2013年07月29日

出遅れシアター → やはりコメディが好き

ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して/THE BIG YEAR
 ジャック・ブラック、オーウェン・ウィルソン、スティーヴ・マーティンの三人が共演!、となればどんなドタバタ劇になるかと思いきや、意外にもハートウォーミング。 面白かった!
 一年間で目撃にした野鳥の種類数を競う大会<ザ・ビッグ・イヤー>。
 これはエントリーも自分の記録も自己申告。 最高記録更新を目指す参加者たちは自分が「ビッグ・イヤーをやっている」ということは言わずにバードウォッチングファンの立場で鳥を追いかけていくのは、ライバルだとわかったら邪魔をされるかもしれないから。
 ブラッド(ジャック・ブラック)は仕事の合間に金をため、今年こそ!、と長期休暇を取る。
 ステュ(スティーヴ・マーティン)は仕事を引退してビッグ・イヤーに賭けたいのだが会社が事情を許してくれない。 現時点で最高記録保持者のケニー(オーウェン・ウィルソン)は次に誰かに抜かれるかもしれないといささか強迫観念気味で、家庭を顧みることがまったくできていない。 そんな三人が、鳥探しの途中で事あるごとに顔を合わせる。

  ビッグボーイズ.jpg 服装の色分けが見事です。
    そして三人ともやりすぎず、いいバランスの演技でした♪

 なにしろ相手は“鳥・野鳥”。 人間を振り回すのはお手の物。 そんな野鳥に気持ちよく振り回される人たちはやはり少数派なのか、彼らの存在そのものを笑いにしてしまうと差別意識につながってしまうからか、そのあたりはさらりと流されていて、三人による個人間のやりとりではいくらでも笑わせてくれるけど、全体としてハートウォーミングの枠からは出ていない、というのが好印象(つまり笑いが下品になっていなかったという意味で)。
 「こんなところで出会えるなんて〜!」とバードウォッチャーを敬虔な思いにさせたのがアカゲラペンちゃんだったことについ笑ってしまいましたが、そうかー、国や地域が違えば住んでいる・飛来してくる鳥たちも全然違うんだよね、ということを改めで実感。
 監督が『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケルだということでなんとなく納得。


フライペーパー!史上最低の銀行強盗/FLYPAPER
 こちらは『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の脚本家コンビの作品ということで。
 なんと同じ銀行に同じ時間、関連のない銀行強盗が二組やってきて出くわす、という無茶な設定。 あわや銃撃戦になろうか、というところを客の一人であるトリップ(パトリック・デンプシー)が仲裁し、片方の目的は金庫、もう片方の目的はATMということで別々にやったら、ということで話がまとまる。
 その間、客や銀行関係者は一室に閉じ込められるが・・・という話。

  フライペーパー!.jpg さすがコメディだけあって、緊迫感がカケラもない。

 金庫チームはコンピュータやらいろいろ持ち込みで格闘、ATMチームもそれなりに準備はしている模様だがそこまでではない。 そうこうしているうちにトラブルが続出、閉じ込められていた部屋では誰かが死体になっていたり、「では殺したのは誰だ!」で大騒ぎになる。
 コメディなんだけどがっちり人は死んだり、正統派ミステリー的展開ありといろいろとおいしいところを取り込んでいるごった煮の面白さがあります(役者のみなさんも芸達者揃いでそれぞれ見覚えのある方が多いのでそれも楽しめる)。 『ハング・オーバー!』のようにしっかり伏線回収するのがいいですね。

ラベル:外国映画
posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする