけれども、選択する中ではそれが最もよいものに思えてしまうというか。



 それもこれも、出てくる男たちがみな覚悟がないからなのだ。 それぞれの立場で守る



べきものがあるから、という気持ちもわからないではないが、これまでもそうやってきたから



今回のような事件が起こったわけで、根本的な解決になってない。 その守り方は間違って



いるのでは?



 だから、サラ・ルンドがすべてを引き受けるしかなかったのではないか。

 

 多分、首相(男性)も秘書的右腕の女性に見限られるに違いない。



 それにしてもデンマーク。 少数政党が乱立しているが故に単独与党が成り立たず、常に



連立政権を組まなければならないので政党間のパワーバランスに振り回されて首相と



いえども意志を通せない、というのはなかなか厳しいものがある。 そりゃ、裏でいろいろ



行われちゃいますよね。 政治家も人気取り先行だったり相手のミスをあげつらったり



しちゃいますよね。 国民も政治に対して不信感を持ちますよね。 なんだか日本みたいで



親近感(?)を持ってしまうわ。



 それにしても・・・ルンド、この先、どうするの〜。



 ダークな余韻に打ちのめされて、しばし立ち直れそうにない感じ。


posted by かしこん at 06:27| Comment(1) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする