2013年08月02日

すずなり

 気がつけば、8月に突入。
 だが、しばらく前から暑かったので、気持ちの上ではもう8月になったような気がしていた(永遠に8月が続くのではないか、という不安がなきにしもあらず)。
 しばらく前から、例によって誰かがホースで水をまいている音で目が覚める。
 セミの鳴き声である。 ふと、思う。 このセミたちはどこから来たのか? 近くに森があるわけでもない、しっかり舗装された地域じゃないか。 土があるのって公園か街路樹的植え込みのところぐらいしかないし。
 そういえば今年、フェンスやコンクリートの壁にしがみついてるセミの抜け殻、見てないなぁ。
 そんなことを思いながら朝、仕事場に行こうといつもの道を早足で歩いていると、公園にいる少し背の高い木から何かが飛び立って、ちょっとしてUターンしてきた。
 セミだった。 羽の付け根部分もくっきりと濃い茶色で、成虫の風格。
 ということはこの木が巣みたいなもの? ここの下の結構固めの土から幼虫は這い出てくるわけ? といってもここのまわりはずっと植え込みだから葉っぱの影ではどうなっているかわからないなぁ、とかがんでみたら・・・。
 繁茂しすぎて、日がよく当たらない葉が枯れてきているのかと思った。

  鈴なりのセミの抜け殻.JPG 実際はそういうのもあるけれど・・・。

 茶色いのはセミの抜け殻だった!
 葉っぱに、あたかも鈴なりのようにしがみついたまま(いったいいくつあるのか、数えるのが怖いほどであった)。 なるほど、この数メートル幅の植え込みからこれだけ生まれれば、そういう部分は他にもちょこちょこあるし、100%成虫になれないとしても全部で結構な数になりますよね・・・。
 そりゃシャワーの音に聴こえるよ・・・。
 しかし、葉っぱにしがみついて羽化するなんて初めて見た。 でも、もともとはそうだったのかも。 この抜け殻は葉とともに落ちて、もしくはその前に誰かの栄養分になるんだろうか・・・。
 ボーっと考えて、「あ、写真撮らねば」とごそごそしていたせいで、電車が一本遅れた・・・(間に合ったからいいんです)。

 8月半ばぐらいだったか、神戸市役所のすぐ横を通ったときに何者かに狙撃され、それが東遊園地に生息しているクマゼミの体当たりであると気づいたときの衝撃もまた、大きかったですけどね(ビルが鏡面ガラス張りであるせいなのか、次々と体当たりをしてくるので自分に当たらなかったとしても周囲のガラス壁を揺るがす重低音にもビビります)。
 セミって、大変。

posted by かしこん at 04:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと/街の中の自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする