2013年08月31日

冷たいデザート♪

 そんなわけで大きな仕事が終わりほっと一息。
 最近、暑さのせいで冷たいものばかり食べていますが(そしてちゃんとしたお店に寄る時間がないのでスーパー・コンビニスイーツが中心になっておりましたが)、すっかりゼリー好きのこの夏、「ゼラチン買ってきて自分で何かつくってみようかな♪」みたいな気持ちに。
 そんなわけでまずこんなものを読んでみる。

  冷たいデザート1.jpg ひんやり幸せ、冷たいデザート/七沢なおみ
 アイス・ムース・ババロア・グラニテ・パフェなどなどのレシピがございますが、やはり惹かれるのはゼリー関連。 ・・・意外と、ゼリーのつくり方にはそんなに工夫がないというか、子供の頃に読んだ記憶とあまり変わりがなかった・・・ま、あとはなにをメインの材料に選ぶかと、組み合わせの妙ですよね。
 でも、冷たいものばかりでは、とこっちの方にも惹かれてみたりして。

  グラチネ.jpg グラチネ/荒木典子
 グラチネとはオーブンで焼いて表面をかりっとさせたものの総称、つまりグラタンです。
 だからといってホワイト(ベシャメル)ソースばかりってわけではないのがこの本のよいところ。 タマネギを丸まま一個、中心部分を抜き取ってそこに丸めたベーコンを詰め、チーズで上面を覆ってオーブンに、みたいな簡単だけどすっごく美味しそうなものも載っている!
 あぁ、自分で料理してみようとか思うなんて、なんて今あたしには心のゆとりがあるのかしら! しかも「おいしそう」と思えるのだから暑さのピークは抜けた証拠?
 ちなみに、ネット上には様々な料理レシピがあふれておりますし、あたしもときどき利用しておりますが、このように「写真集としてもグッド」な料理本をむしろあたしは愛しております。

posted by かしこん at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月30日

仕事の夏は終わった!

 7月後半から続いていた大きな仕事の波が一段落!
 なんとか無事終了!
 気持ちの上では、これで夏が終わった・・・という感じ。
 というわけで、寝ます。
 土曜日は一日寝込んでいることでしょう・・・。

posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月29日

なんか、あたし、買いすぎ?

 暑さのせいであろうか。
 なんでもかんでも暑さのせいにしていますが、暑いのはほんとにダメなんです。
 最近ちょっと朝晩はもわっとした感じがなくなってきたなぁ、と感じてうれしいんですけど、陽射しは相変わらずきつい。 なのに駅とか電車内とか仕事場も一気にエアコンや空調を弱めている。 いる場所にもよるけど、涼しくなった実感がない!
 だからでしょうか、ネット通販でポチっとしてしまうことが多いぜ。 アマゾンでも『からだ巡り茶』(最近近所で見かけない)の2Lボトル1ダースを注文してしまった・・・水出し麦茶に飽きてきている、まだまだ水分が必要だと感じているらしい。
 認識力も決断力も緩んでいる。

  つぎはぎプラネット.jpg つぎはぎプラネット/星新一
 これまでどの本にも収録されていなかった作品全部を網羅、これでもうあなたは星新一のすべてのショートショートを読んだことになる!、とのキャッチコピーですが、それってそれ以外の作品を全部読んでいる人前提ですよね・・・多分あたしは大概読んでるとは思うけど。
 でもなんだか表紙の感じが星新一っぽくない・・・新潮文庫なら真鍋画伯でしょう!

  代替医療解剖.jpg 代替医療解剖/サイモン・シン エヴァート・エルンスト
 サイモン・シンって『フェルマーの最終定理』の作者だよねってことで選んだ。
 たまにサイエンス系に行ってしまいたくなるのはあたしの悪い癖なのか、もはやその手のジャンルが好きだからだとしか言いようがない。 雑食ですが、偏食です。

  宰相のインテリジェンス.jpg 宰相のインテリジェンス/手嶋龍一
 こっちはあたしがあまり得意としないジャンルだが、個人的に手嶋さんは憧れをもつ人物像である(物腰は柔らかいが、言うことは鋭くてシビア)。 池上さんもそうだけれど、NHKに収まりきれずに出てきた人たちは民放テレビ局を出てきた人より自由度が高い気がする(アナウンサー出身ではなくて記者だったからだろうか)。
 『ウルトラダラー』も読んでいないのに大丈夫か・・・でも、素通りできない題材ではある。

  すいか1.jpgすいか2.jpg すいか/木皿泉+山田あかね
 TVドラマ『すいか』のシナリオ集復刊!
 なんだかとても懐かしくて。
 そして最終回が時間延長だったのに気づいていなくて録画セットを失敗し、ラスト数分のみ見ていないあたしは、これで本当のラストシーンを確認したいと思う。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 05:13| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月28日

出遅れシアター → 真夏の夜にはホラー映画?

シャーク・ナイト/SHARK NIGHT
 様々なキャラの大学生が、憧れの女子学生の湖畔にある別荘にお呼ばれ。
 そんな設定からしてB級ホラー以外の何物でもない作品となっておりますが、これがちょっと新しいのは、湖にサメがいる!、ということ。
 湖といっても汽水湖なんですけどね。 映画公開時は3Dだったようですが、WOWOW通常画面でも3D感はそこそこ楽しめます。
 若干塩分がある湖といったって、実際はほんとの海よりは生活しづらいのではないかと思いますが、サメたちはいたって元気。 全長3m以上はあろうかというサメが、イルカ顔負けの空中ダイビングをする姿は圧巻!

  シャークナイト.jpg でも、大概のひどいことは人間にされている・・・。
 若者たちもですが、実はサメたちも一部の人間によってひどい目にあわされている、という・・・動物パニック映画というよりも変態サイコパス映画だったのでした。
 いまいち涼しくなれなかった・・・。

イル・ディーヴォ〜魔王と呼ばれた男/IL DIVO
 ならばやはりいちばんひどいのは人間であろう、ということで実話ベースのこちらを。
 イタリアの元首相で、その後共和国大統領になり数十年もの間権力を握っていたと言われるジュリオ・アンドレオッティ<魔王と呼ばれた男>の物語。
 現役の首相時代から、のちにマフィアとの癒着をとがめられて裁判にかけられるところまでを描いてはいるものの、時系列がパンクで、冒頭から彼にとって都合の悪い人物が次々と、しかも劇的かつスピーディーに暗殺されていく様には度肝を抜かれる(どういう誰それであると人名テロップが出るが、最初はよくわからない)。
 中盤以降の進行は時系列通りになるけれど、その当時のイタリア国内の状況を知っておかないとさっぱりわからない。 さっぱりわからないのに、妙に持続する緊張感がこちらを引き付けて離さないという恐ろしさ。 洗練された『死都ゴモラ』って感じもあるのだけど、実際イタリアってファッションと料理のラテンのノリの国じゃないんだな・・・ってことを実感。
 思わず、ぞぞっとしましたよ。
 寒くなりたいなら、むしろこういう映画のほうがいいのかも。

ラベル:外国映画
posted by かしこん at 05:51| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月27日

やっと届いた4冊

 「只今調査中です」となっていたメール便、やっと届きました。
 とにかく行方不明?になっていたのがこの二冊・・・。

  死者の声なき声1.jpg死者の声なき声2.jpg 死者の声なき声/フォルカー・クッチャー
 『濡れた魚』に続くベルリン警察シリーズ2作目。 「わー、すごい、面白いよー!」と思いつつまだ一作目が途中なあたしなので、これに手をつけるのはまだまだ先になりそうですが。 北欧ブームがドイツに飛び火、まだ続いています。

  事件記者コルチャック.jpg 事件記者コルチャック/ジェフ・ライス
 もう十数年前のことですが、スーパーチャンネル(現:スーパードラマTV)で連ドラの『事件記者コルチャック』見てました。 頑固一徹、事件解明に食らいつく記者魂を持つコルチャックが大塚周夫さんの声とはまってて、なんとなく見始めたけど再放送を含めて結局全話見た・・・特撮などかなり甘いんですが、こちらは時代ものとして見ているので特に文句はなし(ただ、首なしライダーの回はどう考えてもライダースーツでごまかしてるだろ、とかはありますけど)。
 なんとそれがジョニー・デップ主演で映画としてリメイクされるそうで、それを機としての出版。 ドラマ用の脚本を書いたリチャード・マシスンへの追悼というか、それに乗っかっている部分も感じなくもない(なにしろジェフ・ライスはこれしか書いていないのだから)。
 スーパードラマTVで、また放送してくれないかしら。

  キングオブクール.jpg キング・オブ・クール/ドン・ウィンズロウ
 東江さんが翻訳ということは、<サーファー探偵>シリーズじゃないし、『野蛮なやつら』絡み? もしやそれとも麻薬戦争絡みの別シリーズですか?、と予想しておりましたところ、『野蛮なやつら』の前日譚だそうでございます。
 なんとなくドン・ウィンズロウにおける東江一紀さんはコニー・ウィリスにおける大森望さん、というイメージがあったので、今回の訳者あとがきはなんだかさらっとしていて物足りない!
 まぁ、ウィンズロウは結構メジャーになってきましたし、今では東江さんがすべての作品を翻訳しているわけではないし、『ストリート・キッズ』あたりの熱をいつまでも持ち続けていることの方がおかしいのかも(東江さんの方にもいろいろご事情はありそうですし、今回訳してもらえただけありがたいんですが)。
 でも、ちょっとさびしい・・・我儘だ。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 04:45| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月26日

いつの間にやら、10冊。

 発売日近辺に本屋に行けるかどうかわからないので、最近はhontoサイトで予約を入れておいたりしていますが、いまいち使い勝手に慣れないのと(アマゾンの「これを買う人はこれも買っています」機能がないせいもあり)、在庫が少ないのか発売日直前の本が「お取り扱いできません」と表示されたり、いくらポイントがつくからって使いにくいんじゃ!
 しかも配達はメール便を使っているので、「発送しました」の連絡がきても届くのに何日もかかることがある。 だったら本屋行く暇あるかも? アマゾンのほうが早いかも?!
 そんなわけで、しばらく試行錯誤を続けたいとは思いますが・・・。

  アラインゲンガー1.jpgアラインゲンガー2.jpg 単独行者‐アラインゲンガー/谷甲州
 暑いので、読んでいない山モノを探した結果。 新田次郎の『孤高の人』とはまた違う人物像ということですが、あたしの今のいちばんの目的は寒さを感じることですが・・・読んでいる時間がない。 読むのが早いか涼しくなるのが早いかのレースになりそうだ。

  ローラフェイとの最後の会話.jpg ローラ・フェイとの最後の会話/トマス・H・クック
 表紙のイメージがトマス・H・クックっぽくない!、ということで。 しかもこれまでの作品はたいてい文春文庫から出ていたのに、ここからハヤカワってなにかあったんですか(次もハヤカワのポケミスから出てるし)? それも文庫を待つであろう。

  花冠の竜の国2−01.jpg花冠の竜の国2−02.jpg 花冠の竜の国2nd@A/中山星香
 『花冠の竜の国』は小・中・高校と読んできたマンガですが、なんとセカンドシーズンが始まっていたことを知る。 エスターとリゾレットのその後・・・って容易に想像できるのではありますが(結局いつも同じことの繰り返しであろう・・・)、でもこの異世界のことやウイングチップのマスター・エクタさんや騎士ノエルなど、他の人物のことは気になるわけです。

  人類資金1.jpg人類資金2.jpg 人類資金T・U/福井晴敏
   金の延べ棒が並んでいるのが本来の表紙、映画宣伝用に巨大な帯が。
 これは映画の予告を見て、「M資金とかマジか! トンデモ話にハッタリ効かせすぎ!」と腹を抱えて笑ってしまいそうだったのだけれど、本の一巻目が「期間限定¥250−」というのも見て、これってある意味お祭り騒ぎだなぁ、と感心したので。 映画界と出版界が手を取り合ってのメディアミックスって基本だけれど、やはり応援したいじゃないか。 個人的にも戦後史に興味はありますしね。
 でもこの映画にヴィンセント・ギャロが出る意味がわからない・・・。

  宝石の筏で.jpg 宝石の筏で妖精国を旅した少女/キャサリン M.ヴァレンテ
 <21世紀の『不思議の国のアリス』>というキャッチコピーには、ついつられるでしょう!
 主人公は9月生まれじゃないのにセプテンバーという名前の少女、竜と魔法の国で様々な神、何故か付喪神まで出てくるというすごさには興味をひかれますよ。

  占星術殺人事件完全改訂版文庫.jpg 改訂完全版 占星術殺人事件/島田荘司
 『占星術殺人事件』を読んだのは高校生ぐらいかと思いますが、改訂完全版ってどういうこと!、とびっくり。 日本の本格推理小説界における金字塔のひとつだもんね、と買っておくことにする。 むしろ記念品か?

  虹果て村の秘密.jpg 虹果て村の秘密/有栖川有栖
 子供向けの企画<ミステリーランド>がようやく地味に文庫化スタート。 あたしは乙一の『銃とチョコレート』が早く読みたいです。 でもジュブナイルとして書かれるミステリには不思議な郷愁が宿る気がするのはあたしだけ? そして有栖川有栖を読むのもすごく久し振りかも〜。

 というわけで何個かの包みに分けて10冊がじわじわ届いた・・・あと何冊かがまだ届いていない・・・梱包・輸送と各方面に迷惑をかけているだけではないのか、と、この買い方、ちょっと反省中。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 05:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月25日

パシフィック・リム/PACIFIC RIM

 ギレルモ・デル・トロという監督の名前をあたしが知ったのは結構前、『デビルズ・バックボーン』『パンズ・ラビリンス』だったので、ミニアシアター向けアート系作品の方だと思ってたんですが、幽霊や怪物の描き方に妙な存在感はあったんですよね。 のちに、リアルなオタクであることを知るわけですが。
 そんな彼の怪獣映画愛が詰まった作品!、ということで、当然ゴジラやガメラ、ウルトラマンシリーズなどを見てきたあたしも見ないといけないみたいな気持ちに。

  パシフィックリムP2.jpg 人類最後の望みは、この巨兵。

 なにしろ冒頭から、KAIJU:怪獣(Japanese)みたいな説明書きが!
 2013年のある日、巨大な生命体が太平洋の深海から出現した。 環太平洋(つまりパシフィック・リム)の都市を次々と壊滅状態に追い込んでいくそれに対抗するために、人類は一致団結して人型巨大兵器イェーガーを開発する。 2人以上のパイロットが乗り込んで思考と行動をリンクさせて戦うので、イェーガーのパイロットには適性と相性がなにより重要視される(そのため兄弟・親子であることが多い)。 そんな戦いが10年間続いています、という初期設定のこの世界では、すべての国の人間が謎の“それ”“カイジュウ”と呼んでいるのだ! なんだかそれだけで盛り上がるよ!
 しかもイェーガーのスタイルときたらモビルスーツ、いかにも『ガンダム』的というか、日本サンライズ作品のロボットのような重量感で『トランスフォーマー』で感じた物足りなさをすっかり解消。 ロボットなのに中に人が入って自分の動きで操縦するなんて非合理的な方法なのに、日本のロボットアニメを見て育った身としては「そうでなくっちゃ!」という気がする。 2D字幕版を見ましたが、これはもしかしたら吹替版のほうがより盛り上がるのではないだろうか・・・時間が合えばもう一回見に行きたい。

  パシフィックリム6.jpg ただ残念なのは、怪獣がリアルタッチの上に動くスピードが速くて全貌が把握できないこと。 ウルトラ怪獣的なキュートさもない。
 しかし10年も戦ってきたのでイェーガーの老朽化・維持費、新規開発費用などが負担になっているらしく(怪獣も次々と出現しますし)、各国の首脳連合はイェーガーを捨て、太平洋の周囲に壁をめぐらすという作戦に切り替えるという無茶苦茶さ。 共通の敵が現れたことで世界は協調の道を一気に歩んだのに、やはり政治家はアホなのか!
 今ある予算と設備で、イェーガー作戦本部は独立軍として最後の戦いに臨む・・・という話。
 全人類消滅の危機、高い壁をつくって対抗、というところでも『ワールド・ウォーZ』との共通点は多いのだが、映画全体に漂う空気感はまったく違う。 世界各国からキャストを集めていてもこちらの方が知名度は一段落ちる方々ということもあるが、とりあえず、見ていてわくわくするのである。 重厚感あふれる映像、終末感が漂う暗さもあるのに、心が躍ってしまうというか。 ・・・あたしも、オタクなのか?
 太平洋から現れるから海での戦いが多いのだけれど、でもやっぱり湾岸に上がって建物などをぶっ壊しちゃうわよねぇ、それでこそ怪獣映画よねぇ、と感心。 しかし初期のイェーガーの動力が原子力という設定にはすんなり頷けない、心が痛い日本人。

  パシフィックリム1.jpg 芦田愛菜ハリウッドデビュー作!
 正直なところ、だれよりも力の入った演技だったような気がする・・・彼女が成長して菊池凛子になるというのはどうも納得がいかないのだが(しかも彼女の日本語の発音がヘン! そっちの世界観では世界レベルで言語が混ざるのか?)。
 ツッコミどころは多々ありますが、数学的見地から怪獣の出現パターンを探る人と、怪獣の生態・構造面からアプローチする二人の科学者の別の意味でのオタクっぷりも面白かったです(マッドサイエンティストまでいかないキュートさというか)。
 怪獣もよく見えないながらも、「今の、顔がガメラっぽい!」とか「あれ、絶対モデルはビオランテに違いない!」などと盛り上がってしまったので、詳しい方はきっともっと盛り上がれるでしょう。 音楽も日本版『ゴジラ』シリーズのテイストだったし。
 エンドロールにはイェーガーと怪獣たちの図解みたいなものが出てきて「おーっ」となるし、エンドロール終了後にもおまけ映像あります! それもいかにもB級映画のエンディングっぽく見せながらしっかり裏切る展開はかつてのUS版『ゴジラ』への皮肉?!
 レイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧げられた献辞にも感動。
 あー、面白かった!、と明るい気持ちで映画館を出てこれる久し振りの映画。
 これこそ夏休み大作にふさわしい!

ラベル:映画館 外国映画
posted by かしこん at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月24日

雨が降ったら涼しくなりましょう



 普段、あたしは携帯電話のアラームを目覚まし時計代わりにしているのだが、



そして配信されたニュースが画面に自動的に流れる設定にしているのだが、



金曜日の朝は目覚めた瞬間「暑さ、10月まで続く模様」という流れる文字に



おもいきり気分をへこまされた。 週末なのに、もうグロッキー。



 天気予報で、夜に雨の可能性がありということだったので折りたたみの傘を



持参した。 その雨とやらがゲリラ豪雨である場合はこんな折り畳み傘では



太刀打ちできないのであるが、ないよりはましというか、出かけるときに降って



いないから大きな傘を持つのがイヤという理由。 どうせ帰りは遅いし、降るに



しても仕事場にいる間かと思って。



 そして実際、20時頃に激しい雷雨。 当然仕事場にいたので雨粒が窓をたたく



音で気づいたが、他の人によれば19時過ぎあたりから黒い雲と雷の気配はあった



らしい。 30分以内で、雨はやんだ。



 しかし神戸市内としては久し振りのまとまった雨なので、家に帰るために外に出た



空気はとてもほこりくさかった。 普段どれだけ大気が汚れてるってことですよね。



しかも特別涼しくなっているわけでもなし。 その日は地蔵盆という地域の祭りの日



でしたが(あたしはいわれがよくわからないのだが、なんだかハロウィンぽいなぁ、と



勝手に思っている)、ちょうど帰り道でゲリラ豪雨に遭遇した家の人によれば祭りの



方々はてんやわんやだったそうである。 ちなみに家の人は通り道のスーパーで



豪雨をやり過ごし、無事でした。



 しかし土曜日はその勢いで朝からずっと雨、ということで・・・家から一歩も出ない



休日を満喫する身としてはエアコンの効きがよく(一時間ほどつければしばらく消しても



大丈夫)、雨の音も心地よくて久々に気持ちよく熟睡。



 あぁ、眠るって、気持ちいい。



 日曜日もそんな天気らしいので、とりあえず沢山寝ようと思う。



 こういう規則正しくなさが、あたしの悪い癖なのだろうか。



 局地的な豪雨に悩む方々には大変申し訳ないですが・・・。


posted by かしこん at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月23日

最愛の大地/IN THE LAND OF BLOOD AND HONEY



 大作ばかりでもあれなので(それはそれで面白いんだが)、ガツンとくる映画も見たいな、



ということでものすごく久し振りに神戸国際松竹へ。 ここでしか上映しない作品も多いの



だが、レイトショー枠なし・4つのスクリーンで常時6作品以上を上映しているため時間を



合わせるのが難しい!



 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を描いたアンジェリーナ・ジョリー長編初監督作品!、と



いうだけの宣伝文句に「なにしろ国民難民高等弁務官特別大使だから一般には知られて



いない情報も手に入る立場でできるだけ公正にあの紛争を描くのか、それともあえて悲劇を



重視するのかどっちなんだろう?」という興味をひかれたのは事実である。



 でもそれだけではなかった、女の底知れぬ強さとはかなさのほうがむしろ印象に残って



しまう。



   いまこの地で 本当の愛が試される



 ファーストカットの風景は、もしかしたらアンジェリーナ・ジョリーが初めてこの土地を



訪れたときに見たものなのかな、と感じる。 少し寒々しい緑に覆われた起伏のある大地。



 紛争が起こる前は、セルビア人もボスニア人もクロアチア人もそれぞれが隣人として



仲良く暮らしていた、とテロップが出る(正確に区別するとすれば、セルビア人はギリシア



正教徒、ボスニア人−ボシニャック人はイスラム教徒、この映画字幕ではムスリムと表現、



クロアチア人はローマ・カトリック教徒。 でもこの地に住む人々の言語・文化は共通)。



 事実、ボスニア人でムスリムの画家アイラ(ジャーナ・マリアノヴィッチ)は最近知り合った



セルビア人警官ダニエル(ゴラン・コスティッチ)とデートに出かけ、ライヴを楽しみ一緒に



お酒を飲む。 が、ライブハウスのにぎわいが最高潮を迎える頃、突然爆弾が破裂する。



大勢の人が死に、この事件が紛争のきっかけとなったのだろうか。



 4ヶ月後。 アイラと姉たちは不穏な状況を察して逃げ出す準備をしていたが、アパートに



セルビア独立軍が踏み込んできてムスリム系男性住民を全員射殺。 若い女性・技能を



持つ女性はセルビア軍のための下働きその他として即連行。 そしてその場で彼女たちは



理不尽な命令に対しても逆らえば即殺されるという現状を目にして凍りつく。 そしてアイラの



視線の先にはセルビア軍の将校となっているダニエルの姿があって・・・という話。



 なんとダニエルはセルビア軍のブコエビッチ将軍の息子だったのだ。



 仕方がないことなのだが、台詞が英語である。 現地出身の俳優さんたちを揃えたのだろう



リアリティも、なんだかそれだけで損なわれてしまう感じがして残念。



 ムスリムの女性に対する仕打ちはほんとにひどいのだが、それはセルビア軍側が特別



残酷だというわけではなくて(残忍なのは残忍だけど)、そういう状況下になればどこにでも



起こりうること(バカな男はいくらでもいて、そういうやつほどいくらでもつけ上がる)。 一人の



女性が連れて行かれても、周囲の女性は誰も助けようとしないというのもまた・・・抵抗しても



殺されるだけだというのが身にしみてわかっているから、心を殺して我慢すれば命だけは



助かるかもと思っているから。 でもあたしは殺されても抵抗できるやつでありたい。



 勿論、その場にならないとわからないけれど、そしてできればそんな場には身を置きたく



ないけれど。 「とにかく戦争は始まったら簡単には止められないのだから、とにかく戦争は



ダメ」という監督の主張はストレートに伝わったので、そこは成功だったのではないかしら



(歴史的?には<ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争>だが、現場にいればそれは戦争である)。



 ただ、「本当の愛が試される」のかどうかについては・・・悩むところだ。



   ダニエルのアイラを助けたい気持ちは確かだったとは

                  思うが・・・彼は彼で父親との関係で葛藤を抱えている。



 アイラとダニエルは付き合い始めたばかりだったようだし、まだ心の底からの信頼関係は



築けていなかったように見える。 その状態で紛争に巻き込まれたのだから(ましてアイラは



迫害を受けた側である)、ダニエルを信用しろというのも難しい話。 ロマンティックな演出を



一切廃し、白い壁に写る影で叙情を漂わせるものの、アイラの本心はわからないように



なっている。 勿論、ダニエルへの愛情もあっただろうけど、憎しみも同じぐらいあったの



かもしれない。 そんな彼女の強さが、他の抵抗もできずにただひどい目にあわされて



殺されていった無名の女性たちの悲しみや哀れさをもかき消してしまいそうで、そこは



やりすぎだったような・・・でも実にアンジェリーナ・ジョリーらしいような。



 ダニエルの父親はムスリムを異様に憎んでいるが、それは子供の頃に自分の家族を



殺されたからで、しかもそのムスリムというのはハンジャール(親ナチ派のイスラム教徒)



だったりする。 アイラの祖父はパルチザン(ナチに抵抗したグループ)なのである。 民族



視点にかたまると、個人の主義主張は見えなくなってしまう愚かな例だ。



 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を扱った映画は何本か見たことがあるが、ほとんどが



<その後>の物語、かろうじて生き残った女性たちの苦悩にフォーカスした映画が多かった



ように思う(『サラエボの花』や『あなたになら言える秘密のこと』などなど)。 実際に戦争



状態を描いたものってあまり見ていなかったかも(『ウェルカム・トゥ・サラエボ』ぐらい?)。



 1993年〜1995年、という決して昔ではない時期、大国に利がないという理由で国連が



早期に介入しなかったという事情が世界の罪悪感を疼かせるのか(そのあたりはルワンダ



問題と似ているなぁ)。 しかし言い訳ですが、日本にいると民族紛争の切実さって理解し



がたいものがあるし・・・言葉が通じて文化的価値観もほぼ同じなら敵対する必要がない



ではないかと。 まぁ、現在ネット上では考え方の違いで罵詈雑言が飛び交っているけれど、



だからって実際に殺し合うわけではないし。



 日本は平和ボケです、すみません。 でもそんな平和ボケを守るためにも精いっぱいの



努力が必要なんですよね。



 この映画には救いがなくて、涙を流す余裕もない。 でもだからこそいろいろ考えることが



できるのかも。



 『IN THE LAND OF BLOOD AND HONEY』血と蜂蜜の大地で



 どんなことがあろうとも、それでも故郷はいとおしいということなのか、どこの誰であっても



ルーツを辿ればいい時代も流血の時代もある、ということなのか。 てことは戦争のない



国も時代もないじゃん・・・。 お先真っ暗、という気持ちになるが、だからこそチャレンジ



すべき問題なのでしょうね。 まずは個人が人間としてレベルを上げていかないと・・・反省。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月22日

暑さ寒さも彼岸まで、では・・・。



 なのに、あたしの前にはガリガリ君の当たり棒が3本ある(増えた!)。





 あぁ、また高校野球も世界陸上も1ミリも見ていないのに終わっていく・・・(実は、



終わったのか終わっていないのかもよくわかっていない)。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月21日

迷宮回廊 第1巻/神谷悠



 きゃーっ! 京ちゃんと一平くんが帰ってきた〜!



 心の中で、つい叫びたくなる。 彼らのシリーズ第一作『華迷宮』は1991年発表だ



そうで、その頃大学新入生だった彼らはあたしより年上だったけれども、今、あたしは



彼らの年を追い越してしまっているかもしれない・・・(劇中でもそれなりに時間は流れて



いるんですがね)。 作者が子育てひと段落のため仕事再開による連載始まってたの、



知らなかった!



   とりあえず山田一平くん、ちょっとおっさん化しているぞ!

       京ちゃんはますます年齢不詳どころか性別不明になっている・・・。



 物語は彼らが身近で出会った人たちが大なり小なり事件に巻き込まれたりして、お世話



好き一平くんのサポートのもと京ちゃんが事件をあっさり解決、というこれまでの<迷宮



シリーズ>から路線は大きく外れていない。 むしろ『迷宮回廊』という大きなタイトルを



つけた分だけ、サブタイトルの自由度が上がる!



 うわぁ、京ちゃんが初対面の人と普通に世間話ができるようになっている〜



 それもなに、医師としての日々患者さんたちと接する上で身についたこと?



 成長したねぇ!



 いや、成長してるのは妻と一女を持つ山田くんも安定感が増しており(でもフットワークは



軽い)、アキラくんだってもう22歳とな! むしろ40歳を越えていないとおかしいはずの



結城が若すぎるぞ! まだレギュラーメンバー全員戻ってきてないし!



 めでたしの第一巻。 これが続いてまたいろんな人たちが出てきてくれたらうれしいな。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月20日

ムービー43/MOVIE 43



 まさかこんなポスターだとは思ってもみなくて・・・。



 久し振りに「やっちゃった感」が全開なんだけど・・・。



   レッツ!ドン引き

    豪華オールスターを無駄遣い!

    かつてないエクストリーム3G【下品・下劣・下衆】映画、上陸!



 まぁ、実際オールスターキャストなんです。



 それにオムニバス映画だから多少はずしてもなんとかなるか、と思ったわけですが。



 最近まったくヒット作がない脚本家のチャーリー(デニス・クエイド)は、ハリウッドの大物



プロデューサー(グレッグ・キニア)のオフィスに売り込みをかけ、自分の映画企画を話す。



その二人の様子と、アイディアとして話される部分の再現フィルム?、みたいなつくり。



 個人的には、デニス・クエイドとグレッグ・キニアのツーショットにはニヤニヤするものが



ありましたよ。 しかもアイディアひとつ目はケイト・ウィンスレット&ヒュー・ジャックマン!



これは意外といけるかも・・・と思ったものの、そこからぐんぐん内容も笑いもトーンダウン。



 アメリカ人とは笑いのツボが合わないな!、としみじみ思う・・・。



 しかも内容が中途半端というか、<ドン引き>って言うほどでもないし(引くには引くけど)、



わりと同じようなトーンのお下劣さなので見ていると慣れてきてしまうというか、メリハリが



ないので大変ばかばかしくて飽きてきてしまいましたよ。



 だから見どころといえば「こんな人まで出てるの!?」ぐらいで。



   クロエ・グレース・モレッツ、仕事選んで〜。



 超ベテランがやるのはいいけど、若手を巻き込まないでくれる?!



 しかも最も許し難いのは、ひとつひとつのネタ(ショートムーヴィー)がしっかり落ちて



いないこと! 特にデニス・クエイドとグレッグ・キニアの場面は何度も登場してポイントを



繋ぐ要のストーリーなのに、なし崩し!



 どんなにばかばかしくても内容がなくっても、要所要所を締めればそれなりに見られる



ものになるのに・・・ほんとに俳優さんたちを無駄遣い。



 もしくは、一流どころの方々がためらいなく放送禁止用語(?)を繰り返し言う(場合に



よっては叫ぶ)というのが英語圏の方々にとっては爽快なのかもしれないけれど・・・そこは



あたしは理解できないからなぁ。



 よくこの映画、日本で公開できましたね、と感嘆の念を禁じえないです。


posted by かしこん at 04:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月19日

今日の3冊。



 もう夏休みも終わりである。 全然涼しくなっていないのに、納得がいかない。



 とはいえ髪を切ってもらってきたので、頭を洗ったり髪を乾かしたりといったことは



楽になってうれしい(あたしはもともとショートカット派ですが、短い故に髪が伸びる



ことに敏感というか、蒸し暑さがこたえます)。



 その後、大丸神戸店に顔を出してみたら、めずらしくも店員さんが拡声器で呼び込み。 



「ストール¥1,050均一ですよ! 人気のお色からなくなってしまいますが、ご了承



下さい」というワゴンにひかれて寄ってしまいましたが素材がポリエステル・・・インド綿が



よかったよ。



 しかしその並びの「アクセサリー¥1,050−均一」をうろうろ。 多分合成樹脂とかの



なんだろうなぁ、と見ていったら不意に天然石のものが混じってる! こりゃお得かも、



と思って探してみると、なんかいい感じのものを発見! 買ってしまった・・・。



 それから本屋へ。



   修道士ファルコ@A/青池保子



 あれ、これって新作じゃないのでは・・・白泉社文庫版と一緒?



 帯をよく見たら<完全新作のB巻は9月13日発売!>と書いている!



 てことは『修道士ファルコ』を秋田書店コミックス版で統一する気ね!



 しかもずるいことに文庫版未収録作品もあり、『アルカサル‐王城 外伝』



載っていたファルコ登場の話も完全収録! 3巻から買ってもあたし的には支障は



ないが、本棚の見た目&誰かに貸すときがあったら困る・・・ってことで、買うよ!



 青池保子の読者はある程度お金を使える年代だろう、と出版社に思われているの



ではないだろうか・・・。 それでもコミックス単行本としてはなかなかない厚さで2冊で



抑えたことによる努力は認めよう。



   追憶の殺意/中町信



 『自動車教習所殺人事件』の改題。 ルビー奥村さま、手に入れましたよ!



 この表紙も創元推理文庫の『○○の殺意』シリーズ?の中でいちばん好きかも。



 中身も楽しみだ〜。


posted by かしこん at 20:50| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニューヨーク、恋人たちの2日間/2 DAYS IN NEW YORK



 先日WOWOWで『血の伯爵夫人/The Countess』を見て、「ジュリー・デルピーって



すごい!」と思った。 だって監督・脚本・製作・音楽・主演を一人でやっていたんだもの。



あなたは次のクリント・イーストウッドの地位を狙ってる? ちなみにその映画は女吸血鬼



伝説のモデルともなったと言われる実在の女性バートリ・エルジェーベト(エリザベート・



バートリー)を描いた伝記映画でしたが、これまでのイメージの猟奇さから一歩引いて



純愛映画にしていました。 相手役はダニエル・ブリュールで。 この映画もまた監督・脚本・



製作・音楽・主演はジュリー・デルピー。 そんなダニエル・ブリュールがテレビの向こうで



「樹を守るんだ!」と活動家をやってましたから、出演依頼は直接交渉なのでしょうか?



(よく考えたら彼は前作である『パリ、恋人たちの2日間』にも出ていましたね、森の妖精



でしたよ)。



   この素晴らしくも、めんどうくさい、愛おしい者たちよ



 パリで恋人と別れたフォトグラファーのマリオン(ジュリー・デルピー)は息子を連れて



ニューヨークに移り住み、話し相手になってくれたラジオDJのミンガス(クリス・ロック)と



恋仲となって彼の子供とともに仲良く同居生活を送っていた。 しかしある日、フランスから



マリオンの家族がやってくることに! そんなカルチャーギャップあふれる二日間をメインに



描いた物語。



 なにしろマリオンの父(ジュリー・デルピーの本当の父親!)はソーセージを大量に密輸入



しようとするし、妹のローズ(アレクシア・ランドー)は一見正統派“パリジェンヌ”なのに



ある方向に奔放すぎてまわりはドン引きだし、おまけに彼氏まで連れてきて、その彼氏は



昔のマリオンの元カレという、アメリカ人じゃなくても「あなたたち、なんなんですか?」と



言いたくなる濃すぎるメンバー。 見るからに人のよいミンガスも次第に我慢が出来なく



なって、マリオンとの関係にも不穏な影が・・・。



   クリス・ロック、真面目な役もいいなぁ。



 いくら「個人と家族は関係ない」とはいえ、あまりに非常識な人たちを前にしたら「彼女も



本質はこいつらと一緒?」という疑惑が芽生えても不思議じゃない。 実際、家族が来てから



マリオンの調子は狂いっぱなしだし。 それにしてもほんとうにフランス人ってこんなにも



エロが人生の活力なんですか? そう思うとアメリカ人(ニューヨークに住んでいる人限定



かな?)は意外と礼儀正しいというか、お固い人が多いんですね。 でもその生真面目さは



割合表層的なものだと見えてもきますけど。 スティングの『イングリッシュマン・イン・NY』は



都会の孤独がテーマだったけど、NYのフランス人にはそんなものはないよ!



   マリオンのアパートの元の姿は・・・見る影もない。



 そもそも家族とは、という話なのだろうか。 自分が生まれる家族は選べないけれど、



昨今は血のつながりよりも「一緒にいて楽しいからこそ家族」みたいな流れにもなって



いるんだし、血縁なんて一要素にしか過ぎないのよ、と言っているみたいでもある。



そのへんが移民の多いフランスと、もともと移民の国であるアメリカの共通点なのかな。



 まぁ、小難しいことを考えずに<変な人たちの変な言動>を、英語・フランス語などが



入り乱れる中を楽しむのがこの映画のいいところかもしれませんね。



 だけどエンドロールにあった「ジュリー・デルピーは宇宙開発事業に賛同しています」



みたいなコメントはなんなんだ・・・NASAへの支援? フランスは宇宙開発にお金を出して



いないとか? 謎だ・・・。


posted by かしこん at 05:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月18日

31年目の夫婦げんか/HOPE SPRINGS



 特に「絶対見たい!」と思っていたわけではなかったのだが、次の『ニューヨーク、



恋人たちの2日間』
との時間合わせには『最後のマイ・ウェイ』よりもこっちのほうが



よかったので。 メリル・ストリープ、トミー・リー・ジョーンズ共演というのも興味深かったし。



 コピーも「なんだかんだあってもハッピーエンドですよ」ってのが示唆されてますしね。



   全部吐き出したら、愛だけが残った。



 気がついたら結婚31年目となっていたケイ(メリル・ストリープ)とアーノルド(トミー・



リー・ジョーンズ)。 子供たちが無事独立したことはよろこばしい。 しかしケイは代わり



映えのしない毎日、同じような会話にむなしさを感じ始め、もう一度かつての・もしくは



まったく新しい夫婦関係を取り戻したい!、と思いきって<滞在型一週間集中カップル



カウンセリングコース>を申し込む。



 「そんなのは詐欺に決まってる! オレは行かんぞ!」と拒否したアーノルドだが、



同僚の「おれも妻の発したシグナルにちゃんと気づけてやっていれば、今は一人じゃ



なかったはずだよ」というわびしすぎる助言を受けて、いやいやながら同じ飛行機に乗る。



 この<飛行機に乗る → 妻に付き合う>ということから、アーノルドがただの頑固な



ダメ男ではなく根底では妻を愛する男(多分不器用)であることがわかる。 先に飛行機に



乗りながら「夫は来るかしら、どうかしら」と気にしない振りをしつつそわそわしながら待って



いて、やがて渋面顔の夫を見つけたときのケイのうれしそうな顔!



 十分愛情はあるじゃないですか、何が不足なのよ、と思ってしまうのはあたしが日本人



だからでしょうか、31年も他人と一緒に暮らしていないからでしょうか。



 そう、この映画で描かれる問題とは<セックスレス>なのです!



 その年齢ならば5年間寝室が別だって愛情と気遣いがあるならいいじゃないですか、と



思うのは日本人の価値観。 先日見た『アンコール!!』の老夫婦が西洋圏における



カップルの理想形なのだとしたら確かにケイには物足りないのかもしれない(だからって



カウンセリングに頼るのはアメリカだぜ)。



 そんなわけで胡散臭いカウンセラーとして登場するのがスティーヴ・カレル。



 もともとコメディ演技の方ですが、笑いは封印して真顔でとんでもないことを言う・更に



何を聞いてもすべて受け入れる無表情演技が面白かった(だからいい医師なのかそうで



ないのかもなんとなく最後までわからないという)。



   最初のお題:一緒のベッドで寝ましょう。



 そんなわけで若輩者のあたしとしては「ひょえ〜」な会話・場面がなきにしもあらず。



 しかしシニアなお客さんは大爆笑・・・え、みなさん通る道ですか、と観客にインタビュー



してしまいたくなった。 セックスレス問題はむしろ日本でこそ切実、というイメージがあり



ますが・・・そこで笑えてしまう人たちは生きてきた強さがあるからですか?



 ケイはブティック勤務ということで、『プラダを着た悪魔』ほどじゃなけど一定レベルの



ファッションをキープ。 大ぶりの樹脂をつなげたネックレスやストールはマスト!、という



装いは観客の参考になります(そんなのやら毎晩違うネグリジェを準備しているため、



一週間の割にケイの荷物は多すぎだった)。 ちょっと困ったさんのところはあるが、



本質的にはけなげ、という女性をメリル・ストリープはすっかり自分のものにしてます。



『恋するベーカリー』でもそうだったけど、いくつになっても身体を張る演技をいとわないと



いうのはすごいなぁ(勿論、実年齢の一般人よりは若く見えるんでしょうけどね)。 そう



思うと『さよなら渓谷』の真木よう子は残念だったなぁ、でも責任はそう撮ってしまった



監督にありです。



 一方のアーノルドは特に不当に儲けたりはしていない堅実な会計士。 ぶつぶつと口



うるさいのが玉に瑕だが絶対浮気はしない、不意にケイにキレられると反論できずに黙り



こむなど日本人男性に多いタイプでは? 途中からあたしはトミー・リー・ジョーンズが



笹野高史に見えてきて仕方なかったですよ(そんなジョーンズは彼で大変キュートです、



マッカーサーをやってた部分はどこへやら・・・)。 いやいや、この二人じゃなかったら



この映画成立してないのでは・・・、というくらい重要なキャスティング。



   仲直りできて、よかったですね。

     いや、でも見どころはそこに至るまでの口撃バトルですけども。



 舞台っぽくもあるのがあたしは好ましかったです。



 セックスも重要かもしれませんが、やっぱりいちばん大事なのは会話なのじゃない?



(そういうことも含めて気軽し話し合えるかどうか)、と思っただけで口には出さず、「だから



男って」・「女って」と話が広がる観客さんの間を縫って、早々に外へ出るのでした。


posted by かしこん at 08:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする